類語・関連語 1 : data
単語dataは、情報や事実の集合を指し、特に分析や処理のために収集される数値や情報を意味します。通常、複数形で使われることが多いですが、コンピュータの文脈では単数形として扱われることもあります。日本語では「データ」と訳され、様々な分野で使用されます。
一方で、単語datumはdataの単数形で、特定の情報や事実を指します。ネイティブスピーカーの間では、datumは主に技術的な文脈や学術的な文章で使用され、日常会話ではほとんど使われません。例えば、統計データを扱う際には、個々の観測値を指してdatumを使うことがありますが、一般的にはdataが好まれます。このように、使用する場面が異なるため、ネイティブは文脈に応じて使い分けています。
The data collected from the experiment was analyzed thoroughly.
実験から収集されたデータは徹底的に分析されました。
The datum collected from the experiment was analyzed thoroughly.
実験から収集されたデータは徹底的に分析されました。
この文脈では、dataとdatumは置換可能で、どちらの単語も同じ意味を持つため、自然な表現です。ただし、dataは一般的に使用されるのに対し、datumは特定の観測値を強調する場合に使われることが多いです。
単語informationは、情報や知識を指す一般的な言葉で、特にデータや事実が整理されて意味を持つ形で提供されることを強調します。学習や意思決定に役立つ内容を含むことが多く、日常会話からビジネスの場面まで幅広く使用されます。
一方、datumは、単数形で特定のデータポイントや事実を指します。ネイティブスピーカーは、datumが通常、科学的または技術的な文脈で使われ、主に複数形のdataとして用いることが多いと感じています。informationはより広範で抽象的な概念を含むため、様々な文脈で使われやすく、特に日常会話やビジネスコミュニケーションで好まれます。つまり、datumは具体的な事実を示すのに対し、informationはそれらの事実を組み合わせて意味を持たせる情報全体を指します。
The report contains valuable information about climate change.
その報告書には気候変動に関する貴重な情報が含まれています。
The report includes a single datum about climate change.
その報告書には気候変動に関する一つのデータが含まれています。
この文脈では、informationとdatumは異なる役割を果たしています。最初の文では、気候変動についての幅広い情報を示しており、informationが適しています。一方、二つ目の文では特定の事実を示しているため、datumが使用されています。
類語・関連語 3 : fact
単語factは、実際に存在することや真実である事柄を指します。一般的に、客観的で確認可能な情報を示す際に使用され、多くの場合、証拠や根拠として用いられます。このため、学術的な文脈や日常会話の中でも、信頼性のある情報を伝えるために重要な役割を果たします。
一方でdatumは、情報の単一の単位を指し、主にデータの集計や分析の文脈で用いられます。英語のネイティブスピーカーは、factを「事実」として広く使うのに対し、datumは特定の数値や観測結果に焦点を当てるため、より技術的な印象を持ちます。日常会話ではfactが圧倒的に多く使われ、datumは専門的な領域での使用が中心です。
The fact that the Earth revolves around the Sun is well-known.
地球が太陽の周りを回っているという事実はよく知られています。
One important datum in our research is the average temperature recorded last year.
私たちの研究における重要なデータの一つは、昨年記録された平均気温です。
この二つの文では、factは普遍的に知られている事実を述べているのに対し、datumは特定の研究に関連する数値を指しています。両者は異なる文脈で使用され、置換はできません。
単語figureは、数値や統計を示す際に用いられ、「数字」や「図」の意味を持ちます。また、比喩的に「人物」や「形」を指すこともあり、幅広い文脈で使われることが特徴です。特に、データや情報を表現する場面で頻繁に使用されるため、ビジネスや学術的な文脈でも重要です。
単語datumは、データの単数形であり、特定の情報の一点を指します。通常、科学や技術の分野で使われることが多く、個々の情報の重要性が強調されます。一方、figureは、数値や統計を表現する際により一般的に使われ、特に複数のデータが集まって形成される全体像を示すことが多いです。ネイティブスピーカーは、datumを使う際には特定の情報を強調する必要がある時に選ぶことが多く、figureを使う時は、より多くの情報や数値を扱う場合に用います。このため、文脈に応じて使い分けられることが重要です。
The latest figure from the survey shows a significant increase in user satisfaction.
その調査からの最新の数字は、ユーザーの満足度が大幅に向上していることを示しています。
The latest datum from the survey shows a significant increase in user satisfaction.
その調査からの最新のデータは、ユーザーの満足度が大幅に向上していることを示しています。
この場合、figureとdatumは置換可能であり、どちらも情報の一部を示していますが、figureはより一般的な数字の集合を指し、datumは特定の情報の一点を強調しています。
「statistic」は、特定のデータの集まりから得られた数値情報を指します。主に研究や調査において、全体の傾向を示すために使用されます。例えば、人口統計や経済指標などが該当します。データを分析した結果、意味のある形で表現された数値が「statistic」です。
「datum」は単数形のデータを指し、特定の事実や値を示します。一方で「statistic」は複数のデータを基にした統計的な結論や分析結果を表します。ネイティブスピーカーは、数値情報を扱う際には「statistic」を使用し、個々のデータポイントには「datum」を使うことが多いです。例として、大学の調査結果の中で「statistic」は全体の傾向を示すのに対し、「datum」は特定の学生の得点など、個別の情報を指します。このように、データの範囲や分析の深さによって使い分けられるのが、英語ネイティブの感覚です。
The statistic shows that 70% of students prefer online classes.
その「統計」は、学生の70%がオンライン授業を好むことを示しています。
The datum shows that 70% of students prefer online classes.
その「データ」は、学生の70%がオンライン授業を好むことを示しています。
この文脈では、「statistic」と「datum」は意味的に置き換え可能ですが、前者は全体の傾向を示す場合に用いられ、後者は特定の情報を扱う際に使われるため、微妙なニュアンスの違いがあります。
The statistic from the survey indicates a rise in population over the last decade.
その調査からの「統計」は、過去10年間にわたって人口が増加していることを示しています。