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casualtyの意味・覚え方・発音

casualty

【名】 犠牲者

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casualtyの意味・説明

casualtyという単語は「犠牲者」や「事故」を意味します。主に事故や戦争などの状況で、命を落とした人や負傷した人を指す場合に使われます。この言葉は形容詞としても使われることがあり、その場合は「偶発的な」や「日常的な」といった意味を含むこともありますが、名詞としての使用が一般的です。

casualtyは特に緊急事態や悲劇的な状況での命の損失に関連しており、例えば、交通事故や自然災害の報告などで見られます。この単語が使われる文脈では、被害者の数やその状況が強調されることが多いです。また、ニュースやレポートで頻繁に登場し、大きな出来事がどれだけの人的被害をもたらしたかを伝える際に重要な役割を果たします。

さらに、casualtyは医療や救助活動に関する文脈でも使われます。負傷者の管理や治療の必要性について話す時に、「casualty department」は救急治療室を指します。このように、casualtyという言葉はさまざまな文脈で用いられ、特に人命に関わる重大な状況を表現する際に重要です。

casualtyの基本例文

He was a casualty of war.
彼は戦争の犠牲者でした。
She was a nurse in the casualty ward.
彼女は救急外来の看護師でした。

casualtyの意味と概念

名詞

1. 戦争や事故での死傷者

「casualty」は主に戦争や事故において負傷したり死亡したりした人を指します。この用法は、特に軍事活動や事故の現場での人々の生命や健康に関する重要性を示します。この言葉は、戦争などの危険な環境において、人的損失を強調する際に使用されることが多いです。
During the battle, the number of casualties was alarmingly high.
戦闘中の死傷者の数は驚くほど多かった。

2. 事故による死傷者

この意味では、交通事故や工事現場での事故など、人々が不幸にも傷害を受けたり死亡した場合を指します。この用法は、事故の影響を受けた人々やその家族が直面する悲惨な状況を示しています。非意図的に生じた事故による結果としての「casualty」は、特に注意を要する問題です。
The recent car accident resulted in multiple casualties.
最近の交通事故では多数の死傷者が出た。

3. 人員の減少

この用法では、戦争や災害などの結果として軍隊や組織の人員や装備が減少することを指します。ここでの「casualty」は、失われた資源の重要性を示し、特に軍事的脅威や災害の影響を考える際に使われることが多いです。この文脈では、戦闘の結果だけでなく、全体的な損失を考慮する必要があります。
The army faced significant casualties in terms of equipment after the conflict.
その軍隊は紛争後、装備の面で大きな損失を被った。

casualtyの覚え方:語源

casualtyの語源は、ラテン語の「casualitas」に遡ります。このラテン語は「偶然」「運命」を意味する「casus」に由来しており、「casus」は「落ちること」や「事故」を表しています。中世フランス語では「casualte」となり、これが英語に取り入れられました。この単語は元々、偶然に起こる事象や運命に関連した意味を持っていましたが、次第に戦争や事故によって生じる「死傷者」という特定の意味が強調されるようになりました。そのため、現在の「casualty」は、戦争や災害での死者や負傷者を指す語として広く使用されています。このように、語源を辿ることで、言葉の変遷や使用される文脈を理解する手助けとなります。

語源 cuse
語源 cause
原因
More

casualtyの類語・関連語

  • victimという単語は、特に事故や犯罪の被害者を指します。casualtyよりも強い意味合いがあり、人の死傷を示すことが多いです。
  • fatalityという単語は、特に死亡した場合を指します。casualtyは死傷者全体を示すのに対し、fatalityは死亡という厳密な意味が含まれます。
  • injuredという単語は、負傷者を指し、傷を負った人を意味します。casualtyは死者も含むため、injuredはより特定的です。
  • lossという単語は、一般的に失うことを意味し、範囲が広いです。casualtyは特に人に関わるため、文脈が異なります。


casualtyの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : victim

単語victimは、一般に被害者や犠牲者を指す言葉です。特に、犯罪や事故などで被害を受けた人を示す場合に使われます。法律や医療の文脈でもよく使われ、例えば、暴力事件のvictimや自然災害のvictimなどの表現が見られます。
一方、単語casualtyは、より広い意味を持ち、一般的には死傷者や被害者を指しますが、特に戦争や大規模な事故などの文脈で使われることが多いです。ネイティブスピーカーは、victimが個々の被害者を強調する一方で、casualtyは集団や多数の被害者を指す場合に使うことが多いと感じています。たとえば、戦争においては多数のcasualtyが発生することが報告されますが、個々のvictimの物語が語られることもあります。このように、具体性と文脈による使い分けが重要です。
The police are investigating the murder of a young woman who was a victim of a violent crime.
警察は暴力犯罪の被害者である若い女性の殺人を調査しています。
The police are investigating the murder of a young woman who was a casualty of a violent crime.
警察は暴力犯罪の死傷者である若い女性の殺人を調査しています。
この場合、両方の単語が使えますが、victimは被害者としての個人に焦点を当てており、casualtyはその事件による死傷者を広く指すため、微妙なニュアンスの違いがあります。
The earthquake left many victims who lost their homes and loved ones.
その地震は、多くの被害者を残し、彼らは家や愛する人を失いました。

類語・関連語 2 : fatality

fatality」は、特に事故や戦争などの文脈で使われる言葉で、死亡者や致死的な結果を指します。この単語は、個人が亡くなった場合の結果を強調することが多く、深刻さや悲しみを伴うイメージがあります。
casualty」は、一般的には負傷者や死亡者を含む広い意味を持ちますが、特に戦争や大規模な事故、災害において使われることが多いです。ネイティブスピーカーは、「casualty」を使うとき、負傷や犠牲者の数を強調することが多い一方で、「fatality」は具体的に死亡を指します。そのため、「casualty」は一部の文脈では「fatality」と置き換え可能ですが、死亡に特化した意味で使いたい場合は「fatality」が適切です。
The accident resulted in one fatality.
その事故では1名の死亡者が出ました。
The accident resulted in one casualty.
その事故では1名の負傷者が出ました。
この場合、「fatality」は死亡者を指し、「casualty」は負傷者を含む可能性があるため、文脈によって使い分けが必要です。

類語・関連語 3 : injured

injured」は、怪我をしたことを指す形容詞で、特に事故や暴力、戦争などの結果として身体的なダメージを受けた人を指します。通常、比較的軽い怪我から深刻なものまで幅広く使われ、具体的に「負傷した」という意味合いが強いです。
一方で「casualty」は、事故や戦争などでの死者や負傷者を含むより広い概念で、被害を受けた人々全体を指します。日本語では「犠牲者」や「負傷者」と訳されることが多いですが、特に「casualty」は死亡者を含む場合があるため、文脈に応じた使い分けが重要です。たとえば、戦争の文脈では「casualty」は死亡者を指すことが多いのに対し、「injured」は生存者の中で負傷した人を特定する時に使われます。このように、injuredは特定の状況や状態を示すのに対し、casualtyは全体の状況を示す言葉として使われるため、ニュアンスの違いを理解することが重要です。
The injured were taken to the hospital for treatment.
負傷者は治療のために病院に運ばれた。
The casualties were taken to the hospital for treatment.
犠牲者は治療のために病院に運ばれた。
この文脈では、injuredcasualtyは置換可能です。両者とも怪我をした人々に焦点を当てていますが、injuredは特に負傷の状態を強調し、casualtyはより広い意味での被害者を指します。

類語・関連語 4 : loss

単語lossは、何かを失うことや、損失を意味します。物質的なものの損失だけでなく、感情的な損失や機会の喪失を指すこともあります。例えば、愛する人を失ったり、ビジネスの利益を失ったりする場合に使われます。一般的に、lossは「損失」というニュアンスが強く、日常会話やビジネスシーンで広く使われます。
一方、単語casualtyは、特に戦争や事故などでの死者や負傷者を指す場合が多く、より具体的な文脈で使われます。英語ネイティブは、lossを一般的な損失を表す場合に使うのに対し、casualtyは特に人々の命や健康に関連する損失を強調します。たとえば、戦争におけるcasualtyは、特定の状況下での人的損失を意味し、より深刻さや影響を示します。このように、両者は似た意味を持ちながらも、使用される文脈やニュアンスに違いがあります。
The company reported a significant loss in profits this quarter.
その会社は今四半期に大きな損失を報告した。
The accident resulted in a significant casualty among the employees.
その事故は従業員の間で大きな死傷者を出した。
この場合、lossは利益の減少を示し、casualtyは人間の命や健康に関する損失を示しています。文脈によっては、lossの代わりにcasualtyを使うことはできませんが、ビジネスの損失と人間の損失という異なる側面を強調しています。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

casualtyの覚え方:Amazon 洋書情報

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【書籍タイトルの和訳例】

戦闘負傷者の麻酔と周術期管理(軍事医学教科書 第4部 外科的戦闘負傷者ケア)

【「casualty」の用法やニュアンス】

casualty」は「負傷者」や「犠牲者」を意味し、主に戦闘や事故に関連して使われます。この文脈では、戦場で負傷した兵士を指し、その治療やケアに関する内容を示しています。


【書籍タイトルの和訳例】
戦争精神医学(軍事医学教科書:第1部:戦争、武器、傷病者、第4巻)

【「weaponry」の用法やニュアンス】
「weaponry」は武器全般を指し、特に軍事的な文脈で使用されます。このタイトルでは、戦争における武器の種類や役割、影響を考察することを示唆しています。


【書籍タイトルの和訳例】

「ワイス・レーティングの不動産および事故保険業者ガイド:2006年春」

【「casualty」の用法やニュアンス】

この文脈での「casualty」は、事故や災害による損失や被害を指し、主に保険業界で使われる専門用語です。物理的な損害や負傷をカバーする保険の種類を示しています。


casualtyのいろいろな使用例

名詞

1. 負傷者、死亡者

軍事的文脈

casualty という単語は、戦闘や軍事活動において負傷したり死亡したりしている人を指します。この文脈では、軍の人員や機材が減少したことを示すこともあります。
The number of casualties in the conflict rose dramatically after the airstrike.
その空爆の後、戦闘による負傷者数は急増した。
  • military casualty - 軍事的負傷者
  • battle casualty - 戦闘による負傷者
  • combat casualty - 戦闘 casualty
  • injured casualty - 負傷者
  • reported casualties - 報告された負傷者
  • civilian casualty - 民間人の負傷者
  • total casualties - 総負傷者数

事故の文脈

casualty という単語は、事故によって死亡したり負傷したりした人も示します。この文脈では通常、一般市民が含まれます。
The car accident resulted in multiple casualties, prompting an investigation.
その交通事故によって多くの負傷者が出て、調査が開始された。
  • traffic casualty - 交通事故の負傷者
  • accident casualty - 事故の負傷者
  • serious casualty - 重傷者
  • reported casualty - 報告された負傷者
  • fatal casualty - 死亡事故
  • civilian casualty - 民間人の負傷者
  • multiple casualties - 多数の負傷者

2. 損失や減少

軍事的人員・装備の減少

casualty は、軍隊における人員や装備の減少を示す場合にも使われます。この理解は、戦略や運営の計画に重要です。
The military revealed significant casualties in their latest report.
軍は最近の報告書で重要な損失を明らかにした。
  • personnel casualties - 人員の損失
  • equipment casualties - 装備の損失
  • military casualties - 軍事的損失
  • operational casualties - 作戦による損失
  • war casualties - 戦争の損失
  • strategic casualties - 戦略的損失
  • incurred casualties - 伴う損失

全体的な減少

casualty は、一般的な減少も指します。この場合、特に状況の悪化や統計における損失を示します。
The healthcare system faced rising casualties due to the pandemic.
医療システムはパンデミックの影響で増加する負傷者に直面した。
  • rising casualties - 増加する負傷者
  • increased casualties - 増加した負傷者
  • significant casualties - 重要な負傷者
  • high casualties - 高い負傷者数
  • overall casualties - 全体的な負傷者数
  • recorded casualties - 記録された負傷者
  • casualty figures - 負傷者数

その他

慣用句や表現

casualty という単語は、日常的にさまざまな表現にも使われます。特に、事故や軍事的文脈ではよく見かけます。
The high casualty rate raised concerns among the public.
高い負傷者率は市民の間で懸念を引き起こした。
  • casualty report - 負傷者の報告
  • casualty list - 負傷者リスト
  • casualty area - 負傷者発生地域
  • casualty evacuation - 負傷者救出
  • casualty assistance - 負傷者支援
  • casualty definition - 負傷者の定義
  • casualty management - 負傷者管理

英英和

  • an accident that causes someone to die死者の出た事故死亡事故
  • someone injured or killed in an accident事故で負傷した人、あるいは死亡した人被害者
  • a decrease of military personnel or equipment軍人や軍事物資の減少傷害
  • someone injured or killed or captured or missing in a military engagement軍事的戦闘で負傷したり、死亡したり、捕虜となったり、行方不明になったりした人損耗人員

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