サイトマップ 
 
 

grief-strickenの意味・覚え方・発音

grief-stricken

【形】 悲しい

この単語はもう覚えましたか?
YES
NO
学習記録を保存するにはログインしてください
/ɡriːf-ˈstrɪkən/

grief-strickenの意味・説明

grief-strickenという単語は、「悲しみに打ちひしがれた」や「深い悲しみに暮れた」という意味を持ちます。この言葉は、特に大切な人を失った際の強い感情を表現するために使われます。griefは「悲しみ」や「哀しみ」を意味し、strickenは「打たれた」というニュアンスを持つ動詞の過去分詞形です。このため、grief-strickenは非常に深く、心をえぐるような悲しみを体験している状態を指します。

この単語は、様々な文脈で用いられますが、特に人の死や別れに関する場面で多く見られます。例えば、家族や親しい友人を失った際に、その人が抱える深刻な感情を表現するために用いられます。grief-strickenという表現を使うことで、単に悲しいというだけではなく、その悲しみの深さや苦しさを強調することができます。このように、感情の強さや重みを伝えるための非常に有効な言葉です。

また、grief-strickenは文学や映画、音楽などの作品においても頻繁に登場します。作中のキャラクターが経験する悲しみを描く際に、その痛みや感情をより強く伝えるために利用されることが多いです。この言葉を使うことで、単なる状況の描写を超えて、感情の深さや状況の緊迫性を強調することができます。そのため、強い感情を表現したいときに非常に役立つ語彙といえます。

grief-strickenの基本例文

The grief-stricken widow found solace in her faith.
悲しみに打ちひしがれた未亡人は、信仰から慰めを見出した。
The entire nation was grief-stricken after the tragedy.
その悲劇の後、全国民は悲しみに打ちひしがれた。
She was completely grief-stricken after her dog passed away.
彼女は犬が亡くなった後、完全に悲しみに打ちひしがれていた。

grief-strickenの覚え方:語源

grief-strickenの語源は、英語の「grief」と「stricken」という2つの要素から成り立っています。「grief」は、古フランス語の「grief」やラテン語の「gravitas」に由来し、「重い」や「苦しみ」という意味を持っています。これは、心の痛みや深い悲しみを表現する言葉です。

一方、「stricken」は、古英語の「strican」に由来し、これは「打つ」や「襲われる」といった意味を持つ動詞です。「stricken」は過去分詞形で、何かによって打たれたり、強く影響を受けたりした状態を示します。

したがって、grief-strickenは「深い悲しみに打たれた状態」といった意味合いを持ちます。この表現は、特に愛する人を失った時など、心に深い傷を抱えた状況を描写する際に使われます。

grief-strickenの類語・関連語

  • heartbrokenという単語は、非常に深い悲しみを抱えている状態を意味します。特に恋愛や親しい人を失った時に使われることが多いです。例: "She was heartbroken after the breakup."(彼女は別れた後、心を痛めていました。)
  • sorrowfulという単語は、悲しみや哀しみを感じている状態を示しますが、heartbrokenよりも一般的な悲しみを指すことが多いです。例: "He looked sorrowful at the funeral."(彼は葬式で悲しそうな顔をしていました。)
  • mournfulという単語は、喪に服すような悲しみを表し、特に誰かを失ったことによる悲しみと深く関連しています。例: "The mournful music filled the air."(悲しげな音楽が空間を満たしていました。)
  • woefulという単語は、非常に悲しい様子や不幸な状況を強調する表現で、感情が行き過ぎている印象を与えることがあります。例: "Her woeful expression was hard to look at."(彼女の悲しげな表情は見るに堪えませんでした。)
  • devastatedという単語は、強いショックや失望を感じている状態を意味します。grief-strickenと似ていますが、より強い影響を受けた状態を示すことが多いです。例: "He was devastated by the news of her passing."(彼は彼女の死の知らせに打撃を受けていました。)


grief-strickenの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : heartbroken

heartbroken」は、非常に悲しい思いをしているとき、特に愛する人との関係が終わったときの深い悲しみを表す言葉です。この単語は感情的な痛みや失望を強調し、愛や友情の喪失によって引き起こされる心の傷を意味します。
grief-stricken」と「heartbroken」はどちらも悲しみを表す言葉ですが、ニュアンスに違いがあります。「grief-stricken」は、特に死や大きな喪失に伴う悲しみを強調する場合に使われます。この言葉は、深い喪失感や苦痛を伴い、悲しみの深さを強調するため、より重い感情を含むことが多いです。一方で「heartbroken」は、通常は人間関係の問題に関連することが多く、恋人や友人との別れによる心の痛みを指します。つまり、「grief-stricken」は一般的な悲しみを示し、より深刻な状況に関連することが多いのに対し、「heartbroken」は特に感情的な関係の喪失に焦点を当てています。
She felt heartbroken after her best friend moved away and left her behind.
親友が引っ越してしまい、彼女は 心が引き裂かれるような悲しみを感じた。
He was grief-stricken after the death of his beloved dog.
彼は愛犬の死によって 深い悲しみに襲われた。
ここでは、「heartbroken」と「grief-stricken」が異なる文脈で使用されていることがわかります。「heartbroken」は友情の喪失に関連しており、より軽い感情の悲しみを示していますが、「grief-stricken」はペットの死という深刻な状況での悲しみを表しています。

類語・関連語 2 : sorrowful

単語sorrowfulは、「悲しんでいる」や「悲しい」といった意味を持ち、主に感情的な痛みや悲しみを表現する際に使用されます。この単語は、失ったものに対する感情や、悲しい出来事に対する反応を示す場合に使われることが多く、一般的には日常的な文脈でも使いやすい単語です。
一方で、単語grief-strickenは、より強い悲しみや喪失感を表現するために使われます。この言葉は、特に大切な人やものを失ったときの深い悲しみを表す際に用いられるため、感情の重さや深さにおいて違いがあります。ネイティブスピーカーは、単に悲しい気持ちを表す場合にはsorrowfulを使用し、より深刻な状況や長引く悲しみを表す場合にはgrief-strickenを選ぶ傾向があります。つまり、両者は似たような意味を持つものの、感情の深さや文脈に応じて使い分けられるのです。
She felt sorrowful when she remembered her late grandmother.
彼女は亡くなった祖母を思い出したとき、悲しい気持ちになった。
She felt grief-stricken when she remembered her late grandmother.
彼女は亡くなった祖母を思い出したとき、深い悲しみに襲われた。
この二つの例文では、どちらの単語も「彼女が亡くなった祖母を思い出したときの感情」を表現していますが、sorrowfulは一般的な悲しみを示すのに対し、grief-strickenはより深刻な悲しみを強調しています。
The sorrowful music filled the room with a sense of loss.
その悲しい音楽が部屋に喪失感をもたらした。

類語・関連語 3 : mournful

「mournful」とは、悲しみに満ちた、または哀悼の気持ちを表す形容詞です。この言葉は、主に誰かを失ったことに対する悲しみや、一般的に悲しい状況を表現する際に使われます。感情的な痛みや悲しみを伴う場面でよく見られ、特に音楽や文学の中で感情を強調するために用いられることが多いです。
grief-stricken」と「mournful」は、どちらも悲しみを表す言葉ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。「grief-stricken」は、特に深い悲しみや痛みを伴っている状態を指し、たとえば愛する人を失ったことで精神的に打ちひしがれている様子を描写します。一方、「mournful」は、一般的な悲しみや哀悼の感情を伝える言葉で、必ずしも個人的な経験に結びつくわけではありません。このため、「grief-stricken」はより強い感情を伴うため、使用される文脈も限られることが多いです。ネイティブスピーカーは、状況に応じてこれらの言葉を使い分けることで、感情の深さや種類を表現します。
The mournful music echoed through the empty hall.
悲しげな音楽が空っぽのホールに響き渡った。
The grief-stricken music echoed through the empty hall.
悲嘆に暮れた音楽が空っぽのホールに響き渡った。
この文では、「mournful」と「grief-stricken」が置換可能です。どちらも音楽が悲しみを表現していることを示しており、文脈上自然に使うことができます。

類語・関連語 4 : woeful

woeful」は、悲しみや苦しみを伴う状況を表す形容詞で、特に非常に悲しい、または無力感を感じさせる状態を指します。この単語は、感情的な痛みや悲しみに関連する文脈で使われることが多く、特に不幸や不運に対する同情を表す際に用いられます。
grief-stricken」は、深い悲しみや喪失感を抱えている状態を強調します。一方で「woeful」は、一般的な悲しみや不幸の感情を表現するのに対し、より具体的には感情的な痛みや苦しみが伴う状況に焦点を当てています。ネイティブスピーカーは、grief-strickenを使う際には、特に愛する人を失ったときのような深い悲しみを強調するために使い、一方でwoefulは、より広範囲な状況での悲しみや不運を表現するために使われることが多いです。たとえば、誰かの不幸な状況を見て同情する場合にはwoefulが適しており、特定の悲しい出来事や喪失に対してはgrief-strickenを使うことが一般的です。
The woeful story of the lost dog touched everyone's heart.
失われた犬の悲しい話は、誰の心にも響いた。
The grief-stricken family mourned the loss of their beloved pet.
深い悲しみに沈んだ家族は、愛するペットの死を悼んだ。
この文脈では、woefulは一般的な悲しみを表現し、grief-strickenは特に深い喪失感を強調しています。両方の単語は悲しみを表していますが、使用される状況によってニュアンスが異なります。
The team's performance was woeful, leading to their defeat.
そのチームのパフォーマンスは悲惨で、敗北につながった。

類語・関連語 5 : devastated

単語devastatedは、非常に強い悲しみやショックを受けた状態を表す言葉です。この言葉は、特に大きな損失や災害によって心が壊れてしまったような感情を強調します。たとえば、愛する人を失ったり、大切なものを失ったりしたときに使われることが多いです。
単語grief-strickenは、一般的に深い悲しみや喪失感を抱えている状態を指しますが、主に愛する人を失ったときの感情に特化しているのが特徴です。一方で、devastatedはより広範な状況に適用でき、失ったものの大きさや影響の強さに焦点を当てています。ネイティブの感覚では、grief-strickenは個人的な悲しみを、devastatedはその悲しみがもたらす衝撃や破壊的な影響を強調するニュアンスがあります。
She was devastated by the loss of her mother.
彼女は母親を失ったことに衝撃を受けた。
She was grief-stricken by the loss of her mother.
彼女は母親を失ったことで深い悲しみに沈んだ。
この例文では、両方の単語が自然に置き換え可能です。どちらも母親を失ったことによる悲しい気持ちを表現していますが、devastatedは衝撃の強さを強調し、grief-strickenはその深い悲しみの感情に焦点を当てています。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

英英和

  • sorrowful through loss or deprivation; "bereft of hope"孤独感や喪失感で悲嘆に暮れた悲しい