サイトマップ 
 
 

ignominyの意味・覚え方・発音

ignominy

【名】 名誉喪失

この単語はもう覚えましたか?
YES
NO
学習記録を保存するにはログインしてください
/ˈɪɡnəˌmɪni/

ignominyの意味・説明

ignominyという単語は「恥」や「屈辱」を意味します。この言葉は人が公の場で経験する shame(恥)や disgrace(不名誉)を表すときに使われます。特に、何か不名誉な行為や失敗によって評価が下がった時に使用されることが多いです。

この言葉は、個人の評判が損なわれる状況や自分自身が感じる恥を強調します。例えば、重大な失敗をした場合、それが周囲の人々に知られることで、強い恥や屈辱を感じることがあります。ignominyはこのような感情を的確に表すための言葉です。

また、歴史的な文脈でも使われることがあり、例えばある国や集団が恥ずべき出来事を経験した場合、その状況を指してignominyという言葉が使われることがあります。このように、単語は単なる個人の感情だけでなく、広い社会的な文脈でも使用されるため、理解を深めることが重要です。

ignominyの基本例文

The company's bankruptcy brought shame and ignominy.
その企業の倒産は恥辱をもたらした。
He suffered the ignominy of being arrested for shoplifting.
彼は万引きで逮捕されるという恥をかいた。
His cheating behavior led to the ignominy of being expelled from school.
不正行為が原因で彼は学校を追放されるという恥をかいた。

ignominyの意味と概念

名詞

1. 不名誉

"ignominy"は、不名誉を意味します。この言葉は、個人や団体が社会的に恥をかいたり、屈辱的な状況に置かれたりすることを示します。何か悪い行動や失敗により、他者からの評価が低下する場合に使われることが多いです。
The politician faced ignominy after the scandal was revealed.
その政治家はスキャンダルが明らかになった後、不名誉に直面した。

2. 屈辱

"ignominy"は、屈辱を意味する場合もあります。このシチュエーションは通常、他者からの軽蔑や非難が集まり、自分自身が恥ずかしい状況にあることを感じる時に使われます。強い感情的な影響を含むことがあります。
He felt the ignominy of being scorned by his peers.
彼は仲間から軽蔑される屈辱を感じた。

ignominyの覚え方:語源

ignominyの語源は、ラテン語の「ignominia」に由来します。この言葉は「ignominia」が「名声」を表す「nomen」(名前)に否定を示す接頭辞「in-」が加わった形から成り立っています。したがって、「ignominia」は「名声がない」という意味を持ち、恥や屈辱を表す言葉として発展しました。中世フランス語を経て、英語に取り入れられる際には、同様の意味を保ちながら定着しました。ignominyは、特に公的な恥や恥辱を指すことが多く、文化や社会的な文脈において重要な概念とされています。この言葉は、道徳的な評価や社会的な立場に影響を与える場合に使用されることが多いです。

語源 nomin
語源 onym
More

ignominyの類語・関連語

  • shameという単語は、恥や屈辱感を表します。他人の前で自分が悪いことをしたと感じる時によく使われます。例:He felt shame after failing the exam.(彼は試験に落ちた後、恥を感じた。)
  • dishonorという単語は、名誉の喪失や不名誉を示します。主に人の名声や社会的地位が傷つけられた時に使われます。例:The act brought dishonor to his family.(その行為は彼の家族に不名誉をもたらした。)
  • humiliationという単語は、自分が屈辱的な状況に置かれた時の感情を指します。特に他人によって恥をかかされる時によく使われます。例:She felt humiliation when she tripped in public.(彼女は人前でつまずいた時、屈辱を感じた。)
  • disgraceという単語は、社会的な評価が落ちることを指します。何らかの悪い行いによって周囲から非難される時に使われます。例:His actions led to his disgrace in the community.(彼の行動は地域社会での彼の不名誉につながった。)
  • stigmaという単語は、特定の行為や状況に対して社会的な烙印や嫌悪感を表します。特に差別的な考え方が関連することが多いです。例:The stigma of failure can be hard to overcome.(失敗に対する烙印を乗り越えるのは難しいことがある。)


ignominyの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : shame

単語shameは、恥や屈辱を意味し、特に社会的な評価や自己評価に影響を与える感情を指します。人が他者の目を気にして行動を変えたいと思ったり、自分の行為を後悔したりする場面で使用されます。例えば、間違った行動によって感じる内面的な苦痛や、他者からの評価によって生じる感情が、この単語のニュアンスに含まれています。
一方で、単語ignominyは、公開された恥や屈辱を指します。個人が周囲から非難され、名誉を失うことに焦点を当てています。例えば、犯罪やスキャンダルによって社会的地位が失墜する場合に使われることが多いです。ネイティブスピーカーは、shameを日常的に使う一方で、ignominyはより文学的で重みのある表現と認識しています。このため、shameは個人的な感情を強調し、ignominyは社会的な視点を強調する傾向があります。
She felt a deep sense of shame after lying to her friends.
彼女は友達に嘘をついた後、深いを感じた。
She experienced ignominy after the scandal was exposed.
彼女はスキャンダルが明らかになった後、屈辱を経験した。
この場合、両方の単語は「恥」や「屈辱」を表していますが、shameは個人の内面的な感情を示し、ignominyは公の場での評価の低下や屈辱を強調しています。したがって、文脈によって使い分ける必要があります。

類語・関連語 2 : dishonor

単語dishonorは、「不名誉」や「恥辱」を意味する名詞で、一般的に社会的な評価の低下や、他者からの尊敬を失うことを指します。特に、倫理的または道徳的な違反によって引き起こされる場合が多いです。この言葉は、個人の行動や決定がもたらす結果としての「恥」を強調する際に使用されることが多いです。
単語ignominyは、より強い意味合いを持ち、「恥辱」や「不名誉」を意味しますが、特に公の場での屈辱や恥を表す時に使われます。ネイティブスピーカーにとって、dishonorは個人の行動から生じる社会的な評価の低下を、ignominyは公共の場での屈辱的な状況や出来事を強調する色合いがあります。例えば、dishonorは個人の決断や行為によって生じることが多いのに対し、ignominyは社会的な非難を伴うことが多く、より劇的なニュアンスがあります。
He faced great dishonor after the scandal.
彼はそのスキャンダルの後、大きな不名誉に直面した。
He experienced profound ignominy after the scandal.
彼はそのスキャンダルの後、深い恥辱を味わった。
この文脈において、dishonorignominyは置換可能ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。dishonorは個人の名誉が失われたことを強調し、日常的な場面で使われることが多いのに対し、ignominyは特に公に晒された屈辱的な状況を指し、より感情的な重みを持ちます。

類語・関連語 3 : humiliation

単語humiliationは「屈辱」や「恥辱」を意味し、他者や自分自身によって引き起こされる恥ずかしい状況や感情を表します。この言葉は、特に他人の前で自分が無様な状態に置かれることに関連して使用されることが多く、自己評価を低下させる経験を強調します。
一方でignominyは「不名誉」や「恥辱」を意味し、より深刻で持続的な恥や恥辱の感覚を強調します。たとえば、humiliationは一時的な状況や出来事に関連することが多いのに対し、ignominyは長期的な社会的評価の低下や名声の失墜を伴う場合が多いです。ネイティブスピーカーは、humiliationを日常的な恥ずかしさや小さな失敗に使うのに対し、ignominyはより重大な状況や歴史的な文脈で使うことが一般的です。つまり、humiliationは個人的な感情に焦点を当て、ignominyは社会的または道徳的な評価に基づく恥を含む傾向があります。
He felt a deep sense of humiliation after tripping in front of everyone at the party.
彼はパーティーでみんなの前でつまずいた後、深い屈辱を感じた。
He experienced great ignominy after his mistakes were revealed to the public.
彼は自分の過ちが公に知られた後、大きな不名誉を経験した。
この2つの例文は、それぞれの単語が持つ微妙なニュアンスの違いを示しています。humiliationは日常的で一時的な屈辱感を表し、ignominyはより深刻で持続的な恥の感情を示しています。従って、場面に応じてこの2つの単語を使い分けることが重要です。

類語・関連語 4 : disgrace

単語disgraceは、恥や屈辱、社会的評価の低下を意味します。特に、個人が不名誉な行為をした結果、他者からの評判を失うことを指します。一般的に、道徳的な失敗や不正行為に関連して使われることが多く、罪悪感や後悔の感情を伴う場合があります。
一方で、単語ignominyも恥や屈辱を意味しますが、より強い否定的なニュアンスを持ちます。ignominyは、一般的に公の場での屈辱や恥を強調し、その結果として個人の名誉が完全に失われる状況に使われがちです。ネイティブスピーカーは、disgraceを使うことで個人の行動に焦点を当てる一方、ignominyの場合は、その行動が引き起こした社会的影響や、より深刻な恥の感情について語ることが多いです。したがって、disgraceは個人の失敗に対する評価を示すのに対し、ignominyはその失敗がもたらす広範な影響や、取り返しのつかない状態を強調する言葉と言えます。
He faced public disgrace after the scandal was revealed.
彼はそのスキャンダルが明らかになった後、公のに直面した。
He faced public ignominy after the scandal was revealed.
彼はそのスキャンダルが明らかになった後、公の屈辱に直面した。
この例文では、disgraceignominyはどちらも使われており、文脈としては置換が可能です。ただし、disgraceは個人的な評価や行動に焦点を当てているのに対し、ignominyはその結果としての強い社会的な恥や屈辱をより強調しています。

類語・関連語 5 : stigma

stigma」は、特定の行動や特質に対して社会が持つ否定的な評価や烙印を指します。この言葉は、特に偏見や差別に関連して使われることが多く、個人や集団が社会的に否定的に扱われる状況を表します。例えば、精神的な障害や病気に対する偏見などが「stigma」の典型的な例です。
一方で「ignominy」は、個人が経験する恥や屈辱を強調する用語で、特に公の場での恥ずかしい状況や行動を指します。「ignominy」は、個人の名声や尊厳が失われたときの感情的な影響に焦点を当てています。ネイティブスピーカーは、一般的に「stigma」は社会的な偏見やレッテルを意味し、個人の評価に関連する場合に使う一方、「ignominy」は個人の内面的な恥や屈辱を強調する際に用いると理解しています。この違いは、英語の使用において非常に重要で、文脈に応じて適切な言葉を選ぶことが求められます。
There is a social stigma attached to those who have experienced failure.
失敗を経験した人々には社会的な偏見がつきまといます。
There is a social ignominy attached to those who have experienced failure.
失敗を経験した人々には社会的ながつきまといます。
この文脈では、「stigma」と「ignominy」は置換可能ですが、ニュアンスが異なります。「stigma」は社会からの否定的な評価を強調しているのに対し、「ignominy」はその結果として生じる個人の内面的な恥を強調します。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

ignominyのいろいろな使用例

名詞

1. 恥辱、屈辱

社会的恥

このカテゴリーでは、社会やコミュニティにおいて尊厳や評価を失った状態を示します。恥辱は、個人が望んでいない形で公に評価されてしまうことによって引き起こされる心理的影響を反映します。
The athlete faced ignominy after being disqualified from the competition.
その選手は競技から失格になった後、恥辱を受けました。
  • public ignominy - 公の恥辱
  • personal ignominy - 個人的な屈辱
  • social ignominy - 社会的な恥辱
  • enduring ignominy - 耐え忍ぶ恥辱
  • face ignominy - 恥辱に直面する
  • live with ignominy - 恥辱を抱えながら生きる
  • subject to ignominy - 恥辱を受けることにさらされる

道徳的恥

この分類では、道徳的価値観に基づいて評価される際に恥辱が生じる状態を示します。社会的な基準から逸脱した行動や選択は、個人に大きな恥をもたらすことがあります。
His actions brought ignominy upon his family.
彼の行動は家族に恥辱をもたらしました。
  • suffer ignominy - 恥辱を受ける
  • bring ignominy - 恥辱をもたらす
  • deserve ignominy - 恥辱を受けるに値する
  • regard as ignominy - 恥辱と見なす
  • avoid ignominy - 恥辱を避ける
  • accept ignominy - 恥辱を受け入れる
  • earn ignominy - 恥辱を得る

2. 恥ずかしい状況

失敗からの恥

このカテゴリーでは、個人または団体が経験する重要な失敗や過ちによる恥の性質を示します。この状態はしばしば復帰や回復のプロセスにおいて重くのしかかります。
The company faced ignominy after the scandal broke.
その企業はスキャンダルが発覚した後、恥辱に直面しました。
  • experience ignominy - 恥辱を経験する
  • confront ignominy - 恥辱に直面する
  • escape ignominy - 恥辱から逃れる
  • prevent ignominy - 恥辱を防ぐ
  • endure ignominy - 恥辱に耐える
  • recover from ignominy - 恥辱から回復する

社会的な影響

この分類では、恥辱が個人や集団の社会的立場や人間関係に与える悪影響を具体化します。恥辱は時には、他者からの攻撃や批判を引き起こす要因となりえます。
The ignominy of the incident affected the community deeply.
その事件の恥辱はコミュニティに深刻な影響を与えました。
  • bear ignominy - 恥辱を耐え忍ぶ
  • question reputation due to ignominy - 恥辱によって評判を疑う
  • reflect on ignominy - 恥辱を振り返る
  • discuss ignominy - 恥辱について議論する
  • witness ignominy - 恥辱を目撃する

英英和

  • a state of dishonor; "one mistake brought shame to all his family"; "suffered the ignominy of being sent to prison"不名誉な状態顔汚し
    例:suffered the ignominy of being sent to prison 刑務所に送られるという恥辱に苦しむ