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idiosyncrasyの意味・覚え方・発音

idiosyncrasy

【名】 特質

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/ˌɪdɪəʊˈsɪŋkrəsi/

idiosyncrasyの意味・説明

idiosyncrasyという単語は「特異性」や「個性」を意味します。具体的には、ある人が持つ独特の習慣や性格、反応などを指します。これはしばしば、その人特有の癖や好みとして表れます。例えば、特定の食べ物を好むことや特定の行動パターンなどが含まれます。この語は、他の人と違う点について述べる際に使われることが多いです。

idiosyncrasyは、特に心理学や文化研究の文脈で使われることが多く、人間の行動や思考がどのように個々の経験や背景に影響されるかを探求する際に関連しています。また、医学の分野でも、個人が特定の薬に異常な反応を示す場合などに用いられることがあります。こうした使い方からは、「特異な反応や特徴」というニュアンスが強調されます。

この単語は、日常会話でも時折耳にすることがあります。特に誰かの独特な特徴を話題にするときに「その人のidiosyncrasy」といった形で使われ、他の人とは異なるポイントを指摘する際に便利です。特に異文化理解や個人の違いに関連する話題の中で重要な役割を果たします。

idiosyncrasyの基本例文

Her idiosyncrasy includes a love for potted plants.
彼女の特異性は鉢植えの植物愛好に含まれる。
I love his idiosyncrasy; he always wears bright socks.
彼の個性が好きです。彼はいつも鮮やかな靴下を履いています。
The captain's idiosyncrasy was always giving orders in a loud voice.
キャプテンの特異性は、常に大きな声で命令を下すことでした。

idiosyncrasyの意味と概念

名詞

1. 特異な特徴

「idiosyncrasy」とは個人に特有であり、他の人と区別されるような行動的な属性を指します。この用語は、特定の習慣や癖がその人自身を際立たせる様子を表現します。たとえば、特定の食べ物に対する好みや、特定の言動がその人の個性を形成することがあります。
Her idiosyncrasy of talking to plants makes her stand out among her friends.
彼女が植物に話しかけるという特異な特徴は、彼女を友人の中で際立たせている。

2. 独特な癖

この単語は特定の行動や嗜好の独自性を強調します。特定の仕草や習慣が、その人の性格や個性を一層強調する際に使われます。日常生活の中で何気なく行っている行動も、他人から見れば独特な特徴として認識されることがあります。
His habit of humming while he works is an idiosyncrasy that his coworkers have come to accept.
彼が仕事をしながらハミングする癖は、同僚たちに受け入れられている彼の独特な習慣である。

3. 個性を示すもの

idiosyncrasyは、特定の文化や環境においてその人の個性を示すものとしても使われます。例えば、ある地域特有の考え方や習慣が、その人の独自性を作り出す要素となることがあります。一般的に、こうした特徴は他者と区別されるための重要な指標となります。
Her idiosyncrasy, such as her unique fashion style, reflects her vibrant personality.
彼女の独特なファッションスタイルという特異な特徴は、彼女の活気ある個性を反映している。

idiosyncrasyの覚え方:語源

idiosyncrasyの語源は、ギリシャ語の「idios(私自身、特有の)」と「synkrasis(混合、調和)」に由来します。「idios」は「自分自身」という意味で、個人や特性を表現します。「synkrasis」は「混ぜ合わせること」を示し、さまざまな要素が組み合わさることを意味します。この二つの言葉が結びつくことで、「idiosyncrasy」は特定の個人に固有の性質や特徴、特有の行動様式を指すようになりました。この言葉は、特定の生物、文化、または心理的特徴に関連付けられることが多く、個人の独自性やユニークな習慣に焦点を当てています。英語に取り入れられたのは17世紀頃で、特に心理学や社会科学の分野で使われることが一般的です。

語源 sym
語源 syn
同じ、 共に
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idiosyncrasyの類語・関連語

  • peculiarityという単語は、特異性や独特な特徴を意味します。この単語は、ある人や物に特有の特徴がある場合に使われます。例えば、「彼女のpeculiarityは、いつも同じ色の服を着ることです。」と言えます。
  • quirkという単語は、少し変わった性格や行動の癖を指します。この言葉は通常、あまり悪い意味ではなく、小さなユニークさを示すときに使います。例えば、「彼には思わぬquirkがあって、いつも異なる道を歩くのが好きです。」と言えます。
  • traitという単語は、特定の性格や特徴を意味します。性格的な特徴を強調する場合に使用され、ポジティブまたはネガティブの両方の文脈で使われることがあります。例えば、「誠実さは彼のtraitの一つです。」と言えます。
  • characteristicという単語は、特定の物や人物を説明するための特徴を示します。一般的に、物理的または心理的な特性について使われ、広範な用法があります。例えば、「この動物の最大のcharacteristicは、大きな耳です。」と言えます。
  • habitという単語は、習慣や癖を意味し、個人の日常的な行動や反応を指します。特定の行動が何度も繰り返されることを強調する際に使われます。例えば、「彼のhabitは、毎朝早く起きてジョギングをすることです。」と言えます。


idiosyncrasyの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : peculiarity

peculiarity」は、特有の特徴や性質を指す言葉で、何かが普通とは異なる点や、特異な性質を強調する際に使われます。例えば、人の性格や行動、物事の状態など、具体的な事例に対して使うことが多いです。
idiosyncrasy」は、特定の個人や集団に特有の行動や習慣を指す言葉であり、しばしばその人の個性や癖を表現するために用いられます。両者は似た意味を持ちますが、ニュアンスには違いがあります。「peculiarity」は一般的に物事の特異性を示し、より広範な状況に適用できる一方で、「idiosyncrasy」は個々の特性に焦点を当て、個人の独自の側面を強調します。例えば、ある人が特定の食べ物を好まない理由が「idiosyncrasy」である場合、その人特有の個性や癖が関係していますが、一般的な傾向や特性を指す場合は「peculiarity」がより適切です。このように、ニュアンスに注意することで、より自然な表現が可能になります。
He has a strange peculiarity when it comes to food; he only eats his vegetables if they are cut into small pieces.
彼は食べ物に関して奇妙な特性があり、野菜は小さく切られている場合にしか食べません。
He has a strange idiosyncrasy when it comes to food; he only eats his vegetables if they are cut into small pieces.
彼は食べ物に関して奇妙ながあり、野菜は小さく切られている場合にしか食べません。
この例文からもわかるように、「peculiarity」と「idiosyncrasy」は同じ文脈で使われ、意味としては置き換え可能です。ただし、ニュアンスの違いとして、「peculiarity」は一般的な特徴を指し、「idiosyncrasy」は個人の特性に特化した表現であることを考慮する必要があります。

類語・関連語 2 : quirk

quirk」は、特定の個人や物事に特有の小さな特徴や習慣を指す言葉です。この単語は、しばしばユーモラスまたは愛らしい意味合いを持ち、特に人の性格や行動に関連して使われることが多いです。一般的にネガティブな意味合いは薄く、むしろその特徴がその人の魅力の一部であることを示唆します。
idiosyncrasy」は、ある人や物に特有の特性や癖を意味しますが、より専門的または医学的な文脈で使われることが多いです。例えば、特定の薬に対する過敏反応や、特定の文化における独自の習慣などが「idiosyncrasy」として表現されます。一方で、「quirk」は、よりカジュアルで日常的な文脈で使われ、個人のユニークさや特異性をポジティブに捉える傾向があります。ネイティブスピーカーは、「quirk」を使うことで、軽い感じや親しみやすさを表現する場合が多いのに対し、「idiosyncrasy」は、異なるニュアンスや重さを持つため、文脈に応じて使い分けることが重要です。
She has a charming quirk of humming while she works.
彼女は作業中にハミングをするという魅力的ながあります。
She has a charming idiosyncrasy of humming while she works.
彼女は作業中にハミングをするという魅力的な特性があります。
この文脈では、「quirk」と「idiosyncrasy」は互換性がありますが、前者は親しみやすさを強調し、後者はややフォーマルな印象を与えます。

類語・関連語 3 : trait

trait」は、ある人や物の特性や特徴を指す言葉です。特に性格や行動の面で使われることが多く、肯定的または否定的な意味合いで用いられることがあります。この単語は、個人の性格、習慣、または特定の状況での反応に関連する特徴を示します。
一方で、「idiosyncrasy」は、特に個人に特有の奇妙な癖や独特な感覚を指す言葉です。このため、「trait」がより一般的かつ広範囲に使われるのに対し、「idiosyncrasy」は特定の個人の特異性を強調する際に使われます。ネイティブスピーカーは、一般的な性格や行動の特徴を述べるときには「trait」を選ぶことが多いですが、誰かのユニークな癖や特異な行動を指摘する際には「idiosyncrasy」を使います。たとえば、ある人が特定の食べ物を好まない理由がその人の「idiosyncrasy」である場合、一般的な性格としてその人の「trait」とは言えません。したがって、両者は似たような文脈で使われることもありますが、ニュアンスにおいて明確な違いがあります。
One of her most admirable traits is her kindness towards others.
彼女の最も称賛すべき特性の一つは、他者に対する優しさです。
Her idiosyncrasy is her habit of talking to plants as if they can hear her.
彼女の特異性は、植物に話しかける習慣です。
この例では、「trait」は彼女の性格の一面を表し、一般的な特性を指しています。一方で、「idiosyncrasy」は、彼女のユニークな癖に焦点を当てており、特定の行動を強調しています。

類語・関連語 4 : characteristic

characteristic」は、物事や人の特性や特徴を指す言葉で、一般的にそのものを他と区別する要素として理解されます。例えば、ある人の性格や物のデザイン、文化など、多くの場面で使われることがあります。この単語はポジティブな意味合いを持つことが多く、価値を強調する際に使用されることが一般的です。
一方で「idiosyncrasy」は、特定の人や物に特有の癖や特性を指し、時には少しネガティブなニュアンスを含むことがあります。たとえば、ある人の行動が他の人には理解できないような独特のものである場合に使われます。ネイティブスピーカーは「characteristic」を用いるとき、一般的な特徴を表現していることが多いのに対し、「idiosyncrasy」は特異性や独自性を強調し、普通とは違った特性を指すことが多いです。このため、「characteristic」は幅広く使われますが、「idiosyncrasy」はその特異性が目立つ場合に限られることが多いです。
One important characteristic of a successful leader is effective communication.
成功したリーダーの重要な「特徴」の一つは、効果的なコミュニケーションです。
One important idiosyncrasy of this writer is the use of unconventional metaphors in their work.
この作家の重要な「特異性」の一つは、作品における独特のメタファーの使用です。
この例文では、「characteristic」が一般的な特徴を示しているのに対し、「idiosyncrasy」は特定の作家に特有の特性を指しているため、置き換えは適切ではありません。前者は普遍的な特性を示すのに対し、後者は独特の個性を強調しています。

類語・関連語 5 : habit

単語habitは、「習慣」や「癖」を意味し、特定の行動や反応が無意識に繰り返されることを指します。日常生活の中で自然に行われる行為や、特定の状況下での行動パターンを示すことが多いです。例えば、朝起きた時にコーヒーを飲むことが習慣であるように、個人の日常生活に根付いた行動を表す言葉です。
一方で、idiosyncrasyは「特異性」や「個人的な癖」という意味を持ち、一般的には他の人にとっては理解しがたい、あるいは珍しい行動や反応を指します。例えば、誰かが特定の食べ物に対して異常に強い好き嫌いを持つことは、その人のidiosyncrasyとみなされるかもしれません。このように、habitは日常的で広く認識されている行動を指すのに対し、idiosyncrasyは個人特有の、時には理解を超えた行動を指します。したがって、habitは一般的な行動パターンであり、idiosyncrasyは個々の独特さを強調する言葉と言えます。
She has a habit of tapping her fingers when she is nervous.
彼女は緊張すると指を叩く習慣がある。
Her idiosyncrasy is tapping her fingers when she is nervous.
彼女の特異性は、緊張すると指を叩くことだ。
この例文では、habitidiosyncrasyはどちらも使われており、互換性があります。ただし、habitは一般的な習慣として、idiosyncrasyはその行動が特異であることを強調しています。


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idiosyncrasyの会話例

idiosyncrasyの日常会話例

idiosyncrasyは、特定の個人や集団に特有の習慣や嗜好を指す言葉です。日常会話では、誰かの独特な性格や癖を話題にする際に使われることがあります。この単語は、特にその人のユニークさを強調する文脈で用いられることが多いです。このように、日常生活の中での個々の特徴を指摘する際に適しています。

  1. 特定の個人が持つ独特な性格や癖

意味1: 特定の個人が持つ独特な性格や癖

この意味でのidiosyncrasyは、友人や知人の変わった癖について会話する際に使われます。相手の特異な行動や趣味を軽くからかう場面などで用いられ、親しい関係性を示すことができます。

【Example 1】
A: Did you notice how Tom always has to wear mismatched socks? It's such anidiosyncrasy of his.
彼はいつも靴下を色違いで履いているのに気づいた?彼の独特な癖だよね。
B: Yeah, it's pretty funny! I think it adds to his charm.
そうだね、面白いよね!彼の魅力を引き立てていると思うよ。

【Example 2】

A: I love how Sarah always insists on drinking her coffee at exactly 85 degrees. That's such anidiosyncrasy!
サラがコーヒーをちょうど85度で飲むことにこだわるのが好きなんだ。彼女の独特な癖だよね!
B: Totally! But it makes her coffee time feel special.
本当に!でもそれが彼女のコーヒータイムを特別にしているよね。

【Example 3】

A: Mark's obsession with organizing his books by color is such anidiosyncrasy.
マークが本を色ごとに整理することにこだわるのは、彼の独特な癖だよね。
B: I know! It’s like a rainbow in his room!
わかる!彼の部屋はまるで虹みたいだよね!

idiosyncrasyのいろいろな使用例

名詞

1. 特異性や独自性を表す

行動や習慣に関する特異性

この観点では、特定の個人に特有の行動や習慣が示されます。発言や行動の一部が他者にとって独特である場合、その人の個性を形成する要素となります。
His idiosyncrasy was to always wear mismatched socks.
彼の特異性は、常に異なる靴下を履くことだった。
  • idiosyncrasy of behavior - 行動の特異性
  • personal idiosyncrasy - 個人的な特異性
  • common idiosyncrasy - 一般的な特異性
  • quirky idiosyncrasy - 風変わりな特異性
  • cultural idiosyncrasy - 文化的特異性
  • social idiosyncrasy - 社会的特異性
  • linguistic idiosyncrasy - 言語的特異性

感情や気持ちに関する特異性

この観点では、特定の感情や気持ちがその人に固有のもので、他の人にはない独特な反応を示すことがあります。そのため、個人の心理的特性と結びついています。
Her idiosyncrasy often led her to burst into laughter at the oddest times.
彼女の特異性は、最もおかしな時に笑い出すことがよくあった。
  • idiosyncrasy in humor - ユーモアにおける特異性
  • emotional idiosyncrasy - 感情的特異性
  • idiosyncrasy of taste - 趣向における特異性
  • aesthetic idiosyncrasy - 美的特異性
  • idiosyncrasy in decision-making - 意思決定における特異性

2. 身近な特異点を示す

社会的特徴の特異性

この観点では、社会的な場面において、集団内で特に目立つ行動や意見が、個々の「特異性」として捉えられることがあります。特異な見解や行動が、あるグループ内でのユニークな存在感を示す指標となります。
His idiosyncrasy made him quite popular among his friends.
彼の特異性は、友人の間でかなり人気があった。
  • idiosyncrasy in friendship - 友情における特異性
  • community idiosyncrasy - コミュニティの特異性
  • idiosyncrasy of opinion - 意見における特異性
  • idiosyncrasy in relationships - 人間関係における特異性

創造的な側面の特異性

この観点では、芸術や創造的な表現において、それぞれのアーティストや作家が持つ独自のスタイルや視点が「特異性」として現れます。個々の作品やパフォーマンスが全体の中で際立つ要因になります。
The artist's idiosyncrasy was evident in her distinctive style.
そのアーティストの特異性は、彼女の独特なスタイルに明らかだった。
  • artistic idiosyncrasy - 芸術的特異性
  • literary idiosyncrasy - 文学的特異性
  • expressive idiosyncrasy - 表現の特異性
  • idiosyncrasy in design - デザインにおける特異性

3. その他の特異性

ビジネスや職業における特異性

この観点では、職業的な文脈で個人が持っている独特のスタイルやアプローチが対象となります。特に、業務遂行の仕方や、顧客へのサービス提供方法において顕著です。
His idiosyncrasy as a manager included extensive micro-management.
彼のマネージャーとしての特異性には、広範なマイクロマネジメントが含まれていた。
  • business idiosyncrasy - ビジネスの特異性
  • managerial idiosyncrasy - マネージメントにおける特異性
  • idiosyncrasy in sales - 販売における特異性
  • idiosyncrasy of leadership - リーダーシップの特異性

英英和

  • a behavioral attribute that is distinctive and peculiar to an individual個人に特有で独特な行動上の特質