類義語nitpickingは「細かいことにこだわること」という意味です。特に、重要ではない細部にまで目を光らせ、不必要に問題を指摘することを指します。日常会話やビジネスシーンでも使われ、あまり良い意味ではないことが多いです。
一方で、pettifoggingも「細かいことにこだわる」という意味を持ちますが、より強い否定的ニュアンスがあります。つまり、pettifoggingは、特に法律や公式な場面において、重要でない細部を持ち出して議論することを指し、相手を困らせる意図が含まれる場合が多いです。ネイティブスピーカーは、nitpickingという言葉を使うときは、単に細かいことを指摘する行為を意味するのに対し、pettifoggingは、より狡猾で、不正直な意図を持っている印象があります。つまり、nitpickingは日常的に使われる言葉で、軽い批判を表す一方で、pettifoggingはより深刻な状況や悪意を暗示することが多いのです。
She was just nitpicking over the details of the report instead of focusing on the main issues.
彼女は報告書の主要な問題に集中せず、細かいことにこだわっているだけだった。
The lawyer was pettifogging during the trial, arguing about trivial points to confuse the jury.
その弁護士は裁判中に細かいことにこだわり、陪審員を混乱させようとしていた。
この例文では、nitpickingとpettifoggingはそれぞれ異なる文脈で使われています。nitpickingは日常的な場面での細かい指摘を指し、あまり悪意はなく、軽い批判のニュアンスがあります。一方、pettifoggingは法律的な場面での狡猾な行為を示し、より深刻な意図を持っていることを示唆しています。
類語・関連語 2 : petty
単語pettyは「小さな」「些細な」といった意味を持ち、重要でないことや価値の低いことを表現する際に使用されます。日常的には、些細な争いや問題を指して「petty arguments(些細な口論)」のように用いられます。この単語は、しばしば人々や事柄の重要性を軽視するニュアンスを含んでいます。
一方、単語pettifoggingは「法的な細かいことにこだわる」「小さなことにこだわる」という意味で、特に法的な文脈で使われることが多いです。ネイティブスピーカーは、pettyが日常的な小さな事柄に使われるのに対し、pettifoggingは特定の状況や議論において、細かい点に執着して本質を見失っている様子を表現する際に使うことを好みます。たとえば、「petty issues」は日常生活の些細な問題を示すのに対し、「pettifogging arguments」は論争の中で本質的ではない小さな点にこだわる様子を指します。このように、両者は似ている部分もありますが、pettifoggingはより専門的なニュアンスを持つため、使用場面が異なります。
He always brings up petty issues during our meetings.
彼は会議中にいつも些細な問題を持ち出します。
He always brings up pettifogging issues during our meetings.
彼は会議中にいつも法的な細かい問題を持ち出します。
この場合、両方の文は自然に聞こえますが、pettyは一般的な些細な問題を指し、pettifoggingは特に法律的な文脈での細かい議論を強調しています。したがって、状況に応じて使い分けることが重要です。