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taciturnの意味・覚え方・発音

taciturn

【形】 口数が少ない

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/ˈtæsɪtɜːn/

taciturnの覚え方ヒント

taciturnの意味・説明

taciturnという単語は「無口な」や「口数が少ない」を意味します。この言葉は、話すことがあまり好きではない人や、自然に話さない性格の人を指す際に使われます。たとえば、内向的な性格や、あまり自分の意見を表明しない人に対して、「taciturn」と表現することができます。

taciturnという言葉には、静かで落ち着いた印象がある一方で、時には冷たい印象を与えることもあります。これは、相手が積極的に会話に参加してこないため半ば無表情に感じられることが理由です。taciturnは、人間関係やコミュニケーションにおいて重要な意味合いを持つ言葉で、特に対比的に「talkative(おしゃべりな)」という言葉と一緒に使われることが多いです。

この単語は、日常の会話や文学作品などで見られることがあり、人物描写や性格の暗示をする際に利用されます。特に、物語の中でキャラクターの特性を説明する時に、taciturnはその人がどのように周囲と関わっているかを表す重要な要素となります。

taciturnの基本例文

She is known for being taciturn and rarely speaks up in class.
彼女は無口で、クラスでほとんど話さないことで知られています。
Despite his taciturn nature, he expressed his thoughts through his artwork.
無口な性格であるにもかかわらず、彼は自分の思いを作品に表現しました。
The taciturn boy prefers to keep to himself and rarely joins in conversations with others.
その無口な少年は自分自身にこもることを好み、他の人との会話にはほとんど参加しません。

taciturnの意味と概念

形容詞

1. 無口な

無口なという意味は、通常は控えめで、あまり話さない人を指します。例えば、普段からあまり気軽に会話をしない性格の人や、会話を避ける傾向がある人に当てはまります。また、この特徴を持つ人は、意見を簡単に述べることが少なく、静かに過ごすことが多いです。
He is a taciturn man who rarely speaks in social gatherings.
彼は社交の場ではほとんど話さない無口な男です。

2. 無言の

無言のという意味では、言葉を使わずに伝えようとする姿勢や態度を表しています。こうした人は、あまり言葉に頼ることなく、表情や身体言語でコミュニケーションを取ることがあるため、言葉少なな印象を与えます。この表現は、時には静かながらも深い意味を持つことがあります。
Her taciturn nature often left her friends guessing about her true feelings.
彼女の無言の性格は、しばしば友人たちを彼女の本当の感情について推測させました。

taciturnの覚え方:語源

taciturnの語源は、ラテン語の「tacere」に由来します。この「tacere」は「沈黙する」や「話さない」という意味を持っています。ラテン語から派生して、古フランス語を経て英語に入った際に、意味がそのまま引き継がれました。taciturnは、主に「口数が少ない」「無口な」という形容詞として使われ、誰かがあまり話さない状態を表します。この語は、性格や行動を描写する際に用いられ、相手の内面的な印象を与えることがあります。語源を知ることによって、言葉の奥深い意味や使用方法を理解する手助けになります。

taciturnの類語・関連語

  • reservedという単語は、控えめであまり自分の意見を表に出さない性格を指します。taciturnは無口さを強調するため、reservedよりも内向的な印象があります。例:He is reserved around strangers.(彼は初対面の人の前では控えめです。)
  • reticentという単語は、自分の気持ちや考えをあまり話さない状態を表します。taciturnよりも、何かを言いたいが言わないというニュアンスです。例:She was reticent about her past.(彼女は過去については控えめでした。)
  • quietという単語は、静かな状態を指し、taciturnのように意図的に無口なわけではありません。気軽に話せる雰囲気の中でも使われます。例:The library is very quiet.(図書館はとても静かです。)
  • aloofという単語は、無関心で距離を置いている様子を表し、taciturnは内向的な性格ですが、aloofは冷たい印象を与えることがあります。例:He remains aloof during discussions.(彼は議論中も無関心です。)
  • mutteringという単語は、小声でつぶやくことを指し、taciturnよりも感情がありつつも無口である状態を示します。例:He was muttering to himself.(彼は独り言をつぶやいていました。)


taciturnの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : reserved

単語reservedは、一般的に控えめで、自己主張を控える態度を示す言葉です。この言葉は、感情や意見をあまり外に出さず、内向的な性格を表現する際に使われます。場の雰囲気を壊さないように、落ち着いた態度を保つことが重視される場面で特に適しています。
一方でtaciturnは、口数が少なく、無口な様子を指します。両者は控えめさを表現しますが、ニュアンスには違いがあります。reservedは、話し方や態度が控えめであることを強調し、状況によっては話すことができる余地があることを示します。一方、taciturnは、基本的に話すことを避ける姿勢を持ち、内面的な理由から言葉が少ないことを強調します。つまり、reservedは状況に応じて話すことができるのに対し、taciturnは言葉を発すること自体が少ないという違いがあります。
She was very reserved during the meeting, only offering her opinion when directly asked.
彼女は会議中とても控えめで、直接尋ねられたときだけ意見を述べました。
He was quite taciturn during the meeting, rarely speaking unless absolutely necessary.
彼は会議中とても無口で、絶対に必要な場合を除いてほとんど話しませんでした。
この二つの例文は、両者の使い分けを示しています。reservedは特定の状況で話すことができる控えめさを示し、taciturnはほとんど話さない姿勢を示しています。

類語・関連語 2 : reticent

reticent」は、他人との会話やコミュニケーションに対して控えめであることや、内気であることを意味します。この単語は、特に自分の感情や意見をあまり表現しない人を指す際に用いられます。taciturnと似た意味を持ちますが、reticentは感情や考えを隠す意図がある場合に使われることが多いです。
taciturn」と「reticent」は、どちらも「口数が少ない」という意味を持ちますが、そのニュアンスには微妙な違いがあります。taciturnは、基本的に話すこと自体が少ない性格を表し、感情や考えを隠す意図はあまりない場合に使われます。一方で、reticentは、他人に対して自分の意見や感情をあまり表に出さないことを強調します。つまり、reticentは他者との関係においてより内向的で、自己表現を控えることが多いと考えられます。このように、taciturnは単に話さないことを指し、reticentはその背景にある心理的な要因を含意することが多いのです。
She was reticent about her plans for the future.
彼女は将来の計画について控えめだった。
She was taciturn about her plans for the future.
彼女は将来の計画について口数が少なかった。
この文脈では、「reticent」と「taciturn」は互換性があります。どちらも彼女が将来の計画を話すことが少なかったことを示していますが、reticentは控えめさを強調し、taciturnは単に話さない様子を表しています。

類語・関連語 3 : quiet

単語quietは「静かな」という意味を持ち、音や声が少ない状態を指します。人や場所が静かであることに使われ、一般的に穏やかな雰囲気を表現します。quietは、動作や行動が少ないことを示す場合もあり、例えば「静かにしている」といった使い方が典型的です。
一方で、taciturnは「無口な」「口数が少ない」という意味で、特に言葉をあまり発しない人を指します。quietは音の大きさに焦点を当てていますが、taciturnはその人の性格やコミュニケーションスタイルに関連しています。たとえば、quietな人は単に静かである場合がありますが、taciturnな人は意図的に話さないことが多く、考えを言葉にするのが苦手な場合もあります。このように、quietは物理的な「静けさ」を指すのに対し、taciturnは心理的な「無言」を強調します。
The library was very quiet while she was studying.
彼女が勉強している間、図書館はとても静かだった。
He was known for being taciturn during meetings.
彼は会議中、無口であることで知られていた。
ここでは、quiettaciturnが異なる状況で使われています。quietは図書館の環境を表現しているのに対し、taciturnは人の性格を示しています。このように、quietは物理的な静けさを指し、taciturnは会話の少なさを指すため、置換可能な文脈ではないと言えます。

類語・関連語 4 : aloof

aloof」は、感情や関心をあまり見せず、他人から距離を置くような態度を示す言葉です。この単語は、人が冷たい、または無関心に見える場合に使われます。例えば、社交的な場面であまり話さない人や、他の人との関係を持ちたがらない人を指すことが多いです。
taciturn」は、話すことが少ない、またはあまり自分の考えや感情を表現しない人に使われる言葉です。ここでの違いは、「taciturn」は内向的であることに重点が置かれているのに対し、「aloof」は他人との距離を意図的に保つことに焦点を当てています。つまり、taciturnな人は話すことが少ないが、必ずしも他人に対して冷たくはない場合があります。一方で、aloofな人は、他人との関係を避けることが多く、冷たい印象を与えることが一般的です。このように、両者は似たような状況で使われることがありますが、その背景にある意図や態度には明確な違いがあります。
She seemed aloof at the party, standing alone in the corner and not engaging with anyone.
彼女はパーティーで冷たく見え、隅に立って誰とも関わろうとしなかった。
He was quite taciturn at the party, preferring to listen rather than speak.
彼はパーティーでかなり無口で、話すよりも聞くことを好んでいた。
この二つの文は、状況が異なります。「aloof」は冷たく見える態度を示し、他者との関わりを避けることが強調されています。一方、「taciturn」は無口であることを表し、必ずしも他人との距離を置いているわけではありません。したがって、文脈に応じて使い分ける必要があります。

類語・関連語 5 : muttering

muttering」は、低い声でぼそぼそと話すことを指します。通常、相手に聞こえないように話す場合や、何かに不満を持っているときに使われることが多いです。この言葉は、話し手が自分の気持ちを隠したり、表現するのが恥ずかしいと感じている状況を示唆します。
taciturn」は、基本的には「無口な」という意味で、人があまり話さない性格を表します。一方で、「muttering」は話す行為を含みますが、その声が小さく聞き取りにくいことに焦点を当てています。つまり、taciturnは性格を表現するのに対し、mutteringは具体的な行動を表す言葉です。ネイティブは、taciturnを使うときはその人全体の性格や態度を指摘することが多く、mutteringは特定の状況や感情を表す際に使う傾向があります。
He was muttering something under his breath during the meeting.
彼は会議中に小声で何かを呟いていた。
He was taciturn during the meeting, hardly saying a word.
彼は会議中、ほとんど何も言わずに無口だった。
この文脈で、mutteringは「小声で呟く」という具体的な行動を示しており、taciturnはその人の性格を描写しています。どちらも「話さない」という点では関連がありますが、mutteringは特定の瞬間の行動に焦点を当てています。


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taciturnの会話例

taciturnの日常会話例

「taciturn」は、主に「口数が少ない」という意味で使われる形容詞です。日常会話では、人の性格や話し方を表現する際に用いられます。この単語は、特に話すことが少なく、控えめな印象を持つ人を形容するのに適しています。以下に「taciturn」の代表的な意味をリストアップします。

  1. 口数が少ない、無口な

意味1: 口数が少ない、無口な

この会話では、友人同士が共通の知り合いについて話しており、その知り合いが「taciturn」であることを指摘しています。無口な性格がどう影響するかについて意見を交わしています。

【Example 1】
A: Have you noticed how taciturn John is during our meetings?
A: 私たちの会議中、ジョンがどれほどの無口か気づいた?
B: Yes, I wonder if he has anything to say at all.
B: うん、彼が何か言いたいことがあるのか疑問だね。

【Example 2】

A: I think being taciturn can be a good thing sometimes.
A: 無口であることは時には良いことだと思う。
B: Really? Why do you think that?
B: 本当に?どうしてそう思うの?

【Example 3】

A: Sarah is quite taciturn, but she has great ideas.
A: サラはかなり無口だけど、素晴らしいアイデアを持っているよ。
B: True, she just needs to open up more.
B: 確かに、もっと自分を開放する必要があるね。

taciturnのビジネス会話例

「taciturn」は、一般的には「無口な」や「口数が少ない」という意味を持ちます。ビジネスシーンでは、特に会議やチーム内でのコミュニケーションに関して、話すことが少ない人を指して使われることが多いです。このような性質は、時に慎重さや内向的な性格を示すことがあり、状況によっては信頼感を与える一方で、意見を述べる機会を逃すことにも繋がります。

  1. 無口な・口数が少ない

意味1: 無口な・口数が少ない

この会話では、ビジネスミーティングでの同僚の性格に対する意見が交わされています。AはBに対して、彼らの新しい同僚が非常に無口であることを指摘し、それがどのようにチームに影響を与えるかを考えています。

【Example 1】
A: I noticed that John is quite taciturn during our meetings.
A: 私はジョンが会議中に非常に無口だと気づきました。
B: Yes, but maybe he is just processing everything before he speaks.
B: ええ、でも彼は話す前にすべてを考えているのかもしれませんね。

【Example 2】

A: Do you think being taciturn is a disadvantage in our team?
A: 私たちのチームにおいて無口でいることは不利だと思いますか?
B: It can be, but sometimes it allows him to listen better.
B: そうかもしれませんが、時には彼によりよく聞く機会を与えることもあります。

【Example 3】

A: I appreciate how taciturn she is; it shows she thinks before she speaks.
A: 彼女が無口なのは評価しています;それは彼女が話す前に考えていることを示しています。
B: True, but we need her input more often.
B: それは本当ですが、私たちは彼女の意見をもっと頻繁に必要としています。

taciturnのいろいろな使用例

形容詞

1. 消極的で控えめな

内向的な性格

このカテゴリは、控えめで内向的な性格を示す「taciturn」の用法に関連しています。内向的な人物は、他者とのコミュニケーションが少なく、話し方も控えめです。周囲の人々と積極的に関わることを好まない傾向があります。
His taciturn nature made him seem unfriendly.
彼の黙り込んだ性格は、彼を不親切に見せた。
  • taciturn person - 控えめな人
  • taciturn nature - 内向的な性質
  • taciturn demeanor - 無口な態度
  • taciturn individual - 物静かな個人
  • taciturn attitude - 無口な態度
  • taciturn response - 無口な返答
  • taciturn conversation - 無言の会話

コミュニケーションの少なさ

このカテゴリは、他者とのコミュニケーションが少ないことを強調します。無口な人々は、その言葉数が非常に少なく、しばしば誤解されがちです。
She is known for her taciturn ways since childhood.
彼女は幼少期から無口な傾向で知られている。
  • taciturn expression - 無言の表情
  • taciturn reply - 無言の返事
  • taciturn interaction - 無口なやり取り
  • taciturn colleague - 無口な同僚
  • taciturn friend - 無口な友達
  • taciturn meeting - 無言の会議
  • taciturn atmosphere - 無口な雰囲気

2. 口数が少ない

言葉を選ぶ慎重さ

このカテゴリは、口数が少ないことを強調し、会話の中で発言が控えめであることを示唆しています。誤解を避けるため、言葉を慎重に選ぶ性質の表れです。
His taciturn manner often led to misunderstandings.
彼の無口な態度は、しばしば誤解を招いた。
  • taciturn style - 無口なスタイル
  • taciturn speaker - 無口な話し手
  • taciturn choice - 無言の選択
  • taciturn negotiation - 無口な交渉
  • taciturn explanation - 無言の説明
  • taciturn attitude at work - 職場での無口な態度
  • taciturn approach - 無口なアプローチ

表現が少ない

このカテゴリでは、話すことが少なく、表現が限られている状態を示します。表現力が乏しい場合、他者との意志疎通が難しい場合があります。
Despite his taciturn nature, he has deep thoughts.
彼の無口な性格にもかかわらず、深い考えを持っている。
  • taciturn feelings - 無口な感情
  • taciturn responses to questions - 質問に対する無口な返答
  • taciturn remarks - 無口な発言
  • taciturn thoughts - 無口な考え
  • taciturn comments - 無口なコメント
  • taciturn admissions - 無口な告白
  • taciturn reflections - 無言の反省