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dauntの意味・覚え方・発音

daunt

【動】 挫く

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dauntの意味・説明

dauntという単語は「怯えさせる」や「おびえさせる」という意味を持ちます。この単語は、特に何かを始めるときに不安や恐怖を感じさせる場面で使われます。例えば、新しい挑戦や困難な課題に直面したときに、心が萎縮してしまう様子を表現する場合に適しています。

この単語のニュアンスは、単に「怖がらせる」だけでなく、精神的に負担をかけたり、行動を躊躇させたりする意味が含まれています。何か難しいことを考えたときに、「それが私を怯えさせる」と感じる状況で使用されます。つまり、dauntは、特定の状況がどれほど心に影響を与えるかを示す重要な言葉です。

文脈としては、学校や仕事での新しいプロジェクト、試験、あるいは責任のある役割を引き受ける際の感情として使われることが多いです。このように、dauntは「恐れ」や「不安」を強調する際に役立つ言葉です。

dauntの基本例文

He is not easily daunted by setbacks.
彼は逆境に打ちひしがれることはない。
The prospect of failure shouldn't daunt you.
失敗の見通しはあなたを萎えさせるべきではありません。
She looked at him with a dauntless expression.
彼女は大胆な表情で彼を見つめた。

dauntの意味と概念

動詞

1. 怖がらせる

「daunt」は、誰かを恐れさせたり、勇気を奪ったりする意味があります。この単語は特に、挑戦的な状況や困難な課題に直面したときに使われることが多いです。たとえば、何か新しいことに挑戦する前に感じる不安や緊張など、心情に関連しています。
The thought of public speaking can often daunt even the most confident individuals.
人前で話すことを考えると、最も自信のある人でも怖がることがあります。

2. 躊躇させる

この意味では、特に相手の行動や判断を鈍らせることを指します。挑戦や困難を前にしたときに、「daunt」はその人が行動を起こすことをためらわせる効果を表現しています。これは特に自己評価が低くなったり、恐れを感じる状況で見られることが多いです。
The complexity of the math problem seemed to daunt the students.
その数学の問題の複雑さは、生徒たちを躊躇させているように見えました。

dauntの覚え方:語源

dauntの語源は、古フランス語の「dantier」に由来しています。この言葉は「恐れさせる」や「気を萎えさせる」という意味を持っていました。さらに遡ると、古代ラテン語の「domitare」(支配する、制圧する)に繋がります。「domitare」は「domus」(家)から派生し、元々は「家を支配する」というニュアンスを持っていましたが、次第に「相手を圧倒する」という意味に変化していきました。英語の「daunt」は15世紀頃から使用されるようになり、特に恐れや心配を感じさせることに焦点を当てた意味合いが強くなりました。つまり、dauntは「誰かを不安にさせたり、圧倒したりする」という感情に関連しており、語源的にもそのような意味合いを持つことがわかります。

dauntの類語・関連語

  • intimidateという単語は、恐れや不安を与えることで、相手を萎縮させたり、行動をためらわせたりすることを表します。相手の自信を失わせるような状況を指します。例:He felt intimidated by the competition. (彼は競争に怯えた。)
  • disheartenという単語は、自信や希望を失わせることを意味します。特に、何か良い結果が期待できない状況で気持ちが沈むことを表します。例:The failure disheartened the team. (その失敗はチームを落胆させた。)
  • dismayという単語は、驚きや恐れにより気力を失うことを表します。予想外の出来事によって心が動揺することを意味します。例:The news filled him with dismay. (そのニュースは彼を驚きと失望で満たした。)
  • frightenという単語は、突然の恐れや驚きを引き起こすことを表します。何か怖いことを見ることで、恐怖を感じる情景を指します。例:The loud noise frightened the children. (大きな音が子供たちを驚かせた。)
  • scareという単語は、何かを見たり聞いたりして怖がらせることを意味します。非公式な言葉として使われ、よりカジュアルな文脈で使用されることが多いです。例:The movie scared me. (その映画は私を怖がらせた。)


dauntの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : intimidate

intimidate」は、誰かを恐れさせたり、脅かしたりすることを意味します。特に、力や権力を利用して相手を萎縮させるニュアンスがあります。この単語は、相手に対して圧力をかけるような状況で使われることが多く、心理的な影響を強調します。
daunt」と「intimidate」は、どちらも「恐れさせる」という意味を持っていますが、微妙なニュアンスの違いがあります。「daunt」は、主に挑戦や困難に対して萎縮させるという意味合いが強く、相手が何かを始めることをためらわせる場合に使われることが多いです。一方で、「intimidate」は、相手を直接的に脅かすことで恐れさせることを指し、特に権力や威圧感を伴う場面で用いられます。つまり、「daunt」は感情的な影響を強調し、「intimidate」は主に力関係に基づく影響を強調します。このため、ネイティブスピーカーは文脈に応じて使い分けることが求められます。
The large dog can intimidate smaller animals.
その大きな犬は小さな動物を威圧するいあつすることができる。
The large dog can daunt smaller animals.
その大きな犬は小さな動物を萎縮させるいしゅくさせることができる。
この文では、「intimidate」と「daunt」が同じように使われています。どちらの単語も小さな動物に対する大きな犬の影響を表していますが、「intimidate」は力や威圧感を強調するのに対し、「daunt」は挑戦に対してのためらいや恐れを強調しています。

類語・関連語 2 : dishearten

単語disheartenは、「失望させる」や「意気消沈させる」という意味を持ちます。何か困難な状況や、望んでいた結果が得られなかったときに、人の気持ちをへこませるようなニュアンスがあります。この単語は、主に精神的な面での影響を強調する際に使われることが多く、特に努力や期待が裏切られた時に使われることが一般的です。
単語dauntは「怖がらせる」や「萎縮させる」という意味を持ちますが、これは人が直面する困難や脅威によって生じる恐れを強調します。一方で、disheartenは主に気持ちの問題に焦点を当てているため、ニュアンスが異なります。例えば、ある挑戦が大きすぎて不安になる場合はdauntを、努力しても結果が出ない場合はdisheartenを使うのが適切です。ネイティブスピーカーは、この二つの単語を使い分けることで、状況や感情をより具体的に表現します。
The disappointing news disheartened the entire team.
その残念なニュースはチーム全体を失望させた。
The disappointing news daunted the entire team.
その残念なニュースはチーム全体を怖がらせた。
この場合、両方の単語が使えますが、微妙なニュアンスが異なります。disheartenはチームの士気や意欲が低下したことを示し、dauntはチームがそのニュースに対して恐れを抱いたことを強調します。
The tough competition disheartened many of the participants.
厳しい競争は多くの参加者を失望させた。

類語・関連語 3 : dismay

dismay」は、驚きや失望からくる不安や動揺を表す言葉です。何か予期せぬ悪い出来事が起こったときに感じる感情を示します。例えば、計画がうまくいかなかったときや、大切な人からの悪い知らせを受けたときに使われます。この単語は、感情の動揺や落胆を強調するニュアンスがあります。
daunt」は、主に恐れや不安によって何かをする気力を奪うことを意味します。例えば、困難な挑戦や状況が目の前にあるとき、それが人を「daunt」させることがあります。ネイティブスピーカーは、この2つの単語を使い分ける際に、dismayが感情的な反応を強調するのに対し、dauntは行動を起こす気持ちに影響を与える点に注意します。つまり、dismayは受け身の感情、dauntは能動的な心理的影響を指すことが多いです。この違いを理解することで、より正確な表現ができるようになります。
The news of the cancellation filled her with dismay.
キャンセルの知らせは彼女を落胆させました。
The difficult task ahead does not daunt her.
目の前の難しい仕事は彼女を怖がらせません。
この例文からもわかるように、dismaydauntは、感情的な反応と行動に対する影響という異なる側面を持つため、置換可能ではありません。それぞれの文脈で使われることが適切です。
The news of the cancellation filled her with dismay.
キャンセルの知らせは彼女を落胆させました。

類語・関連語 4 : frighten

単語frightenは「恐れさせる、驚かせる」という意味を持ちます。この言葉は、人や状況が他の人に対して恐怖感や驚きを与えるときに使われます。例えば、突然の大きな音や恐ろしいシーンが人を驚かせる場合に用いられます。また、子供が暗い場所で怖がるときなど、感情的な反応を伴う状況でよく使われます。
一方で、単語dauntは「ひるませる、気力を奪う」というニュアンスを持っています。dauntは、特に挑戦や困難な状況に直面したときに、その困難が人を圧倒したり、挑戦する気を失わせたりする場合に使われます。例えば、新しい環境や未知の経験に対する不安感が人をひるませるときに、dauntが適切です。ネイティブスピーカーは、frightenを使うときは直接的な恐怖感を表現し、dauntを使うときは挑戦や不安に対するより内面的な反応を示す場合が多いです。このように、frightenは主に外的要因によって引き起こされる恐怖感を指し、dauntは内面的な抵抗感や不安感を強調するニュアンスがあります。
The loud thunderstorm frightened the children.
大きな雷雨が子供たちを怖がらせた。
The loud thunderstorm daunted the children before they went outside.
大きな雷雨が子供たちを外に出る前にひるませた。
この場合、frightenは子供たちが雷雨の音に驚いて恐怖を感じる様子を表現しています。一方で、dauntはその状況が子供たちの挑戦する気持ちを奪う様子を示しています。両方の言葉は似たような状況で使われますが、ニュアンスが異なることを理解することが重要です。

類語・関連語 5 : scare

scare」は、恐怖や不安を与えることを意味します。何かが人を脅かしたり、恐れさせたりする時に使われる言葉です。特に、目に見える物や状況に対して直接的な恐怖感を表す際に適しています。日常会話では、子供がホラー映画を見た後に「怖い」と言ったり、誰かが驚かせる行動をした場合に使われます。
daunt」は、主に「怖がらせる」という意味ですが、特に挑戦や困難に対して人を不安にさせるニュアンスがあります。例えば、大きな課題やプレッシャーがかかる状況で「daunt」が使われることが多いです。つまり、「scare」は一般的な恐怖を指すのに対し、「daunt」は特に人が何かを成し遂げることを躊躇させるような影響を与える場合に使われます。ネイティブスピーカーは、scareを使うときは目の前の恐怖を、dauntを使うときは心理的な圧力を強調する傾向があります。
The scary movie really scared the children.
その怖い映画は本当に子供たちを怖がらせた。
The difficult task daunted him, making him feel nervous.
その難しい課題は彼を怖がらせ、彼を緊張させた。
この場合、scareは直接的な恐怖を表現し、dauntは心理的な圧力や挑戦の難しさを強調しています。言い換えた場合、文の意味は変わりますが、恐怖を感じるという点で共通しています。


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dauntの会話例

dauntの日常会話例

「daunt」は主に「怖がらせる」「威圧する」という意味を持ちます。日常会話では、何かに対する恐れや不安を表す際に使われることが多いです。この単語は特に挑戦的な状況や新しい体験に対する不安を語る際に用いられます。人々が直面する困難や挑戦に対する恐怖心を表現するために、日常的に使われることがあります。

  1. 怖がらせる

意味1: 怖がらせる

この会話では、Aが新しい仕事に対する不安を感じており、その気持ちをBに伝えています。「daunt」は、未知の状況に対する恐れを示すために使われています。

【Example 1】
A: I'm really nervous about my first day at the new job. I hope it doesn't daunt me.
A: 新しい仕事の初日がとても緊張する。怖がらせないといいけど。
B: Don't worry! Everyone feels that way at first. You'll be fine!
B: 心配しないで!みんな最初はそう感じるよ。君は大丈夫だよ!

【Example 2】

A: The thought of speaking in front of a large audience really daunts me.
A: 大勢の前で話すことを考えると、本当に怖がらせる
B: Just imagine them in their pajamas! That might help!
B: 彼らをパジャマ姿で想像してみて!それが助けになるかも!

【Example 3】

A: I thought the exam would daunt me, but I studied hard.
A: 試験が私を怖がらせると思っていたけど、一生懸命勉強した。
B: That's the spirit! Hard work pays off.
B: その意気だね!努力は報われるよ。

dauntのビジネス会話例

ビジネスシーンにおいて「daunt」は、特にプレッシャーや困難な状況に対する恐れや不安を表現する際に使用されることがあります。新しいプロジェクトや挑戦的な目標に直面した際に感じる不安を表現する文脈で使われることが多いです。この単語は、特にリーダーシップやマネジメントに関連する会話で、チームメンバーの士気や挑戦に対する姿勢を評価する際に登場します。

  1. 困難な状況や挑戦に対する恐れや不安を表す

意味1: 困難な状況や挑戦に対する恐れや不安を表す

この会話は、プロジェクトの締切が迫る中で、チームメンバーが感じるプレッシャーについてのものです。Aは、チームが直面している課題について話し、Bはその課題がメンバーにどのように影響を与えているかを認識しています。「daunt」は、メンバーが感じる不安を強調するために使われています。

【Example 1】
A: I think the upcoming deadline might daunt some of our team members.
A: 迫っている締切が、私たちのチームメンバーの一部を怯えさせるかもしれません。
B: You're right. We need to support them to ensure they don't feel daunted by the pressure.
B: その通りです。彼らがプレッシャーに怯えないようにサポートする必要があります。

【Example 2】

A: The new project seems daunting, but we can manage it.
A: 新しいプロジェクトは恐ろしいように思えますが、私たちには対処できます。
B: True, but I don’t want anyone to feel daunted by it.
B: 確かにそうですが、誰もそれに怯えてほしくないです。

【Example 3】

A: I hope the presentation won't daunt the new hires.
A: プレゼンテーションが新入社員を怯えさせないことを願っています。
B: We should prepare them well to avoid making them feel daunted.
B: 彼らが怯えないように、しっかり準備するべきです。

dauntのいろいろな使用例

動詞

1. 勇気を失わせる

他者を勇気づける

この分類は、他者が抱く恐れや不安を和らげるためのアプローチや言葉を使うことに関連しています。「daunt」はしばしば他の人の心を折ることの反対である、勇気づける行為のコンテキストで使われます。
Don't let anything daunt you during this journey.
この旅の間、何も恐れさせないでください。
  • daunt your fears - あなたの恐れを打ち消す
  • daunt the competition - 競争相手を退ける
  • daunt potential risks - 潜在的なリスクを怖がらせる
  • daunt ambitious goals - 野心的な目標を恐れさせる
  • daunt your dreams - あなたの夢を脅かす
  • daunt negative thoughts - ネガティブな思考を遠ざける
  • daunt new challenges - 新たな挑戦を迎え入れる

挑戦を乗り越える

この分類は、難しい状況や挑戦が人に及ぼす影響や、それを乗り越えることに関連しています。「daunt」は特に困難なタスクや状況を表す際に使用されることが多いです。
The mountain climb did not daunt the determined hiker.
その山登りは決意のあるハイカーを怖がらせなかった。
  • daunt the determined - 決意を持った人を怖がらせる
  • daunt those who try - 試みる人々を退ける
  • daunt the brave - 勇敢な者を恐れさせる
  • daunt with difficulty - 難しさで恐れさせる
  • daunt in a challenging environment - 挑戦的な環境で勇気を失わせる
  • daunt during tough times - 厳しい時期に恐れさせる
  • daunt before the exam - 試験の前に恐れさせる

2. 恐れさせる

恐怖感を与える

この分類は、特定の状況や行動が人に恐怖感を与える様子を指しています。「daunt」が持つネガティブな意味を強調する場面で使われます。
The harsh criticism did not daunt her confidence.
厳しい批判は彼女の自信をくじくことはなかった。
  • daunt with harsh words - 厳しい言葉で怖がらせる
  • daunt by past failures - 過去の失敗に恐れを感じさせる
  • daunt through intimidation - 脅しによって恐れさせる
  • daunt following a setback - 挫折の後に恐れを与える
  • daunt amid uncertainty - 不確実性の中で恐怖を感じる
  • daunt when faced with challenges - 挑戦に直面したときに恐れを抱く
  • daunt in front of an audience - 聴衆の前で怖がらせる

恐れや不安を表現する

この分類は、恐れや不安を強調するために「daunt」を利用する例を示します。人々が直面する内面的な感情を強調します。
The overwhelming workload can daunt even the most experienced workers.
圧倒的な仕事量は最も経験豊富な労働者でも恐れさせることがある。
  • daunt by overwhelming tasks - 圧倒的なタスクに怯える
  • daunt with anxiety - 不安で恐れを感じる
  • daunt amidst pressure - プレッシャーの中で恐れを覚える
  • daunt due to expectations - 期待によって恐れる
  • daunt while handling responsibilities - 責任を持つ中で恐れを感じる
  • daunt during critical situations - 重要な状況で怯える
  • daunt before making decisions - 決断を下す前に怖がる

英英和

  • cause to lose courage; "dashed by the refusal"勇気を失わせる挫く