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cantileverの意味・覚え方・発音

cantilever

【名】 片持梁

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/ˈkæntɪliːvə/

cantileverの意味・説明

cantileverという単語は「片持ち梁」や「片持ち構造」を意味します。これは建築や工学の分野で使われる専門用語で、片方の端が支持されずに伸びている梁のことを指します。通常、片持ち梁は一端が固定されており、もう一端が自由に動く構造となっています。このような構造は、橋やバルコニーなど、さまざまな建築物で見られます。

cantileverの構造の特徴は、重力や外部からの荷重がかかると、その力が固定された端に伝わることです。このため、設計の際には力の分散や応力を考慮する必要があります。適切に設計されたcantileverは、その安定性や機能性から、多くの実用的な利用があります。

この単語は、技術的な文脈だけでなく、建築やデザインに関する議論でも頻繁に使用されます。片持ち梁のデザインは、芸術的な美しさと機能性を兼ね備えるものとして評価されており、現代の建築において重要な要素となっています。

cantileverの基本例文

The balcony is supported by cantilever beams.
バルコニーはカンチレバー桁で支えられています。
A cantilever bridge has supports on only one end.
カンチレバー橋は片側だけに支柱があります。
The architect designed the building with a cantilevered roof.
建築家はカンチレバーの屋根で建物を設計しました。

cantileverの意味と概念

名詞

1. 支持梁

支持梁とは、一方の端が固定され、反対側が飛び出している横に延びた梁のことを指します。建築や工学の分野で多く用いられ、橋や建物の構造を支える役割があります。その特性から、重量や圧力を効率的に分散させることができるため、設計において非常に重要な要素となります。
The architect designed a cantilever to support the balcony without any vertical supports.
建築家は、バルコニーを垂直の支柱なしで支えるために支持梁を設計した。

2. 片持ち梁

片持ち梁は、特に構造のデザインにおいて重要な概念で、片方の支えだけで他方を支えている様子を表現します。このような設計は、空間を広げることができ、視覚的な美しさを追求する際にも利用されます。片持ち梁は、通常の梁と違って引っ張られる力を調整する必要があるため、設計段階での計算が重要です。
The engineer explained how a cantilever works in bridge construction.
エンジニアは、橋の建設における片持ち梁の仕組みを説明した。

動詞

1. 支えで固定する

この意味は、構造物が片側で支えられ、反対側が空中に突き出ている状態を作ることを指します。主に建築や工学の文脈で用わられ、特に橋やバルコニーなどの設計において重要です。この技術により、見た目の美しさと静的安定性を両立させることが可能となります。
The architect decided to cantilever the balcony to give the house a modern look.
建築家はバルコニーを支えで固定することに決め、家に現代的な外観を与えた。

2. 突き出させる

この意味では、物体が他の物体から突き出ている状態をまたは構造を作る行為を指します。建築物だけでなく、家具や他のデザイン要素においても使用されることがあります。エレガントなデザインや空間の効率的な使用を考慮する際に重要な概念です。
She chose to cantilever the desk so that it would appear to float in the room.
彼女はデスクを突き出させることにしました、そうすれば部屋の中で浮いているように見えるからです。

cantileverの覚え方:語源

cantileverの語源は、ラテン語の「cantus」と「levare」に由来しています。「cantus」は「歌」や「曲がった部分」を意味し、「levare」は「持ち上げる」「上げる」という意味です。この二つの要素が組み合わさり、直線的に支えるのではなく、一端を固定し他端を自由にする構造を表す言葉として使われるようになりました。英語に取り入れられる際には、具体的に「片持ち梁」を指し、建築やエンジニアリングの分野でよく使用される用語となりました。cantileverは、支点が一つだけの状態で物体を持ち上げる形態を表し、特に橋や建物の設計において重要な概念となっています。このように、cantileverは物理的な構造に関する特定の意味を持ち、その語源もその概念に関連しています。

語源 lev
語源 leav
軽い、 上げる
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語源 er
語源 or
~する人、 ~するもの
More

cantileverの類語・関連語

  • beamという単語は、支えるための横木や梁を指します。cantileverも支えの一部ですが、特に片側が支えられない構造を指します。簡単な例として「steel beam(鋼の梁)」を挙げられますが、日本語訳は「鉄の梁」です。
  • supportという単語は、何かを支えること全般を指しますが、cantileverは特定の支え方を指します。例は「need support(支えが必要)」、「支えが必要」です。


cantileverの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : beam

単語beamは、主に建物や構造物の一部として機能する横木や梁を指します。特に、重さを支えるために横に伸びた構造体というニュアンスがあります。一般的に、cantileverに比べて支えられる範囲が広く、直接的に力を受ける部分が多いです。また、beamは建築や工学だけでなく、日常会話でもよく使われる単語です。
一方でcantileverは、片側のみで支えられている構造を指し、特に特異なデザインや応力分布を考慮した構造物に用いられます。例えば、バルコニーや橋の一部など、片持ちの状態で荷重を支える際に使われることが多いです。ネイティブスピーカーは、beamがより一般的で広い用途を持つ一方で、cantileverは特定の構造的状況においてのみ使用されるという感覚を持っています。つまり、beamは多くの状況において使われる一方で、cantileverはその特殊性から使う場面が限られるのです。
The bridge was supported by a strong beam that stretched across the river.
その橋は川を横切る強いによって支えられていた。
The balcony was designed as a cantilever that jutted out from the side of the building.
そのバルコニーは建物の側面から突き出た片持ち構造として設計されていた。
この例文では、beamcantileverは異なる構造の特徴を示しています。beamは一般的に横に広がり、広範囲の荷重を支える構造を指すのに対し、cantileverは片側からの支持に特化した構造を表します。そのため、両者は異なる文脈で使われることが多く、互換性はありません。

類語・関連語 2 : support

単語supportは、「支える」「支持する」という意味を持つ動詞や名詞で、物理的な支えや精神的な支援を示すことができます。例えば、建物の構造を支える部材や、他者を励ますことに使われます。また、日常会話では、友人や家族に対しても「支援する」というニュアンスで使われることが多いです。
一方cantileverは、特に建築や工学に関連する専門用語で、片側が固定されている構造物を指します。つまり、片側が支えられ、もう片側が自由に伸びている状態です。一般的にsupportがより広範囲に使えるのに対し、cantileverは特定の構造に限られた専門的な用語です。ネイティブスピーカーは、supportを使うことで物理的または精神的な支えについて一般的に話すことができますが、cantileverは建築の文脈でしか使わないため、特化した知識が必要です。この違いから、supportは日常的に使われる一方で、cantileverは特定の場面でのみ使用されるという感覚があります。
The beams provide adequate support to the structure.
その梁は構造に十分な支えを提供します。
The bridge was designed with a cantilever to extend over the river.
その橋は川を越えるためにカンチレバーで設計されました。
この例文では、supportは物理的な支えを示し、一般的な状況で使われています。一方で、cantileverは特定の構造(橋)を指すため、置換は不可能です。どちらの単語も「支える」という意味ですが、使われる文脈が異なるため、注意が必要です。


cantileverの覚え方:関連語

Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

cantileverのいろいろな使用例

名詞

1. 支持構造としての意味 (構造物や建築に関する)

建築における使用

cantileverは建築や土木の設計において、片側のみで支えられた水平な梁を指します。これにより、空間を有効活用できるため、特に橋梁や高層ビルの設計で効果を発揮します。
The architect used a cantilever to create an open space beneath the balcony.
建築家はバルコニーの下にオープンスペースを作るためにcantileverを使用しました。
  • cantilever design - cantilever設計
  • cantilever bridge - cantilever橋
  • cantilever beam - cantilever梁
  • cantilever support - cantilever支持
  • cantilever construction - cantilever構造
  • cantilevered roof - cantilever屋根
  • cantilever extension - cantilever延長
  • cantilever structure - cantilever構造体
  • cantilevered deck - cantileverデッキ
  • cantilevered walkway - cantilever歩道

技術的特性

この分類では、cantileverの力学的特性や設計上の利点について説明しています。cantileverはコスト効率的でありながら、クリエイティブな空間を提供できます。
Cantilevers can support heavy loads with minimal materials.
cantileverは最小限の材料で重い荷重を支えることができます。
  • cantilever load - cantilever荷重
  • cantilever force - cantilever力
  • cantilever stability - cantilever安定性
  • cantilever span - cantileverスパン
  • cantilever strength - cantilever強度
  • cantilever analysis - cantilever解析
  • cantilever performance - cantilever性能
  • cantilever application - cantilever応用
  • cantilever mechanics - cantilever力学
  • cantilever design principles - cantilever設計原則

2. 対象物の特徴的な形状としての意味 (形状やデザイン)

デザインにおける用法

cantileverは特に家具やインテリアデザインにおいて、サポートなしで浮いているように見えるデザインを指します。これにより、空間が広がり、現代的な印象を与えます。
The cantilever design of the chair makes it look elegant and modern.
椅子のcantileverデザインは、エレガントで現代的に見えます。
  • cantilever chair - cantilever椅子
  • cantilever table - cantileverテーブル
  • cantilever shelf - cantilever棚
  • cantilever desk - cantileverデスク
  • cantilever furniture - cantilever家具
  • cantilever lamp - cantileverランプ
  • cantilever countertop - cantileverカウンタートップ
  • cantilever mounting - cantilever取り付け
  • cantilever fixtures - cantilever設備
  • cantilever display - cantilever展示

機能的な特性

この分類では、cantileverのデザインがどのように機能的であるかを強調します。cantilever構造は、空間利用を最適化し、効率的なデザインが可能です。
Cantilevered furniture allows for more open floor space.
cantilever家具はより多くのオープンフロアスペースを可能にします。
  • cantilever efficiency - cantilever効率
  • cantilever utilization - cantilever利用
  • cantilever functionality - cantilever機能性
  • cantilever configuration - cantilever構成
  • cantilever aesthetics - cantilever美学
  • cantilever innovation - cantilever革新
  • cantilever space-saving - cantileverスペース節約
  • cantilever design flexibility - cantileverデザインの柔軟性
  • cantilever adaptability - cantilever適応性
  • cantilever convenience - cantilever利便性

動詞

1. 構造物を作る/設計する

構造物に関する言及

「cantilever」は、片側が固定されている構造物を設計することを意味します。特に、建築や工学の分野でよく使用されます。
The architect decided to cantilever the balcony to enhance the building's design.
建築家はバルコニーを片持ち梁として設計し、建物のデザインを強化しました。
  • cantilever a bridge - 橋を片持ち梁として設計する
  • cantilever a roof - 屋根を片持ち梁として設計する
  • cantilever the deck - デッキを片持ち梁として設計する
  • cantilever the overhang - 張り出し部分を片持ち梁として設計する
  • cantilever the walkway - 通路を片持ち梁として設計する
  • cantilever a structure - 構造物を片持ち梁として設計する
  • cantilever the balcony - バルコニーを片持ち梁として設計する

建築技術に関する言及

この用法は特に建築技術に関連し、特定の技術や方法論を指します。
Engineers often cantilever new materials to reduce weight and increase strength.
エンジニアは、新しい材料を使って軽量化と強度向上のために片持ち梁を設計することがよくあります。
  • cantilever modern materials - 現代的な材料を片持ち梁として設計する
  • cantilever high-strength beams - 高強度の梁を片持ち梁として設計する
  • cantilever load-bearing walls - 耐荷重壁を片持ち梁として設計する
  • cantilever composite structures - 複合構造を片持ち梁として設計する
  • cantilever roof extensions - 屋根の拡張部分を片持ち梁として設計する
  • cantilever architectural elements - 建築要素を片持ち梁として設計する

2. 工学的視点からの説明

工学的設計の観点

この「cantilever」は、工学的な設計のプロセスとしても理解され、特に荷重や安定性を考慮に入れた設計を意味します。
The buildings were designed to cantilever, ensuring stability under extreme conditions.
ビルは極端な条件下でも安定性を確保するために片持ち梁として設計されました。
  • cantilever under load - 荷重の下で片持ち梁として設計する
  • cantilever for stability - 安定性のために片持ち梁として設計する
  • cantilever with respect to forces - 力を考慮して片持ち梁として設計する
  • cantilever for wind resistance - 風に対する抵抗のために片持ち梁として設計する
  • cantilever based on analysis - 分析に基づいて片持ち梁として設計する
  • cantilever considering dynamics - 動力学を考慮して片持ち梁として設計する

技術的な挑戦

この用法は、技術的な挑戦を表し、片持ち梁設計における問題解決能力を示すことができます。
To cantilever successfully, one must account for several engineering challenges.
片持ち梁を成功裏に設計するためには、いくつかの工学的課題を考慮しなければならない。
  • cantilever against challenges - 課題に立ち向かって片持ち梁として設計する
  • cantilever ensuring safety - 安全性を確保するために片持ち梁として設計する
  • cantilever maximizing function - 機能を最大化するために片持ち梁として設計する
  • cantilever improving performance - 性能を向上させるために片持ち梁として設計する
  • cantilever mitigating risks - リスクを軽減するために片持ち梁として設計する

英英和

  • projecting horizontal beam fixed at one end only片側のみ固定され、水平に突き出した梁片持梁