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front matterの意味・覚え方・発音

front matter

【名】 前書き

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/frʌnt ˈmætər/

front matterの意味・説明

front matterという単語は、「前付け」と「前書き」を意味します。主に書籍や文書の最初の部分に位置し、タイトルページ、著者名、目次、序文などが含まれます。これらの要素は、文書全体のテーマや内容を示す重要な役割を果たします。また、front matterは読者が作品にアクセスする際の導入部分とも言えます。

front matterの部分は、主に情報を整然と提示するために使われます。タイトルや著者についての情報は、作品がどのようなものであるかをすぐに理解させるために必要です。また、目次は読者が各章やセクションの位置を把握するのに役立ち、序文は著者の意図や背景を知る手助けとなります。このように、front matterは作品全体のコンテキストを提供するために欠かせない要素とされています。

この用語は、特に学術的な書籍や専門的な文書でよく使用されます。書籍の編集者や出版者は、front matterをしっかりと整えることで、読者にとって使いやすく、理解しやすい印象を与えることができます。このように、front matterは単に形式的な部分ではなく、文書の「顔」としての重要性を持っています。

front matterの基本例文

The front matter of the book includes the title page and copyright information.
この本の前書きにはタイトルページと著作権情報が含まれています。
Before diving into the main content, don't forget to read the front matter for important details.
本文に入る前に、重要な詳細を確認するために前書きを読むのを忘れないでください。
The front matter of a thesis typically consists of the title page, abstract, and table of contents.
卒論の前書きには通常、タイトルページ、要約、目次が含まれています。

front matterの覚え方:語源

'front matter'の語源は、英語の「front」と「matter」という二つの単語から成り立っています。「front」は「前」「前面」を意味し、ラテン語の「frons」に由来します。このラテン語は「前」「額」を意味し、物の最前面や外側を示す言葉として用いられます。一方、「matter」は「物質」「事柄」を意味し、ラテン語の「materia」が語源です。この「materia」は「素材」や「材料」を示し、何かの本質や内容を指します。

この二つの単語が組み合わさることで、「front matter」は本や文書の冒頭部分、つまり内容のあらましや構成に関する情報を指すようになりました。具体的には、タイトルページ、著者の紹介、目次、前書きなどが含まれ、これらは本の内容を理解するための重要な手がかりを提供します。このように、「front matter」は特定の情報を提示することで、読者にとっての導入部分となることがその語源の背景にあります。

front matterの類語・関連語

  • contentという単語は、情報やテーマを指します。特に文章や書籍に含まれる情報や要素に使われます。例えば、'the content of the book'(その本の内容)のように使用します。
  • detailsという単語は、細部や具体的な情報を指します。特に大枠の情報の中の小さな部分に焦点を当てる時に使われます。例として、'the details of the plan'(その計画の詳細)が挙げられます。
  • dataという単語は、事実や数値などの情報を指します。特に分析や研究のために集められた情報として使われます。例えば、'the data shows a trend'(そのデータは傾向を示している)と言えます。
  • informationという単語は、知識やメッセージを指します。広義に使われる言葉で、様々な形の知識を含むことができます。例として、'useful information'(役に立つ情報)があります。
  • materialという単語は、実際のものや内容を指すことが多いですが、特に書籍や資料の要素を示すときに使われます。例として、'study material'(学習資料)があります。


front matterの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : content

単語contentは、一般的に「内容」という意味を持ち、文章や作品に含まれる情報やデータを指します。この言葉は、書籍、ウェブサイト、プレゼンテーションなど、さまざまな文脈で使われ、特にその質や価値に焦点を当てることが多いです。
一方で、front matterは主に書籍や文書の冒頭に位置する部分、つまり目次や序文、前書きなどを指します。つまり、contentは文書全体の情報を指すのに対し、front matterはその文書の特定の部分を指します。英語ネイティブはこの違いを意識しており、contentという言葉を使うことで、作品の中身や質についての評価を強調することが多いです。
The content of the book was very engaging and informative.
その本の内容は非常に魅力的で、情報が豊富だった。
The front matter of the book included a detailed table of contents and a preface.
その本の前書きには、詳細な目次と序文が含まれていた。
この場合、contentfront matterは互換性がありません。contentは本の全体的な内容を指し、読者の興味を引く部分に焦点を当てていますが、front matterは本の特定のセクションを指しており、情報の導入や構成を示す役割を果たします。

類語・関連語 2 : details

details」は、情報の具体的な部分や細部を指す言葉です。特定の事柄についての詳細や説明を含む場合に使われることが多く、物事を理解するために必要な情報を提供します。また、detailsは、状況や文脈に応じて、物事の理解を深めるための具体的な要素を強調するニュアンスがあります。
front matter」は、主に書籍や文書の冒頭にある情報を指し、通常はタイトルページ、目次、序文などが含まれます。一方で、「details」は特定の事柄に関する情報の細かい部分を示します。このため、front matterは特定の文書構造に関連し、主にその内容の概要や背景を提供する役割を果たしますが、detailsはより広範に使われ、様々な状況での具体的な情報や説明を求める場合に用いられることが多いです。ネイティブは、書籍や報告書の構成要素としてのの重要性を理解しつつ、日常会話や具体的な情報を必要とする場面では
を用いることで、文脈に応じた使い分けを行っています。
Can you provide the details of the project timeline?
プロジェクトのタイムラインの詳細を教えてもらえますか?
Can you provide the front matter of the project report?
プロジェクト報告書の前書きを教えてもらえますか?
この場合、detailsfront matterは異なる文脈で使われているため、置換は自然ではありません。detailsは具体的な情報を求める際に使われ、front matterは文書の構成要素としての役割を持ちます。
The report contains several important details about the ongoing research.
その報告書には、進行中の研究に関するいくつかの重要な詳細が含まれています。

類語・関連語 3 : data

単語dataは、情報や数値、事実などの集まりを指し、特に分析や研究において重要な役割を果たします。例えば、統計データや調査結果などがこれに該当します。dataは通常、数値や文字列の形式で表現され、正確で客観的な情報を提供します。
一方で、front matterは、文書の冒頭部分に含まれる情報(著者名、タイトル、目次など)を指します。つまり、dataは具体的な情報の集まりであるのに対し、front matterは文書全体の構成や内容を示すための部分です。また、dataは主に数値的で分析的な文脈で使われるのに対し、front matterは文学的または学術的な文書の形式的な要素として現れます。このため、ネイティブスピーカーは文脈によって明確に使い分けます。
The research team collected a lot of data for their study.
研究チームは、研究のために多くのデータを収集しました。
The report includes the front matter to give context to the findings.
その報告書には、結果に文脈を与えるためのフロントマターが含まれています。
この例では、datafront matterは異なる役割を果たしていますが、どちらも文書や研究の重要な構成要素です。dataは具体的な情報を提供するのに対し、front matterはその情報の背景や文脈を示しています。

類語・関連語 4 : information

information」は、事実やデータ、知識を提供する内容を指します。一般的に、何かについての理解を深めるために必要な詳細や説明を含む場合が多いです。この単語は、特に文書や報告書での情報提供に用いられ、広く使われています。
一方で、front matterは特定の文書、特に書籍や論文の冒頭部分に含まれる情報を指します。これには、タイトルページ、目次、前書きなどが含まれ、主に文書の構成や内容に関する基本的な情報を提供します。ネイティブスピーカーは、informationをより一般的で広範なコンテキストで使用するのに対し、front matterは特定の形式や構造を持つ文書に特有のものと捉えています。このため、informationはより柔軟に使われるのに対し、front matterは特定の用途に限定される傾向があります。
The report includes various types of information about the project's progress.
その報告書には、プロジェクトの進捗に関するさまざまな種類の情報が含まれています。
The book's front matter provides essential details about the author's background.
その本の前書きには、著者の背景に関する重要な詳細が記載されています。
この場合、informationfront matterは異なる文脈で使われています。informationは広範なデータや知識を指し、さまざまな状況で使えるのに対し、front matterは特定の書籍や文書の形式的な部分を指すため、置換は不可能です。

類語・関連語 5 : material

material」は、物質や素材、または情報やデータなど、何かを構成する要素を指します。一般的には、物理的なものから抽象的な情報まで幅広く使われる言葉です。特に教育や研究の文脈では、学習や分析に必要な情報や資料を指すことが多いです。
front matter」は、書籍や文書の最初に置かれる前書きや目次などの部分を指しますが、「material」はもっと広い意味を持ちます。英語ネイティブは「material」を使うとき、具体的な物質や情報を意識することが多いのに対し、「front matter」は文書の構造や形式に特化しているため、使われる文脈が異なります。したがって、前者はより一般的な内容を含む一方で、後者は特定の文書の一部に焦点を当てた表現です。
The material for the project needs to be organized carefully.
プロジェクトのための資料は注意深く整理する必要があります。
The front matter for the book needs to be organized carefully.
その本のための前書きは注意深く整理する必要があります。
この場合、「material」と「front matter」は、どちらも情報や構成要素を指しており、置換が可能です。ただし、「material」はより一般的な内容を指すのに対し、「front matter」は特定の文書の一部を指すため、文脈に注意が必要です。
The teacher provided extra material for the students to study.
教師は生徒が勉強するための追加の資料を提供しました。


front matterの覚え方:関連語

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