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fiascoの意味・覚え方・発音

fiasco

【名】 大失態

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fiascoの意味・説明

fiascoという単語は「大失敗」や「惨事」を意味します。この言葉は、特に計画やプロジェクトが期待通りに進まず、失敗に終わった状況を指す際に使われます。たとえば、イベントやパフォーマンスがうまくいかなかった場合に「fiasco」と表現することができます。

fiascoのニュアンスには、計画的な失敗だけでなく、予期せぬ問題や混乱が含まれることがあります。この言葉は、しばしば何かの重要な側面が欠けていたり、参加者間の調整がうまくいかなかった結果として使われます。例えば、スポーツイベントでのトラブルや、ビジネスのキャンペーンが失敗に終わったときに、この言葉を用いることが一般的です。

この単語は英語の口語表現でもよく使われ、特にジョークや皮肉を交えた会話の中で見られることがあります。fiascoを使うことで、より生き生きとした描写ができ、会話に深みを加えることができます。

fiascoの基本例文

The party turned out to be a fiasco.
パーティは大失敗に終わった。
It was a fiasco from start to finish.
始めから終わりまで、大失敗だった。
The company's new product was a fiasco.
会社の新製品は大失敗だった。

fiascoの意味と概念

名詞

1. 大失敗

この意味の「fiasco」は、特に計画やイベントが予想以上に悪い結果に終わることを示します。プロジェクトの完成やイベントの実施において、全くもって成功しない結果をもたらす状況で使われます。例として、計画されていたイベントが大混乱に陥り、何も成果を上げられないような場合が考えられます。
The launch of the new product turned into a fiasco due to faulty design.
新製品の発表は、欠陥のあるデザインのせいで大失敗に終わった。

2. ひどい状況

「fiasco」の別の意味としては、完全に失敗した状況や事件を指すことがあります。この場合、単に悪い結果だけでなく、その結果が非常に残念または恥ずかしいものであることを強調します。人々がそうした体験や状況を改善できないと感じる場合にも使われます。
The meeting was a fiasco, with no one agreeing on any points.
その会議はひどい状況で、誰も意見に同意しなかった。

fiascoの覚え方:語源

fiascoの語源は、イタリア語の「fiasco」に由来しています。この言葉は元々「瓶」や「フラスコ」を意味していました。16世紀頃、イタリアの劇場で、期待に反して失敗した演技や劇を指すようになりました。具体的には、劇がうまく進行しなかったり、観客の反応が悪かったりした際に「fiasco」と呼ばれることが多かったのです。このように、観客が不満を抱く状況は、まるで空の瓶が何も詰まっていない突発的な失敗に例えられました。その後、この言葉は英語にも取り入れられ、一般的に大失敗や恥ずかしい結果を表す表現として使われるようになりました。現代では、特に計画したことがうまくいかなかった際に用いられることが多いです。

fiascoの類語・関連語

  • disasterという単語は、大きな失敗や非常に悪い状況を指す言葉です。fiascoは特に計画が完全に失敗した時に使われることが多いです。例えば、「そのプロジェクトはdisasterだった」と言うと、全体的にひどい結果を指します。
  • debacleという単語は、重大な失敗や崩壊を意味します。fiascoが一時的な失敗を指すことが多いのに対し、debacleはより深刻な事態を表すことがあります。例えば、「そのイベントはdebacleとなった」とは、予想以上の大失敗を意味します。
  • failureという単語は、成功しなかったことを指します。fiascoは特定の状況での大きな失敗を意味しますが、failureは一般的な失敗を示します。例えば、「彼の計画はfailureに終わった」という時、一般的な失敗を指します。
  • blunderという単語は、間違いや不注意から生じた失敗を示します。fiascoは計画的な何かが非常に悪化した結果です。例えば、「彼は大きなblunderを犯したが、それはfiascoとは言えない」とは、単なる間違いで済む場合を指します。
  • catastropheという単語は、非常に大きな悲劇や災害を指します。fiascoが計画の失敗なら、catastropheはその影響の大きさを意味します。例えば、「その戦争はcatastropheに繋がった」というと、広範囲にわたる悲惨な結果を示します。


fiascoの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : disaster

disaster」は、予期しない悪い出来事や非常に悪い結果を指す言葉です。自然災害や事故、プロジェクトの失敗など、さまざまな文脈で使用されます。一般的に、重大な被害や混乱を引き起こす状況を表し、ネガティブな影響が強調されます。
fiasco」とは、特に計画や企画が完全に失敗した場合を表す言葉であり、失敗の過程や結果が滑稽であることを含意することがあります。「disaster」がより広範な状況に使われるのに対し、「fiasco」は特に人為的な失敗や、期待外れの結果を伴う場合に用いられます。ネイティブスピーカーは、「disaster」を使うとき、より一般的な失敗や悪化を指し、「fiasco」を使う際には、特定の計画が完全に崩壊した様子を強調することが多いです。
The event turned into a real disaster when the main speaker canceled at the last minute.
そのイベントは、主要なスピーカーが直前にキャンセルしたため、本当に「災害」になってしまった。
The event turned into a real fiasco when the main speaker canceled at the last minute.
そのイベントは、主要なスピーカーが直前にキャンセルしたため、本当に「大失敗」になってしまった。
この文脈では、「disaster」と「fiasco」は置き換え可能です。どちらも、イベントが思い通りに進まなかったことを表しており、ネガティブな結果が強調されています。
The hurricane caused a massive disaster for the coastal towns.
そのハリケーンは沿岸の町に大規模な「災害」を引き起こした。

類語・関連語 2 : debacle

debacle」は、計画やプロジェクトが完全に失敗したり、混乱した状況を指します。特に、その失敗が予想外であり、大きな影響を与える場合に使われることが多いです。例えば、政治的な失敗や、ビジネスでの大きなトラブルなどが含まれます。
fiasco」と「debacle」はどちらも「失敗」を意味しますが、ニュアンスには違いがあります。「fiasco」は、しばしば笑いを誘うような失敗や、予測できなかった困難から生じる大混乱を指します。一方で「debacle」は、より深刻な状況や大規模な失敗に使われることが多く、特に社会的、政治的な文脈での使用が一般的です。そのため、ネイティブスピーカーは、状況の重さや影響を考慮してこれらの単語を使い分ける傾向があります。
The event turned into a complete debacle when the speakers failed to show up.
そのイベントは、スピーカーが現れなかったために完全な失敗に終わった。
The event turned into a complete fiasco when the speakers failed to show up.
そのイベントは、スピーカーが現れなかったために完全な失敗に終わった。
この文脈では、「debacle」と「fiasco」は置換可能です。どちらも大きな失敗を表していますが、fiascoの方が軽いニュアンスで、多少のユーモアを伴う場合が多いです。

類語・関連語 3 : failure

単語failureは「失敗」という意味を持ち、一般的に期待された結果が得られなかった場合や、計画がうまくいかなかった場合を指します。この言葉は、個人の努力や行動に基づく失敗に使われることが多く、日常的なシーンからビジネスまで幅広く使用されます。
一方で、単語fiascoは「大失敗」や「惨事」という意味を持ち、特に計画やイベントが非常に悪い結果をもたらした場合に使われます。ネイティブスピーカーは、failureが比較的単純な失敗を指すのに対し、fiascoはその失敗が非常に大きく、社会的に注目される場合に使う傾向があります。たとえば、ビジネスミーティングが全く機能しなかった場合はfailureと呼ばれることがありますが、予想外の大混乱を引き起こしたイベントはfiascoと見なされることが多いです。このように、どちらの単語も「失敗」を指しますが、その規模や影響の大きさに違いがあります。
The project was a complete failure.
そのプロジェクトは完全な失敗でした。
The project turned into a total fiasco.
そのプロジェクトは完全な大失敗に終わりました。
この文脈では、両方の単語が置換可能ですが、failureは一般的な失敗を示し、fiascoはより深刻で注目されるような失敗を強調しています。

類語・関連語 4 : blunder

blunder」は、誤りや失敗を指す単語で、特に注意不足や不注意から生じる大きな間違いを意味します。この単語は、日常生活や仕事においての軽いミスから、より深刻な結果を伴うミスまで幅広く使われます。例えば、計算ミスや言葉の誤用など、単純な失敗を指すことが多いです。
fiasco」と「blunder」はどちらも失敗を表しますが、そのニュアンスには明確な違いがあります。fiascoは、特に計画が完全に失敗した結果、恥ずかしい状況や大きな混乱を引き起こすことを示します。例えば、イベントが台無しになった場合や、期待されていたものが全く機能しなかった場合に使われます。一方で、blunderは、個人の注意不足によるミスを指すことが多く、その結果が必ずしも大規模な失敗や恥を伴うわけではありません。つまり、fiascoはより深刻で劇的な失敗を表すのに対し、blunderは日常的な小さな誤りを指すことが多いのです。
He made a serious blunder while presenting his project, causing confusion among his classmates.
彼はプロジェクトを発表中に重大な失敗を犯し、クラスメートの間に混乱を招いた。
The event turned into a complete fiasco due to poor planning and execution.
そのイベントは、計画と実行が不十分だったため、完全な大失敗に終わった。
この例では、両方の単語が置換可能ですが、文脈によって意味が変わることに注意が必要です。blunderは注意不足から生じる誤りを指し、fiascoは全体の計画が失敗した結果を強調します。
The teacher pointed out his blunder in the math test, which cost him several points.
先生は、彼の数学テストでの失敗を指摘し、それが彼にいくつかの点を失わせた。

類語・関連語 5 : catastrophe

catastrophe」は、非常に大きな災害や悲劇的な出来事を指す言葉です。自然災害や事故、戦争などの深刻な状況を表す際に使われ、誰もが理解できるような影響の大きさを強調します。特に、事態が予想外で取り返しのつかない結果をもたらす場合に用いられることが多いです。
一方で「fiasco」は、主に計画やプロジェクトが期待通りに進まず、失敗に終わってしまった場合に使われる言葉です。特に、社会的な場面やビジネスにおいて、思惑が外れて失敗した結果が大きな恥や混乱を生むことを示します。「catastrophe」は物理的な災害を指すことが多いのに対し、「fiasco」は人間の活動から生じる失敗を強調するニュアンスがあります。ネイティブスピーカーは、状況に応じてこれらの言葉を使い分け、特に「fiasco」は軽い失敗から深刻なものまで幅広く使われることがあります。
The concert was planned for months, but it turned into a catastrophe when the venue was double-booked.
コンサートは何ヶ月も計画されていましたが、会場が二重に予約されてしまい、大惨事になりました。
The concert was planned for months, but it turned into a fiasco when the venue was double-booked.
コンサートは何ヶ月も計画されていましたが、会場が二重に予約されてしまい、大失敗になりました。
この文では、「catastrophe」と「fiasco」は同じ状況に対して使われていますが、ニュアンスが異なります。「catastrophe」は大きな災害を強調する一方で、「fiasco」は人間の計画の失敗に焦点を当てています。しかし、どちらの言葉も失敗や混乱を表す点では共通しています。


fiascoの覚え方:関連語

Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

fiascoの覚え方:Amazon 洋書情報

※書籍情報はAmazon公開のデータを使用していますが、タイトルや内容が実際の商品と異なる場合があります。最新の情報については、Amazonの商品ページでご確認ください。

【書籍タイトルの和訳例】
トリノの聖骸布とC-14年代測定の大失敗

【「fiasco」の用法やニュアンス】
fiasco」は大失敗や混乱を指す言葉で、特に期待外れの結果や計画の崩壊を暗示します。このタイトルでは、C-14年代測定が思惑通りに進まず、結果的に失敗に終わったことを強調しています。


【書籍タイトルの和訳例】
「クラリス: ファッションショーの大失敗」

【「fiasco」の用法やニュアンス】
fiasco」は「大失敗」や「惨事」といった意味で、特に計画が予想外に悪い結果をもたらした場合に使われます。このタイトルでは、ファッションショーにおける何らかのトラブルや失敗を示唆しています。


【書籍タイトルの和訳例】
リーズの大失敗

【「fiasco」の用法やニュアンス】
fiasco」は、計画やイベントが大きな失敗に終わることを指します。タイトルに使われることで、特定の出来事が予想外の混乱や失敗を引き起こしたことを暗示し、読者にその内容への興味を引きます。


fiascoの会話例

fiascoの日常会話例

「fiasco」は、主に失敗や大混乱を指す言葉で、特に予想外の結果や大きな問題が発生した際に使われます。日常会話では、何かがうまくいかなかった時の失敗を強調するために使われることが多いです。

  1. 大失敗や混乱を指す

意味1: 大失敗や混乱を指す

この会話では、友人同士がパーティーの準備について話しており、うまくいかなかったことを振り返っています。ここでの「fiasco」は、計画が完全に失敗したことを強調しています。

【Example 1】
A: The party was such a fiasco! No one showed up!
みんな来なかったから、パーティーは本当に大失敗だったよ!
B: I know! I can't believe we thought it would be a success.
そうだね!成功すると思ってたなんて信じられないよ。

【Example 2】

A: Did you hear about the concert? It was a total fiasco!
コンサートのこと聞いた?完全に大混乱だったよ!
B: Really? What happened?
本当に?何があったの?

【Example 3】

A: Our presentation turned into a fiasco because of the technical issues.
技術的な問題のせいで、私たちのプレゼンテーションは大失敗になっちゃったよ。
B: That's so frustrating!
それは本当に苛立たしいね!

fiascoのビジネス会話例

ビジネスにおいて「fiasco」は、プロジェクトや提案が失敗した際の大きな混乱や悲劇的な結果を指すことが多いです。この単語は、計画が期待通りに進まず、結果的に大きな問題を引き起こす状況で使われます。特に、企業のミスや不手際が露呈した場合に使われることが一般的です。

  1. プロジェクトや計画の大失敗

意味1: プロジェクトや計画の大失敗

この会話では、あるビジネスプロジェクトが期待外れの結果に終わったことについて話しています。「fiasco」が使われることで、そのプロジェクトの失敗がどれほど深刻であったかが強調されています。

【Example 1】
A: The marketing campaign turned out to be a complete fiasco.
失敗したマーケティングキャンペーンは完全な大失敗だった。
B: I know, I can't believe we wasted so much money on it.
わかってるよ、それにあんなにお金を無駄にしたなんて信じられない。

【Example 2】

A: Did you hear about the product launch? It was a total fiasco.
製品のローンチについて聞いた?それは完全な大失敗だったよ。
B: Yes, I heard. They weren’t prepared at all.
うん、聞いたよ。全然準備ができていなかったみたいだね。

【Example 3】

A: The merger ended up being a huge fiasco for both companies.
その合併は両社にとって大きな大失敗となった。
B: It's such a shame. They had high hopes for it.
本当に残念だね。彼らはそれに大きな期待をかけていたのに。

fiascoのいろいろな使用例

名詞

1. 突然かつ衝撃的な崩壊

失敗

fiasco という単語は、特に計画や試みが惨敗に終わることを指します。特に、大きな期待を集めていたプロジェクトやイベントが、予期せぬトラブルにより失敗した場合に用いられます。これは個人や集団の努力が無に帰すことを強調しています。
The launch turned into a complete fiasco, leaving the team discouraged.
その発表は完全な失敗に終わり、チームは落胆しました。
  • total fiasco - 完全な失敗
  • massive fiasco - 大規模な失敗
  • public fiasco - 公の場での失敗
  • notorious fiasco - 悪名高い失敗
  • hilarious fiasco - 面白い失敗
  • minor fiasco - 小さな失敗
  • major fiasco - 大きな失敗

悲惨な結果

fiasco という単語は、特定の期待や計画が何らかの形で破綻した際にも使用され、その結果として悲劇的な状況やユーモアを感じさせることがあります。
The event was such a fiasco that it became a source of jokes for months.
そのイベントはあまりにもひどい失敗だったため、数ヶ月間ジョークのネタになった。
  • comedy of fiasco - 失敗のコメディ
  • PR fiasco - PRの失敗
  • organizational fiasco - 組織的な失敗
  • embarrassing fiasco - 恥ずかしい失敗
  • spectacular fiasco - 壮観な失敗
  • diplomatic fiasco - 外交の失敗
  • financial fiasco - 財政の失敗

2. 計画の失敗による混乱

不手際

このカテゴリーでは、fiasco が計画や準備の不備から生じる混乱や不便さを示します。特に、重要なイベントやプロジェクトでの不手際が明らかになると、その影響は計り知れません。
The conference was a fiasco due to poor organization and lack of resources.
その会議は、組織の不備と資源の不足により失敗に終わった。
  • logistical fiasco - 物流の不手際
  • management fiasco - 管理の失敗
  • event fiasco - イベントの失敗
  • communication fiasco - コミュニケーションの不具合
  • preparation fiasco - 準備の失敗
  • execution fiasco - 実行の失敗
  • planning fiasco - 計画の失敗

このように、「fiasco」という単語は、さまざまな文脈で特定の期待に反して生じる大きな失敗や混乱を表現しています。