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entiretyの意味・覚え方・発音

entirety

【名】 全体性

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/ɪnˈtaɪ.ə.ɹɪ.ti/

entiretyの意味・説明

entiretyという単語は「全体」や「完全な状態」を意味します。この言葉は、物事の全ての部分や要素を指し、個々の部分を含めた一つの全体を強調します。たとえば、物事の全体像や全体的な評価を表す際に使用されることが多いです。

この単語は特に法的文脈やビジネスの場で使われることがあります。たとえば、契約書の中で「契約のentirety」は、その契約の全ての条項や条件を含むという意味です。また、議論の中で何かの全部を検討する際にも用いられます。このように、entiretyを使うことで、部分的な理解ではなく、全体を把握することの重要性が強調されます。

entiretyの使用は、時には「両親のentiretyとしての役割」というように、人や団体においてその全体的な役割やふるまいを示す場合にも見られます。このように、文脈に応じて様々な使われ方があり、物事を全体として捉える際に有用な語彙です。

entiretyの基本例文

She inherited the property in its entirety.
彼女はその不動産を全部相続しました。
The project must be evaluated in its entirety.
プロジェクトは全体的に評価される必要があります。
The novel can only be understood in its entirety.
小説はまるごと読まないと理解できません。

entiretyの意味と概念

名詞

1. 完全な状態

「entirety」は物事が完全に整っている状態を指します。例えば、何かの全体像や一つの全体がどのようなものであるかを評価する際に使われます。この言葉は、部分的ではなく全てを考慮することを強調します。
The project was successful in its entirety, meeting all the requirements.
そのプロジェクトは完全に成功し、すべての要件を満たしました。

2. 全体

この意味での「entirety」は、特定の事柄や概念全体を示します。部分的ではなく、全てを包括する観点から使われることが多いです。この言葉は、多くの場合、文脈で特定の範囲の事柄を指し示す際に使われます。
You must understand the issue in its entirety to form a valid opinion.
正しい意見を形成するには、その問題を全体的に理解する必要があります。

entiretyの覚え方:語源

entiretyの語源は、ラテン語の「integritas」に由来しています。この言葉は「一体性」や「完全性」を意味し、さらに「integer」という語にも関連しています。「integer」は「不完全でない」「全体の」という意味を持ちます。英語では「integrate(統合する)」や「integral(不可欠な)」といった言葉にもこの語根が使われています。英語の「entire」は「全体の」「完全な」という意味を持ち、そこに接尾辞「-ty」がつくことで「全体性」「完全さ」を表す名詞「entirety」が形成されました。このように、entiretyは完全性や全体を示す表現として、その語源は「一つであること」「切り離されていないこと」に由来しています。

語源 tag
語源 ta
触れる、 つかむ
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entiretyの類語・関連語

  • wholeという単語は、すべてを包含する意味を持ちます。部分を考慮せず、全体を意識している時に使われます。例えば、「the whole picture」は「全体の絵」を意味します。
  • completeという単語は、何かが全て揃っている状態を指します。何かが欠けていない、満たされている時に使います。例えば、「a complete set」は「完全なセット」を意味します。
  • entireという単語は、切り離すことができない一塊を指します。「すべて」や「すべての部分を含む」状態を強調したい時に使用されます。例えば、「the entire team」は「チーム全体」を意味します。
  • fullという単語は、物理的に何かが満たされている状態を指します。空間的に何かが無い状態の時に使います。例えば、「a full glass」は「いっぱいのグラス」を意味します。
  • totalという単語は、数や量の合計を示します。合計がどのくらいかを表現する時に適しています。例えば、「the total cost」は「合計費用」を意味します。


entiretyの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : whole

単語wholeは「全体」や「全部」という意味を持ち、特に物や数が一つのまとまりとして存在することを強調する際に使用されます。日常会話や文章において広く使われ、非常に一般的な語彙です。たとえば、食事や物の数量、集団に対して「全体を指す」場合などに使われます。
一方で、単語entiretyは「完全さ」や「全体性」を強調する際に使われ、特に何かが途切れなく、完全に存在することに焦点を当てます。ネイティブスピーカーは、wholeがより日常的でカジュアルな表現であるのに対し、entiretyはややフォーマルな文脈や特定の文脈で使うことが多いと感じます。たとえば、文章や学術的な議論ではentiretyが使われることが一般的ですが、日常生活ではwholeの方がよく使われます。
I ate the whole pizza by myself.
私は一人でそのピザを全部食べました。
I consumed the entirety of the pizza by myself.
私は一人でそのピザの全体を食べました。
この例文では、両方の単語が置換可能ですが、wholeはよりカジュアルな表現であり、日常会話で使われることが多いのに対し、entiretyは形式的で、特に文書や堅い場面でより好まれる表現です。

類語・関連語 2 : complete

単語completeは、「完全な」「全部の」という意味を持ち、何かが欠けていない状態や部分がすべて揃っていることを表します。この言葉は、物事の全体性を強調する際に使われ、特に「全ての要素が揃っている」ことを示すのに適しています。
一方で、単語entiretyは「全体」「完全さ」という意味で、特に物事の全ての部分を一つのまとまりとして捉える際に使用されます。たとえば、あるプロジェクトやストーリーの「全体」を指すときに使われますが、completeはその中の個々の要素が揃っていることを強調することが多いです。英語ネイティブは、completeをより日常的な文脈で使うことが多く、特に具体的な物や事柄に関して使用するのに対して、entiretyは少しフォーマルな場面で使われる傾向があります。したがって、文脈によってどちらの単語を使うかが変わります。
The project was completed on time.
そのプロジェクトは時間通りに完成しました。
The entirety of the project was completed on time.
プロジェクトの全体が時間通りに完成しました。
この文脈では、completeentiretyは置き換え可能ですが、completeはプロジェクトの「完成」を強調し、entiretyはそのプロジェクトの「全体」を強調しています。どちらも同じ意味を持ちますが、微妙なニュアンスの違いがあります。

類語・関連語 3 : entire

単語entireは、「全体の」や「完全な」という意味を持ち、何かの一部分ではなく、全体を指し示す際に使われます。例えば、「entire cake(全てのケーキ)」や「entire team(全チーム)」のように、部分ではなく全体を強調する表現です。
一方でentiretyは、名詞形で「全体」や「完全さ」を指します。例えば、「the entirety of the project(プロジェクトの全体)」という表現が使われます。ネイティブスピーカーは、entireは主に形容詞として使い、具体的な名詞を修飾するのに対し、entiretyは一般的に文中で独立した名詞として使う傾向があります。このように、両者は「全体」を意味しますが、文法的な役割が異なるため、使い方に注意が必要です。
I read the entire book in one day.
私はその本を一日で全部読みました。
I read the entirety of the book in one day.
私はその本の全体を一日で読みました。
この文脈では、entireentiretyは互換性があります。どちらも「全ての部分」を指しているため、文の意味は変わりませんが、文法的な役割が異なります。entireは形容詞で、「本」を修飾し、entiretyは名詞として使われています。

類語・関連語 4 : full

単語fullは「満ちている」という意味を持ち、物理的なものや抽象的な概念に対して用いられます。例えば、食べ物の量が「満腹」であること、または情報が「完全に提供されている」ことを表現する際に使われます。この単語は、数量や程度が欠けていない状態を強調するためによく使用されます。
一方で、entiretyは「全体」「完全な状態」を意味し、特に何かの一部ではなく、全体としての概念を強調します。たとえば、プロジェクトの進行状況や物語の内容を説明する際に、全体像を意識して言及することが多いです。ネイティブスピーカーは、fullが特定の量や状態を満たしていることを示す際に使うのに対し、entiretyは全体を強調する場合に使うことが多いと感じています。そのため、両者は似た意味を持ちながらも、使用する文脈が異なります。
The jar was full of cookies.
その瓶はクッキーで「満ちて」いた。
The jar contained the entirety of the cookies.
その瓶にはクッキーの「全体」が入っていた。
この場合、両方の文は自然であり、同じ状況を表しています。ただし、fullは量の満ち具合を表すのに対し、entiretyは全体を意識した言い回しです。

類語・関連語 5 : total

単語totalは、「全体」や「合計」といった意味を持ち、数量や程度を示す際に使用されます。具体的には、数値や量が完全にまとまった状態を指し、何かの全体を強調する時に適しています。また、数や量の合計を示す際にも一般的に使われます。
単語entiretyは、「全体」や「完全さ」を意味し、特に物事のすべての部分が無くなることなく存在している状態を示します。ネイティブスピーカーは、totalを使う場合、数値的な合計や数量に焦点を当てることが多いのに対し、entiretyは、物事が一つの完全な全体であることを強調する際に使う傾向があります。そのため、文脈によっては両者が置き換え可能な場合もありますが、totalの方がより数量的な要素に特化しているため、使い分けが重要です。
The total cost of the project was much higher than expected.
プロジェクトの合計コストは予想よりもずっと高かった。
The entirety of the project exceeded our initial budget.
プロジェクトの全体が私たちの初期の予算を超えた。
この場合、両方の文は「全体」を表現しており、totalがコストの合計を強調しているのに対し、entiretyはプロジェクト全体の観点からの超過を示しています。したがって、文脈によってはどちらの単語も自然に使えます。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

entiretyのいろいろな使用例

名詞

1. 完全性、全体性

状態・条件を表す

この言葉は、何かが完全であり、欠けていない状態を表します。通常は、全体の中の部分がすべて揃っていることを強調する文脈で使用されます。
The report was submitted in its entirety, detailing all findings.
その報告書は完全に提出され、すべての調査結果が詳細に記載されていた。
  • entire work - 全体の作品
  • entire team - 完全なチーム
  • whole document - 完全な文書
  • entire content - 全体の内容
  • entire system - 完全なシステム
  • entire process - 完全なプロセス
  • entire project - 全体のプロジェクト

目標の達成を示す

このカテゴリは、特定の目標やタスクが完全に完了したことを表します。」
We achieved our goals in their entirety during the project.
プロジェクトの間に、私たちは目標を完全に達成した。
  • goals in entirety - 目標を完全に
  • solution in entirety - 解決策を完全に
  • task in entirety - 課題を完全に
  • project in entirety - プロジェクトを完全に
  • plan in entirety - 計画を完全に
  • process in entirety - プロセスを完全に
  • results in entirety - 結果を完全に

2. 全体的な観点

理論や概念に関する全体性

この観点では、理論や考え方が一貫していて、すべての部分が統合されている状態を指します。
The theory must be understood in its entirety to grasp its implications.
その理論は、その含意を理解するためには全体的に理解されなければならない。
  • concept in entirety - 概念を完全に
  • theory in entirety - 理論を完全に
  • picture in entirety - 全体像を把握する
  • argument in entirety - 主張を見渡す
  • perspective in entirety - 視点を完全に
  • analysis in entirety - 分析を完全に
  • framework in entirety - フレームワークを完全に

一貫性を強調する

このグループは、全体的な一貫性や整合性が必要とされる場合に用いられます。
The presentation should cover the topic in its entirety without missing any key points.
プレゼンテーションは、重要なポイントを欠かすことなく、そのテーマを完全にカバーする必要がある。
  • presentation in entirety - プレゼンテーション全体で
  • report in entirety - 報告書全体で
  • message in entirety - メッセージ全体で
  • content in entirety - コンテンツ全体で
  • analysis in entirety - 分析全体で
  • discussion in entirety - 議論全体で
  • overview in entirety - 概要全体で

英英和

  • the state of being total and complete; "he read the article in its entirety"; "appalled by the totality of the destruction"全体であり、完全な状態全体性