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demeritの意味・覚え方・発音

demerit

【名】 デメリット

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demeritの意味・説明

demeritという単語は「欠点」や「マイナス面」を意味します。この言葉は、何かの良い点(merit)の対義語として使われることが多いです。通常、評価や判断をする際に、ポジティブな側面だけでなく、ネガティブな側面も考慮する必要があることを示しています。

demeritは主に、制度や計画、評価基準などに関連して使われます。例えば、学校や職場での評価制度では、成績や能力の良い部分を示すmeritと対照的に、改善が必要な部分や失敗を指摘する時に使われます。また、プロジェクトや政策の検討において、利点だけでなく欠点も考慮する具体的な場面でも用いられます。

言葉のニュアンスとしては、meritが良い点を強調するのに対して、demeritは問題や不足点を指摘するため、注意を引くような意味合いを持ちます。従って、何かを評価する時には、両方の視点から考えることが重要であることを示しています。これにより、よりバランスの取れた判断が可能となります。

demeritの基本例文

The demerit of this plan is its high cost.
この計画の欠点は、高いコストです。
His demerit points led to a suspension of his license.
減点ポイントのため、彼は免許停止になりました。
Parking in a no-parking zone is a demerit in this city.
禁止駐車帯での駐車は、この市では減点対象です。

demeritの意味と概念

名詞

1. マイナスポイント

この意味では、demeritはある人の行動や成績に対する評価の一部であり、特に学校や軍隊での不適切な行動や不合格に対して与えられることが一般的です。これにより、個人が改善すべき点を特定し、成長を促す役割を果たします。
He received a demerit for being late to class.
彼は授業に遅刻したため、マイナスポイントを受けました。

2. 不十分さ

この意味では、demeritはある物事や行動が期待される基準に達していないことを示します。この使い方は、評価やレビューで頻繁に見られ、特定の基準に達していない場合に指摘されることがあります。
The product was given a demerit for lacking essential features.
その製品は必須機能が欠けているため、不十分さを指摘されました。

demeritの覚え方:語源

demeritの語源は、ラテン語の「de-」と「meritum」に由来します。「de-」は「下に」や「逆」を意味し、「meritum」は「価値」や「功績」を意味します。これらを合わせると、「価値が下がる」という意味が生まれます。この背景から、demeritは「不利益」や「欠点」を表すようになりました。

具体的には、demeritは評価や得点の体系において、何らかのマイナスポイントや罰則を指す言葉として使われます。元々は、個人の行動や業績に対する評価に関連しており、良い成果に対して与えられる「merit(功績)」の反対の概念として位置づけられています。つまり、demeritが表すのは、行動や決定が持つ否定的な側面であり、社会的な規範や期待に反する行為として認識されます。このように、語源をたどることで、言葉の持つ意味がより深く理解できるでしょう。

demeritの類語・関連語

  • disadvantageという単語は、ある選択や状況における不利な点を指します。多くの場合、特定の状況でのマイナス面を強調する場合に使われます。 例文: "A disadvantage of eating out is cost." (外食の欠点は費用です。)
  • drawbackという単語は、主に製品や計画などの期待される利点に対するネガティブな側面を指します。計画遂行時の障害を示したい場合に使われます。 例文: "The main drawback to the plan is the budget limit." (その計画の主な欠点は予算の制約です。)
  • limitationという単語は、能力、成長、または自由を制約する要因を表現します。どの範囲でできないかを示す際に使われます。 例文: "One limitation of this method is its complexity." (この方法の一つの制限は、その複雑さです。)
  • shortcomingという単語は、特定の対象や活動における不足や欠けている部分を指します。より個別の、具体的な欠点を強調する時に適しています。 例文: "His main shortcoming is his lack of experience." (彼の主な欠点は経験の不足です。)
  • flawという単語は、特定のものに存在する欠陥や誤りを指します。通常は物理的なものや計画の中のエラーについて使われます。 例文: "The product has a major flaw in its design." (その製品にはデザインに重大な欠陥があります。)


demeritの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : disadvantage

disadvantage」は、不利な点や短所、何かを行う際の障害や困難さを指す言葉です。例えば、特定の状況や選択肢によって生じるネガティブな側面を強調する際に使われます。一般的に、個人や集団が直面する不利益や欠点を表現する際に広く用いられ、社会的、経済的、または感情的な問題など、さまざまな文脈で使用されます。
demerit」は、主に評価や格付けの文脈で使われることが多く、何かの欠点や短所を指す言葉ですが、特にそれが評価に影響を与える場合に用いられます。例えば、学校の成績や評価システムにおいて、何かが評価を下げる要因としての意味合いが強いです。「disadvantage」はより一般的な用語であり、あらゆる状況に適用されるのに対し、「demerit」は特定の基準や評価に関連する場合に使われるため、ニュアンスが異なります。ネイティブスピーカーは、特定の文脈に応じて、どちらの単語がより適切かを判断します。
Many students face a significant disadvantage when they lack resources for studying.
多くの学生は、勉強するためのリソースが不足している場合、重大な不利な点に直面します。
Many students face a significant demerit when their lack of resources affects their grades.
多くの学生は、リソース不足が成績に影響を与えると、重大な欠点に直面します。
この場合、「disadvantage」と「demerit」は、学生が直面する問題を示すために互換性があります。しかし、「disadvantage」はより広範な不利益を指すのに対し、「demerit」は特定の評価や成績に関連する欠点を強調しています。
The disadvantage of living in a big city is the high cost of living.
大都市に住むことの不利な点は、高い生活費です。

類語・関連語 2 : drawback

単語drawbackは、「欠点」や「不利な点」といった意味を持ち、主に物事のネガティブな側面を指摘する際に使われます。特に、何かの利点や利便性に対する反対の観点から、その影響を評価する文脈でよく用いられます。
一方で、単語demeritも同様に「欠点」や「短所」を意味しますが、主に評価やスコアなどの文脈で使用されることが多いです。たとえば、学校の成績や行動に関連して、特定の行動が評価を下げる要因として言及されることが一般的です。ネイティブスピーカーは、drawbackを使うとき、物事全体の評価や選択肢の比較に焦点を当てる傾向がありますが、demeritは特定の評価基準に対するマイナスの影響に焦点を当てることが多いです。このように、両者は意味が似ているものの、使用される文脈やニュアンスには微妙な違いが存在します。
One major drawback of living in a big city is the high cost of living.
大都市に住むことの主な欠点は、高い生活費です。
One major demerit of living in a big city is the high cost of living.
大都市に住むことの主な短所は、高い生活費です。
この文脈では、drawbackdemeritを置換可能です。どちらの単語も同じ意味を持ち、同じ状況で自然に使われます。

類語・関連語 3 : limitation

limitation」は「制限」や「限界」という意味を持ち、何かが達成できる範囲や条件の制約を指します。この単語は、物事の可能性や能力に対してネガティブな観点を含むことが多いです。例えば、能力の限界や条件による制約を表す際に使います。
一方で、「demerit」は「欠点」や「悪い点」という意味で、特に何かの悪い側面やマイナスの影響を示します。「demerit」は通常、評価や比較の文脈で使われ、特定の選択肢や行動が持つネガティブな側面を強調します。両者の違いは、「limitation」が条件や範囲に焦点を当てるのに対し、「demerit」は具体的な欠点や問題点にフォーカスする点です。英語ネイティブは、この違いを意識して使い分けています。
The main limitation of the software is its inability to handle large datasets efficiently.
そのソフトウェアの主な制限は、大規模なデータセットを効率的に処理できないことです。
One major demerit of the software is its inability to handle large datasets efficiently.
そのソフトウェアの一つの大きな欠点は、大規模なデータセットを効率的に処理できないことです。
この文脈では、両方の単語が使われていますが、ニュアンスが異なります。「limitation」は技術的な制約や条件を指しているのに対し、「demerit」はその結果としての評価や欠点を強調しています。したがって、使用する場面によって適切な単語を選ぶことが重要です。

類語・関連語 4 : shortcoming

shortcoming」は、何かの欠点や不足している部分を指します。この言葉は、特に計画や製品、スキルなどの不十分な点を示す際に使われます。ポジティブな文脈で改善点を示唆することが多く、発展の余地があることを強調することができます。
demerit」と「shortcoming」の違いは、ニュアンスにあります。「demerit」は特定の評価基準に基づいた欠点や不利な点を指し、通常は評価やスコアに関連した文脈で用いられます。一方で、「shortcoming」はより一般的な欠点や不足を指すため、改善の可能性を含むポジティブなニュアンスが強いのです。例えば、テストの点数に基づく評価で「demerit」が使われる場合、具体的な減点理由が求められますが、「shortcoming」はその問題点を改善するための指摘として使われます。このように、ネイティブは状況に応じて両者を使い分けており、文脈によって適切な語を選ぶことが求められます。
The project's main shortcoming was its lack of proper research.
そのプロジェクトの主な短所は、適切な調査が行われていなかったことです。
The project's main demerit was its lack of proper research.
そのプロジェクトの主な欠点は、適切な調査が行われていなかったことです。
この文脈では、「shortcoming」と「demerit」は互換性がありますが、「shortcoming」の方が改善の余地を示唆するニュアンスが強いです。

類語・関連語 5 : flaw

flaw」は、欠点や欠陥を指す言葉で、特に物や計画、性格などにおける短所を強調します。この単語は、何かが期待される基準に達していない場合や、完全でないことを示す際に用いられます。特に、目に見える欠陥や問題点を指摘する時に使われることが多いです。
一方で「demerit」は、主に評価や点数に関連する欠点やマイナスの要素を指します。例えば、制度やルールにおいての欠点を指摘する際に使われることが多いです。また、「demerit」は、評価の文脈でよく使用されるため、より制度的なニュアンスがあります。ネイティブスピーカーは、flawが物理的または抽象的な欠点に幅広く使われるのに対し、demeritは特定の評価基準に基づく欠点を指すことが多いと感じています。つまり、flawは一般的な欠点を指すのに対し、demeritはより限定的な文脈で使われる傾向があります。
The design had a significant flaw that made it less effective.
そのデザインには、効果を低下させる重大な欠陥があった。
The system had a major demerit that affected its overall performance.
そのシステムには、全体のパフォーマンスに影響を与える重大な欠点があった。
この例文では、どちらの単語も欠点を指し示していますが、「flaw」はデザインにおける一般的な欠点を指摘しているのに対し、「demerit」は制度やシステムにおける評価基準に基づく特定の欠点を強調しています。


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demeritの会話例

demeritのビジネス会話例

ビジネスにおける「demerit」は、主に「欠点」や「マイナス面」という意味で使われます。これは、プロジェクトや提案、製品の評価において、何が不足しているか、どのようなリスクがあるかを示すために重要です。これにより、意思決定を行う上での情報を提供する役割があります。

  1. 欠点や短所

意味1: 欠点や短所

この会話では、プロジェクトの評価を行う際に、提案された案の欠点について議論しています。「demerit」は、プロジェクトの進行に対するリスクや問題点を指摘するために使われています。

【Example 1】
A: We should consider the demerit of this proposal before moving forward.
A: この提案の欠点を進める前に考慮するべきです。
B: Absolutely, understanding the demerit can help us avoid potential issues later.
B: その通りです、欠点を理解することで、後の問題を避ける手助けになります。

【Example 2】

A: What do you think is the biggest demerit of the current strategy?
A: 現在の戦略の最大の欠点は何だと思いますか?
B: I believe the main demerit is the lack of market research.
B: 主な欠点は市場調査が不足していることだと思います。

【Example 3】

A: If we overlook the demerit, it could lead to serious problems.
A: 欠点を見過ごすと、深刻な問題につながるかもしれません。
B: That's a valid point. We must address each demerit thoroughly.
B: 確かにその通りです。各欠点を徹底的に対処する必要があります。

demeritの日常会話例

「demerit」は、一般的には「欠点」や「マイナスの要素」といった意味を持つ単語です。日常会話においては、主に何かの選択肢や状況についての悪い点を指摘する際に使われます。ただし、この単語はビジネスや法律の文脈でよく使用されるため、日常会話の中ではあまり頻繁には登場しません。

  1. 欠点

意味1: 欠点

この会話では、友人同士が新しいゲームを試した後、そのゲームの良い点と悪い点について話し合っています。「demerit」はそのゲームの欠点を指して使われています。

【Example 1】
A: I really enjoyed the game, but it had one major demerit.
B: ゲームは本当に楽しかったけど、ひとつ大きな欠点があったね。
B: What do you think the demerit was?
A: その欠点は何だと思う?
A: I think it was too long; the demerit made it drag on.
B: それは長すぎたと思う。その欠点でだれちゃったね。

demeritのいろいろな使用例

名詞

1. 減点、欠点(学校や軍隊での減点)

demeritという単語は、主に学校や軍隊において、規律違反や失敗に対して与えられる減点や、成績評価における減点を表します。また、一般的な文脈でも欠点や短所を意味します。
The student received three demerits for being late to class repeatedly.
その生徒は授業に繰り返し遅刻したことで3回の減点を受けた。
The cadet's demerits prevented him from getting promoted.
その士官候補生は減点があったため昇進できなかった。

学校関連のフレーズ:

  • accumulated demerits - 累積減点
  • school demerits - 学校での減点
  • receive demerits - 減点を受ける
  • give demerits - 減点を与える
  • multiple demerits - 複数の減点
  • demerit points - 減点ポイント
  • disciplinary demerits - 規律違反による減点

軍隊関連のフレーズ:

  • military demerits - 軍隊での減点
  • service demerits - 勤務上の減点
  • conduct demerits - 行為に対する減点
  • demerit record - 減点記録
  • training demerits - 訓練における減点

2. 欠点、短所(一般的な文脈での不完全さ)

demeritという単語は、物事や状況の欠点、短所、不完全な点を表現する際にも使用されます。特に、システムや計画、提案などの評価において用いられます。
Every proposal has its merits and demerits that need to be carefully considered.
すべての提案には慎重に検討すべき長所と短所がある。

一般的な使用:

  • major demerits - 主な欠点
  • system demerits - システムの欠点
  • plan demerits - 計画の短所
  • practical demerits - 実用上の欠点
  • obvious demerits - 明白な短所
  • potential demerits - 潜在的な欠点
  • comparative demerits - 比較上の短所

英英和

  • a mark against a person for misconduct or failure; usually given in school or armed forces; "ten demerits and he loses his privileges"非行または落第について人につけられる評点罰点
  • the quality of being inadequate or falling short of perfection; "they discussed the merits and demerits of her novel"; "he knew his own faults much better than she did"欠陥がある、または不適当であるという特質欠点