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bothの意味・覚え方・発音

both

【代】 両方

【形】 両方の

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bothの意味・説明

bothという単語は「両方」や「二つとも」を意味します。この言葉は、数が2であるものを指し示すときに使われます。たとえば、特定の二つの対象や事柄を指して、両方を強調する意図があります。それにより、単に一つだけでなく、二つの要素が共に関与していることを示すことができます。

bothは主に名詞や代名詞と一緒に使われます。例えば、「both of them」という表現は「彼ら二人」という意味になります。文の中で主語や目的語として機能し、話者が特定の二つのものを意識的に分かち、両方を同時に考えていることを表現します。そのため、両方の要素の存在を強調したいときに非常に役立つ表現です。

さらに、bothは形容詞としても使われ、特定の2つのものを修飾することができます。この場合、bothの後には通常名詞が続き、「両方の」という意味を持たせます。両者の関係を強調するために便利な単語であり、比較や対比を行う場面でもよく見られます。したがって、bothはコミュニケーションにおいて重要な役割を果たします。

bothの基本例文

Both John and I love playing basketball.
ジョンと私両方がバスケットボールが大好きです。
She bought both a dress and shoes for the party.
彼女はパーティー用にドレスと靴を両方買いました。
Both the teacher and the student were confused by the difficult math problem.
先生と生徒の両方が難しい数学問題に困っていた。

bothの覚え方:語源

「bothの語源は、古英語の「bā」が起源です。この言葉は「両方の」「2つの」を意味し、古英語では「bā」から派生した形で、今の「both」に発展しました。また、印欧祖語の「*bho-」という形からも派生していると考えられています。この印欧祖語の語根は「二つ」を表す意味合いがあり、「both」はこの語根と関連しています。言語の進化の中で、古くから「二つ」を一緒に扱う際の表現として使われてきたことが、「both」という単語の成立背景に影響を与えています。英語の中で「both」は、名詞や形容詞と組み合わせて使われ、特に「両方の」「双方の」という意味で広く認識されています。」

bothの類語・関連語

  • eachという単語は、個々の要素や個体に注目する際に使います。一方、bothは2つの群れ全体を指します。それぞれの野菜を選びたい時に使います。例えば、'You can choose each carrot.'(あなたはそれぞれのニンジンを選べます)。
  • eitherという単語は、2つの選択肢のうちの1つを示す際に用います。bothは両方を指すので、使い分けが必要です。何か1つの選択肢を選ぶときに使います。例えば、'You can pick either apple.'(あなたはどちらかのリンゴを選ぶことができます)。
  • neitherという単語は、2つの選択肢のどちらも否定する際に使います。bothが両方を示すのに対し、neitherは双方を含みません。両方ない状態を表す時に使います。例えば、'Neither option is attractive.'(どちらの選択肢も魅力的ではありません)。
  • allという単語は、3つ以上の選択肢全体を指す際に使います。bothは2つだけに使用されます。3つ以上を考慮する時に使用します。例えば、'All fruits are fresh.'(すべての果物は新鮮です)。
  • partという単語は、全体の一部分を示す時に使います。bothは2つの要素全体を指します。全体の一部を扱う際に使われます。例えば、'Part of the cake is gone.'(ケーキの一部がなくなりました)。


bothの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : each

単語eachは、個々のアイテムや人を強調する際に使用されます。一般的に、2つ以上のものがあり、それぞれを独立して数える場合に使います。特に、個別の性質や行動に焦点を当てる時に適しています。
一方、単語bothは、2つのものを一緒に指す場合に使われます。つまり、bothは常にペアとしての関係を強調しますが、eachはそれぞれの独立性を強調します。例えば、bothを使うと、2つのものが一緒に行動することに焦点が当たりますが、eachを使った場合は、個々の特性や行動が重要になります。このため、bothは「両方」と訳され、eachは「それぞれ」と訳されることが多いです。また、eachは通常、数が2以上のときでも使えますが、bothは必ず2つのものに限られます。
Each student in the class has their own unique talents.
クラスの各生徒はそれぞれ独自の才能を持っています。
Both students in the class have their own unique talents.
クラスの両方の生徒はそれぞれ独自の才能を持っています。
この文脈では、eachbothも使えますが、eachは個々の生徒の才能に重点を置き、bothは2人の生徒を一緒に指している点が異なります。

類語・関連語 2 : either

単語eitherは、「どちらか一方」という意味を持ち、2つの選択肢のうちのどちらかを指す際に使われます。この単語は、肯定文、否定文、疑問文などさまざまな文脈で使用され、特に「either...or...」の形でよく見られます。日本語の「どちらか」という表現と同様に、選択肢の一方を強調するニュアンスを持っています。
単語botheitherは、いずれも2つのものを扱いますが、意味合いが異なります。bothは「両方」という意味で、2つのものが共に存在することや、両方を含む場合に使用されます。一方、eitherは「どちらか一方」を指し、選択肢の中から1つを選ぶ際に使われます。例えば、bothは「彼らはboth参加した」と言う時に両者が参加したことを示しますが、eitherは「彼らのeitherが参加する」と言った場合、一方だけが参加する可能性を示唆します。このように、英語のネイティブスピーカーは、文脈に応じてこれらの単語を使い分けています。
You can choose either the red shirt or the blue one.
赤いシャツか青いシャツのどちらかを選べます。
You can choose both the red shirt and the blue one.
赤いシャツと青いシャツの両方を選べます。
この例文では、eitherが「どちらか一方」を示し、選択肢の中から1つを選ぶことを意味しています。一方、bothは2つの選択肢を共に選ぶことを示しており、意味が明確に異なります。

類語・関連語 3 : neither

類義語neitherは、「どちらも~ない」という意味を持つ言葉です。通常、2つの選択肢のいずれも否定する際に使用されます。たとえば、「彼も彼女も来ない」という文で使われることが多く、bothとは対照的に、ポジティブな意味合いではなく、ネガティブな状況を表現します。
一方、bothは「両方」という意味で、2つの選択肢の両方が含まれることを示します。例えば、「彼も彼女も来る」といった文で使われ、ポジティブな状況を表現します。このように、bothは肯定的な文脈で使われるのに対し、neitherは否定的な文脈で使われるため、ネイティブスピーカーは文脈に応じてこれらの言葉を選びます。また、bothが「AとBの両方」という具体的な内容を含むのに対し、neitherは「AもBもない」という抽象的な内容に焦点を当てます。
Neither option is suitable for the project.
その2つの選択肢はプロジェクトに適していない。
Both options are suitable for the project.
その2つの選択肢はプロジェクトに適している。
この場合、neitherbothは互換性がありませんが、文の構造が似ているため、選択肢の適合性に関して正反対の意味を持っています。neitherは「どちらも不適切」という否定的な意味を、bothは「両方とも適切」という肯定的な意味を持っています。
Neither of them likes coffee.
彼らのどちらもコーヒーが好きではない。

類語・関連語 4 : all

単語allは、「すべて」や「全体」といった意味を持ち、数量や範囲が広いことを示します。特定の人や物に限らず、全てを包括するニュアンスがあります。日常会話や文章で非常に頻繁に使われ、特に何かのグループや集合体について述べる際に適しています。
一方で、単語bothは、二つの特定のものや人を指す際に使用されます。このため、bothは数量が限られており、特定の二者を強調することが特徴です。また、bothは通常、2つのものを比較したり、同時に扱ったりする文脈で使われるのに対し、allは3つ以上のものに対しても適用されます。例えば、bothは「二人の友達」といった具体的な対象に使われるのに対し、allは「全員」や「全ての学生」といったより広範な集合を指します。このように、bothallは、指す対象の数や範囲によって使い分けられる重要な違いがあります。
All students are required to submit their assignments by Friday.
全ての学生は金曜日までに課題を提出する必要があります。
Both students are required to submit their assignments by Friday.
二人の学生は金曜日までに課題を提出する必要があります。
この例文から、allは全ての学生を指し、bothは特定の二人の学生を指していることがわかります。したがって、文の意味が変わるため、allbothは置換可能ではありません。

類語・関連語 5 : part

単語partは、「部分」や「一部」という意味を持ち、何か全体の中の特定の部分を指す際に使われます。この単語は、物理的なものから抽象的な概念まで、幅広い文脈で使用されます。例えば、チームの一員としての役割や、全体の中の特定の要素を指す際に用いられます。
一方で、単語bothは、主に「二つのものの両方」を指し、特に二つの対象が一緒に存在することを強調します。例えば、「both friends」では、二人の友人が一緒にいることを示します。ネイティブスピーカーは、partが特定の部分や要素を指すのに対し、bothは対称性や両方の存在を強調するために使うという違いを意識しています。したがって、意味やニュアンスが異なるため、文脈によって使い分ける必要があります。
I want to improve my skills in both art and music.
私は芸術と音楽の両方のスキルを向上させたいです。
I want to improve my skills in part art and part music.
私は芸術と音楽の一部のスキルを向上させたいです。
ここで、bothは「両方」を強調しており、芸術と音楽の両方に焦点を当てています。一方、partは、特定の部分に焦点を当てており、全体の中での一部を指しています。このように、文脈によって両単語の使い方が異なることに注意が必要です。


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bothの覚え方:Amazon 洋書情報

※書籍情報はAmazon公開のデータを使用していますが、タイトルや内容が実際の商品と異なる場合があります。最新の情報については、Amazonの商品ページでご確認ください。

【書籍タイトルの和訳例】
両側からのいじめ: いじめっ子と被害者に対する戦略的介入

【書籍の概要】
この書籍は、いじめの問題に対して、いじめっ子と被害者の両方に焦点を当てた介入方法を提案しています。いじめの根本的な原因や、その影響を受ける子どもたちの心情を理解し、効果的な戦略を通じて、教育現場でのいじめを減少させることを目指しています。

【「both」の用法やニュアンス】
both」は英語で「両方の」という意味を持ち、二つのものや人を同時に指す際に用いられます。この書籍タイトルでは、「both sides」が「いじめっ子と被害者の両方」を指し、いじめという問題が単一の視点からではなく、双方の視点を考慮することの重要性を強調しています。このアプローチにより、いじめの状況をより包括的に理解し、効果的な介入が可能になることを示唆しています。つまり、問題の解決には、加害者と被害者の両者に対する理解と対策が不可欠であるというメッセージが含まれています。


【書籍タイトルの和訳例】

「両方の方法が私が望む唯一の方法」

【「both」の用法やニュアンス】

both」は二つのものを指し、両方とも重要であることを強調します。このタイトルでは、二つの選択肢や方法が共存することの大切さを示し、どちらも受け入れる姿勢を表しています。


【書籍タイトルの和訳例】
「笑いと涙の両方を忘れない」

【「both」の用法やニュアンス】
both」は二つのものを同時に指し示す言葉で、このタイトルでは「笑い」と「涙」という対照的な感情を両方とも大切にする姿勢を表しています。そのため、複雑な感情の共存を意識させるニュアンスがあります。


bothの会話例

bothの日常会話例

「both」は、通常、二つのものや人を指す際に使われる単語です。日常会話では特に、選択肢や行動について話す際に非常に便利です。例えば、仲間や家族との会話の中で、二つの選択肢を挙げてどちらも同じように重要であることを強調するために使われます。このように、「both」は、その場の文脈によって、具体的なものや人を示す役割を果たします。

  1. 二つのものや人を指す

意味1: 二つのものや人を指す

この意味では、「both」は二つの選択肢や対象を強調するために使われます。友人や家族との日常会話で、共通の話題や選択肢を挙げる場合に頻繁に登場します。

【Example 1】
A: I like both pizza and pasta.
私はピザとパスタの両方が好きです。
B: Really? I prefer both of them too!
本当に?私もその両方が好きだよ!

【Example 2】

A: We can go to the beach or the mountains. I want to visit both.
私たちはビーチか山に行けるよ。私は両方行きたい。
B: That sounds great! Let's plan to visit both places.
それは素晴らしい!両方の場所に行く計画を立てよう。

【Example 3】

A: Did you enjoy the concert? I liked both the opening and closing acts.
コンサートを楽しみましたか?私は両方の演奏が好きでした。
B: Me too! Both were amazing!
私も!両方とも素晴らしかった!

bothのビジネス会話例

「both」は、ビジネスシーンにおいても頻繁に使用される単語の一つです。主に「二つの事柄を同時に指す」意味で使われ、対比や選択肢を示す際に便利です。また、特定の状況において、二つの要素の重要性を強調する役割を果たします。ビジネス会話では、選択肢や両方の利点を指摘する文脈で多く見られます。

  1. 二つの選択肢を同時に指す
  2. 両方の要素の重要性を示す

意味1: 二つの選択肢を同時に指す

この意味では、二つの選択肢や事柄を一緒に考える場合に「both」が使われます。ビジネスシーンでは、選択肢を比較したり、提案をする際に重要な表現となります。

【Exapmle 1】
A: We can improve our sales by focusing on both online and offline marketing strategies.
売上を向上させるためには、両方のオンラインとオフラインのマーケティング戦略に焦点を当てるべきです。
B: That's a good idea. Both approaches can reach different audiences.
それは良いアイデアですね。両方のアプローチが異なるオーディエンスに届くことができます。

【Exapmle 2】

A: Should we invest in both technology and training?
テクノロジーとトレーニングの<さn>両方に投資すべきでしょうか?
B: Yes, both are essential for our growth.
はい、両方が私たちの成長には欠かせません。

【Exapmle 3】

A: We need to consider both costs and benefits before making a decision.
決定を下す前に、両方のコストと利益を考慮する必要があります。
B: Agreed. Both factors are crucial for our strategy.
同意します。両方の要素は私たちの戦略にとって重要です。

意味2: 両方の要素の重要性を示す

この意味では、二つの要素が同等に重要であることを強調する際に「both」が使用されます。ビジネスの決定や戦略において、両方の要素を考慮することで、より効果的な結果を得ることができます。

【Exapmle 1】
A: We should recognize that both innovation and efficiency are important for our success.
私たちは、両方の革新と効率が成功のために重要であることを認識すべきです。
B: Absolutely. Both aspects contribute to our competitive advantage.
その通りです。両方の側面が私たちの競争優位性に寄与します。

【Exapmle 2】

A: In our marketing strategy, we need to emphasize both quality and customer service.
私たちのマーケティング戦略では、両方の品質と顧客サービスを強調する必要があります。
B: Yes, both are essential for customer satisfaction.
はい、両方が顧客満足には不可欠です。

【Exapmle 3】

A: We need to focus on both short-term and long-term goals.
私たちは、両方の短期的な目標と長期的な目標に焦点を当てる必要があります。
B: Exactly, both are important for sustainability.
その通り、両方が持続可能性にとって重要です。

bothのいろいろな使用例

形容詞

1. 2つのものを一緒に考える

2つの対象を指す

both という単語は、通常二つのものや人を一緒に指す際に用いられます。特に、互いに関連している、または比較される場合に使用されることが多いです。
Both of my friends are coming to the party.
私の友人二人ともパーティーに来ます。
  • both countries - 両国
  • both sides - 両側
  • both options - 両方の選択肢
  • both books - 両方の本
  • both teams - 両方のチーム
  • both animals - 両方の動物
  • both players - 両方の選手
  • both solutions - 両方の解決策
  • both presentations - 両方のプレゼンテーション
  • both parents - 両方の親

互いに関連する行為

この場合、both は主に二つの行動や行為が互いに影響し合う様子を表現する際に使われます。
Both of them agreed to the proposal.
二人とも提案に同意しました。
  • both agreed - 両方が同意した
  • both participated - 両方が参加した
  • both enjoyed - 両方が楽しんだ
  • both decided - 両方が決定した
  • both contributed - 両方が貢献した
  • both learned - 両方が学んだ
  • both supported - 両方が支援した
  • both recommended - 両方が推奨した
  • both completed - 両方が完了した
  • both experienced - 両方が経験した

2. 否定の文脈での使用

二つのものが否定される状況

この文脈では、both が否定的な条件の中で二つの対象について言及される場合に使われます。両方の否定を示すことで強調をします。
Both options are not available right now.
両方の選択肢は今利用できません。
  • both statements are false - 両方の声明が偽である
  • both answers are incorrect - 両方の答えが間違っている
  • not both friends - 友人二人ともではない
  • neither of both choices - 両方の選択肢のいずれも
  • both cannot be true - 両方が真であることはできない
  • both are not suitable - 両方とも不適切である
  • neither are both options - 両方の選択肢はどちらもない
  • both are not necessary - 両方とも必要ではない
  • both have no chance - 両方ともチャンスがない
  • both did not show up - 両方とも現れなかった

3. その他

幅広い使用法

both は、特定の二つのもののみならず、その状況や文脈に応じて広い意味で使われることもあります。特に、何かを強調する際や、対比する際に用いられます。
I like both music and art.
私は音楽と芸術の両方が好きです。
  • both aspects - 両方の側面
  • both feelings - 両方の感情
  • both cultures - 両方の文化
  • both flavors - 両方の風味
  • both styles - 両方のスタイル
  • both approaches - 両方のアプローチ
  • both goals - 両方の目標
  • both ends - 両方の端
  • both perspectives - 両方の視点
  • both goals achieved - 両方の目標達成

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