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split infinitiveの意味・覚え方・発音

split infinitive

【動】 分割不定詞

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/ˈsplɪt ˌɪn.fɪ.nɪtɪv/

split infinitiveの意味・説明

split infinitiveという単語は「不定詞の分裂」を意味します。不定詞とは「to + 動詞の原形」の形を持つ表現で、英語において名詞、形容詞、または副詞として用いられます。しかし、「split infinitive」は、この不定詞の中に別の語句が挿入される状態を指します。典型的には、「to」と動詞の間に副詞が入るケースが多いです。

例えば、「to boldly go」のように、「to」と「go」の間に「boldly」が挿入されています。この形式は文法的には許可されていますが、伝統的に「split infinitive」を避けることが推奨された時代もありました。しかし、現代では、特に注意を払わなくても問題ないとされることが一般的になっています。そのため、言葉の流れやリズムを重視する場合には、split infinitiveを使用することもあります。

この表現は、特に文章のスタイルやトーンに影響を与えるため、作家や話者が自分の意図するニュアンスを明確にするために利用されることがあります。また、split infinitiveには、言葉の選び方や表現の仕方についての自由度を示す一例としても見ることができます。そのため、文を構築する際に、著者の意図や表現力の強調に寄与しうる重要な要素となります。

split infinitiveの基本例文

split infinitiveの覚え方:語源

「split infinitiveの語源は、英語の文法用語である "infinitive" に由来します。この "infinitive" は、動詞の基本形を表し、通常は "to" とその動詞から成ります。たとえば、 "to go" や "to eat" などです。英語の文法において、infinitive の中に他の単語を挟むことを指して "split infinitive" と呼びます。

この用語は19世紀に登場し、語源としては英語の "split"(分ける)と "infinitive"(不定詞)から成ります。特に有名な例として、"to boldly go"(大胆に行く)というフレーズがあります。この表現は、元々の形である "to go boldly"(大胆に行く)から不定詞を分けています。

英語の文法において、split infinitive に対する評価は長い間議論の的となり、伝統的な文法書では避けるべき表現とされることが多かったですが、近年では自然な表現として受け入れられるようになりました。」

split infinitiveの類語・関連語

  • verb phrase
    verb phraseという単語は、動詞とその補足情報を含むフレーズを指します。split infinitiveは動詞句の一部として用いられますが、verb phraseはより広い概念です。例えば、「make him laugh(彼を笑わせる)」はverb phraseの例です。
  • phraseという単語は、意味のある単語の集まりを指します。split infinitiveはphraseの中で特定の意味を持っていますが、phraseは全体的な言語の単位です。例題として、「to go fast(速く行く)」を挙げます。


split infinitiveの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : verb phrase

verb phrase」は、動詞とその補足語(オブジェクト、補語など)から成る句のことを指します。英語では、動詞の使い方を明確にするために、目的語や副詞などが一緒に使われることが一般的です。このような句を理解することで、より複雑な文を作成することができ、英語の表現力が向上します。
一方で、「split infinitive」は、動詞の不定詞(to + 動詞)の間に他の語を挿入することを意味します。例えば、「to boldly go」や「to quickly finish」のように、動詞の前に副詞を置くことが典型的です。ネイティブスピーカーは、特にフォーマルな文脈ではsplit infinitiveを避ける傾向がありますが、口語では非常に一般的です。対して、verb phraseは文法的に正確である限り、特に使用に制限はありません。このように、split infinitiveは特定の語順の扱いに関わるのに対し、verb phraseは動詞の用法全般に関わるため、ニュアンスや使用場面が異なります。
I want to quickly finish my homework.
私は宿題を早く終わらせたいです。
I want to finish my homework quickly.
私は宿題を早く終わらせたいです。
この文では、verb phrasesplit infinitiveが両方とも自然に使われています。どちらの表現も文の意味は変わらず、使い分けは主に好みや文脈に依存します。

類語・関連語 2 : phrase

単語phraseは、言葉のグループや句を指します。特に文法的に意味を持つ単語の集合体として使われ、会話や文章における表現を豊かにします。英語では、名詞句や動詞句など、具体的な役割を持つさまざまなphraseが存在します。
一方で、split infinitiveは、動詞の不定詞の前に副詞や他の語を挿入することを指し、英語の文法において特定のスタイルやニュアンスを生み出します。例えば、「to boldly go」という表現は、split infinitiveの一例です。ネイティブスピーカーは、split infinitiveを使うことで、強調やリズムを加えることができる一方、phraseは単に文の構成要素として機能します。このように、phraseは表現の基本的な部品であり、split infinitiveはその部品の使い方における一つのスタイルと言えます。
I want to quickly finish my homework.
私は宿題を素早く終わらせたいです。
I want to finish my homework quickly.
私は宿題を終わらせたいです、素早く。
この二つの文は、どちらも自然な英語であり、phrasesplit infinitiveの違いを示しています。前者はsplit infinitiveの用法で、動詞の不定詞「to finish」を「quickly」という副詞が分割しています。一方、後者は副詞を文末に置く形で、より一般的で伝統的な文の構造です。


split infinitiveの覚え方:関連語

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