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sinisterの意味・覚え方・発音

sinister

【形】 邪悪な、不吉な

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sinisterの意味・説明

sinisterという単語は「不気味な」や「悪意のある」を意味します。主に形容詞として使用され、何かが不吉な印象を与える場合や、悪い意図が隠されているような状況を指します。この単語は、特に犯罪や恐ろしい出来事に関連して使われることが多いです。

この単語には、おそらく元々ラテン語の「sinistra」が由来で、左側を意味し、古くから左手に関する不吉なイメージがあったことが反映されています。sinisterは、映画や小説などのフィクションでも恐怖感を引き立てるために使われることがよくあり、暗い雰囲気や陰謀を表現する際に適しています。

日常会話でも、sinisterは特定の人や状況について、意図が疑わしい場合や、何か悪いことが起こる前触れを感じた時に使われることがあります。不安を伴う印象や、信頼できない事柄に対しての警告として表現されることが多いです。したがって、この単語に接する際には、その文脈を考慮することが重要です。

sinisterの基本例文

The sinister figure in the corner gave her chills.
隅にいる邪悪な人物が彼女を震えさせました。
The color black is often associated with sinister undertones.
黒い色はしばしば邪悪なニュアンスと関連付けられます。
His sinister intentions were revealed when he was caught with the stolen goods.
窃盗品を押収された時、彼の邪悪な意図が明らかになりました。

sinisterの意味と概念

形容詞

1. 不気味な

この意味では、「sinister」は何か不穏な雰囲気や不安を感じさせる様子を指します。物語や映画などで、悪い出来事が起こる前触れとして使われることが多く、人々に警戒心を抱かせる効果があります。
The dark clouds gathered in the sky, creating a sinister atmosphere.
空が暗い雲に覆われ、不気味な雰囲気を醸し出していた。

2. 邪悪な

この意味では、「sinister」は倫理的に不正であったり、悪意ある行動を示します。人の性格や行動が道徳に反している場合に使われ、しばしば、他者を害するような意図があることを暗示します。
He had a sinister plan to cheat his friends out of their money.
彼は友人たちから金を騙し取る邪悪な計画を持っていた。

3. 左の

この意味では、「sinister」は「左側」を指します。特に、特定の文脈で、「左手」のことを示す際に使用されますが、一般的にはあまり使用されない意味です。
In heraldry, the left side is referred to as the sinister side.
紋章学では、左側は「sinister」と呼ばれる。

sinisterの覚え方:語源

sinisterの語源は、ラテン語の「sinister」に由来します。この言葉は「左」や「不吉な」という意味を持っており、古代ローマでは左手が悪い兆しとされていました。左手は不幸や悪事の象徴と見なされ、反対に右手は善や幸運を表していました。そのため、sinisterは「不吉な」「邪悪な」という意味で使われるようになりました。

中世ヨーロッパでは、キリスト教の影響を受けて左手に対するネガティブなイメージが強化され、sinisterの意味はさらに暗いものになりました。英語においてもこの単語は、元々の左側に寄った意味から、悪意や暗い出来事を表す言葉として定着しました。このように、sinisterは語源的に左手の象徴から派生した「不吉な存在」として、人々の心に根付いています。

sinisterの類語・関連語

  • ominousという単語は、何か悪いことが起こりそうな予兆を意味します。sinisterはより悪意がある悪さを感じさせるのに対し、ominousは単なる不気味さを表します。例文:an ominous sign(不吉な兆し)
  • malevolentという単語は、他人に害を与えたいという悪意を直接的に持つことを表します。sinisterは暗い雰囲気や印象を強調するのに対し、malevolentはその意図の明確さに焦点を当てます。例文:a malevolent spirit(悪意ある霊)
  • maliciousという単語は、意図的に誰かを傷つけようとする気持ちを含んでいます。sinisterはもっと一般的に不気味なイメージを持つ一方で、maliciousは具体的な行動に焦点を当てます。例文:malicious gossip(悪意ある噂)
  • wickedという単語は、道徳的に非常に悪いことを表します。sinisterはより暗い雰囲気や感じを強調しますが、wickedは行動の倫理的な側面に焦点を当てることが多いです。例文:a wicked plan(悪だくみ)
  • evilという単語は、極度の悪さや悪事を指します。sinisterはそこまでの強さを持たず、より暗さや不気味さを感じさせます。つまり、evilは根本的な悪を示すのに対し、sinisterはその悪を感じさせる印象です。例文:evil intentions(悪意)


sinisterの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : ominous

ominous」は、未来に対する不安や恐れを引き起こすような、悪い兆しや予感を意味します。特に、何か悪いことが起こる前触れや兆候として使われることが多いです。たとえば、暗い雲や不気味な音など、ネガティブな状況を暗示する際に使われます。
sinister」と「ominous」はどちらも不吉さを表現しますが、微妙なニュアンスの違いがあります。「sinister」は、通常、悪意や不正直さを持つことを示唆し、特定の人物や状況に対して使われることが多いです。一方で、「ominous」は、未来の出来事に対する一般的な不安感を表現することが多く、特定の悪意や行動を含まない場合もあります。ネイティブスピーカーは、sinisterを使うとき、その背後にある意図や人物に焦点を当てることが多いのに対し、ominousは、単なる状況や雰囲気に重きを置く傾向があります。このため、使用する文脈によって、どちらの単語を選ぶかが変わってきます。
The dark clouds looked ominous as the storm approached.
嵐が近づくにつれて、暗い雲は不吉に見えた。
The dark figure in the alley had a sinister appearance that made me uneasy.
路地の暗い影は、私を不安にさせるような不気味な外見をしていた。
この二つの文は、同じ状況に対して異なる観点からの説明をしています。最初の文では、ominousは自然現象に関連する不安感を表現していますが、二つ目の文では、sinisterは具体的な人物や存在が持つ悪意を示しています。

類語・関連語 2 : malevolent

malevolent」は、他者に対して悪意や敵意を持つことを示す形容詞です。この単語は、特に意図的に他人を傷つけることを考えたり行ったりする場合に使われます。malevolentは、単に「悪い」という意味を超えて、感情や行動の背後にある意図を強調するニュアンスがあります。
sinister」は、悪意のある行動を示唆するだけでなく、何か不吉な、または不安を感じさせる雰囲気を持つことが多いです。ネイティブスピーカーは、sinisterを使用する際に、何か恐ろしいことが起こる可能性を暗示することが多く、一方でmalevolentは、具体的な悪意を強調します。例えば、ある人物の行動が見えないところで他者に危害を加えることを暗示する場合にはmalevolentが最適ですが、薄暗い場所に隠れている影や雰囲気が恐怖を引き起こす場合にはsinisterが適しています。このように、二つの単語は関連性はありますが、使われる文脈やニュアンスには明確な違いがあります。
The malevolent villain plotted against the hero.
悪意ある悪役はヒーローに対して陰謀を巡らせた。
The sinister shadow loomed over the quiet village.
不気味な影が静かな村の上に立ちこめた。
この場合、文脈が異なるため、置換は不自然ですが、両方の単語がそれぞれの特性を生かして使われています。malevolentは具体的な悪意を示し、一方でsinisterは恐怖や不気味さを強調しています。

類語・関連語 3 : malicious

malicious」は、他者に対して悪意を持っていることや、意図的に害を与える行為を指します。この単語は、特に行動や発言が他人を傷つけることを目的としている場合に使われます。ネガティブな感情や意図が強調されるため、感情的な悪さを表現する際に適しています。
sinister」と「malicious」の違いは、主に使われる文脈とニュアンスにあります。「sinister」は、何か不吉なことや悪いことが起こる可能性を暗示する際に使われることが多いです。物事の背後に潜む危険や不安を表現するのに対し、「malicious」は、具体的な意図や行為に焦点を当てます。つまり、「sinister」は状況の雰囲気や感覚を伝えるのに対し、「malicious」は行動や意図の悪さを強調します。英語ネイティブは、この違いを理解して使い分けています。
The hacker launched a malicious attack on the company's database, stealing sensitive information.
そのハッカーは会社のデータベースに対して悪意のある攻撃を仕掛け、機密情報を盗みました。
The hacker launched a sinister attack on the company's database, stealing sensitive information.
そのハッカーは会社のデータベースに対して不吉な攻撃を仕掛け、機密情報を盗みました。
この文脈では、「malicious」と「sinister」は異なるニュアンスを持ちます。「malicious」は意図的に害を与える行為を示しますが、「sinister」は不安や恐れを感じさせる雰囲気を表現しています。したがって、置換は可能ですが、伝えたい感情や状況によって使い分ける必要があります。

類語・関連語 4 : wicked

wicked」は「邪悪な」や「悪意のある」という意味を持つ形容詞で、主に道徳的に非難される行為や性質を指します。日常会話では、時にユーモラスな文脈で使われることもあり、特に「素晴らしい」や「かっこいい」といった意味合いで使われることもあります。
sinister」は「不吉な」や「悪質な」という意味合いを持ち、特に未来に対する恐れや不安を引き起こすような状況や人物を指します。ネイティブスピーカーはこの言葉を使う際、一般的により強い恐怖感や不気味さを感じるシチュエーションで使うため、意図する意味や感情の強さに違いが見られます。「wicked」はより軽いニュアンスで使われることもあり、文脈によっては皮肉やジョークを含む場合もあります。例えば、友人の悪戯を「wicked」だと笑いながら言うことがありますが、「sinister」はそういった軽い文脈では使われず、真剣な状況での警戒感を表現する際に使われます。
The villain had a wicked plan to take over the world.
その悪役は世界を支配するための邪悪な計画を持っていた。
The villain had a sinister plan to take over the world.
その悪役は世界を支配するための不吉な計画を持っていた。
この文脈では、wickedsinisterが互換性がありますが、wickedは軽い悪意を持つ計画を示唆するのに対し、sinisterは恐れや不安を引き起こすような深刻さを持ちます。
She has a wicked sense of humor that always makes me laugh.
彼女はいつも私を笑わせる邪悪なユーモアのセンスを持っている。

類語・関連語 5 : evil

単語evilは「悪い」「邪悪な」といった意味を持ち、道徳的に正しくないことや悪い意図を持つことを指します。この言葉は、悪行や悪事、またはそれに関連する状況に対して使われることが多いです。特に、悪の象徴として使われることがあり、文学や映画などのフィクションの中でも頻繁に登場します。
単語sinisterは「不吉な」「陰険な」といった意味を持ち、主に物事の外見や雰囲気に焦点を当てています。この言葉は、特に見た目や印象が悪い、または不安を引き起こすような状況に使われます。一方で、evilは行動や意図に関連しており、悪事を行うことを指す場合が多いです。例えば、sinisterはある人物の外見や態度に対して使われることが多く、その人物が本当に悪いことを考えているかどうかは明言されないことが多いですが、evilは明確に悪意があることを示します。このように、両者は似たような意味を持ちながらも、使用する文脈やニュアンスには違いがあり、ネイティブスピーカーはこれらを使い分けています。
The villain in the story had an evil plan to take over the world.
物語の悪役は世界を征服するための悪い計画を持っていた。
The villain in the story had a sinister plan to take over the world.
物語の悪役は世界を征服するための不吉な計画を持っていた。
この文脈では、evilsinisterは置換可能です。どちらの言葉も悪役の計画が否定的であることを示していますが、evilはその計画の道徳的な悪さを強調し、sinisterはその計画が持つ不気味さや不安を引き起こす印象を強調しています。
The evil witch cast a spell on the village, causing everyone to fall asleep.
その悪い魔女は村に呪いをかけ、誰もが眠りに落ちる原因となった。


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sinisterの覚え方:Amazon 洋書情報

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【書籍タイトルの和訳例】
「不吉な高地:アモス・ウォーカー小説」

【「sinister」の用法やニュアンス】
sinister」は「不吉な」や「悪意のある」という意味で使われ、恐怖や危険を感じさせる雰囲気を持ちます。このタイトルでは、物語の舞台や展開に不穏な要素が含まれることを示唆しています。


【書籍タイトルの和訳例】

「不気味な豚」

【「sinister」の用法やニュアンス】

sinister」は「不気味な」や「悪意のある」という意味があり、タイトルでは豚に対する恐れや不安を表現しています。この言葉は通常、暗い雰囲気や潜在的な危険を示唆するため、物語に緊張感を与える役割を果たします。


sinisterの会話例

sinisterの日常会話例

「sinister」は、主に「不吉な」や「悪意のある」という意味で使われる単語ですが、一般的な日常会話での使用は少ないです。この単語は、特に恐ろしい状況や不安を感じさせる何かを表現する際に用いられることがあります。以下に、主な意味をリストアップします。

  1. 不吉な、悪意のある

意味1: 不吉な、悪意のある

この意味での「sinister」は、状況や物事が不穏であることを示す際に使われます。特に何かが悪い方向に進んでいるという印象を与えるため、会話の中で警戒心を示す時などに用いることがあります。

【Example 1】
A: Did you see that shadowy figure in the alley? It looked rather sinister.
A: あの路地にいた影のある人を見た?なんだかとても不気味だったよ。
B: Yeah, I felt something sinister about it too. We should be careful.
B: うん、私もそれについて不吉だと感じたよ。気を付けた方がいいね。

【Example 2】

A: The way he smiled seemed sinister to me.
A: 彼の笑顔は私には不気味に見えた。
B: I agree. There was something sinister about his intentions.
B: 同感だよ。彼の意図には何か悪意があったように感じた。

【Example 3】

A: I don't trust that old house; it has a sinister history.
A: あの古い家は信じられないよ;不吉な歴史があるから。
B: You're right. Many stories about it sound sinister.
B: その通りだね。そこについての多くの話は不吉に聞こえる。

sinisterのいろいろな使用例

形容詞

1. 邪悪さを暗示する

悪影響を示す

この分類では、「sinister」が持つ邪悪や不吉な暗示について説明します。何か悪いことが起こる予感や、人物や状況の悪意を表す時に使われます。
The atmosphere was sinister as the storm approached.
嵐が近づくにつれて雰囲気が不気味になった。
  • sinister forces - 邪悪な力
  • sinister motives - 邪悪な動機
  • sinister presence - 不吉な存在
  • sinister smile - 不気味な笑み
  • sinister implications - 邪悪な意味合い
  • sinister whisper - 不吉なささやき
  • sinister plot - 邪悪な陰謀
  • sinister shadows - 不気味な影
  • sinister events - 不吉な出来事
  • sinister surroundings - 不穏な環境

悪意を持つ

この分類では、「sinister」が特に人や行動に対して用いられる場合を扱います。無邪気に見えるものの裏に潜む悪意や悪事を指摘します。
His sinister intentions were finally revealed.
彼の邪悪な意図がついに明らかになった。
  • sinister character - 邪悪な性格
  • sinister actions - 邪な行動
  • sinister individual - 邪悪な個人
  • sinister appearance - 不気味な外見
  • sinister agenda - 邪な計画
  • sinister influence - 悪影響
  • sinister behavior - 不穏な行動
  • sinister figure - 不気味な人影
  • sinister scheme - 邪悪な計画
  • sinister spirits - 邪霊

2. 左側に関する

左側に関連する

この分類では、「sinister」がもたらす特異な意味、特に左側に関連した文脈について述べます。
The sinister side of the stage was where the villain usually appeared.
舞台の左側は、悪役が普段現れる場所だった。
  • sinister left - 邪悪な左側
  • sinister hand - 左手の不吉な側面
  • sinister position - 左側の位置
  • sinister angle - 左から見た不気味な角度
  • sinister direction - 左の方向
  • sinister aspect - 左側の側面
  • sinister gesture - 左手の不気味なジェスチャー
  • sinister view - 左側からの見方
  • sinister arrangement - 左側の配置
  • sinister tone - 左手の音調

この語に関連する表現や使い方では、特に恐怖や不安を喚起する文脈で使われることが多いです。

英英和

  • stemming from evil characteristics or forces; wicked or dishonorable; "black deeds"; "a black lie"; "his black heart has concocted yet another black deed"; "Darth Vader of the dark side"; "a dark purpose"; "dark undercurrents of ethnic hostility"; "the scheme of some sinister intelligence bent on punishing him"-Thomas Hardy邪心の特徴、及び力から湧き出るもの黒い
    例:The scheme of some sinister intelligence bent on punishing him-Thomas Hardy. 何らかの不吉な情報におけるたくらみで彼を制裁した?トマス・ハーディ。
  • threatening or foreshadowing evil or tragic developments; "a baleful look"; "forbidding thunderclouds"; "his tone became menacing"; "ominous rumblings of discontent"; "sinister storm clouds"; "a sinister smile"; "his threatening behavior"; "ugly black clouds"; "the situation became ugly"不吉なまたは悲劇的な展開の兆候を示す、あるいは、予示する縁起の悪い
    例:a sinister smile 邪悪な微笑