anticholinergicとは・意味・覚え方・発音・例文 | 天才英単語

anticholinergic

【形】抗コリン薬の

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/ˌæntɪkəʊlɪnˈɜːdʒɪk/

anticholinergicの意味・説明

anticholinergicという単語は「抗コリン作用」や「コリン作動性の抑制」を意味します。これは、体内の神経伝達物質であるアセチルコリンの作用を抑える薬や物質を指します。アセチルコリンは、自律神経系において重要な役割を果たし、筋肉の動きや心拍数、消化活動などに関与しています。anticholinergicは、アセチルコリンの働きをブロックすることから、さまざまな医療現場で利用されることが多いです。

抗コリン作用を持つ薬は、特定の病状の治療において重要な役割を果たします。例えば、喘息やCOPD（慢性閉塞性肺疾患）においては、気道を広げる作用が求められます。また、過活動膀胱や消化器の問題にも使われ、症状の緩和に寄与します。ただし、これらの薬は副作用を伴うこともあるため、使用にあたっては注意が必要です。

さらに、anticholinergicという用語は、神経学や薬理学の文脈でよく使われます。薬理学的な観点からは、不同な抗コリン薬が分類され、効果や副作用が異なることが理解されています。また、神経学の分野では、特定の病気や状態における治療戦略の一部として考慮されることが多いです。これにより、医療専門家は患者の状態に応じた適切な治療法を選ぶ際に、anticholinergicの概念を重要視します。

anticholinergicの基本例文

The anticholinergic agents helped alleviate muscle spasms in the patient.

抗コリン作用薬は、患者の筋肉痙攣を緩和するのに役立ちました。

The patient's anticholinergic medication caused dry mouth and blurred vision.

患者の抗コリン薬は、口の渇きと視界のぼやけを引き起こしました。

Anticholinergic drugs block certain neural pathways to treat various medical conditions.

抗コリン薬は、様々な医療用途で特定の神経路をブロックします。

anticholinergicの意味と概念

名詞

1. 神経伝達物質の阻害物質

抗コリン薬は、神経伝達物質であるアセチルコリンの作用を阻害する物質を指します。この物質は神経系において重要な役割を果たすため、抗コリン薬はさまざまな医学的用途に利用されます。特に、呼吸器系や消化器系に関連する疾患の治療に使われることが多いです。

Anticholinergics are often prescribed to help manage symptoms of asthma by relaxing the airways.

抗コリン薬は、気道をリラックスさせることで喘息の症状を管理するために処方されることがよくあります。

形容詞

1. 神経伝達物質の作用を抑制する

抗コリン薬は、神経伝達物質であるアセチルコリンの作用を抑える特性があります。これにより、特に神経系に関連した症状を緩和する際に使用されます。例えば、呼吸器の痙攣を抑えたり、特定の消化器系の問題を改善したりする目的で使われることが一般的です。

The doctor prescribed an anticholinergic medication to help with my breathing difficulties.

医者は私の呼吸困難を助けるために抗コリン薬を処方しました。

2. 副作用としての使用制限

抗コリン薬には、口の渇きや眠気、視力のぼやけなどの副作用があり、これが使用上の制限となることがあります。そのため、患者には使用に際して注意が必要であり、適切な指導を受けることが求められます。特に高齢者においては、認知機能への影響も懸念されます。

Due to the side effects, the anticholinergic drug was not suitable for elderly patients.

副作用があるため、抗コリン薬は高齢者患者には適していませんでした。

anticholinergicの覚え方：語源

anticholinergicの語源は、ギリシャ語とラテン語に由来しています。まず、「anti-」は「対抗する」や「反対の」という意味を持つ接頭辞です。次に、「cholinergic」は「アセチルコリン」に関連するものを指します。ここで「cholinergic」という言葉は、アセチルコリン（神経伝達物質の一種）に由来しています。「cholinergic」は、ギリシャ語の「chole」（胆汁に関連する）と「nergia」（活動や効力）から派生したもので、アセチルコリンの作用に関連しています。したがって、全体として「anticholinergic」は「アセチルコリンの作用に対抗する」という意味になります。この用語は、医学や薬理学の分野でよく使われ、特にアセチルコリンの受容体をブロックする薬剤の説明に用いられます。