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hydrogen bombの意味・覚え方・発音

hydrogen bomb

【名】 水素爆弾

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/'haɪdrədʒən bɑːm/

hydrogen bombの意味・説明

hydrogen bombという単語は「水素爆弾」を意味します。水素爆弾は、非常に強力な核兵器であり、核融合のプロセスを利用して大量のエネルギーを放出します。この核兵器は、原子爆弾よりもはるかに大きな威力を持ち、数メガトン単位の爆発力をもつことがあります。水素爆弾の基本的な動作原理は、まず原子爆弾によって高温高圧の状態を作り出し、その後水素同位体が融合反応を起こすことで爆発を引き起こします。

水素爆弾は、主に冷戦時代において、各国の軍事力を示す象徴として発展しました。その威力から、この兵器は戦争において使われることはほとんどなく、恐怖の均衡を維持するための deterrent(抑止力)として機能しています。水素爆弾の存在は、冷戦時代の国際政治の中で核抑止力の重要性を際立たせました。このため、核兵器に対する国際的な規制や条約が求められるようになりました。

一方で、水素爆弾の開発や保有は、多くの国際的な議論や論争を引き起こしています。この兵器が使用されれば、広範囲にわたる破壊や放射線の影響が及ぶため、その使用は倫理的にも問題視されています。また、水素爆弾を含む核兵器の拡散を防ぐための取り組みとして、NPT(核拡散防止条約)などの国際的な協定が結ばれるなど、さまざまな対策が進められています。

hydrogen bombの基本例文

The hydrogen bomb is a powerful nuclear weapon.
水素爆弾は強力な核兵器です。
Scientists work on developing safeguards against the hydrogen bomb.
科学者たちは水素爆弾に対する安全装置の開発に取り組んでいます。
Countries around the world are concerned about the hydrogen bomb threat.
世界中の国々が水素爆弾の脅威を懸念しています。

hydrogen bombの覚え方:語源

hydrogen bombの語源は、英語の「hydrogen」と「bomb」という二つの単語から成り立っています。「hydrogen」はギリシャ語の「hydro-」(水)と「genes」(生成する)から派生しており、水を生成する元素として知られています。一方、「bomb」はラテン語の「bombus」(音が鳴る)から来ており、爆発装置や爆弾を表します。

この二つの単語を組み合わせることで、「水素爆弾」という意味が生まれます。水素爆弾は、水素の核融合反応を利用して大規模な爆発を引き起こす兵器です。そのため、hydrogen bombという表現は、水素のエネルギーを用いた強力な爆発装置を指し示しています。水素を基にした核反応の概念がこの語の特徴となっており、現代の軍事技術において非常に重要な役割を果たすものとなっています。

hydrogen bombの類語・関連語

  • atom bomb
    atom bombという単語は、核反応を利用した爆弾の一種類で、特に1940年代に開発された爆弾を指します。hydrogen bombと比較すると、エネルギーの生成方法が異なり、より小規模な爆弾を指します。例:The first atom bomb was dropped in 1945.(最初の原子爆弾は1945年に投下されました。)
  • thermonuclear bomb
    thermonuclear bombという単語は、核融合を利用した爆弾を指します。hydrogen bombは実質的にthermonuclear bombの一種であり、より強力なエネルギーを生み出します。ただし、thermonuclear bombはその技術的側面に焦点を当てた表現です。例:The thermonuclear bomb was more powerful than previous designs.(熱核爆弾は以前の設計よりも強力でした。)
  • fusion bomb
    fusion bombという単語は、原子核の融合反応を利用して爆発を起こす爆弾のことを指します。これはhydrogen bombとほぼ同義ですが、技術的観点からの名前の一つです。例:A fusion bomb can produce massive destruction.(融合爆弾は大規模な破壊をもたらすことができます。)
  • H-bombという単語は、hydrogen bombの略称であり、特にカジュアルな会話や文脈で使われます。このため、hydrogen bombという正式な名称よりも、より短く親しみやすい言い方です。例:The H-bomb is a significant advancement in weaponry.(H爆弾は兵器の大きな進歩です。)


hydrogen bombの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : atom bomb

atom bomb」は、原子力によってエネルギーを放出する爆弾のことを指します。この種の爆弾は、核分裂反応を利用して爆発を引き起こします。具体的には、ウランやプルトニウムなどの重い原子核が分裂することで、大量のエネルギーが放出されます。1945年に広島と長崎に投下された爆弾がその代表例です。
hydrogen bomb」と「atom bomb」は、どちらも核爆弾ですが、その仕組みや威力には大きな違いがあります。「atom bomb」は核分裂を利用してエネルギーを生み出すのに対し、「hydrogen bomb」は核融合を利用します。核融合は、軽い原子核(主に水素同位体)が結びついて重い原子核を形成し、その際に大量のエネルギーが放出される反応です。このため、「hydrogen bomb」は「atom bomb」よりもはるかに強力であり、数千倍の威力を持つことがあります。基本的には、両者は異なる技術に基づいており、そのため使用される文脈や状況も異なります。例えば、冷戦時代には「hydrogen bomb」の開発が進められ、より強力な兵器としての重要性が高まりましたが、「atom bomb」は歴史的な文脈で特に重要視されています。
The use of the atom bomb during World War II changed the course of history.
第二次世界大戦中の原子爆弾の使用は、歴史の流れを変えました。
The detonation of the hydrogen bomb could have catastrophic consequences for humanity.
水素爆弾の爆発は人類にとって壊滅的な結果をもたらす可能性があります。
この二つの文は、同じ文脈で使用されており、異なる爆弾の特性を強調しています。「atom bomb」は歴史的な事例を示し、「hydrogen bomb」はその威力の大きさを示しています。置換可能というわけではありませんが、両者の重要性を理解するための良い対比となっています。

類語・関連語 2 : thermonuclear bomb

「thermonuclear bomb」は、核融合を利用して爆発を引き起こす核兵器を指します。これは、非常に高い温度と圧力の条件下で水素の同位体が融合し、大量のエネルギーを放出します。このプロセスは、通常の核分裂反応よりもはるかに強力で、数メガトンの爆発力を持つことがあります。
hydrogen bomb」と「thermonuclear bomb」は、実質的に同じ意味を持つ言葉ですが、使われる文脈やニュアンスに若干の違いがあります。一般的に「hydrogen bomb」はその名の通り水素を使った爆弾を指し、より広く使われることが多いです。一方で「thermonuclear bomb」は、技術的な文脈や科学的な議論において、核融合のプロセスを強調するために使われることが多いです。つまり、「hydrogen bomb」は一般の人々にとって理解しやすい表現であり、「thermonuclear bomb」は専門家や学術的な文脈で使われることが多いと言えるでしょう。
The development of the thermonuclear bomb marked a significant advancement in military technology.
熱核爆弾の開発は、軍事技術における重要な進歩を示しました。
The development of the hydrogen bomb marked a significant advancement in military technology.
水素爆弾の開発は、軍事技術における重要な進歩を示しました。
この文脈では、「thermonuclear bomb」と「hydrogen bomb」は相互に置き換え可能で、意味やニュアンスに大きな違いはありません。どちらの表現も、同じ技術的な進歩を指しており、文脈によって使い分けられることができます。

類語・関連語 3 : fusion bomb

fusion bomb」は、核融合反応を利用して爆発エネルギーを生み出す武器を指します。通常、核融合は軽い原子核が結合して重い原子核を形成するプロセスであり、この過程で大量のエネルギーが放出されます。特に、水素の同位体である重水素と三重水素を使用することが多く、非常に強力な爆発力を持つことから、広く知られています。
hydrogen bomb」と「fusion bomb」は、基本的には同じ種類の武器を指していますが、使われる文脈によって微妙なニュアンスの違いがあります。「hydrogen bomb」は、特に水素を利用した核兵器全体を指す一般的な用語として使われることが多いです。一方で「fusion bomb」は、核融合反応に特化した表現であり、核融合のメカニズムに焦点を当てた言葉です。ネイティブスピーカーは、「fusion bomb」を使うことで、その爆発が核融合によって引き起こされたものであることを強調することができます。一般的に「hydrogen bomb」は広範な概念を指し、対して「fusion bomb」はより専門的な表現です。そのため、文脈によって使い分けることが重要です。
The fusion bomb represents a significant advancement in nuclear weapon technology, utilizing the power of nuclear fusion to produce massive explosive energy.
融合爆弾」は、核兵器技術の重要な進展を示しており、核融合の力を利用して巨大な爆発エネルギーを生み出します。
The hydrogen bomb represents a significant advancement in nuclear weapon technology, utilizing the power of nuclear fusion to produce massive explosive energy.
水素爆弾」は、核兵器技術の重要な進展を示しており、核融合の力を利用して巨大な爆発エネルギーを生み出します。
この例文では、「fusion bomb」と「hydrogen bomb」の両方が同じ文脈で使われており、置き換えが自然に行えます。どちらの表現も核融合を利用した爆弾を指し、特にその技術的な進歩を強調しています。

類語・関連語 4 : H-bomb

H-bomb」は「hydrogen bomb」の略称で、主に会話やカジュアルな文脈で使われます。核兵器の一種で、水素の核融合によって大規模な爆発を引き起こす装置を指します。この用語は、特に冷戦時代の文脈で頻繁に登場しました。
hydrogen bomb」と「H-bomb」は、基本的に同じ意味を持ちますが、使用される文脈に若干の違いがあります。「hydrogen bomb」は、科学的な文脈や正式な文書で使われることが多いのに対し、「H-bomb」は、よりカジュアルな会話やメディアの報道などで使われる傾向があります。たとえば、映画やニュース番組の中で「H-bomb」という言葉が使われると、視聴者にとって親しみやすく、よりインパクトのある印象を与えることができます。このように、両者は意味的には同じでも、使用される状況によって選ばれる語が異なることを理解しておくことが重要です。
The development of the H-bomb changed the dynamics of international relations during the Cold War.
H-bombの開発は、冷戦中の国際関係のダイナミクスを変えました。
The development of the hydrogen bomb changed the dynamics of international relations during the Cold War.
水素爆弾の開発は、冷戦中の国際関係のダイナミクスを変えました。
この文脈では、「H-bomb」と「hydrogen bomb」は互換性があり、どちらも同じ意味で使われています。どちらの用語も、冷戦時代の国際情勢に対する影響を示すために使用されます。


hydrogen bombの覚え方:関連語

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