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anotherの意味・覚え方・発音

another

【形】 もうひとつの、別の

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anotherの意味・説明

anotherという単語は「別の」や「もう一つの」という意味があります。特定のものが一つ存在している状況で、同じタイプの別のものを指す際に使われます。複数の選択肢がある場合に「もう一つの選択肢」として用いることが多く、数量や種類を示す表現として非常に便利です。

使い方としてよく見られるのは、自分が持っているものや話しているものと類似した別のものを指す場合です。例えば、何かを想像する時、別の選択肢や別の側面を考える際にこの単語が使われます。「another」の後には必ず単数の名詞が続き、これによって一つだけの新しいものを持ち出すニュアンスが強調されます。

また、anotherは日常的な会話や文章の中で頻繁に使われるため、言葉の流れをスムーズにし、情報を整理する役割も果たします。物事の繰り返しや継続性を示したい時に特に適しており、固有名詞も含めてさまざまな文脈で使うことができます。

anotherの基本例文

Another opportunity has come.
もうひとつの機会が来た。
Can you give me another chance?
もう一度チャンスをくれますか?
The teacher gave another example to explain the concept.
先生は概念を説明するために別の例を示しました。

anotherの使い方、かんたんガイド

1. 形容詞「another」の基本的な使い方(もう一つの・別の)

another」は、「an + other」から来ており、「もう一つの」「別の」という意味の形容詞です。追加の一つのものを指すために使われます。

Would you like another cup of coffee?
もう一杯コーヒーはいかがですか?
Let's try another approach to this problem.
この問題に対して別のアプローチを試してみましょう。

2. 代名詞「another」の使い方(別のもの・もう一つ)

another」は代名詞としても使われ、「別のもの」「もう一つ」という意味になります。

This pen doesn't work. Can I have another?
このペンは動きません。別のをもらえますか?
One book isn't enough. I need another.
一冊の本では足りません。もう一冊必要です。

3. 「one another」の形(お互いに)

「one another」の形で、「お互いに」という意味になります。3人以上の間の相互作用を表すことが多いですが、2人の間でも使えます。「each other」とほぼ同じ意味です。

The students help one another with their homework.
生徒たちは宿題でお互いに助け合います。
We should respect one another.
私たちはお互いを尊重すべきです。

4. 「one after another」の形(次々と)

「one after another」の形で、「次々と」「連続して」という意味になります。

The guests arrived one after another.
客は次々と到着しました。
She won three competitions one after another.
彼女は3つのコンペティションを連続して勝ちました。

5. 「another thing」の形(もう一つのこと・別の点)

another thing」の形で、「もう一つのこと」「別の点」という意味になります。新しい話題や追加のポイントを導入するのに使われます。

Another thing I wanted to ask you about is your availability next week.
もう一つ尋ねたかったのは、来週のあなたの都合についてです。
The food was delicious. Another thing, the service was excellent.
食べ物はおいしかったです。また、サービスも素晴らしかったです。

6. 「one way or another」の形(何とかして・どうにかして)

「one way or another」の形で、「何とかして」「どうにかして」という意味になります。方法は特定せずに結果を達成することを示します。

We'll solve this problem one way or another.
私たちはどうにかしてこの問題を解決するでしょう。
One way or another, I'll get the money to pay for my education.
何とかして、私は自分の教育のためのお金を得るでしょう。

7. 「another time」の形(別の時に・今度)

another time」の形で、「別の時に」「今度」という意味になります。現在ではなく将来の別の機会を示します。

I'm too busy now. Can we discuss this another time?
今は忙しすぎます。これを別の時に話し合えますか?
I'll finish reading this book another time.
この本を読み終えるのは今度にします。

8. 「at another time」の形(別の時には・別の時代には)

「at another time」の形で、「別の時には」「別の時代には」という意味になります。現在とは異なる時点や時代を示します。

At another time, this behavior would have been acceptable.
別の時代には、この行動は受け入れられていたでしょう。
I'd be happy to help you at another time when I'm less busy.
私がそれほど忙しくない別の時に、喜んであなたを手伝いますよ。

9. 「just another」の形(ただの・単なる)

「just another」の形で、「ただの」「単なる」という意味になります。特に珍しくない、ありふれたものであることを示します。

It's just another day at the office.
それはオフィスでのただの一日です。
He's just another politician making empty promises.
彼は空約束をする単なる政治家の一人です。

10. 「one day...another day」の形(ある日は~、別の日は~)

「one day...another day」の形で、「ある日は~、別の日は~」という対比的な表現になります。

One day she's happy, another day she's sad.
ある日は彼女は幸せですが、別の日は悲しいです。
One day it's sunny, another day it's raining.
ある日は晴れていますが、別の日は雨が降っています。

11. 「in another life」の形(別の人生では・前世では)

「in another life」の形で、「別の人生では」「前世では」という意味になります。現実とは異なる仮想的な状況や前世の概念を表します。

In another life, I would have been a musician.
別の人生では、私は音楽家になっていたでしょう。
I feel like I must have known you in another life.
前世であなたを知っていたに違いないような気がします。

12. 「that's another story」の形(それはまた別の話だ)

「that's another story」の形で、「それはまた別の話だ」という意味になります。現在の会話のトピックとは別の、複雑または長い説明が必要な話題であることを示します。

I did finish the project, but how I managed to do it - that's another story.
確かにプロジェクトを終えましたが、どうやってそれをやり遂げたかというと、それはまた別の話です。
Yes, I've met him before, but that's another story for another time.
はい、以前彼に会ったことはありますが、それはまた別の機会に話す別の話です。

13. 「yet another」の形(またもや・さらにもう一つの)

「yet another」の形で、「またもや」「さらにもう一つの」という意味になります。すでに多数あることに加えてさらに追加されることを示し、しばしば驚きや皮肉を含みます。

This is yet another example of poor planning.
これはまたもや貧弱な計画の例です。
The government has introduced yet another tax increase.
政府はさらにもう一つの増税を導入しました。

14. 「give it another go/shot/try」の形(もう一度やってみる)

「give it another go/shot/try」の形で、「もう一度やってみる」という意味になります。再び挑戦することを示します。

Your first attempt didn't work? Give it another try.
最初の試みはうまくいかなかった?もう一度やってみて。
I think we should give it another shot before giving up.
諦める前にもう一度やってみるべきだと思います。

15. 「another pair of eyes」の形(別の視点・別の人の意見)

another pair of eyes」の形で、「別の視点」「別の人の意見」という意味になります。別の人に確認や評価をしてもらうことを示します。

This document needs another pair of eyes before we submit it.
この文書は提出する前に別の人の確認が必要です。
I'd like to get another pair of eyes on this design.
このデザインについて別の人の意見を聞きたいです。

16. 「another world」の形(別の世界・異次元)

another world」の形で、「別の世界」「異次元」という意味になります。現実とは全く異なる環境や世界を表します。

Walking into that ancient temple felt like entering another world.
その古代寺院に入ることは、別の世界に入るようでした。
When I'm reading a good book, I'm transported to another world.
良い本を読んでいるとき、私は別の世界に運ばれます。

まとめ

(品詞別の用法)

用法 意味 例文
another(形容詞) もう一つの・別の Another cup, please.
another(代名詞) 別のもの・もう一つ I need another.

(重要な表現)

用法 意味 例文
one another お互いに Help one another.
one after another 次々と One after another they came.
another thing もう一つのこと Another thing to consider.
another time 別の時に・今度 Try another time.

(慣用表現)

用法 意味 例文
one way or another 何とかして One way or another, we'll manage.
just another ただの・単なる Just another day.
in another life 別の人生では In another life, maybe.
that's another story それはまた別の話だ That's another story.
yet another またもや・さらにもう一つの Yet another problem.
give it another try もう一度やってみる Give it another try.
another pair of eyes 別の視点・別の人の意見 Need another pair of eyes.

another」は「an + other」から来ており、「もう一つの」「別の」という意味の形容詞または代名詞です。単数可算名詞の前に使われ、追加の一つのものを指します。「one another」(お互いに)、「one after another」(次々と)、「one way or another」(何とかして)などの表現の一部としても使われます。「another time」(別の時に)、「just another」(ただの)、「in another life」(別の人生では)、「that's another story」(それはまた別の話だ)、「yet another」(またもや)などの慣用表現も重要です。「another」の様々な用法を理解することで、より自然な英語表現が可能になります。

anotherの意味と概念

形容詞

1. 別の

「他の」「もう一つの」という意味で、すでに言及された物事とは異なる対象を指し示す際に使用します。同じ種類や性質のものの中から、異なるものを選択する場合によく使われます。複数の選択肢の中から代替となるものを示す際にも使用されます。
I don't like this shirt. Do you have another one in blue?
このシャツは好きではありません。青い色の別のものはありますか?

2. もう一つの

既存のものに追加して「さらにもう一つ」という意味で使われます。数量的な追加を表現する際に用いられ、既に存在するものと同様のものをさらに加えることを示します。特に付加的な意味合いが強い場合に使用されます。
Would you like another cup of coffee?
コーヒーをもう一杯いかがですか?

anotherの覚え方:語源

anotherの語源は、古英語の「an」(一つの)と「ōther」(他の)から派生しています。「an」は数を表す言葉で、「ōther」は選択肢を示す言葉です。これらが合わさることによって、「もう一つの」や「他の一つ」という意味が生まれました。この語の構造からは、「他のものの一つ」というニュアンスが見て取れます。

中世英語では「another」が「an other」と書かれることが一般的で、時が経つにつれ、スペルと発音が統一されていきました。このように、anotherは具体的には「一つの他のもの」という意味を持ちながら、より広く「別の」または「もう一つの」という使い方へと発展してきたのです。

したがって、anotherの語源を理解することで、この単語がどのように他の言葉と関連しているか、またその背景にある文化的・歴史的な意味を考える手助けになります。

anotherの類語・関連語

  • otherという単語は、何か他のものを指すときに使います。複数のものの中から別のものを選ぶ際に便利です。たとえば、「other options」は「他の選択肢」を意味します。
  • additionalという単語は、何かに追加されることを強調します。特に数量や付加的な要素に使います。「an additional fee」は「追加料金」を意味します。
  • alternativeという単語は、別の選択肢や代わりのものを指します。特に一つの選択肢に対しての代わりがあることを示します。「an alternative solution」は「代替案」を意味します。
  • differentという単語は、異なる、または違ったものを強調します。特に比較する際に使われ、個体差や特異性を示します。「a different approach」は「異なるアプローチ」を意味します。


anotherの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : other

単語otherは、「他の」「別の」という意味を持つ形容詞や名詞です。主に、特定のものから除外された別のものを指す際に使われます。また、複数の選択肢の中から他のものを区別するためにも用いられます。例えば、あるグループの中で「他の人」や「他のアイデア」を指す場合に使われます。
一方で、anotherは「もう一つの」「別の」という意味を持ち、通常は数が1つ増えることを示します。つまり、anotherは単数名詞とともに使われ、特に物や人がさらに1つ存在することを強調します。ネイティブスピーカーにとって、otherは選択肢の中から別のものを示すのに対し、anotherは追加のものを示すため、文脈によって使い分けられます。例えば、「他の本」を指す場合にはotherを使い、「もう一冊の本」を指す場合にはanotherを使います。このように、2つの単語は似た意味を持ちますが、使う状況によって適切な方が異なります。
I have read the other books in the series.
私はそのシリーズの他の本を読みました。
I have read another book in the series.
私はそのシリーズのもう一冊の本を読みました。
この文脈では、otherは「他の本」を指し、特定の本を除外した中からの選択を示しています。一方で、anotherは、さらに1冊の本を追加で読むことを指しており、数の増加を強調しています。したがって、どちらの単語も適切ですが、意味合いに微妙な違いがあります。

類語・関連語 2 : additional

additional」は「追加の」、「さらなる」という意味を持ち、主に数量や情報を増やすことを示します。この単語は、カジュアルな会話からビジネスシーンまで幅広く使用され、特に何かを補う、または追加する際に使われることが多いです。
another」と「additional」は似たような意味を持ちますが、使用される文脈やニュアンスに違いがあります。「another」は一般的に「もう一つの」という意味で、個別のものを指す際に使われます。例えば、「another cup of coffee」(もう一杯のコーヒー)というときは、特定の個体に対して追加を求めています。一方、「additional」は、数量や情報を増やす際に使われ、通常は数や量を強調する場合に適しています。「additional resources」(追加の資源)のように、具体的な個体を指すのではなく、全体としての増加を表現します。このように、anotherは個々のアイテムに焦点を当て、additionalはより一般的な増加を示すため、使い分けが重要です。
I would like to order additional information about the program.
そのプログラムについての追加情報を注文したいです。
I would like to order another brochure about the program.
そのプログラムについてのもう一つのパンフレットを注文したいです。
この例文では、「additional」と「another」が異なる意味を持っています。前者は情報の量を増やすことを示し、後者は特定のアイテム(パンフレット)の追加を求めています。このように、文脈によってそれぞれの単語の使い方が変わるため、使い分けが重要です。

類語・関連語 3 : alternative

単語alternativeは「代替」や「選択肢」を意味します。何かの代わりになるものを指し、通常は他の選択肢と比較して使われます。特定の状況やニーズに応じて選ぶことができるオプションを示す言葉です。
一方でanotherは「もう一つの」という意味で、数が一つ増えることを示します。具体的な代替の選択肢を示すのではなく、同じ種類のものを追加で求めるときに使われることが多いです。ネイティブスピーカーはこの二つの単語を使い分けます。たとえば、ある選択肢が気に入らず、他に選ぶものが必要な場合にはalternativeを、単に「もう一つの」を求める場合にはanotherを使用します。そのため、alternativeは特定の選択肢を強調する際に使い、anotherは数量的な追加を示すニュアンスがあります。
You can choose an alternative route to avoid traffic.
渋滞を避けるために、別のルートを選ぶことができます。
You can take another route to avoid traffic.
渋滞を避けるために、もう一つのルートを選ぶことができます。
この文脈では、alternativeanotherは置換可能ですが、ニュアンスが少し異なります。alternativeは具体的な選択肢としてのルートを強調し、anotherは単に追加のルートがあることを示しています。

類語・関連語 4 : different

単語differentは、「異なる」「違う」といった意味を持ち、物事の違いや多様性を強調する際に使われます。何かが他と比較して特別な特徴を持っている場合に使用されることが多く、意見や視点、物体の性質など、さまざまな場面で使われることがあります。
一方、単語anotherは「もう一つの」「別の」という意味を持ち、数量や選択肢を示す際に用いられます。anotherは基本的に同じ種類のものが「もう一つ」あることを示し、特に数が増えることに焦点を当てています。たとえば、何かを追加する場合や異なる選択肢を提示する際に使われます。ネイティブスピーカーは、differentが異なる性質や特徴に焦点を当てているのに対し、anotherは数量や選択の追加に重点を置いていることを理解しています。したがって、文脈に応じて使い分ける必要があります。
This shirt is different from the one I bought yesterday.
このシャツは、昨日買ったものとは異なります。
I want to buy another shirt like the one I bought yesterday.
昨日買ったような別のシャツが欲しいです。
この場合、differentは特徴の違いに焦点を当てており、anotherは同じ種類のものを追加で求めています。両者は異なるニュアンスを持つため、文脈に応じて適切に選択する必要があります。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

anotherのいろいろな使用例

形容詞

1. 代わりの選択肢(alternative options)

例を挙げる

このサブグループは、特定の選択肢に対して別の選択肢がある場合に「another」を使います。何かを追加する場合や、他の類似のものを指すときに便利です。
I would like another slice of cake.
もう一切れケーキが欲しいです。
  • another option - 別の選択肢
  • another chance - 別のチャンス
  • another opportunity - 別の機会
  • another idea - 別のアイデア
  • another solution - 別の解決策
  • another suggestion - 別の提案
  • another view - 別の見方
  • another perspective - 別の観点
  • another example - 別の例
  • another reason - 別の理由

別のもの

このサブグループは、具体的なものや人を指して「another」を用いる場合です。新しいものに言及する際に使います。
Can I have another drink, please?
もう一杯飲み物をいただけますか?
  • another piece - 別の一片
  • another book - 別の本
  • another friend - 別の友達
  • another day - 別の日
  • another trip - 別の旅行
  • another product - 別の製品
  • another meeting - 別の会議
  • another car - 別の車
  • another film - 別の映画
  • another song - 別の歌

2. 加算の意味(adding more)

追加の提示

こちらのサブグループは、累積的に何かを追加する状況で「another」を使用する場合です。既存の内容に何かを加えるニュアンスを持っています。
I need another two days to finish the project.
プロジェクトを終わらせるのに、あと2日必要です。
  • another hour - もう1時間
  • another week - もう1週間
  • another month - もう1ヶ月
  • another time - もう1度
  • another attempt - もう1回の試み
  • another animal - 別の動物
  • another class - もう1クラス
  • another parcel - 別の小包
  • another ticket - もう1枚のチケット
  • another step - もう1ステップ

別の選択肢を提示する

このサブグループは、何かの代替選択肢を示す際に「another」を用いる場合です。選択肢を追加する文脈で効果的です。
If you don’t like that one, here’s another.
それが気に入らなければ、こちらの別のものがあります。
  • another way - 別の方法
  • another route - 別のルート
  • another choice - 別の選択
  • another strategy - 別の戦略
  • another direction - 別の方向
  • another method - 別の手法
  • another alternative - 別の代替案
  • another plan - 別の計画
  • another approach - 別のアプローチ
  • another chance - 別の機会

英英和

  • any of various alternatives; some other; "put it off to another (or some other) day"様々な選択肢の総称別個
    例:put it off to another (or some other) day 別の(またはいつか別の)日まで、それを延期する

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