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catechismの意味・覚え方・発音

catechism

【名】 教義問答

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/ˈkætəkɪzəm/

catechismの意味・説明

catechismという単語は、「教理問答」や「教会の教えを学ぶための体系的な質問と回答」を意味します。この言葉は主にキリスト教の教義を学ぶための教材として用いられます。教理問答は、信者が自身の信仰や教義を深く理解する手助けをします。一般的には、神学的なテーマや教会の教えを説明するための形式的な文書です。

catechismの内容は、特定の宗教的な教義や倫理、儀式に関する質問とそれに対する回答から構成されることが多いです。これは信者だけでなく、教会の指導者や教育者にも役立つ資料となります。教理問答を通じて、信者は自らの信仰の土台を確立し、他の人に教える際の参考にもなります。

歴史的に見れば、catechismは中世において特に重要な役割を果たしてきました。多くの宗派が独自の教理問答を持ち、自らの教えを広める手段として利用しました。このため、catechismは単なる教育ツール以上の意味を持ち、信仰共同体のアイデンティティ形成にも寄与してきたのです。

catechismの基本例文

The religious leader gave us a copy of the catechism to study.
宗教指導者は私たちが研究するためにカテキズムのコピーを与えてくれました。
Catechism is a summary of the principles of Christian religion.
カテキズムとはキリスト教の原則の要約です。
In the past, children were required to memorize the catechism in order to fully understand their religion.
近年では減少傾向にあるが、かつては子供たちが彼らの信仰を完全に理解するためにカテキズムを暗記することが求められていた。

catechismの意味と概念

名詞

1. 質問集

カテキズムは、特定のトピックについての知識や意見を引き出すために、一連の質問を含む文書を指します。この用法は特に教育的な場面や評価のために使用されることが多いです。
The interview included a catechism to understand the candidate's policies better.
そのインタビューには、候補者の政策をよりよく理解するための質問集が含まれていた。

2. 教理問答集

カテキズムはキリスト教の基本的な教えや信仰の原則をまとめたもので、通常は質問と回答の形式で構成されます。信者が教えを理解しやすくするために活用される教育ツールです。
The children studied the catechism to learn about the principles of their faith.
子供たちは、自分たちの信仰の原則を学ぶために教理問答集を勉強した。

catechismの覚え方:語源

catechismの語源は、ギリシャ語の「katēkhizō」に由来しています。この言葉は「耳打ちする」、「教える」という意味を持ちます。「katēkhizō」は「kata」(下に)と「ēkhē」(声)から成り立っており、元々は口伝えで教えることを指していました。「catechism」はキリスト教において、信仰や教理を教えるための体系的な問答集を指します。中世ヨーロッパでは、子供たちや信者に対する教理教育の一環として広く用いられるようになりました。これは、信者が基礎的な教えを理解し、記憶する手助けをすることを目的としています。現在では、教会の教えを体系的に学ぶための教材として、さまざまな形式や内容のものが存在しています。

語源 ism
主義
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catechismの類語・関連語

  • instructionという単語は、特定の情報や手順を伝えることを指します。教育の場面で用いられることが多く、学び方や使い方を説明する際に使うと良いでしょう。例:Follow the instruction.(説明に従ってください。)
  • teachingという単語は、生徒に知識や技能を身につけさせる行為を指します。学問や技能を教える場合に使われ、指導する側の行為が強調されます。例:She enjoys teaching children.(彼女は子供に教えることを楽しんでいます。)
  • doctrineという単語は、宗教や信念に基づいた教義や原則を指します。特に特定の宗教の教えに関連する場合に使われ、抽象的な概念が含まれることが多いです。例:The doctrine of the church is important.(教会の教義は重要です。)
  • confirmationという単語は、特に宗教的な儀式で信仰を確認する行為を指します。信者が信仰を公にすることで、教会に所属することを示します。例:She had her confirmation last month.(彼女は先月、堅信を受けました。)


catechismの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : instruction

instruction」は、特定の知識や技術を教えるための指導や指示を指します。教育や学習の場面でよく使われ、学ぶ側にとって明確なガイダンスを提供します。特に、手順や方法を説明する際に用いられます。
catechism」は、主に宗教的な教育に関連し、特定の信念や教義を教え込むための形式的な教えを指します。特にキリスト教の教義を教えるための問答形式の教材として使われることが多いです。「instruction」と比較すると、「catechism」は特定の宗教的文脈に限られた用語であり、より伝統的で形式的な教えを強調します。一般的な教育や指導が「instruction」によって行われるのに対し、「catechism」は信仰に基づいた具体的な教義を伝えることに特化しています。
The teacher provided clear instruction on how to complete the assignment.
教師は課題の完成方法について明確な指示を提供しました。
The priest used a catechism to teach the children about their faith.
神父は子供たちに信仰について教えるために教理問答を使用しました。
この場合、両方の文は教育の場面を描写していますが、「instruction」は一般的な指導を指し、「catechism」は特定の宗教的教えを強調しています。従って、置換はできません。
The teacher gave the students detailed instruction for their science project.
教師は生徒たちに科学プロジェクトのための詳細な指示を与えました。

類語・関連語 2 : teaching

単語teachingは、「教えること」や「教育」を指します。この言葉は、知識や技術を他の人に伝える行為全般を広く表すため、学校の授業から家庭での学びまで、さまざまな文脈で使われます。特に、形式的な教育や指導を強調する際に用いられることが多いです。
一方、単語catechismは、特に宗教教育の文脈に特有の意味を持っています。キリスト教などの信仰に関する基本的な教えを、問答形式で教えるための教科書や方法を指します。つまり、teachingは一般的な教育全般を指すのに対し、catechismは特定の宗教的な教えを教えるための手法や内容であり、より狭い範囲に特化しています。ネイティブスピーカーはこの違いを理解しており、文脈に応じて使い分けることで、より正確なコミュニケーションを図ります。例えば、学校での授業に関して話す時にはteachingが適切ですが、宗教教育の際にはcatechismが正しい選択になります。
The teaching methods used in this school are very effective.
この学校で使われている教え方は非常に効果的です。
The catechism methods used in this church are very effective.
この教会で使われている教理教育の方法は非常に効果的です。
この文脈では、teachingcatechismは、どちらも「教える方法」を指し示していますが、前者は一般的な教育手法を、後者は特に宗教的な教えを伝える手法を指しているため、使用する場面によって選択が異なります。

類語・関連語 3 : doctrine

doctrine」は、特定の信念や教義、特に宗教や哲学に関する体系的な考え方を指します。この言葉は、個人や集団が信じる原則や価値観を表現する際に使われ、時には法律や政策の基盤を示すこともあります。
catechism」と「doctrine」はどちらも信念や教えに関連する言葉ですが、ニュアンスには違いがあります。「catechism」は、主に宗教教育において使用される具体的な教えや教義を学ぶための教育方法や文書を指します。特にキリスト教において、信者が信仰の基本を理解するための質問と回答の形式で構成されることが多いです。一方で、「doctrine」は、より広い意味を持ち、宗教や哲学だけでなく、政治や法律の領域でも使われます。そのため、「doctrine」は具体的な内容よりも、一般的な信念や原則を指し示すことが多いです。ネイティブスピーカーは、この2つの言葉を使い分けることで、文脈に応じた適切なニュアンスを持たせることができます。
The church teaches a fundamental doctrine about the nature of God.
その教会は神の本質についての基本的な教義を教えています。
The church teaches a fundamental catechism about the nature of God.
その教会は神の本質についての基本的なカテキズムを教えています。
この文脈では、「doctrine」と「catechism」は置換可能ですが、微妙な違いがあります。「doctrine」は一般的な教義を指し、一方「catechism」はその教えを学ぶための具体的な形式や内容を示しています。

類語・関連語 4 : confirmation

confirmation」は、主に宗教的背景を持つ用語で、信仰を確認する儀式や行為を指します。この言葉は、信者が特定の宗教の教義を受け入れることを示す重要なプロセスであり、特にキリスト教においては、洗礼を受けた後に行われる儀式として知られています。また、一般的には何かを確認することや承認することの意味も持ちます。
catechism」は、信仰の基本的な教義や教えを教えるための教育的な手段を指す言葉です。特にキリスト教においては、教理を問答形式で学ぶ教材を指し、信者が自らの信仰を深めるための重要なツールとなります。一方で、「confirmation」は、信仰の受け入れを正式に確認する儀式であり、教育的な側面よりも儀式的な側面が強調されます。このように、英語ネイティブは「catechism」と「confirmation」を使い分けることで、教育的なプロセスと儀式的な行為の違いを明確にしています。どちらも信仰に関わる用語ですが、意味や使われる文脈は異なります。
The church held a special service for the confirmation of young members.
教会は若い信者のために特別な確認式を行った。
The church held a special service for the catechism of young members.
教会は若い信者のために特別な教理教育を行った。
この例文では、confirmationは特定の儀式を指しており、catechismはその教育プロセスを指しています。文脈によって使い分けられ、置換することはできません。
Many teenagers look forward to their confirmation as a rite of passage.
多くの十代の若者は、自分の確認式を通過儀礼として楽しみにしている。


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catechismの覚え方:Amazon 洋書情報

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【書籍タイトルの和訳例】

ルターの小教理とその説明

【書籍の概要】

この書籍は、現代的なNIV訳による「ルターの小教理」とその詳細な説明を提供しています。付録には聖書の証拠テキスト、ルター派の信仰文書の説明、教会年の概要、およびトピック別の索引が含まれています。また、インタリーブ版はメモ用の空白ページが挟まれており、学習や議論に便利です。

【「explanation」の用法やニュアンス】

「explanation」は「説明」という意味で、何かを明確にするための情報や解説を指します。この書籍においては、ルターの小教理の内容を理解するための具体的な解説が含まれています。つまり、教理の各項目がどのように聖書に基づいているのか、またその背景や意義が詳しく説明されているのです。特に、信仰の理解を深めるために重要な役割を果たしており、読者が教理を実生活にどのように適用できるかを考える手助けとなります。このように、「explanation」は単なる定義を超えて、深い理解を促すための重要な要素として使われています。


【書籍タイトルの和訳例】

イラスト付きカテキズム

【書籍の概要】

この書籍は、子どもたちのための教育リソースとして最適であり、成人にとってもカトリック信仰の基本を紹介する内容になっています。中世の装飾写本を思わせる美しいイラストが描かれており、カトリック教会のカテキズムの概要に沿った構成になっています。信条、秘跡、戒律、祈りに関するセクションが含まれています。

【「catechism」の用法やニュアンス】

catechism」は、カトリック教会の教義を教えるための教理問答書を指します。この書籍「An Illustrated Catechism」では、カトリック信仰の基本的な教えを視覚的に理解しやすくするために、イラストを用いています。カテキズムは、信者が信仰の核心を学び、実践できるように設計されています。この書籍は、子どもだけでなく大人にも役立つ内容であり、信仰の理解を深めるための重要なツールとして機能します。特に、信条、秘跡、戒律、祈りに関する情報が整理されているため、学びやすい構成になっています。


【書籍タイトルの和訳例】
七つの秘跡の教理

【書籍の概要】
この書籍では、フルトンとシンシアが創造から救いまでの神の恩恵の重要性を探求する旅に出ます。コミック形式で視覚的に魅力的に描かれ、神学的な概念が子供から大人まで理解しやすく紹介されています。旧約聖書と新約聖書の関係や、キリストによって定められた秘跡について学び、神との契約に参加する方法を理解することができます。

【「sacrament」の用法やニュアンス】
「sacrament」という単語は、キリスト教において神の恩恵を受けるための神聖な儀式や行為を指します。この書籍では、秘跡が神との契約や救いの歴史において重要な役割を果たすことが強調されています。特に、キリストによって設けられた秘跡が、信者が神の恵みを受け取る手段であることが述べられています。このように「sacrament」は、信仰の実践において中心的な概念として位置づけられ、読者に聖なる体験を通じて神との深い関係を築くことを促しています。


catechismのいろいろな使用例

名詞

1. 教育的目的の catechism

基本的な教義の要約

このカテゴリーは、キリスト教の基本的な教義を質問と答えの形式で要約した教科書を指します。通常、子供や信者の教育に使われ、宗教的知識を深めるための重要なツールです。
The catechism is a crucial tool for teaching the fundamental principles of Christianity in a structured manner.
教理問答は、キリスト教の基本的な原則を体系的に教えるための重要なツールです。
  • catechism study guide - 教理問答の勉強ガイド
  • use of catechism - 教理問答の使用
  • read the catechism - 教理問答を読む
  • teach catechism - 教理問答を教える
  • catechism classes - 教理問答の授業
  • memorization of catechism - 教理問答の暗記
  • practice catechism - 教理問答を実践する
  • catechism instruction - 教理問答の指導
  • catechism lessons - 教理問答のレッスン
  • prepare for catechism - 教理問答の準備をする

対話形式の教育

この分類ーでは、catechismが一般的に対話形式で行われることを強調しています。質問と答えの形式が使われることで、信者や学生はより深い理解を得ることができます。
The catechism involves a dialogue format that promotes a deeper understanding of religious teachings.
教理問答は、宗教的教えの深い理解を促進する対話形式を含みます。
  • catechism dialogue - 教理問答の対話
  • catechism question session - 教理問答の質問セッション
  • engage in catechism - 教理問答に参加する
  • catechism discussion - 教理問答の討議
  • catechism Q&A - 教理問答の質疑応答
  • lead catechism discussion - 教理問答の討議を主導する
  • catechism inquiry - 教理問答の調査
  • catechism understanding - 教理問答の理解
  • catechism review - 教理問答の復習
  • catechism feedback - 教理問答のフィードバック

2. 質疑応答形式の catechism

政治的用途における質疑

ここでは、catechismが政治家や公的サービスの候補者に対して行われる質問の形式に関連しています。この場合、候補者の意見や立場を引き出すための重要な方法です。
In politics, catechism serves as a method to extract candidates' views through structured questioning.
政治において、教理問答は候補者の見解を引き出すための構造化された質問形式として役立ちます。
  • political catechism - 政治的教理問答
  • candidate catechism - 候補者の教理問答
  • engage in catechism - 問題提起に参加する
  • utilize catechism - 教理問答を利用する
  • public catechism - 公の教理問答
  • catechism for candidates - 候補者向けの教理問答
  • structured catechism - 構造化された教理問答
  • catechism of beliefs - 信念の教理問答
  • ethical catechism - 倫理的教理問答
  • participate in catechism - 教理問答に参加する

教育過程としての役割

このカテゴリーでは、catechismが教育課程の一部としての役割を持つことに焦点を当てています。特に、学生や受講者に特定のトピックについて深く考えさせる手段として機能します。
The catechism functions as an educational tool that encourages learners to think critically about specific topics.
教理問答は、学習者が特定のトピックについて批判的に考えることを促す教育ツールとして機能します。
  • catechism teaching - 教理問答の教育
  • weekly catechism - 週間教理問答
  • catechism curriculum - 教理問答のカリキュラム
  • catechism enrollment - 教理問答への登録
  • interactive catechism - インタラクティブな教理問答
  • catechism workshops - 教理問答のワークショップ
  • beginner catechism - 初心者向けの教理問答
  • advanced catechism - 上級者向けの教理問答
  • community catechism - 地域の教理問答
  • personalized catechism - 個別対応の教理問答

英英和

  • an elementary book summarizing the principles of a Christian religion; written as questions and answersキリスト教の原理を要約した初歩的な本教理問答