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moraleの意味・覚え方・発音

morale

【名】 士気、やる気

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moraleの意味・説明

moraleという単語は、「士気」や「精神力」を意味します。これは、個人やグループの感情的な状態を表す言葉で、特に困難な状況において、どれだけの意欲や希望を持っているかに関連しています。士気が高いということは、目標に対して前向きで、やる気満々の状態を指します。

この言葉は、軍隊やスポーツチーム、ビジネスの現場など、競争や挑戦がある場面でよく用いられます。士気が低下すると、パフォーマンスが悪化したり、チームの団結が乱れたりすることがあります。そのため、リーダーシップやコミュニケーションが士気を高めるために重要とされています。

moraleは特に、ポジティブな状況を強調するのに使われることが多いですが、逆に士気が低い場合にも使用されます。たとえば、厳しい戦闘の後の軍隊や、業績が悪い企業などで、士気を上げるための努力が求められます。このように、moraleは感情や精神的な状態を示す重要な概念です。

moraleの基本例文

The morale of our team is very high.
私たちのチームの士気は非常に高いです。
Support from the boss boosts morale.
上司のサポートが士気を高めます。
Morale can drop with long hours of work.
長時間の仕事で士気が下がることもあります。

moraleの意味と概念

名詞

1. 精神的な満足感

この意味では、個人が自分の能力や役割を実感し、自信を持つことで確立される心理的状態を指します。高いモラールは、人が挑戦を受け入れやすくなり、自己価値や目的を感じやすくします。逆に、低いモラールはストレスや不安を引き起こす要因となります。
Maintaining high morale is essential for achieving our goals as a team.
高いモラールを維持することは、チームとして目標を達成するために不可欠です。

2. 集団の精神

この意味では、特定のグループが持つ士気のことを指し、メンバーがそのグループの成功を望む意欲を示します。全体のモラールが高いと、協力的な雰囲気が醸成され、組織のパフォーマンスが向上します。逆に、士気が低下すると、チームワークにも悪影響を及ぼすことがあります。
The morale of the soldiers was boosted after the successful mission.
成功した任務の後、兵士たちの士気は高まりました。

moraleの覚え方:語源

moraleの語源は、フランス語の「moral」に由来しています。このフランス語は、「道徳的な」という意味を持ち、ラテン語の「moralis」にさかのぼります。「moralis」は「mores(風習、習慣)」から派生したもので、元々は「人々の行動や価値観に関すること」を指していました。英語において「morale」が使われるようになったのは、19世紀に入ってからで、特に軍隊などの集団における士気や精神的な状態を表す言葉として使われるようになりました。このように、moraleは単に道徳心だけでなく、人々の心の状態やチームの気持ちを表す言葉として発展していったのです。

moraleの類語・関連語

  • spiritという単語は、人々のやる気や気持ちを表します。モラルやチームワークの雰囲気を示すことが多いので、特にグループ活動で使われます。例:team spirit(チーム精神)
  • confidenceという単語は、自信や確信を表します。特に自己評価やパフォーマンスに関わる場合に使われ、モラルが高いと自信が湧くことと関連しています。例:have confidence(自信を持つ)
  • enthusiasmという単語は、熱意や情熱を指します。何かに対する積極的な取り組みや行動を強調するため、モラルが高い状態を示す際に使われます。例:show enthusiasm(熱意を示す)
  • resolveという単語は、決意や確固たる思いを表します。問題に対して力強く立ち向かう姿勢を示すため、モラルを高める重要な要素として使われます。例:have resolve(決意を持つ)
  • courageという単語は、精神的な強さや勇気を意味します。困難な状況を乗り越えるための内面的な強さを示し、モラルを高めるために重要な要素です。例:show courage(勇気を示す)


moraleの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : spirit

単語spiritは「精神」や「気持ち」といった意味を持ち、特に人の内面的な状態や雰囲気を表現する際に用いられます。また、チームワークや共同体意識を強調する文脈でも使われることが多いです。moraleに似て、集団や個人の士気を示す際にも使われますが、よりポジティブな感情や活気に焦点を当てています。
単語moraleは、主に集団や個人の士気や気力を指します。例えば、軍隊やスポーツチームなど、特定の目標に向かっている集団の士気が高いか低いかを示すのに使われます。一方で、spiritは、より広い意味での「心の状態」や「雰囲気」を含み、個人の気持ちや集団の活気を強調します。たとえば、プロジェクトが成功するためにはチームのspiritが重要ですが、逆に困難な状況ではmoraleが低下することがあります。ネイティブスピーカーは、この二つの単語を使い分ける際、moraleはより具体的に士気に焦点を当てるのに対し、spiritは人々の気持ちや雰囲気といったより抽象的な概念に使われることが多いです。
The team's spirit was high after the victory.
そのチームは勝利後、士気が高かった。
The team's morale was high after the victory.
そのチームは勝利後、士気が高かった。
この文では、spiritmoraleはともに使用可能であり、文脈によって意味がほぼ同じになります。ただし、spiritはチームの活気や雰囲気を強調しているのに対し、moraleは士気の高さに焦点を当てています。

類語・関連語 2 : confidence

単語confidenceは「自信」という意味を持ち、特に自分の能力や判断に対する信頼感を表します。自信は、個人の行動や決断に大きな影響を与え、成功や達成感を高める要素となります。自己肯定感や他者との関係においても重要な役割を果たすため、学習や仕事、スポーツなど様々な場面で必要とされる感情です。
単語moraleは「士気」という意味を持ち、主に集団やチームの中での精神的な状態や意欲を示します。例えば、スポーツチームの士気が高いと、選手たちはより良いパフォーマンスを発揮できることが期待されます。一方で、confidenceは個人の自信を指すため、個々の能力に焦点を当てています。英語ネイティブはこの二つを使い分け、moraleは主に集団の雰囲気や精神状態に関連する際に使い、confidenceは個人の自信に関連する際に使います。たとえば、チームの士気が高いという場合にはmoraleを使い、個人の自信について話すときにはconfidenceを使います。このように、使用する文脈によって選ばれる単語が異なるため、注意が必要です。
She has a lot of confidence in her abilities.
彼女は自分の能力に自信を持っています。
The team's morale is high after winning the match.
試合に勝った後、チームの士気は高いです。
この二つの文は、どちらも自信や士気の高さを表現していますが、confidenceは個人の能力への信頼を強調し、moraleはチーム全体の精神的な状態を示しています。
He gained a lot of confidence after completing the project successfully.
彼はプロジェクトを成功裏に終えたことで多くの自信を得ました。

類語・関連語 3 : enthusiasm

enthusiasm」は、特定の活動や事柄に対する強い興味や熱意を指します。この単語は、何かに対する情熱や積極的な気持ちを表現する際に使われ、ポジティブな感情を伴うことが多いです。例えば、スポーツ、趣味、学習などに対する熱心さを示す際に適しています。
morale」は、集団やチームの士気や気力を意味し、特に共同の目的に対する意欲や積極性のレベルを示します。例えば、スポーツチームや職場のグループにおける「士気」は、チーム全体のパフォーマンスに大きな影響を与えます。一方で、「enthusiasm」は個人の感情に焦点を当てているため、必ずしも集団全体の状況を反映するわけではありません。つまり、「morale」は集団に関連し、「enthusiasm」は個人に関連することが多いのです。したがって、ネイティブはこの二つの単語を使い分け、状況に応じて適切な表現を選んでいます。
She approached the project with great enthusiasm.
彼女はそのプロジェクトに大きな熱意を持って取り組みました。
The team's morale increased after the victory.
その勝利の後、チームの士気が上がりました。
この二つの文では、enthusiasmmoraleは異なる文脈で使われていますが、共通のテーマである「熱意」や「士気」が関連しています。最初の文は個人の情熱を示し、二つ目の文は集団の状態を示しています。これにより、ネイティブスピーカーはそれぞれの単語のニュアンスを理解し、的確に使い分けています。

類語・関連語 4 : resolve

resolve」は、「決意する」「解決する」といった意味を持つ動詞で、特に問題や困難に対して積極的に取り組む姿勢を表します。自分の意志を固めて行動することを強調するニュアンスがあります。
morale」は「士気」や「精神的な高揚」を指し、特に集団やチームのやる気や意欲を表す言葉です。一方で「resolve」は個人の内面的な決意や取り組みを表すため、ニュアンスが異なります。ネイティブは「morale」が主にチームやグループに関連する状況で使われるのに対し、「resolve」は個人の意志を強調する際に使うことが多いと感じています。つまり、「morale」は集団の精神状態を表し、「resolve」は個人の決意や解決策を強調するため、使用する場面が異なるのです。
The team's resolve to win the championship was evident in their hard work and dedication.
チームが優勝するという決意は、その努力と献身に明らかに表れていた。
The team's morale to win the championship was evident in their hard work and dedication.
チームが優勝するという士気は、その努力と献身に明らかに表れていた。
この文では、「resolve」と「morale」は同じ文脈で使われており、チームの意志や士気を表現しています。ここでの「resolve」はチームの強い意志を、そして「morale」はチームのやる気や精神状態を示していますが、文としては自然に置き換え可能です。

類語・関連語 5 : courage

courage」は、困難や危険に直面したときに、恐れを克服して行動する力や意志を指します。この概念は、物理的な危険への対処だけでなく、精神的な挑戦や社会的な圧力に対しても当てはまります。courageは、個人の内面的な強さや勇気の象徴とされ、勇敢な行動が求められる場面で使用されます。
morale」は、集団やチームの士気や精神的な状態を表します。これは、メンバーがどれだけやる気を持ち、協力し合えるかに関連しています。例えば、スポーツチームや職場の雰囲気が良いとき、士気が高いとされ、逆に不満やストレスが多いときは士気が低いと表現されます。courageは個人の行動に焦点を当てるのに対し、moraleは集団全体の気持ちや状態に焦点を当てています。ネイティブスピーカーは、この違いを意識しながら言葉を使い分けており、courageが必要な場面では個々の勇気を評価し、moraleが重要な場面ではチーム全体の雰囲気や協力を重視します。
It takes a lot of courage to stand up for what you believe in.
自分の信念を守るためには、多くの勇気が必要です。
The team's morale was high after their recent victories.
チームは最近の勝利の後、士気が高かった。
この例文では、couragemoraleはそれぞれ異なる文脈で使われており、置き換えが不自然です。courageは個人の勇気を示すのに対し、moraleは集団の状態を示しています。


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moraleの覚え方:Amazon 洋書情報

※書籍情報はAmazon公開のデータを使用していますが、タイトルや内容が実際の商品と異なる場合があります。最新の情報については、Amazonの商品ページでご確認ください。

【書籍タイトルの和訳例】
従業員の士気: 厳しい時期におけるパフォーマンスの向上

【書籍の概要】
本書では、高い士気がパフォーマンスに与える影響を探り、世界の大規模な従業員意見データベースと学術センターの研究を基に士気とパフォーマンスの関連を明らかにしています。

【「morale」の用法やニュアンス】
本書における「morale」は、特に職場環境における従業員の士気や精神的な状態を示しています。士気が高いと、従業員はより良いパフォーマンスを発揮しやすく、企業全体の成果にも影響を与えるため、著者たちは士気を重要視しています。この概念は、組織の成功を左右する要素として位置づけられています。


【書籍タイトルの和訳例】
高い士気を築く職場

【書籍の概要】
「高い士気を築く職場」は、マネージャーが職場環境を改善し、従業員のコミットメントを高めるための方法や戦略を提供する実用的なガイドです。職場を企業ではなくコミュニティにする技術が紹介されています。

【「morale」の用法やニュアンス】
この書籍での「morale」は、従業員の士気や精神的な状態を指します。高い士気は、職場環境が前向きであることから生まれ、従業員のパフォーマンスやコミットメントに直接影響を与えます。著者は、士気を高めるための具体的なテクニックや事例を示し、マネージャーがどのようにポジティブな職場文化を育てるかを探ります。


moraleの会話例

moraleの日常会話例

「morale」という単語は、主に「士気」や「精神状態」を指す言葉です。特にチームやグループのやる気や気持ちの高まりを示す際に使われます。この言葉は、日常会話でも友人や同僚とのコミュニケーションにおいて見られることがあります。士気が高いと、仕事や活動への取り組みがより積極的になるため、ポジティブな状況を表現するのに便利です。

  1. 士気、気持ちの高まり

意味1: 士気、気持ちの高まり

この会話では、友人同士がチームの士気について話し合っています。士気が高いことで、活動への取り組みや結果にどのような影響があるかを考えています。士気が低いと活動がうまくいかないことを示唆しています。

【Example 1】
A: I think our team's morale is really high after that last win!
A: 前回の勝利の後、チームの士気が本当に高いと思うよ!
B: Absolutely! A positive morale can really make a difference in how we play.
B: その通り!ポジティブな士気は私たちのプレーに本当に影響を与えるよね。

【Example 2】

A: What do you think we can do to boost our morale?
A: 私たちの士気を高めるために何ができると思う?
B: Maybe we could organize a team outing to improve our morale.
B: チームの士気を高めるために、チーム旅行を企画するのはどうかな。

【Example 3】

A: I noticed the morale in the office has been low lately.
A: 最近オフィスの士気が低いことに気づいたよ。
B: Yes, we should do something fun to lift the morale!
B: うん、士気を上げるために楽しいことをしなきゃ!

moraleのビジネス会話例

ビジネスにおける「morale」は、主に組織やチームの士気や精神的な状態を指します。高い士気はチームの生産性や協力を促進し、逆に低い士気は業務にネガティブな影響を与えることがあります。この単語は、リーダーシップやマネジメントの文脈で頻繁に使用され、効果的なコミュニケーションやモチベーション向上のための重要な要素を示すものです。

  1. チームや組織の士気

意味1: チームや組織の士気

この会話では、チームの士気が低下していることに対する懸念と、その改善に向けた話し合いが行われています。「morale」は、メンバーのやる気や活力を示す重要な要素として扱われています。

【Example 1】
A: I’ve noticed that the morale of the team has been quite low lately.
A: 最近、チームの士気がかなり低くなっていることに気づいたよ。
B: Yes, I think we need to address it before it affects our productivity.
B: そうだね、これが生産性に影響を与える前に対処する必要があると思う。

【Example 2】

A: What do you think we can do to improve the morale?
A: 士気を改善するために、私たちは何ができると思う?
B: Maybe we could organize a team-building event to boost everyone's spirits.
B: みんなの士気を高めるために、チームビルディングイベントを企画するのはどうかな。

【Example 3】

A: It's crucial to maintain high morale during challenging times.
A: 難しい時期には、高い士気を維持することが重要だ。
B: Absolutely, we need to keep everyone motivated and engaged.
B: その通り、みんなをやる気にさせて関与させ続ける必要があるね。

moraleのいろいろな使用例

名詞

1. 精神状態、士気、意気込み

組織や集団の士気

morale という単語は、組織や集団における構成員の心理的な健康状態や意欲を表します。特に、集団の目標達成に向けた意欲や自信、目的意識から生まれる前向きな心理状態を指します。職場や軍隊などの組織で重要視される概念です。
The company's morale has improved significantly since the new management took over.
新しい経営陣が引き継いでから、会社の士気は大幅に向上した。
Low morale among teachers is affecting the quality of education.
教師たちの低い士気が教育の質に影響を与えている。
  • boost morale - 士気を高める
  • team morale - チームの士気
  • employee morale - 従業員の士気
  • high morale - 高い士気
  • low morale - 低い士気
  • improve morale - 士気を改善する
  • maintain morale - 士気を維持する
  • staff morale - スタッフの士気
  • company morale - 会社の士気
  • military morale - 軍の士気

個人の意欲や自信

His morale was at an all-time low after losing the competition.
競争に負けた後、彼の意気込みは過去最低だった。
  • personal morale - 個人の士気
  • boost one's morale - 自身の士気を高める
  • morale booster - 士気を高めるもの
  • fighting morale - 闘志
  • strong morale - 強い意気込み
  • weak morale - 弱い意気込み
  • raise morale - 士気を上げる
  • declining morale - 低下する士気
  • positive morale - 前向きな士気
  • group morale - グループの士気

英英和

  • the spirit of a group that makes the members want the group to succeed団体の構成員にその団体が成功を収めたいと思わせる精神士気

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