サイトマップ 
 
 

direの意味・覚え方・発音

dire

【形】 恐ろしい

この単語はもう覚えましたか?
YES
NO
学習記録を保存するにはログインしてください

direの意味・説明

direという単語は「非常に悪い」や「深刻な」という意味を持ちます。この単語は通常、何かが危険であるとか、非常に厳しい状況を示す際に使用されます。例えば、自然災害や人道的危機のような状況を表現する時に使われることが多いです。そのため、基本的にはネガティブな文脈で用いられることが多いことを理解しておくと良いでしょう。

また、direは単なる状況の説明だけでなく、その重大さや緊急性を強調する役割も果たします。この言葉を使うことで、事態がただ単に悪いだけでなく、非常に重大な警告や注意を促していることが伝わります。たとえば、「dire consequences」と言った場合、それは「非常に深刻な結果」を意味し、何らかの行動や選択が持つリスクの重大さを示唆します。

このように、direという単語は特定の状況や感情を強調する際に非常に効果的です。特に、緊急性や重要性を持つ話題で用いると、聞き手や読み手に強い印象を与えることができます。状況の深刻さを伝えるために、ストレートに「dire」を使った表現を選ぶことが、コミュニケーションの際に役立つ場面が多くあります。

direの基本例文

The dire warning made everyone evacuate the area.
その恐ろしい警告によって、全員がその地域から避難した。
The movie was so dire that I couldn't even finish watching it.
その映画はあまりにも恐ろしかったので、私は最後まで見ることができなかった。
The dire consequences of his actions caused him to regret his choices.
彼の行動の恐ろしい結果は、彼が自分の選択を後悔することになった。

direの意味と概念

形容詞

1. 極度に危険な

「dire」は、非常に危険な状況や事態を表現する際に使われます。この意味では、事態が深刻であり、ほとんど希望がない状態を示します。この言葉は危険な状況や緊急事態を強調するのに適しています。
The explorers faced dire consequences if they didn't reach safety soon.
探検者たちは、早く安全な場所にたどり着かなければ極度に危険な結果に直面することになった。

2. 恐れを引き起こす

この意味では、「dire」は恐怖や不安を引き起こす状況を指します。特に、悪化する事態や災害の可能性がある場合に使われ、人々に強い恐怖感を与えます。
The news of the impending storm created a dire sense of urgency among the residents.
迫り来る嵐のニュースは、住民たちに恐ろしい緊急感を引き起こした。

direの覚え方:語源

direの語源は、ラテン語の"dirus"に由来しています。この言葉は「恐ろしい」や「不吉な」という意味を持っていました。古フランス語に取り入れられた後、中英語の"dire"に変化し、同様の意味で使用されるようになりました。英語では、特に非常に深刻な状況や緊急の必要性を指すときに使われます。詞源を辿ることで、この言葉が持っている強い感情や暗いイメージが理解できるでしょう。使用される文脈の中で、その緊迫感や重大さを感じ取ることができます。このように、語源は、言葉の意味や使い方を深く知る手助けとなります。

direの類語・関連語

  • terribleという単語は、非常に悪い状態や質を示します。direと似ていますが、より強調された使い方がされることが多いです。例:terrible news(ひどい知らせ)。
  • urgentという単語は、何かが非常に差し迫った状況を示す時に使われます。direは深刻さを強調するので、異なるニュアンスがあります。例:urgent matter(緊急の問題)。
  • desperateという単語は、非常に困難な状況に対する切迫感を示します。direは一般的に状況の深刻さを表しますが、desperateは感情的な状態も強調します。例:desperate situation(絶望的な状況)。
  • criticalという単語は、非常に重要で決定的な状況を表します。direは深刻であることを表しますが、criticalはその状況の急性を強調します。例:critical condition(危篤状態)。
  • severeという単語は、厳しい、ひどい状況を表します。direは通常最も深刻な状態を指すのに対し、severeは範囲が広いです。例:severe weather(厳しい天候)。


direの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : terrible

「terrible」という単語は、「ひどい」や「恐ろしい」という意味を持ち、主にネガティブな状況や出来事を表す際に使用されます。感情的な側面や評価を強調することが多く、日常会話でも頻繁に使われる言葉です。
一方で、direは「非常に深刻な」や「切迫した」という意味合いを持ち、特に危機的な状況や問題を表す際によく使われます。ネイティブスピーカーは、terribleが感情的な反応を引き起こすのに対し、direは状況の重大さや緊急性を強調するために使う傾向があります。例えば、terribleは日常の不快な経験(料理がまずい、映画がつまらないなど)に使われることが多いですが、direは自然災害や人道的危機のような、より深刻な文脈で使われることが一般的です。これにより、両者は似た意味を持ちながらも、使い方には大きな違いがあります。
The weather was terrible during our vacation.
私たちの休暇中、天気はひどいものでした。
The situation became dire during the storm.
嵐の間、状況は非常に深刻になりました。
この文脈では、terribledireは異なる意味を持ち、置換は自然ではありません。terribleは天候の悪さを表現するのに対し、direは緊急性や深刻さを強調しています。
The food was terrible.
その料理はひどいものでした。

類語・関連語 2 : urgent

urgentという単語は、「緊急の」や「差し迫った」という意味を持ち、特に迅速に対応する必要がある状況を指します。この言葉は、何か重要なことがすぐに行動を必要とする場合に使われます。例えば、医療や危機的な状況など、迅速な対応が求められる場面でよく使用されます。
一方で、direも「緊急の」という意味を持ちますが、より深刻で危険な状況を指すことが多いです。例えば、direは通常、命に関わるような重大な問題や、非常に悪い状況を表す際に用いられます。そのため、urgentは緊急性を示す一方で、direはその状況の深刻さや恐ろしさを強調します。ネイティブスピーカーは、例えば「緊急の治療が必要」と言う場合はurgentを使い、「深刻な状況にある」と言う場合はdireを使う傾向があります。したがって、これらの単語は似ているようで異なるニュアンスを持っていることを理解することが大切です。
The patient needs urgent medical attention.
その患者は緊急の医療処置が必要です。
The patient is in dire need of medical attention.
その患者は深刻な医療処置が必要です。
この例文では、urgentdireはそれぞれ異なるニュアンスを持っています。前者は迅速に対応する必要性を強調し、後者はその必要性が非常に深刻であることを示しています。

類語・関連語 3 : desperate

単語desperateは、「絶望的な」や「必死の」という意味を持ちます。この語は、非常に困難な状況において逃げ道がない、または極度の必要性を感じている状態を表現します。例えば、助けを求める際の切羽詰まった状況や、何かを手に入れるために必死になっている場合などに使われます。
一方、単語direは「深刻な」や「恐ろしい」という意味を持ちますが、特に危機的な状況や悪化した状態を強調する際に使われます。どちらの単語も「緊急性」や「深刻さ」を表現しますが、desperateは個人の感情や状況の切迫感を強調するのに対し、direは一般的に状況や現象の深刻さを指します。たとえば、健康や安全に関する問題についてはdireが適当で、個人の行動や感情に関してはdesperateが適しています。
She was in a desperate situation and needed help immediately.
彼女は絶望的な状況にあり、すぐに助けが必要だった。
The community faced a dire situation due to the natural disaster.
その地域は自然災害のため、深刻な状況に直面していた。
この例文では、desperateは個人の状況の切迫感を表現しており、direはより広範で深刻な問題を指しています。したがって、文脈によって使い分ける必要があります。

類語・関連語 4 : critical

critical」は、非常に重要であること、または重大な問題や状況を指す形容詞です。この単語は、ある事柄が成功や失敗に直接影響を与える場合に使われ、特に緊急性や危機感が伴う状況で用いられます。例えば、医療やビジネスの場面での「critical」な決定は、結果に大きく影響します。
dire」と「critical」はどちらも重要性を表しますが、ニュアンスが異なります。「dire」は、特に非常に深刻で緊急性の高い状況を示し、しばしば恐れや不安を伴うことが多いです。例えば、「direな状況」と言うと、非常に危険な状態や、放置すると重大な問題に繋がる可能性が高いことを示します。一方、「critical」は、重要性に焦点を当てており、必ずしも危険を伴うわけではありません。したがって、「critical」は、注意を要する重要な局面で使われるのに対し、「dire」は、緊急性や危機感を強く表現する場合に使われることが一般的です。
The patient is in a critical condition and needs immediate medical attention.
その患者は重大な状態にあり、即時の医療処置が必要です。
The patient is in a dire condition and needs immediate medical attention.
その患者は危機的な状態にあり、即時の医療処置が必要です。
この場合、「critical」と「dire」はどちらも重要性と緊急性を表しており、文脈によって自然に置き換え可能です。
It is critical that we finish this project on time to meet the deadline.
このプロジェクトを期限内に終わらせることは重要です。

類語・関連語 5 : severe

単語severeは、「厳しい」「深刻な」という意味を持ち、状況や問題の深刻さや重さを示します。特に、痛み、病気、天候などに使われることが多く、物事の影響が大きいことを強調する際に使われます。
単語diresevereは、どちらも深刻さや重大さを表す言葉ですが、そのニュアンスには違いがあります。direは特に緊急性や危険性が伴う場合に使われることが多いです。例えば、direな状況は、ただ深刻なだけでなく、直ちに対応が必要な緊急事態を指すことが多いです。一方で、severeは、状況の深刻さを示しつつも、その緊急性や危険性が必ずしも含まれているわけではありません。したがって、状況によって使い分けることが求められます。ネイティブスピーカーは、direを使うことで、より強い警告を伝えたいときに選ぶ傾向があります。
The storm caused severe damage to the town.
その嵐は町に<順な訳語>厳しい被害をもたらしました。
The storm caused dire damage to the town.
その嵐は町に深刻な被害をもたらしました。
この文脈では、severedireは同じように使われることができ、どちらも被害の大きさを示しています。ただし、direを使うことで、より緊急の対応が必要な状況であることが強調されています。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

direの会話例

direの日常会話例

「dire」は主に「深刻な」「ひどい」という意味を持ち、不安や恐れを表現する際に使われます。日常会話でも、状況が非常に悪いことを強調したい時に使用されることがあります。この単語は、特にネガティブな文脈で使われることが多く、感情を伝える際に効果的です。

  1. 深刻な、ひどい

意味1: 深刻な、ひどい

この会話では、友達が最近の出来事について話しており、その状況が非常に悪いことを強調するために「dire」を使っています。友達同士のカジュアルなやり取りで、深刻さを伝えるための表現として適しています。

【Example 1】
A: The news about the storm is dire. We need to prepare.
A: 嵐に関するニュースは深刻だ。準備しなければならない。
B: I know! It sounds really dire.
B: そうだね!本当にひどいみたいだね。

【Example 2】

A: The situation at work is dire after the layoffs.
A: 解雇後の職場の状況は深刻だ
B: Yes, I heard it's really dire there.
B: うん、そこは本当にひどいって聞いたよ。

【Example 3】

A: His health is dire; we should visit him.
A: 彼の健康状態は深刻だ;私たちが彼を訪れるべきだ。
B: That sounds dire, I agree.
B: それはひどいね、賛成だよ。

direのビジネス会話例

「dire」は主に「ひどい」「深刻な」という意味を持ち、ビジネスの文脈で特に危機的な状況や問題を表現する際に使用されます。この単語は、特に経済や市場の動向についての話し合いや、企業の財務状況に関連する際に使われることが多いです。警告や注意喚起を含む場面でも見られるため、効果的なコミュニケーションにおいて重要な役割を果たします。

  1. 深刻な、危機的な状況

意味1: 深刻な、危機的な状況

この意味での「dire」は、ビジネスの文脈において、特に重大な問題やリスクを示す際に使われます。たとえば、企業が直面する財務危機や市場の急激な変化について話すときに使われることがあります。このような状況を示すために「dire」を用いることで、事態の深刻さを強調する効果があります。

【Example 1】
A: We are in a dire financial situation, and we need to act quickly.
{私たちは 深刻な 財務状況にあり、迅速な行動が必要です。}
B: I understand, but what specific measures are we considering to address this dire issue?
{わかりましたが、この 深刻な 問題に対処するためにどのような具体的な対策を考えていますか?}

【Example 2】

A: The market response has been dire; we might need to rethink our strategy.
{市場の反応が 深刻で、戦略を再考する必要があるかもしれません。}
B: That’s true. We cannot ignore such dire warnings from our analysts.
{それは本当です。アナリストからのそのような 深刻な 警告を無視することはできません。}

【Example 3】

A: The project is facing dire consequences if we miss the deadline.
{プロジェクトは締切を逃すと 深刻な 結果に直面します。}
B: We should prioritize this task to avoid any dire outcomes.
{私たちは 深刻な 結果を避けるためにこのタスクを優先すべきです。}

direのいろいろな使用例

形容詞

1. 危険に満ちた、ほとんど絶望的である

緊急の状況

この分類では、非常に危険または絶望的な状況を指すときに使われる表現を含みます。特に、Direという形容詞は、危険を伴う状況や非常事態で強く使われます。
The country faces dire consequences if the drought continues.
その国は干ばつが続けば重大な結果に直面する。
  • dire situation - 深刻な状況
  • dire warning - 重大な警告
  • dire emergency - 緊急の事態
  • dire need - 差し迫った必要
  • dire consequences - 厳しい結果
  • dire predictions - 厳しい予測
  • dire circumstances - 危険な状況
  • dire straits - 窮地にある状態
  • dire threats - 重大な脅威
  • dire conditions - 過酷な状況

恐怖または恐怖を引き起こす

この分類では、恐怖や恐怖感を引き起こすような状況を表現する際に使われる状況が含まれます。Direという形容詞は、恐ろしい状況や恐怖を訴える時に用いられます。
The children's dire expressions filled the room with fear.
子供たちのひどく恐ろしい表情が部屋に恐怖をもたらした。
  • dire fear - 恐ろしい恐怖
  • dire threat - 恐ろしい脅威
  • dire alarm - 緊急の警告
  • dire panic - 深刻なパニック
  • dire hostility - 激しい敵意
  • dire distress - 幸福の欠如
  • dire nightmare - 恐ろしい悪夢
  • dire consequences of war - 戦争の恐ろしい結果
  • dire warnings from experts - 専門家からの深刻な警告
  • dire repercussions - 厳しい影響

2. 引き起こす恐怖や恐怖感

人間関係の危機

この分類では、特に人間関係やコミュニケーションにおいて生じる危機や緊張感を示す際に使われる表現を含みます。Direは、緊張や恐れから生じる深刻な状況を表現します。
Their dire misunderstandings led to a serious conflict.
彼らの深刻な誤解が深刻な対立に繋がった。
  • dire miscommunication - 深刻な誤解
  • dire disagreements - 深刻な意見の相違
  • dire tensions - 切迫した緊張
  • dire breaks - 深刻な別れ
  • dire rifts - 深い亀裂
  • dire distrust - 深刻な不信感
  • dire fallout - 重篤な影響
  • dire relations - 危機的な関係
  • dire divisions - 深刻な分裂
  • dire consequences in teamwork - チームワークにおける深刻な結果

その他の使用法

この分類では、特定の状況や感情を表す際の多様な使い方を示します。Direは、様々な文脈で使われる形容詞です。
He found himself in dire circumstances while traveling alone.
彼は一人旅の最中に危険な状況に陥った。
  • dire financial situation - 深刻な財政事情
  • dire health issues - 深刻な健康問題
  • dire consequences of neglect - 無視による深刻な結果
  • dire personal struggles - 深刻な個人的な奮闘
  • dire public health crisis - 公衆衛生の危機
  • dire environmental conditions - 深刻な環境状況
  • dire legal issues - 深刻な法律問題
  • dire social unrest - 深刻な社会的不安
  • dire technological challenges - 深刻な技術上の課題
  • dire global issues - 深刻な国際問題

英英和

  • fraught with extreme danger; nearly hopeless; "a desperate illness"; "on all fronts the Allies were in a desperate situation due to lack of materiel"- G.C.Marshall; "a dire emergency"極端な危険に満ちた絶望的
    例:a dire emergency ものすごい緊急事態
  • causing fear or dread or terror; "the awful war"; "an awful risk"; "dire news"; "a career or vengeance so direful that London was shocked"; "the dread presence of the headmaster"; "polio is no longer the dreaded disease it once was"; "a dreadful storm"; "a fearful howling"; "horrendous explosions shook the city"; "a terrible curse"恐れまたは不安または恐怖を引き起こすさま非道い