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antedateの意味・覚え方・発音

antedate

【動】 ~に先行する、見越す

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/ˈæntiˌdeɪt/

antedateの意味・説明

antedateという単語は「前に(起こる)」「先行している」という意味です。これは、何かが他の事柄よりも古い、または先に起こったことを示す際に用いられます。この単語は、特に文書やイベントの日時に関連して使われることが多いです。たとえば、ある契約書が実際よりも古い日付で署名される場合、その日付はantedateされたと言えます。

この単語は形容詞としても使用されることがありますが、特に名詞とともに使われることが一般的です。たとえば、『antedate of a document』のように、具体的な文書の日付を指す場面で使用されます。また、特定の歴史的事象や出来事に言及する場合にも使われ、何がいつ起こったかを明確にするための重要な要素となります。

antedateは、しばしば法律やビジネス関連の文書で見かけるため、正式な文脈でもよく使われます。他の言葉と組み合わせて、より具体的な意味を持たせることができる単語です。このため、異なる状況や文脈に応じて使い方が変わることがあります。

antedateの基本例文

The origins of the Olympic games antedate modern civilization.
オリンピックの起源は現代文明より先行する。
The discovery of electricity antedates the invention of the light bulb.
電気の発見は電球の発明に先行する。
The invention of the printing press antedates the development of computers.
印刷機の発明はコンピューターの開発に先行する。

antedateの意味と概念

動詞

1. 先立つ

この意味では、「先立つ」ということは、ある出来事や物事が他のものよりも時間的に早いことを示します。歴史的な文脈で使われることが多く、何かが他よりも早く存在したり、発展したりしたことを強調します。
The archaeological findings antedate the written records by several centuries.
考古学的な発見は、書かれた記録よりも数世紀早い。

2. 前に設定する

この意味では、特定の日付や時期を持つ文書やイベントにおいて、別の出来事をその前に位置づけることを指します。たとえば、文書の日付を実際よりも早くすることで、法的な効果を持たせることがあります。
She decided to antedate the contract to reflect the actual start date of the project.
彼女はプロジェクトの実際の開始日を反映させるため、契約書の日付を先に設定することに決めた。

antedateの覚え方:語源

antedateの語源は、ラテン語の「ante」と「datum」に由来します。「ante」は「前に」という意味で、「datum」は「与えられたもの」または「日付」を指す言葉です。この二つが組み合わさって「ante-datum」が形成され、文字通り「前の日付」を意味するようになりました。

この言葉は、特定の出来事や記録の発生時点よりも前の日付を指し示すために用いられる際に使われます。なるほど、前の日付を示すことから、過去の出来事や古い文書などに関連して使用されることが多くなっています。語源を辿ることで、言葉の持つ意味の深さや背景を理解する手助けとなります。

語源 ant
語源 anti
前の、 先の
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antedateの類語・関連語

  • precedeという単語は、ある出来事が別の出来事よりも先に起こることを意味します。たとえば、「The meeting will precede the dinner. (会議は夕食の前に行われます)」のように使えます。
  • foregoという単語は、何かをあえて避けたり、放棄することを指します。「I will forego dessert today. (今日はデザートを我慢します)」という風に使われます。
  • anteという単語は、主にポーカーなどの賭け事の文脈で使われ、賭け金を前もって出すことを意味します。「You need to ante up to play. (プレイするには賭け金を出す必要があります)」といったふうに使います。
  • predateという単語は、もともと何かが存在していた時よりも早い時期のことを指し、時間的に前のものを指します。「Some fossils predate dinosaurs. (いくつかの化石は恐竜よりも古いです)」のように用いられます。
  • priorという単語は、時間的に前であることを示す一般的な単語で、「The prior event was crucial. (前の出来事は重要でした)」というふうに使います。


antedateの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : precede

単語precedeは、「前に来る」や「先行する」という意味を持ち、時間的、順序的、または位置的に何かが他のものの前に存在することを示します。例えば、ある出来事が別の出来事の前に起こる場合や、ある項目が別の項目よりも先にリストされている場合に使われます。特に、時間的な順序を強調する際に用いられることが多いです。
一方で、単語antedateも「前に来る」という意味を持ちますが、より特定のコンテクストで使用されることが一般的です。例えば、文書や出来事が実際の起こった日付よりも前の日付で記録される場合に使われます。つまり、precedeは一般的な前後関係を示すのに対して、antedateは特に日付に関連する場合に使われるため、ニュアンスの違いがあります。ネイティブスピーカーは、precedeが幅広い文脈で使われるのに対し、antedateは主に法的または文書関連のコンテクストで使われることを意識しています。
The events of the Renaissance precede the Age of Enlightenment.
ルネサンスの出来事は啓蒙時代の前に起こります。
The events of the Renaissance antedate the Age of Enlightenment.
ルネサンスの出来事は啓蒙時代よりも前の日付で記録されます。
この文脈では、precedeantedateの置換が可能ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。precedeは単に時間的な順序を示すのに対し、antedateは具体的に日付が早いことを強調します。

類語・関連語 2 : forego

単語foregoは、「~を前もって放棄する」「~をあえてやめる」という意味を持ちます。何かを選ばずに他の選択肢を選ぶことを強調するニュアンスがあります。日常会話やビジネスシーンで、特定の行動や選択を避けることを表現する際によく使われます。
一方、単語antedateは、「前の日付を付ける」や「以前に起こる」という意味を持ちます。特に、時間的な順序に関連しており、何かが他のものよりも早く起こったことを示す時に使われます。ネイティブスピーカーは、これらの単語を使い分ける際、文脈を重視します。つまり、foregoは選択の放棄を表し、antedateは時間的な前後関係を示すため、互換性がないことに注意が必要です。
I decided to forego dessert to maintain my diet.
私はダイエットを維持するためにデザートをあえてやめることにしました。
The document was antedated to show that it was created earlier.
その文書は、以前に作成されたことを示すために前の日付が付けられました。
この二つの例文は置換可能ではありません。foregoは選択の放棄を表現しているのに対し、antedateは時間的な前後関係に関連しているため、文の意味が異なります。

類語・関連語 3 : ante

単語anteは、「前に」「前方に」といった意味を持ち、何かが起こる前の時間や場所を指し示す際に使われます。たとえば、ポーカーの用語としても知られ、ゲーム開始前にプレイヤーが賭ける金額を指します。この単語は、時間的な順序を示す際に特に便利です。
対して、単語antedateは、ある出来事や事象が他のものよりも早く起こったことを示す際に使用されます。たとえば、書類の日付が後のものに対して前の日付であることを示す際に用いられます。ネイティブスピーカーは、これらの単語を使い分けることで、特定の文脈やニュアンスを強調します。anteはより一般的な「前」という意味を持ち、時間や空間を問わず幅広く使われるのに対し、antedateは時間的な順序に特化しています。したがって、使用する文脈によって選択すべき単語が変わるのです。
Before the game starts, all players must place their ante.
ゲームが始まる前に、全てのプレイヤーは自分の賭け金(ante)を置かなければなりません。
The document was antedated to reflect an earlier date.
その文書は、より早い日付を反映するためにantedateされました。
この文脈では、anteは賭け金という具体的な意味を持ち、antedateは時間の前後関係を示しています。したがって、両者は置き換え可能ではありませんが、前という概念が共通しているため、理解を深める助けになります。

類語・関連語 4 : predate

単語predateは、何かが他のものよりも早く存在したり、発生したりすることを意味します。主に時間に関連する文脈で使われます。例えば、ある出来事や物が特定の日付よりも前に発生した場合に用いられます。
単語antedatepredateは、いずれも「前に存在する」という意味を持つ類義語ですが、ニュアンスには若干の違いがあります。predateは一般的に「何かが他の何かよりも前に起きる」という観点から使われ、時間的な順序を強調します。一方で、antedateは、特に文書や契約書などにおいて、実際の日付よりも前の日付で記載されることを指すため、より特定の状況で使われることが多いです。ネイティブは、文書上の改ざんや意図的な日付の設定にはantedateを、一般的な時間の前後関係を示すにはpredateを使い分けることが多いです。
The discovery of the ancient ruins predates the founding of the city by several centuries.
その古代遺跡の発見は、その都市の設立よりも数世紀前です。
The document was antedated to make it appear older than it actually is.
その文書は実際よりも古く見せるために日付が前に設定されました。
この文脈では、predateは時間的な前後関係を示しているのに対し、antedateは文書における特定の設定を強調しています。したがって、同じ文脈で使われる際の意味は異なり、置換は不自然です。

類語・関連語 5 : prior

単語priorは、「以前の」「先の」という意味を持ち、何かの時点や出来事に対して「前の」というニュアンスを持っています。主に時間的な順序を表す時に使われ、重要な文脈での位置づけを示すことが多いです。また、名詞として「前任者」や「前提条件」としても使用されます。
一方で、単語antedateは、「先に日付を記入する」「実際の出来事よりも前の日付を設定する」という意味を持ちます。この単語は特に文書や公式な記録に関連して使われることが多く、時間的な順序を示す点ではpriorと似ていますが、使われる場面が異なります。ネイティブスピーカーは、日常会話ではpriorを多く使い、特定の文書や法律的な文脈ではantedateを選ぶ傾向があります。したがって、日常的な場面ではpriorが好まれ、よりフォーマルな場面でantedateが使われることが多いです。
The meeting was scheduled for a date prior to the holiday.
その会議は祝日の前の日付に予定されていました。
The meeting was scheduled for a date antedate to the holiday.
その会議は祝日の前の日付に予定されていました。
この文脈では、priorantedateは置換可能ですが、priorの方が一般的な表現で、日常会話でよく使われます。Antedateはよりフォーマルで、特に文書の中で使われることが多いです。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

antedateのいろいろな使用例

動詞

1. 時間的先行(昔の出来事や日付に関する)

過去の出来事を明示する

antedate という単語は、何かが他の事象や出来事よりも早いことを示すために使われます。特に文書や記録において、意図的に以前の日付を設定する際に使用されることが多いです。
He decided to antedate the contract to coincide with the start of the project.
彼は契約がプロジェクトの開始と一致するように、契約の日付を前倒しにすることに決めました。
  • antedate a contract - 契約の日付を前倒しにする
  • antedate a document - 文書の日付を前倒しにする
  • antedate the invoice - 請求書の日付を前倒しにする
  • antedate records - 記録の日付を前倒しにする
  • antedate a meeting - 会議の日付を前倒しにする
  • antedate an event - イベントの日付を前倒しにする
  • antedate a birth certificate - 出生証明書の日付を前倒しにする

歴史的な文脈における使用

この単語は、歴史や法律においても使用されることがあります。特に、古い文書や事件の記録において、新しい文書が古い日付を持つことを示す際に有用です。
The historian noted that some of the letters appeared to antedate the known timeline of events.
その歴史家は、いくつかの手紙が知られている出来事のタイムラインよりも以前のものであることに気づきました。
  • antedate historical records - 歴史的記録を前倒しにする
  • antedate correspondence - 文通の日付を前倒しにする
  • antedate archaeological findings - 考古学的発見の日付を前倒しにする
  • antedate legislation - 法律の日付を前倒しにする
  • antedate a discovery - 発見の日付を前倒しにする
  • antedate significant events - 重要な出来事の日付を前倒しにする
  • antedate ancient texts - 古代の文書の日付を前倒しにする

2. 比較的な先行

相対的な日付の設定

antedate という単語は、他の何かよりも早いタイミングで物事を設定したり、認識したりするためにも使用されます。これは、特に歴史的な文脈や法的な文書において重要です。
The company had to antedate the policy in order to comply with regulations.
その会社は、規制に従うためにポリシーの日付を前倒しにしなければなりませんでした。
  • antedate to meet requirements - 要件を満たすために前倒しにする
  • antedate for legal purposes - 法的目的のために前倒しにする
  • antedate for clarity - 明確さを確保するために前倒しにする
  • antedate for compliance - 遵守のために前倒しにする
  • antedate when necessary - 必要に応じて前倒しにする
  • antedate in agreements - 合意において前倒しにする
  • antedate administrative records - 行政記録の日付を前倒しにする

3. その他

日付の誤解や誤りに関連する

この単語は、時に誤った日時を記録する際にも使われます。このような使い方は、特に記録の整理や監査の際に問題になることがあります。
It was discovered that some invoices had been antedated to avoid penalties.
いくつかの請求書が罰金を回避するために日付を前倒しにされていたことが発覚しました。
  • antedate for errors - エラーのために前倒しにする
  • antedate to evade scrutiny - 精査を逃れるために前倒しにする
  • antedate due to oversight - 見落としのために前倒しにする
  • antedate in audits - 監査において前倒しにする
  • antedate concerning discrepancies - 不一致に関して前倒しにする
  • antedate for convenience - 便利さのために前倒しにする
  • antedate with intention - 意図的に前倒しにする

英英和

  • be earlier in time; go back further; "Stone tools precede bronze tools"時間より早く先行