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poignantの意味・覚え方・発音

poignant

【形】 涙ぐましい、痛烈

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poignantの意味・説明

poignantという単語は「心に響く」や「切実な」という意味を持ちます。この言葉は、感情に強く訴えかける状況や出来事を表す際に使用されます。たとえば、映画や文学作品の中で観客や読者に深い感動を与えるシーンを描写する時に用いられます。

poignantは主に感情的な影響や印象を強調するために使われ、悲しい、痛ましい、または非常に印象的な瞬間に関連します。この単語が使われる場面では、しばしば喜びよりも悲しみや取り残された感情に焦点が当たります。そのため、poignantは感情の深さや人間関係の複雑さを表現するのに役立つ言葉です。

この単語は文学や映画だけでなく、日常会話でも使われることがあります。誰かの経験や思い出、特に心を打つような瞬間について話す時によく見られます。人々の感情に響く内容を語る時、この単語を使うことで、より豊かな表現が可能になるでしょう。

poignantの基本例文

The movie had a poignant ending.
その映画は切ない結末だった。
Her poignant words moved the audience to tears.
彼女の心を打つ言葉が聴衆を涙ぐませた。
The book tells a poignant story of loss and redemption.
その本は喪失と救済の切ない物語を語っている。

poignantの意味と概念

形容詞

1. 鮮烈な

「poignant」は、感情を強く揺さぶる様子や、深く心に残る印象を与える間柄で用いられます。感動的なストーリーや思い出、芸術作品などでよく使われ、特に記憶に強く結びつくような状況を描写する際に使われます。
The poignant film left everyone in tears after the final scene.
その鮮烈な映画は、最後のシーンで皆を涙に暮れさせた。

2. 切ない

「poignant」は、特に悲しみや痛みを伴う感情を表すことが多いです。この意味では、過去の出来事や人との思い出を振り返る際の心の痛みが含まれています。思い出深い出来事や失ったものを思い起こすようなシチュエーションに、よく使われます。
The poignant letters revealed the deep love they had for each other.
その切ない手紙は、彼らがお互いに抱いていた深い愛を明らかにした。

poignantの覚え方:語源

poignantの語源は、フランス語の「poignant」に由来しています。このフランス語は、動詞「poindre」(刺す、突き刺す)から派生したもので、さらにその語源はラテン語の「pungere」にさかのぼります。「pungere」は「刺す」という意味を持ち、そこから「痛み」や「鋭さ」に関連する感情を表す言葉が発展しました。poignantは、原義が示す通り、心に強い影響を与えるような、尖った、または鋭い感覚を伴うものを指します。感情的な影響力や深い印象を持つ状況や表現に対して使われることが多いです。このように、poignantは感情に対する鋭い影響を示す言葉として、豊かなニュアンスを持っています。

poignantの類語・関連語

  • emotionalという単語は、感情に関連するものを示します。poignantが感情を強く揺さぶる様子を指すのに対し、emotionalはより広い意味で感情を表しています。例えば、「an emotional scene(感情的なシーン)」は、視聴者が感情に強く影響される状況を示します。
  • movingという単語は、心を動かす、感動を与えることを意味します。poignantよりもやや軽い印象で、腑に落ちる、または共感を呼ぶものを表します。例えば、「a moving story(感動的な物語)」は、心に響く物語を指します。
  • touchingという単語は、心を触れる、感動的な様子を表します。poignantと似ていますが、こちらはより優しい印象を持ち、聴衆に小さな感動を与えるものを指します。例えば、「a touching moment(感動的な瞬間)」は、心温まる場面を示します。
  • heartfeltという単語は、誠実で心からの感情を表します。poignantが強い感情の揺さぶりを伴うのに対し、heartfeltはより素直で真摯な表現を指します。例えば、「a heartfelt message(心のこもったメッセージ)」は、深い思いやりを示すものです。
  • sensitiveという単語は、感受性が高いことを示します。poignantが特定の感情的な影響を指しているのに対し、sensitiveはより広い感情や状況に対して敏感であることを指します。例えば、「a sensitive topic(敏感な話題)」は、感情的に慎重になる必要があるトピックです。


poignantの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : emotional

単語emotionalは、「感情的な」という意味で、特に強い感情を引き起こす状況や反応を指します。この言葉は、喜び、悲しみ、怒りなど、さまざまな感情に関連して使われます。例えば、感情を表現する映画や音楽、または人々の感情に影響を与える出来事などに対して使われることが多いです。
一方で、単語poignantは、特に心に深く響く、または痛切な感情を伴うものを指します。これは、悲しみや懐かしさ、切なさを喚起する場面で使われることが多いです。たとえば、感動的な映画の特定のシーンや、心に残る思い出のように、観衆や聴衆に深い影響を与えるものを表現します。ネイティブスピーカーは、emotionalが広範囲な感情を示すのに対し、poignantは特に深い、または痛ましい感情に焦点を当てる傾向があると感じるでしょう。そのため、文脈によっては両者を使い分ける必要があります。
The movie was very emotional, leaving many in tears.
その映画は非常に感情的で、多くの人が涙を流しました。
The movie was very poignant, leaving many in tears.
その映画は非常に痛切で、多くの人が涙を流しました。
この文脈では、emotionalpoignantは置換可能です。どちらの言葉も、映画が観客に強い感情的な反応を引き起こしたことを示していますが、poignantは特に切なさや深い感情を強調しています。

類語・関連語 2 : moving

単語movingは、感情を揺さぶる、心を動かす、という意味を持つ形容詞です。特に、感動的な映画や本、音楽など、心に響くものに対して使われます。何かがあなたの心に強く印象を残し、感情を引き起こすとき、この言葉を使うことができます。
単語poignantも同様に感情に訴えるという意味を持ちますが、より強い、または深い感情を伴う場合に使われることが多いです。例えば、poignantは悲しみや切なさを感じさせる場面でよく使われますが、movingは喜びや感動を含むより広範な感情に使われることが多いです。ネイティブスピーカーは、poignantを使うとき、特定の感情の深さや重さを意識していることが多く、単に「感動的」というよりも、より強い共感や悲しみを含むニュアンスを持っています。
The movie was incredibly moving, leaving everyone in the audience in tears.
その映画は非常に感動的で、観客全員が涙を流しました。
The film had a poignant ending that made everyone in the audience cry.
その映画は観客全員を泣かせるような切ない結末を持っていました。
この二つの文の違いは、movingがより一般的な感動を表すのに対し、poignantは特に悲しみや深い感情を伴う場合に使われる点です。したがって、置換可能な場合もありますが、感情のニュアンスが異なるため、文脈によって使い分けることが重要です。

類語・関連語 3 : touching

類義語touchingは、感情に訴えかけるような、心を打つような状況や物事を表現する際に使われます。特に、悲しみや喜びなどの感情を引き起こす瞬間や作品に対して使われることが多いです。例えば、感動的な映画や心温まるストーリーなどに対して「touching」と表現することで、その内容が観客に強い感情をもたらすことを示します。
一方、poignantは、より強い感情的な影響を持っていることが多く、特に悲しみや痛みを伴うような状況で使われます。ネイティブスピーカーは、poignantを使う際には、単に感動するだけでなく、深い悲しみや切なさを感じるような場面で使うことが多いです。たとえば、過去の思い出を思い起こさせるような状況や、心を締め付けられるようなストーリーに対してはpoignantを選ぶことが多いです。両者は感情を引き起こす点では共通していますが、poignantはより強烈な感情的な反応を伴うため、使用する文脈に注意が必要です。
The movie was so touching that everyone in the audience was in tears.
その映画はとてもtouchingで、観客全員が涙を流していました。
The movie was so poignant that everyone in the audience was in tears.
その映画はとてもpoignantで、観客全員が涙を流していました。
この例文では、touchingpoignantはどちらも置き換え可能ですが、ニュアンスが異なります。touchingは心温まる感情を引き出すのに対し、poignantはより深い悲しみや感情的な衝撃を伴う際に使われるため、文脈によって適切な単語を選ぶことが重要です。

類語・関連語 4 : heartfelt

heartfelt」は、深い感情が込められた、心の底からのという意味を持つ形容詞です。この言葉は、特に人の感情や思いが素直に表現されているときに使われます。例えば、感謝の気持ちや愛情を伝える際に、「heartfelt」という言葉を使うことで、その感情の深さや真剣さを強調できます。
poignant」と「heartfelt」はどちらも感情に関連する形容詞ですが、使われる場面やニュアンスには違いがあります。「poignant」は、特に悲しみや切なさを伴った強い感情を表現する際に使われることが多く、感情が心に深く突き刺さるような印象を持ちます。一方で、「heartfelt」は、感謝や愛情などポジティブな感情を示す場合に多く使われ、心からの真剣さや誠実さを強調します。つまり、「poignant」はしばしば悲しみや感動を伴う状況で使われるのに対し、「heartfelt」はもっと広範な感情に使われる傾向があります。
The speaker delivered a heartfelt message to the audience about the importance of kindness.
そのスピーカーは、親切の重要性について聴衆に心のこもったメッセージを伝えました。
The speaker delivered a poignant message to the audience about the importance of kindness.
そのスピーカーは、親切の重要性について聴衆に心を打つメッセージを伝えました。
この場合、「heartfelt」と「poignant」はどちらも使うことができますが、ニュアンスが異なります。「heartfelt」は、親切さの重要性を伝える際の温かさや誠実さを強調します。対して「poignant」は、メッセージが聴衆の心に深く響くような切実さを示します。
She wrote a heartfelt letter to her grandmother, expressing her love and gratitude.
彼女は祖母に心のこもった手紙を書き、愛と感謝の気持ちを伝えました。

類語・関連語 5 : sensitive

sensitive」は、感情や状況に対して非常に反応しやすいことや、他人の気持ちに配慮できる能力を指します。人の感情に対して敏感であることを意味し、ネガティブな状況に対しても強く反応することがあります。また、物理的な感覚においても「敏感な」という意味で使われ、触覚や味覚が特に鋭い場合にも用いられます。
一方で「poignant」は、特に強い感情を引き起こすような状況や出来事を描写する際に使われます。例えば、感動的な映画や心に響く詩など、感情的な影響が強いものに使われることが多いです。ネイティブスピーカーは「sensitive」を日常的な感情や反応に関連付けるのに対し、「poignant」は特に心に刺さるような深い感情的な経験や状況に特化して使用します。つまり、「sensitive」は一般的な敏感さを表し、「poignant」は特に心を打つ、感動的な瞬間に焦点を当てているのです。
The film was very sensitive to the issues faced by the community.
その映画はコミュニティが直面している問題に非常に敏感だった。
The film was very poignant in its portrayal of the issues faced by the community.
その映画はコミュニティが直面している問題の描写に非常に心に響くものだった。
この例文では、「sensitive」と「poignant」はどちらも映画の内容がコミュニティの問題に対して深い理解を示していることを表していますが、ニュアンスが異なります。「sensitive」は一般的な敏感さを示し、「poignant」はより強い感情的な影響を持つことを強調しています。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

poignantの会話例

poignantの日常会話例

「poignant」は感情を強く揺さぶるような、または心に響くような状況や事物を表現するために使われます。この単語は特に、悲しみや感動を伴う場面で用いられることが多いです。日常会話においては、映画や音楽、文学などの感情的な作品について話す際に使われることがあります。

  1. 感動的な、心に響く(特に悲しみを伴う)

意味1: 感動的な、心に響く(特に悲しみを伴う)

この会話では、映画を観た後の感想として「poignant」が使われています。映画の内容が非常に心に残るもので、特に悲しみを感じる場面があったため、感情を表現するためにこの単語が選ばれています。

【Example 1】
A: I just watched that new movie, and it was so poignant!
A: 新しい映画を観たけど、すごく心に響く内容だったよ!
B: Really? I heard it has some really poignant moments.
B: 本当に?すごく感動的なシーンがあるって聞いたよ。

【Example 2】

A: The ending of that story was so poignant; I couldn't stop crying.
A: あの話の結末は心に響くもので、泣き止まれなかったよ。
B: I know! It was incredibly poignant and beautifully written.
B: わかるよ!本当に感動的で、素晴らしい作品だったね。

【Example 3】

A: His speech was so poignant; it really touched my heart.
A: 彼のスピーチは心に響くもので、本当に感動したよ。
B: Yes, it had a very poignant message about love and loss.
B: そうだね、愛と喪失についての感動的なメッセージがあったよね。

poignantのいろいろな使用例

形容詞

1. 感情や感覚を喚起する

強い感情を伴う表現

この分類では、感情を強く揺さぶるような場面で「poignant」が用いられます。特に感動的な経験や物語、場面に対して使われることが多いです。
The ending scene of the movie was particularly poignant.
その映画のラストシーンは特に感動的だった。
  • poignant moment - 感動的な瞬間
  • poignant story - 心に響く物語
  • poignant memory - 切ない思い出
  • poignant farewell - 感動的な別れ
  • poignant tribute - 感謝の意を表す感動的な言葉
  • poignant scene - 心に残るシーン
  • poignant speech - 深い感銘を与える演説
  • poignant reminder - 切々とした思い出の呼び起こし
  • poignant expression - 深い思いを表現した言葉
  • poignant love - 切なくも美しい愛

苦痛を伴う表現

この分類では、苦しみや悲しみを強調する場面で「poignant」が使用され、心に残る衝撃を与えることが特徴です。
Her poignant words struck a chord with everyone present.
彼女の心に響く言葉は、そこにいた全員に強く響いた。
  • poignant loss - 切ない喪失
  • poignant suffering - 深い苦痛
  • poignant realization - 痛切な認識
  • poignant truth - 心を打つ真実
  • poignant pain - 切ない痛み
  • poignant contradiction - 心に残る矛盾
  • poignant end - 切実な結末
  • poignant legacy - 深い遺産
  • poignant struggle - 激しい闘争
  • poignant silence - 切ない沈黙

2. 深い思索を促す

思索を促す表現

この分類では、深い思索や自省を促すような文脈で「poignant」を使用します。人の内面に響くような経験や表現に適しています。
The poignant questions raised during the discussion led to profound insights.
討論中に提起された心に響く質問は、深い洞察につながった。
  • poignant inquiry - 考えさせられる問い
  • poignant reflection - 深い思考
  • poignant insight - 鋭い洞察
  • poignant dialogue - 深い対話
  • poignant analysis - 刺激的な分析
  • poignant examination - 心に突き刺さる検討
  • poignant lesson - 心に訴える教訓
  • poignant philosophy - 心に残る哲学
  • poignant observation - 鋭い観察
  • poignant perspective - 深い視点

その他

この分類では、「poignant」が特定の場面や対象に関連して使用される事例を紹介します。
The poignant artwork left a lasting impression on the viewers.
その心に響くアート作品は、観衆に強い印象を残した。
  • poignant artwork - 心に響くアート作品
  • poignant film - 記憶に残る映画
  • poignant novel - 心に残る小説
  • poignant melody - 感動的な旋律
  • poignant photograph - 切ない写真
  • poignant performance - 強い感銘を与える演技
  • poignant documentary - 心に響くドキュメンタリー
  • poignant play - 深く響く劇
  • poignant character - 感情的で印象的なキャラクター
  • poignant experience - 心に刻まれる体験

英英和

  • keenly distressing to the mind or feelings; "poignant anxiety"心や感情を激しく苦しませるさま痛烈
  • arousing affect; "the homecoming of the released hostages was an affecting scene"; "poignant grief cannot endure forever"; "his gratitude was simple and touching"影響を起こすさま涙ぐましい