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autonomyの意味・覚え方・発音

autonomy

【名】 自治、自律性

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/ɔːˈtɒnəmi/

autonomyの意味・説明

autonomyという単語は「自治」や「自律」を意味します。この言葉は特に個人や集団が自らの決定を行う能力を指し、他からの干渉を受けずに行動することを強調しています。組織や国家の文脈で使われることも多く、例えばある地域が政治的に独立している状態を指すことがあります。また、個人に関する文脈では、自分自身の意見や選択を持ち、それに基づいて行動する能力を表します。

autonomyの概念は、多くの分野で重要視されています。心理学では、個人が自己決定を行うことで自己成長や幸福感を感じるとされています。教育においても、学生が自分の学びをコントロールする際に必要な要素とされており、学習環境を整えることが試みられています。また、ビジネスや組織のマネジメントにおいては、従業員の自律性が生産性を高める要因として注目されています。

この単語は、様々な文脈で使用されるため、理解を深めることが重要です。例えば、政府や国家について話すときは、特定の地域が他国からの支配を受けずに自らを統治する「自治」の概念が強調されます。一方で、個人に対して使用する場合は、自身の価値観や選択を基にした行動が重要視され、多くの人々にとっての「自律」として捉えられます。これらの違いを意識することで、autonomyという単語の理解が深まります。

autonomyの基本例文

Respect my autonomy and let me make my own decisions.
私の自治を尊重して、自分で決定を下させてください。
The country fought for autonomy from its colonial rulers.
その国は植民地支配からの自治を求めて闘った。
Giving employees more autonomy in the workplace can increase job satisfaction.
職場で従業員にもっと自治を与えることは、仕事の満足度を高めることができる。

autonomyの意味と概念

名詞

1. 政治的独立

自治は、他者の恣意的な権力行使から免れ、自分の意志で政治的な決断を行うことを意味します。このような独立は、国家や地域の権利に関連しており、外部からの干渉を受けずに自らの運営ができる状態を指します。特に独立した政府や地域の形成において重要な概念です。
The country's autonomy allowed it to create its own laws without interference from foreign powers.
その国の自治により、外国の権力からの干渉なく独自の法律を制定することができた。

2. 個人の自立

自治は、特に個人が自分自身の選択や行動を自由に決定できる状態を表します。他者に依存せず、自分の意思で生きることができる自立した状態を示し、精神的および社会的な自由と関連しています。個人の自治は、自己決定権を強調し、より豊かな生活を可能にします。
She values her autonomy and makes all her life decisions independently.
彼女は自立を重視し、人生のすべての決定を独自に行っている。

autonomyの覚え方:語源

autonomyの語源は、ギリシャ語の「autos(自分)」と「nomos(法)」に由来します。「autos」は「自分自身」や「自ら」を意味し、「nomos」は「法律」や「規則」を指します。この二つの言葉が組み合わさることによって、元々は「自分自身で法を作る」という意味を持つ言葉に成長しました。つまり、他者からの支配や制約を受けずに、自分の判断で行動することを示しています。この概念は、政治や哲学の分野において、人々が自らの意志によって選択し、行動する権利や能力を示す際に広く使われます。英語の「autonomy」は、個人が持つ独立性や自由、自律性を表す重要な言葉として、現代でも多くの文脈で用いられています。

語源 auto
語源 aut
自ら、 自己
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語源 nom
語源 num
割り当て、 管理
More

autonomyの類語・関連語

  • independenceという単語は、自分の意志で行動できる状態を指します。autonomyはより自己管理的に使われることが多いです。例えば、'She values her independence.'(彼女は自分の独立を大切にしています。)
  • freedomという単語は、制約がないという広い意味を持ちますが、autonomyは特に自律的な選択に重きを置いています。例えば、'He enjoys his freedom.'(彼は自由を楽しんでいます。)
  • libertyという単語は、社会的な権利や自由を指しますが、autonomyは個人の選択や管理に焦点を当てています。例えば、'We cherish our liberties.'(私たちは自分たちの自由を大切にしています。)
  • self-determinationという単語は、個人または集団が自分の運命を決定することを意味します。autonomyはその中での自律性を強調します。例えば、'They seek self-determination.'(彼らは自己決定を求めています。)


autonomyの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : independence

independence」は、他者に依存せずに自分自身で行動すること、または自立している状態を指します。この単語は特に、国や個人が外部からの影響を受けずに自分の意志で選択や決定を行う能力を強調します。
autonomy」と「independence」は似たような意味を持ちますが、ニュアンスに違いがあります。「autonomy」は、自主性や自己管理の概念にフォーカスしており、自分の決定を行う権利や能力を重視します。一方、「independence」は、他者からの支配や影響を受けない状態を強調するため、より外的な要因との関係に重点が置かれます。例えば、国の「independence」は、他国からの支配や干渉を受けないことを意味しますが、個人の「autonomy」は、自分の価値観や選択に基づいて行動する自由を指します。ネイティブスピーカーは、文脈によってこれらの違いを使い分けており、特に「autonomy」は、心理的・社会的な文脈でよく使われます。
Many people value their independence and strive to make their own choices in life.
多くの人は自分の独立を重視し、自分の人生で自分の選択をする努力をしています。
Many people value their autonomy and strive to make their own choices in life.
多くの人は自分の自主性を重視し、自分の人生で自分の選択をする努力をしています。
この例文では、「independence」と「autonomy」が同じ文脈で使われているため、置換が可能です。どちらも「自分自身の選択をする自由」という意味を持ちますが、微妙なニュアンスの違いがあるため、使う場面によって選ぶ単語が変わることがあります。

類語・関連語 2 : freedom

単語freedomは「自由」を意味し、特に制約や束縛から解放された状態を指します。この言葉は、物理的な自由だけでなく、精神的、社会的、政治的な側面にも適用されます。例えば、言論の自由や移動の自由など、個人が自分の意志で行動できることを強調します。
一方で、autonomyは「自主性」や「自立」を意味し、自己決定権や独立性に重点を置いています。例えば、個人や集団が自分の意思で行動することができる状態を示します。ネイティブは、freedomがより広範囲に使われるのに対し、autonomyは特に自分自身の決定に関わる状況で使うというニュアンスの違いを感じることが多いです。freedomは外部からの制約を解放すること、autonomyは内部からの選択の自由を強調するため、文脈によって使い分けられます。
I value my freedom to express my opinions.
私は自分の意見を表現する自由を大切にしています。
I value my autonomy to make my own choices.
私は自分自身の選択をする自主性を大切にしています。
この二つの文は、それぞれの単語が異なるニュアンスを持っていることを示しています。freedomは他者からの制約がないことを強調し、autonomyは自己決定の重要性を表しています。従って、文脈に応じて使い分けることが重要です。

類語・関連語 3 : liberty

単語libertyは「自由」や「解放」を意味し、特に個人の権利や自由を強調する際に用いられます。この単語は、権利の保護や社会的自由といった文脈で使われることが多く、政治的な背景を持つことが一般的です。
一方、単語autonomyは「自主性」や「自立」を指し、特に個人や集団が自己決定する能力や権利を強調します。例えば、自分の意志で行動することができる状態を表す際に用いられ、教育や医療、ビジネスの文脈でも使われます。ネイティブスピーカーは、libertyが社会的・政治的な自由を指すのに対し、autonomyは個人の選択や決定を重視するニュアンスがあることを理解しています。したがって、これらの単語は似ているようで異なる使い方がされます。
The citizens fought for their liberty against oppressive laws.
市民たちは抑圧的な法律に対抗して自分たちの自由のために戦った。
The community worked hard to gain autonomy in decision-making.
そのコミュニティは意思決定における自主性を得るために懸命に働いた。
この場合、libertyautonomyは置換可能ではありません。libertyは社会的自由に関連し、抑圧に対抗する文脈で使われています。一方、autonomyは自主的な意思決定を強調しているため、異なる状況で使用されます。

類語・関連語 4 : self-determination

self-determination」は、個人や集団が自らの意志で決定を行い、自己の運命をコントロールする能力を指します。この概念は特に政治的、社会的な文脈で重要とされ、自己決定権の尊重が強調されます。個々の自由や選択が重視される現代社会において、自己決定は重要な価値観の一つです。
autonomy」と「self-determination」は似た意味を持ちますが、使われる文脈によって異なるニュアンスがあります。「autonomy」は主に個人や組織が外部の干渉なしに自立して行動する能力を指すことが多く、特に自己管理や独立性に焦点を当てています。一方、「self-determination」は、個人や集団が自らの意志で選択することに重点が置かれ、特に自己決定権といった社会的、政治的な側面が強調されます。例えば、ある国の独立を求める運動では「self-determination」という言葉が使われますが、個人が自分の生活を自分で管理する場合には「autonomy」が適しています。このように、ネイティブスピーカーは文脈によって使い分けを行い、それぞれの単語が持つ微妙な違いを認識しています。
Many people believe in the importance of self-determination when it comes to education.
多くの人々は、教育に関して「自己決定」の重要性を信じています。
Many people believe in the importance of autonomy when it comes to education.
多くの人々は、教育に関して「自立性」の重要性を信じています。
この文脈では、「self-determination」と「autonomy」は互換性がありますが、ニュアンスが異なります。「self-determination」は、個人が自らの教育について選択することの重要性を強調しており、「autonomy」はその選択を行う自由や能力を指しています。


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autonomyの覚え方:Amazon 洋書情報

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【書籍タイトルの和訳例】

個人の自律性を交渉する: 東グリーンランドにおけるコミュニケーションと人間性

【「autonomy」の用法やニュアンス】

autonomy」は「自律性」や「自主性」を意味し、個人の選択や行動の自由、自己決定権を強調します。このタイトルでは、コミュニケーションを通じて個人の価値やアイデンティティを探求する様子が示唆されています。


【書籍タイトルの和訳例】
「ボドランド:NDFBのボド自治権を求める闘争の研究」

【「autonomy」の用法やニュアンス】
autonomy」は「自治」や「自立」を意味し、特定の集団や地域が自らの政治や文化を管理する権利を指します。このタイトルでは、ボド族の独自性や権利を守るための闘争を強調しています。


【書籍タイトルの和訳例】
自立と外部のコントロール

【「external」の用法やニュアンス】
「external」は「外部の」という意味で、他者や社会からの影響や制約を指します。このタイトルでは、自立と外部からの支配や管理の対立を示唆しています。


autonomyのいろいろな使用例

名詞

1. 政治的独立

自治権

autonomy という単語は、政治的な独立を指す場合があり、特定の地域や集団が他の権力からの干渉を受けずに自らの運営を行う能力を示します。これは、特に多民族国家や自治地域で重要な概念です。
The region was granted autonomy to govern itself independently from the central government.
その地域は中央政府から独立して自らを統治するための自治権が与えられました。
  • political autonomy - 政治的な自治
  • regional autonomy - 地域の自治
  • local autonomy - 地方の自治
  • administrative autonomy - 行政的な自治
  • cultural autonomy - 文化的な自治
  • self-governing autonomy - 自治的な自治
  • enhanced autonomy - 強化された自治
  • full autonomy - 完全な自治
  • partial autonomy - 部分的な自治
  • transitional autonomy - 移行的な自治

个人独立

autonomy はまた、個人が自らの判断で行動する能力を示すことがあります。これは、自己決定権や自由を重視する個人主義の観点からも重要です。
She values her autonomy and makes her own decisions in life without outside influence.
彼女は自分の自治権を重視し、外部からの影響なしに自らの人生の決定を行います。
  • personal autonomy - 個人の自治
  • moral autonomy - 道徳的な自治
  • individual autonomy - 個々の自治
  • decision-making autonomy - 決定権の自治
  • autonomy in relationships - 関係における自治
  • financial autonomy - 経済的な自治
  • educational autonomy - 教育における自治
  • creative autonomy - 創造的な自治
  • autonomy over one's life - 自分の人生における自治
  • emotional autonomy - 感情的な自治

2. 免除(恣意的権限からの)

権限の免除

autonomy のこの観点では、恣意的な権力の行使から免れる権利を強調しています。特に、人権や自由を守るために、特定の権力からの自律が要求される場面で重要視されます。
The community demanded autonomy from external authorities to protect their rights and freedoms.
そのコミュニティは、自らの権利と自由を守るために外部の権力からの自治を求めました。
  • autonomy from oppression - 抑圧からの自治
  • autonomy from government interference - 政府の干渉からの自治
  • autonomy from control - コントロールからの自治
  • legal autonomy - 法的な自治
  • autonomy from corporate influence - 企業の影響からの自治
  • autonomy from social norms - 社会規範からの自治
  • autonomy from centralized rule - 中央集権的な支配からの自治
  • autonomy from foreign intervention - 外国の介入からの自治
  • academic autonomy - 学問の自治
  • political autonomy movements - 政治的自治運動

このように、'autonomy' は政治的、個人的な文脈で多様な意味を持ち、さまざまな状況で重要な概念となります。

英英和

  • personal independence個人の自立自足
  • immunity from arbitrary exercise of authority: political independence恣意的な権力からの自由:政治的独立自立

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