類語・関連語 1 : gauze
「gauze」は、主に医療用の薄い布やネットのことで、傷口を覆ったり、包帯として使用されます。透過性が高く、通気性にも優れているため、傷の治癒を促進する際に使用されることが多いです。また、消毒薬を浸したり、血液を吸収するための材料としても用いられます。
「bandage」とは異なり、「gauze」はより薄く、柔軟性があります。bandageは通常、傷口を保護するために使われる比較的厚い布で、傷をしっかりと固定する役割があります。たとえば、bandageは怪我や手術後の固定に用いられることが多いですが、gauzeはその下に敷くもので、傷を保護しつつも、空気を通すことができるため、治癒を助ける役割が強いです。このように、両者は傷の処理において補完的な関係にあります。
I used a piece of gauze to cover the wound.
私は傷を覆うために一枚のガーゼを使いました。
I used a piece of bandage to cover the wound.
私は傷を覆うために一枚の包帯を使いました。
この文脈において、gauzeとbandageはどちらも使用可能であり、傷を覆うという行為において同じ目的を果たしています。ただし、gauzeはより軽く通気性があるため、傷の治癒を促進するために使われることが多いです。
The doctor applied gauze to absorb the blood from the injury.
医者は傷からの血液を吸収するためにガーゼを貼りました。
「dressing」は、傷口や傷を覆うために使われる材料や布のことを指します。特に、手術後や怪我の処置に用いることが多く、医療現場での使用が一般的です。dressingは、傷を保護し、感染を防ぐ役割がありますが、包帯(bandage)とは異なり、通常は粘着性があるか、傷口に直接貼り付けるタイプのものを指します。
「bandage」と「dressing」はどちらも傷を保護するための材料ですが、ニュアンスには違いがあります。bandageは、主に傷を固定したり、圧迫したりするために使われる布やテープを指し、様々な形状やサイズがあります。一方で、dressingは、特に傷口に直接貼るためのもので、通常は消毒された状態で提供されるため、より衛生的な用途に特化しています。ネイティブスピーカーは、dressingという言葉を使用する際、傷の治療や手当ての文脈でより専門的な印象を持つことが多いです。逆に、bandageは、怪我の応急処置や固定について話す際に使うことが一般的で、より広範囲な意味合いを持ちます。
The nurse applied a sterile dressing to the patient's wound.
看護師は患者の傷に滅菌されたドレッシングを貼りました。
The nurse applied a sterile bandage to the patient's wound.
看護師は患者の傷に滅菌された包帯を貼りました。
この文脈では、dressingとbandageは互換性がありますが、特に医療的な状況での使用においては、dressingはより専門的なニュアンスを持つことに注意が必要です。
類語・関連語 3 : wrap
単語wrapは、物を包む、巻く、覆うという意味を持ちます。主に物理的に何かを包む行為を指しますが、抽象的な意味でも使われることがあります。たとえば、贈り物を包む際や、食材をラップで覆うときなど、さまざまな場面で利用されます。
一方、bandageは、主に怪我や傷に対して使われる包帯やバンデージを指し、医療的な文脈で使われることが多いです。wrapは物を一般的に包むことを指すのに対し、bandageは特定の用途(医療)に関連しています。そのため、wrapは日常的なシーンで広く使える言葉ですが、bandageはより専門的な状況で使われる印象があります。また、wrapは動詞としても使われますが、bandageは名詞としての使用が主です。このように、両者は関連性がありますが、使用されるシーンやニュアンスには明確な違いがあります。
I need to wrap my ankle to support it.
足首を支えるために巻く必要があります。
I need to bandage my ankle to support it.
足首を支えるために包帯を巻く必要があります。
この文脈では、wrapとbandageは置換可能です。どちらも足首を包むことを指していますが、wrapは一般的な行為として使われ、bandageは医療的な目的を強調しています。
類語・関連語 4 : cloth
「cloth」は、主に布や織物を指す言葉で、衣服や家庭用品、職業用の道具など、さまざまな用途に使用される素材を指します。一般的に、布は柔らかく、加工しやすい性質を持っています。特に、衣服の製作や掃除、装飾など、多くの場面で使われる重要な素材です。
一方で「bandage」は、特に医療に関連した用語で、怪我や手術後の傷を保護または包帯するために用いられるものです。「bandage」は、通常は特定の目的を持ち、より専門的な用途があります。たとえば「bandage」は、傷を圧迫したり、感染から守ったりするためのものであり、医療現場での使用が一般的です。対照的に「cloth」は、より広い範囲で使用され、特定の用途に限られません。このように、両者は素材としての特性や用途において大きな違いがあります。
She used a piece of cloth to clean the table.
彼女はテーブルを掃除するために布の一片を使った。
She used a bandage to cover the cut on her arm.
彼女は腕の切り傷を覆うために包帯を使った。
この文脈では、clothとbandageは異なる用途を持つため、置換はできません。clothは掃除用の布としての役割を果たし、bandageは傷を保護するための医療用品です。
The artist used a colorful cloth to create a beautiful backdrop for the performance.
そのアーティストは、パフォーマンスのために美しい背景を作るためにカラフルな布を使った。
類語・関連語 5 : band
「band」は、複数の物や人をまとめたものを指す言葉で、特に「帯」や「グループ」の意味があります。音楽の「バンド」や、物を束ねる「バンド」など、幅広い使い方があります。
「bandage」は主に医療用の包帯を指す言葉で、傷を保護するために使われます。一方で「band」は、物を束ねる「帯」や人々の「グループ」を示すため、用途や意味が異なります。ネイティブスピーカーは文脈によって使い分けるため、「bandage」は医療的な状況で使うのに対し、「band」は音楽のバンドや物をまとめる際に使います。このように、両者は異なるニュアンスを持ち、注意深い文脈に依存しています。
The musicians formed a band to play at local events.
その音楽家たちは地元のイベントで演奏するために「バンド」を結成した。
She wrapped a bandage around his injured arm to protect it.
彼女は彼の怪我した腕を保護するために「包帯」を巻いた。
この例では、「band」と「bandage」は異なる文脈で使用されており、相互に置き換えることはできません。「band」は音楽やグループの集合体を指し、「bandage」は具体的な医療的な用途を持つ言葉です。