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dictumの意味・覚え方・発音

dictum

【名】 意見

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dictumの意味・説明

dictumという単語は「言葉」や「発言」を意味します。ラテン語に由来するこの言葉は、特に重要な発表や定義された意見を指すことが多いです。文脈によっては、法的な文書や公式の声明として用いられることもあり、その意味は重きを置かれます。

この単語は、特定の意見や見解、あるいは有名な言葉を示す際に使われることが多いです。また、特に哲学や法律の分野において、dictumは信頼できる発言や引用として引用されることもあります。このように、dictumは単なる発言以上の意味を持つことが多く、その背景には知識や権威がある場合が多いです。

一般的に、dictumは公式な文書や議論の中で、他者に影響を与える発言として重視されます。そのため、日常会話ではあまり使われないものの、学術的な文章や法律関連の文書では頻繁に登場します。この用語を理解することで、より深い内容を持つ文章や発言の背後にある重みを感じることができるでしょう。

dictumの基本例文

His dictum on how to be successful is to never give up.
成功するための彼の格言は、決してあきらめないことです。
We often hear the dictum "less is more" when it comes to design.
デザインに関しては、「少なくても良い」という言葉をよく聞きます。
The famous dictum "All men are created equal" is from the Declaration of Independence.
「すべての人間は平等につくられている」という有名な格言は、独立宣言から来ています。

dictumの意味と概念

名詞

1. 権威ある声明

この意味では、'dictum' は特定の事柄に関する重要な意見や声明を指します。特に authoritative(権威ある)な性質を持ち、社会的、法的または倫理的文脈において重要視されることが一般的です。こうした声明は、しばしば専門家や権威者によって発表されます。
The professor's dictum on climate change sparked a lively debate among the students.
教授の気候変動に関する権威ある声明は、学生たちの間で活発な議論を引き起こした。

2. 法律における意見

この意味では、'dictum' は裁判官が法的なポイントに関して表明する意見を指しますが、その意見が現在の事件の決定には直接的な影響を与えない場合があります。これは、法律に関する意見であるため、法律の解釈や適用に関する理解を深めるために使用されます。
The judge's dictum clarified the legal standard for negligence in future cases.
裁判官の法的意見は、今後の案件における過失の法的基準を明確にした。

dictumの覚え方:語源

dictumの語源は、ラテン語の「dicere」(言う、話す)に由来します。この「dicere」は、言葉や表現に関連する語で、多くの英語の単語の基盤となっています。例えば、「dictate」(指示する)や「dictionary」(辞書)なども、このラテン語の派生語です。

「dictum」は、ラテン語で「言われたこと」「発言」を意味し、特に公式な声明や重要な言葉を指す場合に用いられました。英語に取り入れられた際には、特に法律や哲学的な文脈での発言や教訓的な言葉を指すことが多くなりました。

このように、dictumは言葉や発言の重みを持つ語として、コミュニケーションの中で重要な役割を果たしています。

dictumの類語・関連語

  • statementという単語は、何かを述べること、特に公式な発言や説明を指します。dictumが一般的な発言に対して、statementは特に文書や報告書で用いられることが多いです。\n例:His statement was clear.(彼の声明は明確だった。)
  • sayingという単語は、言葉で表現される短いフレーズや名言を指し、よりカジュアルな使われ方をします。dictumがフォーマルな意味合いを持つのに対し、sayingは一般的に友人同士の会話などで使われます。\n例:That's an interesting saying.(それは面白い言い回しだ。)
  • maximという単語は、一般的な真理や教訓を表した短い文のことを指し、強い道徳的含意を持つことが多いです。dictumは公式的な発言ですが、maximは人生の教訓として受け入れられることが多いです。\n例:Honesty is the best policy is a well-known maxim.(正直は最善の策であるというのは良く知られた格言だ。)
  • remarkという単語は、あくまで一般的な発言やコメントを指します。dictumはフォーマルな意見に近いのに対し、remarkはカジュアルな場面でも使われることが多いです。\n例:She made an interesting remark.(彼女は興味深い発言をした。)
  • dictateという単語は、何かを強く宣言する、または指示することを意味します。dictumはフォーマルな発言を指すのに対して、dictateはより命令的なニュアンスがあります。\n例:The teacher will dictate the rules.(先生がルールを述べます。)


dictumの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : statement

単語statementは、「声明」や「発言」を意味し、特定の情報や意見を伝えるために使われる文です。この言葉は、公式な場面や日常会話で使われ、内容の正確さや明確さが求められます。
一方、dictumは、特定の意見や見解、特に権威ある立場からの言葉を指します。例えば、法律用語として使われることが多く、主に公式な文脈や哲学的な議論において用いられることが多いです。したがって、両者は似たような意味を持っていますが、statementは一般的な発言や声明を指すのに対し、dictumは特定の権威や専門性を持った発言を指し、よりフォーマルで重みのあるニュアンスがあります。英語ネイティブは、文脈によってこれらの単語を使い分け、dictumが使われる場合はその発言の重要性や権威を強調したいときです。
The teacher made an important statement about the upcoming exam.
先生は今度の試験について重要な声明を出しました。
The judge's dictum regarding the case was widely discussed.
その裁判官のその事件に関する意見は広く議論されました。
この二つの文を見ると、statementdictumは異なる文脈で使用されていることがわかります。statementは一般的な発言に対して使われ、日常的な状況でも使われるのに対し、dictumは裁判官の発言のように特定の権威からのものであり、より重みがあります。そのため、これらの単語は同じ場面で使うことはできませんが、それぞれの文脈において適切に使うことで、英語の理解が深まります。

類語・関連語 2 : saying

saying」は、特定のメッセージや教訓を伝える言葉や表現を指します。日常会話や文学の中で頻繁に使われ、特に格言や名言など、一般的に知られている短いフレーズとして認識されます。人々の思考や文化を反映することが多く、特定の状況における知恵や経験を表すことができます。
dictum」は、一般的に公式な文脈や法的文書で使われることが多く、主に権威のある発言や見解を指します。これに対し、「saying」はよりカジュアルで個人的な表現を含むことが多いです。ネイティブスピーカーは、「saying」を使うことで親しみやすさや共感を表現しますが、「dictum」は権威や公式性を強調するために使われることが多いです。たとえば、「dictum」は法律の判決文や学術的な文章で見られることが多い一方、「saying」は友人同士の会話や日常の表現の中でよく使われます。
One popular saying is "Actions speak louder than words."
「行動は言葉よりも雄弁である」という有名な格言があります。
A well-known dictum is "Actions speak louder than words."
「行動は言葉よりも雄弁である」というよく知られた発言があります。
この二つの表現は同じ意味を持ち、置き換え可能です。ただし、「saying」は日常的な文脈で使われるのに対し、「dictum」はよりフォーマルな場面で用いられます。

類語・関連語 3 : maxim

maxim」は、一般的に広く受け入れられている原則や格言を指します。特に、人生や倫理に関する教訓的な内容を含むことが多いです。この単語は、短く簡潔な形で知恵や教訓を伝え、実践的なアドバイスを提供する役割を果たします。
一方で「dictum」は、特定の状況や文脈において有名な言葉やフレーズを指すことが多く、あまり一般的ではないこともあります。ネイティブスピーカーは「maxim」を使って、日常生活や倫理に関する明確な教訓を述べるのに対し、「dictum」は特定の文脈や権威のある人物の発言として引用されることが多いです。このため、「maxim」は実生活での実践的なアドバイスとして頻繁に使われるのに対し、「dictum」はより学術的または文学的な文脈で扱われる傾向があります。両者は似た意味を持ちながらも、使われる場面やニュアンスに違いがあります。
Honesty is a good maxim to live by.
誠実さは生きる上での良い格言です。
Honesty is a good dictum to live by.
誠実さは生きる上での良い言葉です。
この文脈では、「maxim」と「dictum」は置換可能です。どちらも誠実さの重要性を強調していますが、「maxim」はより実践的で一般的な教訓を示し、「dictum」は特定の言葉としての引用を示唆しています。

類語・関連語 4 : remark

類義語remarkは「発言」「コメント」という意味を持ち、一般的には人が何かを言ったり書いたりすることを指します。この単語は、日常会話やカジュアルな文脈でも広く使われ、特に意見や感想を述べる際に使われることが多いです。
一方で、dictumは「言葉」「公式な声明」という意味を持ち、特に権威のある人物が発した意見や見解を指すことが多いです。ネイティブスピーカーは、remarkを日常的な文脈で使うのに対し、dictumはよりフォーマルで特定の状況で使われる傾向があります。また、remarkはカジュアルな会話でも使われるのに対し、dictumは法的な文脈や学術的な議論などで使われることが多く、使い分けが重要です。そのため、remarkはより広範なシチュエーションで使われるのに対し、dictumは特定の文脈に限定されることがあります。
She made an interesting remark about the book we read.
彼女は私たちが読んだ本について興味深い発言をしました。
She made an interesting dictum about the book we read.
彼女は私たちが読んだ本について興味深い言葉を述べました。
この文脈では、remarkdictumは互換性がありますが、remarkはカジュアルな場面で使われることが多く、dictumはより正式な言い回しとして使われる傾向があります。

類語・関連語 5 : dictate

単語dictateは「命令する」、「指示する」という意味を持っています。特に、誰かに何かを言ったり、書いたりすることを通じて、相手に従わせるニュアンスがあります。dictateは、特に口頭での指示や命令を強調する場面で使われることが多く、行動や意見に影響を与える力を持つ言葉です。
一方でdictumは「言葉」や「発言」という意味であり、特に公式な声明や名言を指すことが多いです。dictumは一般的に、特定の状況や文脈で価値のある言葉として使われ、あまり日常的な会話では見られません。英語ネイティブは、dictateをより頻繁に使い、日常的な指示や命令を表現する際に選ぶ傾向があります。対して、dictumは学術的な文脈や法律用語としての使用が一般的で、特定の重要な発言を示すために使われることが多いです。このように、両者は異なる文脈で使われるため、使い分けに注意が必要です。
The teacher will dictate the instructions for the assignment.
先生が宿題の指示を口述する
The teacher's dictum on the assignment was very clear.
先生の宿題に関する発言は非常に明確だった。
この文脈では、dictatedictumはそれぞれ異なるニュアンスを持ちますが、指示や発言に関連する点で共通しています。dictateは行動を促すための直接的な口述を指し、dictumはその結果としての重要な発言や声明を示します。
Please dictate your response clearly so that I can understand it.
あなたの返答をはっきりと口述してください、そうすれば理解できます。


dictumの覚え方:関連語

Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

dictumのいろいろな使用例

名詞

1. 権威ある宣言

法的文脈

このカテゴリでは、法的文脈における「dictum」の使用例を扱います。通常、判事や法律の専門家が示す意見であり、ケースには直接関連しない場合が多いです。
The judge's dictum clarified the interpretation of the law.
判事の意見が法律の解釈を明確にしました。
  • legal dictum - 法律的意見
  • judicial dictum - 裁判所の見解
  • authoritative dictum - 権威ある宣言
  • dictum from the court - 裁判所からの意見
  • legal opinion dictum - 法律意見の見解
  • dictum on the matter - この件に関する意見
  • judge's dictum - 判事の意見
  • dictum regarding the case - ケースに関する意見
  • formal dictum - 公式の意見
  • dictum on constitutional law - 憲法学に関する意見

2. 一般的意見

書き言葉としての使用

この分類では、一般的な意見や見解としての「dictum」の使用に焦点を当てます。この用法は、書き言葉や会話において、見解を示すために使われます。
His dictum about honesty resonates with many.
彼の正直さに関する意見は多くの人に共鳴しています。
  • personal dictum - 個人的意見
  • famous dictum - 有名な見解
  • wise dictum - 賢明な意見
  • dictum of the day - 今日の意見
  • philosophical dictum - 哲学的な見解
  • memorable dictum - 記憶に残る意見
  • practical dictum - 実用的な意見
  • dictums of renowned thinkers - 有名な思想家の意見
  • cultural dictum - 文化的見解
  • succinct dictum - 簡潔な意見

3. その他の表現

様々な文脈で使われる「dictum」に関連した表現をこのセクションで扱います。しばしば標語や格言のように、人々に影響を与える言葉として使用されます。
The timeless dictum still holds true today.
その永遠の言葉は今日でも真実です。
  • timeless dictum - 永遠の言葉
  • guiding dictum - 指導的意見
  • cautionary dictum - 警告的な意見
  • popular dictum - 人気のある見解
  • historical dictum - 歴史的な意見
  • ethical dictum - 倫理的意見
  • universal dictum - 普遍的な意見
  • influential dictum - 影響力のある意見
  • motivational dictum - 動機付ける意見
  • simple dictum - シンプルな見解

英英和

  • an authoritative declaration権威ある宣言言渡し
  • an opinion voiced by a judge on a point of law not directly bearing on the case in question and therefore not binding問題になっている訴訟事件に直接関係がなく、従って拘束力のない法律の問題点に関する判事によって表明される意見金句