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bastardの意味・覚え方・発音

bastard

【名】 私生児

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bastardの意味・説明

bastardという単語は「非嫡出子」や「卑劣な人」を意味します。元々は法律用語で、結婚していない両親から生まれた子どもを指していました。しかし、現代では日常会話での使い方が変化しており、特に侮辱的な意味合いを持つことが多いです。

この単語は、相手を軽蔑したり侮辱したいときに使われることが一般的です。例えば、相手の行動が不誠実だったり、道徳的に問題があると感じた際に「bastard」と呼ぶことで、その人への非難や敵意を表現できます。また、元々の意味から派生して、親子関係に関する議論やストーリーで使われることがあります。

一方で、「bastard」という言葉は特定の文化や文脈によっては非常に強い侮辱となるため、注意が必要です。カジュアルな会話の中で使われることが多いですが、その背景にある歴史や感情を理解することで、より適切に使うことができます。このように、単語の持つ意味は時代や状況によって変化することに留意しましょう。

bastardの基本例文

Don't you dare call my mom a bastard.
私の母親をバスタードと呼んではいけない。
He's such a bastard for stealing my phone.
彼は私の携帯電話を盗んだことで最低だ。
The main character in that novel is a real bastard, but you can't help but sympathize with him.
その小説の主人公は本当の意味でのバスタードだけど、それでも彼に同情せざるを得ない。

bastardの意味と概念

名詞

1. 愚かな人

この意味では、「bastard」は特に相手を侮辱したり、苛立たせたりする際に使われることが多いです。相手が愚かであるという印象を与える言葉で、口論やけんかの場面でよく耳にします。ただし、非常に強い言葉のため注意が必要です。
Don't be such a bastard, just listen to what I have to say!
そんな愚かなこと言わないで、私の話を聞いて!

2. 非嫡出子

この意味では、法律上は結婚していない親から生まれた子供を指します。歴史的に見て、この言葉は軽蔑的なニュアンスを伴う場合がありますが、現代では使用される場面が少なくなっています。非嫡出子というだけの中立的な使い方もあります。
He discovered that he was a bastard, born to parents that never married.
彼は、自分が非嫡出子であることを知った。親は結婚していなかった。

3. 偽物や劣ったもの

この意味では、「bastard」は本物でない、もしくは質が劣っているものを指します。例えば、オリジナルの商品ではないものや、期待はずれの結果を表現する際に使われることがあります。この場合も少し否定的な感情が込められることが多いです。
I can’t believe I bought a bastard version of that game; it doesn't even work right.
あのゲームの偽物版を買ったなんて信じられない;全然動作しない。

形容詞

1. 偽の

この意味では、物事が本物ではなく、見せかけだけのものであることを示します。特に、他人を欺こうとする意図が含まれる場合があります。この言葉は、誤解を招くような状況や、何らかの形で信用を失わせるような事態に関連して使われることが多いです。
His explanation was full of bastard logic that didn’t make sense.
彼の説明は、意味をなさない偽の論理で満ちていた。

2. 騙しの

この意味は、何かが本来の性質を隠し、意図的に誤解を招くような時に使われます。特に、詐欺的な手法で人をだます行為に関連して使われることが多く、注意が必要です。この形容詞は、前述のように品物や人にかかわらず使われます。
The company used bastard marketing strategies to attract customers.
その会社は、顧客を引き付けるために騙しのマーケティング手法を使った。

bastardの覚え方:語源

bastardの語源は、古フランス語の「bastard」から派生しています。この言葉は、ラテン語の「bastardus」に由来し、さらにその起源は「bassus」という言葉にあるとされています。「bassus」は「低い」という意味を持っています。歴史的に見て、bastardは「非嫡出子」や「婚姻外に生まれた子」を指す言葉として使用されていました。中世ヨーロッパでは、合法的に結婚した夫婦から生まれた子供と比べて、そうでない子供に対して差別的な意味合いを持っていました。このため、「bastard」という言葉は、単に出生の状態を示すだけでなく、社会的な偏見や stigma をも表していました。時を経て、この言葉は侮蔑的な意味合いを強め、特に不当な行為や嫌悪感を表現するために使われるようになりました。現在では、無礼や攻撃的な文脈で使われることが多いですが、その語源には歴史的な背景があることがわかります。

bastardの類語・関連語

  • jerkという単語は、無礼で思いやりのない行動をする人を指します。bastardよりも軽い表現で、あまり深刻なネガティブさはありません。例えば、「Don't be a jerk!(無礼にならないで!)」というふうに、カジュアルに使われます。
  • scoundrelという単語は、悪事を働く人や信用できない人を指します。bastardよりも品のある表現で、主に悪い行動に焦点が当たります。例えば、「He is a scoundrel!(彼は悪党だ!)」のように使われます。
  • rascalという単語は、いたずら好きで捨て身な性格の人を指します。bastardと比べて、愛嬌や可愛げがある表現で、軽い悪さをする人のことです。例えば、「He's just a rascal.(彼はただのいたずら者だよ。)」のように使われます。
  • bounderという単語は、社会的に受け入れられない行動をする人や、信頼できない人物を指します。bastardよりも上品な響きがあり、中流階級のその行為を批判する際に使われます。例えば、「What a bounder!(なんてやつだ!)」という使い方があります。
  • cadという単語は、特に女性に対して無礼で不誠実な行動をする男性を指します。bastardよりも特定の性別や行動に焦点を当てています。例えば、「He's a cad for treating her that way.(彼女にそんな態度を取るなんて、彼は最低だ。)」という風に使われます。


bastardの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : jerk

jerk」は、無礼で思いやりのない行動をする人を指す言葉で、特に他人に対して不愉快な態度をとる人を表現します。友人や知人の間で軽い悪口として使われることが多く、比較的カジュアルな表現です。一方で、状況に応じてより強い侮辱の意味を持つこともありますが、そのニュアンスは文脈によって異なります。
bastard」は、元々は非合法に生まれた子供を指す言葉ですが、現在では一般的に非常に悪意のある人を指す侮辱的な表現として使われます。「jerk」に比べて、より強い侮辱や攻撃性を持つため、使用する際は注意が必要です。例えば、jerkは友人同士の軽い冗談として使われることが多いのに対し、bastardは対立や怒りを示す際に使われることが一般的です。このため、ネイティブスピーカーは、相手や状況に応じて使い分けています。
You really are such a jerk for treating her that way.
君は本当に彼女をそんな風に扱うなんて、まったくの嫌な奴だね。
You really are such a bastard for treating her that way.
君は本当に彼女をそんな風に扱うなんて、まったくのクズだね。
この文脈では、jerkbastardはどちらも「嫌な奴」として使われていますが、bastardの方がより強い侮辱の意味を含むため、聞く人に与えるインパクトが異なります。
He is such a jerk for always cutting in line.
彼はいつも列に割り込むので、本当に嫌な奴だ。

類語・関連語 2 : scoundrel

scoundrel」は、道徳的に劣った人や不誠実な人物を指す言葉です。特に、他人をだますことを厭わない性格や、卑劣な行動をする人に使われます。この言葉は通常、軽蔑や批判を伴い、相手の信頼性を損なうような行動を強調します。
bastard」と「scoundrel」はどちらも否定的な意味を持つ言葉ですが、そのニュアンスには違いがあります。「bastard」は、もともと「非嫡出子」を意味し、そこから転じて侮蔑的に使われることが多いですが、単に「嫌なやつ」という意味でも使われます。一方、「scoundrel」は、特に不誠実さや卑劣さを強調する言葉で、道徳的に問題がある行動をしている人に対して使われることが多いです。ネイティブスピーカーは、相手の行動や性格に応じてこれらの言葉を使い分けています。
The charming scoundrel tricked everyone at the party.
その魅力的なスカウンドレルはパーティーの皆を騙しました。
The charming bastard tricked everyone at the party.
その魅力的なバスタードはパーティーの皆を騙しました。
この文脈では、両方の言葉が置き換え可能です。「scoundrel」はその人の道徳的な劣等感を強調し、「bastard」はその人の嫌な性格を示しますが、どちらも同じように相手を批判する意味合いを持っています。
He was nothing more than a common scoundrel who took advantage of others.
彼は他人を利用するただの普通のスカウンドレルに過ぎなかった。

類語・関連語 3 : rascal

rascal」は、主にいたずら好きで、ちょっと悪戯っぽい性格を持つ人物を指す言葉です。子供や若者に多く使われ、愛情を持っていたずらをする人を表す場合が多いです。ネガティブな意味合いを含むこともありますが、一般的には軽いジョークや親しみを表現する言葉として使われます。
一方で「bastard」は、もっと強い否定的なニュアンスを持ちます。この言葉は、特に人を攻撃的に侮辱する際に使われ、親の婚姻関係に関する侮蔑的な意味合いを含んでいます。例えば、rascalは子供や軽い悪戯をする人に対して使われる一方で、bastardは反社会的な行動や性格に対して使われることが多いです。また、rascalは友好的なトーンで使えるのに対し、bastardは対立や怒りを表す際に用いられるため、使う場面や相手に注意が必要です。
The little rascal always finds a way to get into trouble.
その小さないたずら者は、いつもトラブルに巻き込まれる方法を見つける。
The little bastard always finds a way to get into trouble.
その小さなやつは、いつもトラブルに巻き込まれる方法を見つける。
この場合、rascalbastardは、どちらも「いたずら者」という意味で使われていますが、ニュアンスに違いがあります。rascalは愛嬌のある言い回しであり、親しみを込めて使うことができますが、bastardは攻撃的な意味を持ち、侮蔑的に使われることが多いです。
That little rascal has a knack for getting into mischief.
あの小さないたずら者は、悪戯をする才能がある。

類語・関連語 4 : bounder

bounder」は、礼儀を欠いた行動をする人や、社会的な規範を無視する人を指します。特に、他人を不快にさせるような軽薄な行動をする人物に対して使われることが多いです。この単語は、イギリス英語で主に使用され、軽蔑のニュアンスが含まれています。
一方で「bastard」は、元々は「非嫡出子」という意味を持ちますが、一般的には侮辱的な意味合いで使われることが多いです。ネイティブは「bastard」が感情的な強さ、特に怒りや軽蔑を表す場合に使われ、単に無礼な行動を指すのではなく、より深い感情を伴うことが多いと感じています。そのため、例えば軽薄な人を指す場合には「bounder」の方が適切です。これらの単語は、使われる文脈によってニュアンスが異なるため、注意が必要です。
He’s such a bounder; he never pays his debts and always takes advantage of others.
彼は本当に〈span class='hilight'>軽薄者
He’s such a bastard; he never pays his debts and always takes advantage of others.
彼は本当に〈span class='hilight'>クソ野郎
この文脈では「bounder」と「bastard」は置換可能ですが、ニュアンスが異なります。「bounder」は軽薄さや無礼さを強調しており、「bastard」はより感情的で攻撃的な表現となっています。

類語・関連語 5 : cad

単語cadは、一般的に「不誠実な男」や「卑怯な人」を指す言葉です。この用語は、特に女性に対して誠実でない行動を取る男性に対して使われることが多く、軽蔑的なニュアンスを伴います。歴史的には、社交的な振る舞いや道徳的な規範を重視する文脈で使われることが多いです。
一方で、単語bastardは、主に「非嫡出子」を意味する言葉ですが、一般的には「嫌な奴」や「卑劣な人」を指す侮蔑的な表現としても使われます。ネイティブスピーカーにとって、bastardは非常に強い侮辱語であり、感情的な対立を引き起こす可能性があります。対してcadは、やや軽い侮辱として使われることが多いですが、状況によっては深刻な非難を意味することもあります。どちらの言葉も、相手の行動や性格に対する不満を表すものですが、その強さや使用される文脈が異なるため、使い分けが重要です。
He acted like a total cad by lying to her about his intentions.
彼は自分の意図について彼女に嘘をついて、完全な卑怯者のように振る舞った。
He acted like a total bastard by lying to her about his intentions.
彼は自分の意図について彼女に嘘をついて、完全な嫌な奴のように振る舞った。
この文脈では、cadbastardは置換可能です。どちらの単語も、相手の誠実さに欠ける行動を批判する意味合いを持っていますが、bastardの方がより強い侮蔑的なニュアンスを含むため、使用に際して注意が必要です。


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bastardのいろいろな使用例

名詞

1. 人や物に対する侮辱的な表現

侮辱的な呼称

このカテゴリでは、特定の人に対して愚か、迷惑、あるいは滑稽さを表現するために使う場合の「bastard」の用法を示します。この意味での使用は、相手を軽蔑する意図が含まれ、衝突や対立を引き起こすことがあります。
He called him a bastard for messing up the project.
彼はプロジェクトを台無しにしたため、彼をバスターと呼んだ。
  • bastard child - 不正な子供
  • filthy bastard - 汚らわしいやつ
  • greedy bastard - 欲深い奴
  • stupid bastard - 愚かなやつ
  • lazy bastard - 怠惰なやつ
  • annoying bastard - イライラするやつ
  • bastard of a person - ひどい人間

不正の子供

この意味では、結婚していない両親から生まれた子供を指し、通常は社会的な偏見を伴います。歴史的には、こうした子供たちは差別や否定的な扱いを受けることが多く、その結果、用語が広く用いられるようになりました。
The boy grew up feeling like a bastard because of his upbringing.
その少年は育てられ方のせいで、不正な子供のように感じて育った。
  • born a bastard - 不正に生まれた
  • bastard son - 不正の息子
  • raise a bastard - 不正な子を育てる
  • bastard heritage - 不正な遺産
  • abandoned bastard - 放置された不正の子
  • bastard lineage - 不正な血筋
  • orphaned bastard - 孤児の不正な子

2. 正当でない、または劣ったもの

偽物や劣ったものを指す

この区分では、真実のものでなく、偽りや劣ったものに対して「bastard」を用いる場合について説明します。この用法は、特定の物や状況が期待される基準に達していないことを示します。
This product is a bastard version of the original.
この製品は元のものの劣ったバージョンだ。
  • bastard version - 劣ったバージョン
  • bastard fruit - 劣った果実
  • bastard copy - 偽のコピー
  • bastard imitation - 劣った模倣
  • bastard design - 劣ったデザイン
  • bastard quality - 劣った品質
  • bastard product - 劣った製品

その他の侮蔑表現

このカテゴリでは、特定の文脈で「bastard」が使われる他の侮辱的な表現を示します。この意味では、相手や物に対する不満や軽蔑が表現されます。
He is a bastard for the way he treats others.
彼が他人に対する扱い方で、彼は卑劣なやつだ。
  • bastard towards others - 他人に対する卑劣な態度
  • bastard actions - 卑怯な行動
  • bastard mentality - 卑怯な心構え
  • bastard move - 卑怯な行為
  • rotten bastard - 腐った卑劣者
  • cowardly bastard - 臆病なやつ

形容詞

1. 詐欺的、偽の

世間体や外観に基づくもの

このカテゴリでは、'bastard'が欺瞞や偽りの外観を持つことを表現します。一般的には、信頼できない状態や、偽装された真実に関連付けられることが多いです。
The campaign revealed the bastard tactics used to mislead voters.
そのキャンペーンは、有権者を誤解させるために使用された詐欺的な戦術を明らかにしました。
  • bastard strategy - 偽りの戦略
  • bastard evidence - 偽の証拠
  • bastard scheme - だましの計画
  • bastard practice - 詐欺的な実践
  • bastard product - 偽物の製品
  • bastard claim - 偽りの主張
  • bastard behavior - 不正な行動
  • bastard deal - 詐欺的な取引
  • bastard information - 偽情報
  • bastard method - 詐欺的方法

ブランドや商品の偽装

このカテゴリでは、'bastard'を用いて、ブランドや商品の不正に偽装された形態を指します。消費者を騙す目的で見かけを真似ることが多いです。
The market was flooded with bastard versions of the luxury brand.
市場は、その高級ブランドの偽造品であふれていました。
  • bastard copy - 偽造コピー
  • bastard imitation - 偽りの模倣
  • bastard label - 偽のラベル
  • bastard brand - 偽ブランド
  • bastard merchandise - 偽の商品
  • bastard replica - 偽物のレプリカ
  • bastard product line - 偽の製品ライン
  • bastard style - 偽のスタイル
  • bastard trademark - 偽の商標
  • bastard fashion - 偽のファッション

2. 偽装された、見せかけの

一時的な印象や外観

この分類では、'bastard'が形成する見かけや印象が、実際の特徴や本質とは異なることを示します。特に、初見や表面的な理解に基づく誤解を強調しています。
His bastard charm was nothing but a facade.
彼の偽りの魅力は、ただの外見に過ぎませんでした。
  • bastard image - 偽のイメージ
  • bastard appearance - 見かけの偽装
  • bastard perception - 偽の認識
  • bastard facade - 偽の外観
  • bastard illusion - 偽りの幻想
  • bastard charisma - 偽のカリスマ
  • bastard reputation - 偽物の評判
  • bastard belief - 偽の信念
  • bastard persona - 偽の人格
  • bastard aura - 偽のオーラ

偽の説明や証明

この分類では、'bastard'が偽の説明や証明を伴う状況を示します。実際に存在しない事柄を装う際に見られるケースです。
The bastard justification for his actions was easily debunked.
彼の行動に対する偽りの正当化は簡単に反証されました。
  • bastard excuse - 偽の言い訳
  • bastard rationale - 偽の理由
  • bastard explanation - 偽の説明
  • bastard defense - 偽りの弁護
  • bastard rationale - 偽の根拠
  • bastard argument - 偽の議論
  • bastard hypothesis - 偽の仮説
  • bastard theory - 偽の理論
  • bastard assertion - 偽の主張
  • bastard reasoning - 偽の推論

英英和

  • fraudulent; having a misleading appearanceいかさまの似非
  • the illegitimate offspring of unmarried parents未婚の両親から生まれた非嫡出子私生児
  • insulting terms of address for people who are stupid or irritating or ridiculous馬鹿で苛立たしくあほらしい人々に対して向けられる侮辱的言葉野郎