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laicの意味・覚え方・発音

laic

【形】 世俗の

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laicの意味・説明

laicという単語は「俗人の」「宗教的でない」という意味を持ちます。主に宗教や特定の職業に属さない一般の人々を指す際に用いられます。たとえば、ラエイック(laic)な活動とは、宗教的な要素を持たない活動や、宗教に依存しない社会的な事柄を指すことが多いです。このように、laicは特定の文脈で宗教との関連がないことを示す形容詞として使われます。

laicという語は、通常、宗教的な背景を持たない個体や集団について言及する際に使用されます。特に教育や社会活動、文化的な議論において、宗教的な影響が排除されていることを強調するために使われることが一般的です。この語は、宗教が影響を及ぼさないというニュアンスを強調するため、特に公的な場面で重要な役割を果たします。

また、laicは政治や法律の文脈においても重要です。宗教的な立場から独立した判断や政策が求められる場合、laicという言葉が使用され、宗教的影響を受けないことが強調されます。このように、laicという単語は単に「宗教的でない」という意味だけでなく、社会や法律における中立性や独立性を示す重要な概念として理解されています。

laicの基本例文

Laic education focuses on science and humanism.
世俗的な教育は科学と人道主義に焦点を当てています。
Priests are not allowed to hold laic positions.
聖職者は世俗的な地位に就くことができません。
The school operates under a laic administration.
その学校は世俗的な管理下で運営されています。

laicの意味と概念

形容詞

1. 聖職者でない

「laic」は、宗教的な役割を持たない人々を指す言葉です。この単語は、特に教会や信仰に関わる場面で使われることが多く、聖職者や宗教的な指導者ではない一般の人々を表します。例えば、宗教的な儀式や活動に参加するが自ら聖職者ではない者を指す際に用いられます。
The laic community participated in the church activities actively.
一般の人々は教会の活動に積極的に参加した。

laicの覚え方:語源

laicの語源は、ギリシャ語の「laikos」に由来しています。この言葉は「民衆に属する」や「一般の人々の」といった意味を持ちます。さらに、「laikos」は「laos」(民衆、国民)から派生しており、同様に「群れ」や「共同体」を示す言葉です。その後、ラテン語では「laicus」という形に変わり、キリスト教の文脈で「教会の聖職者ではない一般信者」を指すようになりました。このため、「laic」は、特に宗教や教義に関して、特別な地位を持たない一般的な立場を意味するようになりました。

「laic」という言葉は、最終的には英語に取り入れられ、一般的に「宗教的な背景を持たない」という意味で使われるようになりました。このように、laicは時代を経て意味が少しずつ変わった言葉の一例です。語源を理解することで、この言葉の背景や用法を深く知ることができます。

laicの類語・関連語

  • secularという単語は、「宗教に関係ない」を意味します。主に宗教とは無関係な事柄や活動を指します。例えば、「彼は世俗的な考え方を持っている。」(He has a secular viewpoint.)のように使います。
  • temporalという単語は「一時的な」または「時間に関する」という意味でも使われますが、特に宗教的なものに対する対比として使われ、「世俗的な」意味で使われることがあります。例えば、「世俗的な権力は一時的なものだ。」(Temporal power is temporary.)のように使います。
  • layという単語は、「専門的でない」というニュアンスを持ち、信仰や宗教の専門家ではない一般の人々を指す場合に使われます。例えば、「彼は専門家でなく、平信徒だ。」(He is a layperson, not an expert.)のように使います。
  • earthlyという単語は、「地上的な」または「現実的な」というニュアンスを持ち、宗教的なものを超えた現世的なものを指します。例えば、「彼は地上的な喜びを追求している。」(He pursues earthly pleasures.)のように使います。


laicの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : secular

単語secularは「世俗の」という意味を持ち、特に宗教や信仰に関連しない事柄を指します。教育や文化、法律などの分野でよく使われ、宗教的影響を排除した状態を表現する際に便利です。例えば、世俗的な教育制度や法律を指す場合に使われ、一般的には宗教とは無関係な事柄に対して使われることが多いです。
単語laicは、主に宗教的な文脈で使われることが多く、特に神聖な職業に従事しない一般の信者を指します。一方で、secularはより広い意味で使われ、宗教に限らず一般的な世の中の事柄に適用されます。例えば、laicは宗教的な儀式や役職に関連して使われることが多く、一般の人々の生活に焦点を当てています。ネイティブスピーカーは、文脈によってこれらの用語を使い分けますが、secularは日常生活で頻繁に遭遇する言葉である一方、laicはより特定の状況で使われることが多いです。
The school has a secular curriculum that does not include religious teachings.
その学校は宗教教育を含まない世俗的なカリキュラムを持っています。
The church welcomes laic members to participate in community events.
その教会は地域イベントに参加するために一般の信者を歓迎しています。
この場合、secularlaicは異なる文脈で使われており、置換は不自然です。前者は教育制度に関連しており、後者は宗教的なコミュニティに関連しています。
The government promotes secular values to ensure equality among all citizens.
政府はすべての市民の平等を確保するために世俗的な価値観を推進しています。

類語・関連語 2 : temporal

単語temporalは、「時間に関する」「一時的な」「世俗の」といった意味を持ちます。主に物事が一時的であったり、宗教的な側面に対して世俗的な側面を強調する場合に使われます。
一方、単語laicは、主に宗教的な文脈において、聖職者でない一般の人々を指す際に使用されます。このため、laicは「世俗の」という意味でも使われますが、宗教的な側面との対比が強調されます。つまり、temporalは時間的な側面や一時性に焦点を当てるのに対し、laicは宗教的な文脈における一般性を強調することが多いのです。英語ネイティブは、これらの単語を文脈に応じて使い分け、特に宗教や時間に関する議論での適切な用法を意識しています。
In a temporal sense, we must consider the limitations of our time.
時間的な観点から、私たちは自分たちの時間の制限を考慮しなければなりません。
In a laic sense, we must consider the limitations of our understanding.
宗教的な観点から、私たちは自分たちの理解の限界を考慮しなければなりません。
この場合、両方の単語は「視点」や「観点」という意味で似たような文脈で使われていますが、temporalは時間に関連する意味合いを持ち、一方でlaicは宗教的な要素を意識した一般的な観点を示しています。
The temporal nature of our existence makes us appreciate every moment.
私たちの存在の一時的な性質は、私たちがすべての瞬間を大切に思うことを促します。

類語・関連語 3 : lay

単語layは、主に「横たえる、置く」という意味を持つ動詞であり、物理的な動作を表現する際に使われます。また、名詞としても「敷地」や「地面」を意味することがあります。文脈によっては、文化的・社会的な意味を持つ場合もありますが、基本的には具体的な行動を指すことが多いです。
一方で、単語laicは、「世俗的な」または「宗教的でない」という意味を持ち、主に宗教や教会に関連する文脈で使用されます。たとえば、宗教的な職業や義務に対して非宗教的な立場を表す時に使われます。ネイティブスピーカーは、layを日常的な行動や状態を表現する際に頻繁に使う一方で、laicは特定の文脈でのみ使われ、一般的な会話ではあまり見かけません。このため、layはより広範囲に使われる言葉であると言えます。
Many people choose to lay their books on the table.
多くの人が本をテーブルの上に置くことを選びます。
Many people choose to be laic in their views about religion.
多くの人が宗教についての見解において世俗的であることを選びます。
この場合、laylaicは文脈が異なるため、直接の置換はできません。前者は具体的な動作を、後者は抽象的な考え方を示しています。

類語・関連語 4 : earthly

earthly」は、「地球の、地上的な」という意味を持ち、物理的な世界や現実的な事柄に関連しています。また、宗教的な文脈で「地上の、俗世の」という意味でも使われ、人間の欲望や世俗的な事柄に対して対比的に用いられることがあります。
一方で「laic」は、一般の人々や信者に関連する用語で、特に宗教的な役割を持たない人々を指します。このため、earthlyは一般的に物理的または世俗的な事柄に焦点を当てるのに対し、laicは宗教的な文脈での非宗教的な立場や役割に関連することが多いです。例えば、教会内での神職者に対して、一般の信者を指すときに使われます。ネイティブスピーカーは、earthlyを日常会話や文学でよく使うのに対し、laicは専門的な議論や宗教的な文脈で特定の意味を持つため、使用頻度は低くなる傾向があります。
The monk renounced all earthly possessions to pursue a life of prayer.
その僧侶は祈りの生活を追求するために、すべての地上的な possessions を放棄しました。
The monk renounced all laic possessions to pursue a life of prayer.
その僧侶は祈りの生活を追求するために、すべての世俗的な possessions を放棄しました。
この二つの文は、earthlylaic が置換可能であることを示しています。どちらも「物質的なもの」や「世俗的なもの」を意味しており、僧侶が宗教的な生活に専念するために物質的なものを手放すという共通の文脈を持っています。
The festival celebrated the beauty of earthly nature and the changing seasons.
その祭りは、地上の 自然の美しさと移り変わる季節を祝いました。


laicの覚え方:関連語

Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

laicのいろいろな使用例

形容詞

1. 教会の構成員ではない特性

一般的な用法

この分類では、'laic'が教会や宗教に関係のない文脈で使用される場合に着目しています。この形容詞は、特に一般市民や信者の日常生活や考え方に関連する事象を表現する際に使われます。
The laic perspective is often overlooked in discussions about religious practices.
教会の慣習についての議論では、laicの視点はしばしば見過ごされる。
  • laic community - 世俗のコミュニティ
  • laic education - 世俗教育
  • laic views - 世俗的な見解
  • laic culture - 世俗文化
  • laic influence - 世俗的な影響
  • laic authority - 世俗的な権威
  • laic participation - 世俗的な参加

宗教との対比

この分類では、'laic'が宗教的な側面と対比される際に用いられる場合について考察します。特に宗教的な権威や構造とは異なる視点を強調します。
In a laic context, decisions are made based on reason rather than religious beliefs.
世俗的な文脈では、決定は宗教的信念ではなく理性に基づいて行われる。
  • laic matters - 世俗的な事柄
  • laic relationships - 世俗的関係
  • laic governance - 世俗的な統治
  • laic dialogue - 世俗的な対話
  • laic expression - 世俗的な表現
  • laic traditions - 世俗的伝統
  • laic identity - 世俗的なアイデンティティ

2. 教会からの独立性

市民としての立場

この分類では、'laic'が市民の独立した立場を強調する際に使用される状況を含みます。宗教的な影響から自由な考え方や行動が強調されます。
The laic stance demands that religious beliefs do not interfere with political decisions.
世俗的な立場は、宗教的信念が政治的決定に干渉しないことを求める。
  • laic responsibility - 世俗的責任
  • laic rights - 世俗的権利
  • laic freedom - 世俗的自由
  • laic principles - 世俗的原則
  • laic decisions - 世俗的決定
  • laic interests - 世俗的利益
  • laic discourse - 世俗的な議論

宗教の不干渉

この分類は、'laic'が宗教的信念からの不干渉を示すときに特に強調されます。個人の選択や意見が自由であることを主張する場面において使用されます。
A laic approach ensures that all beliefs are respected equally in society.
世俗的なアプローチは、社会においてすべての信念が平等に尊重されることを保証する。
  • laic perspective - 世俗的視点
  • laic obligations - 世俗的義務
  • laic approaches - 世俗的アプローチ
  • laic thought - 世俗的思考
  • laic justice - 世俗的正義
  • laic resolutions - 世俗的解決策
  • laic unity - 世俗的な統一

英英和

  • characteristic of those who are not members of the clergy; "set his collar in laic rather than clerical position"; "the lay ministry"聖職者ではない人々に特有の世俗の
    例:set his collar in laic rather than clerical position 聖職者というよりもむしろ俗人に彼を位置づける