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abackの意味・覚え方・発音

aback

【副】 後方へ

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abackの意味・説明

abackという単語は「後ろに」や「驚き」という意味があります。この単語は特に「not expecting something」という状況で使われ、何かに驚いている、あるいは不意を突かれた時に使用されることが多いです。たとえば、「She was taken aback by his sudden announcement」という文では、彼女がその突然の発表に驚かされたことを示しています。

abackは、元々「後ろ向きに」という意味を持ちますが、現代英語では主に驚きや戸惑いを表す際に使われます。このため、何か予期しない事態や驚くべき情報に直面した時の感情を表すのに非常に役立つ表現です。感情や反応を強調したい場合に使うことが多いです。

この単語は、日常会話やビジネスシーンでも見られます。特に、意外性が強い出来事や発言への反応を表現するのに適しています。そのため、話し手や聞き手がどのように感じたのかを伝える便利な言葉となっています。

abackの基本例文

The sudden news caught me aback.
突然のニュースに私はびっくりしました。
She took a step aback when she saw the spider.
彼女はクモを見て一歩後ずさりした。
The ship was struck aback by the strong winds.
船は強風によって後進させられた。

abackの意味と概念

副詞

1. 驚かせる

この意味では、「aback」は予測しない出来事に対する驚きを表します。普段の状況が急に変化する際に使われることが多く、人の反応がアクシデンタルである場合に適しています。
She was taken aback by his sudden confession.
彼女は彼の突然の告白に驚いた。

2. 船の進行方向への逆風

この使い方では、「aback」は船の帆が風と逆向きになっている状態を指します。特に海や帆船に関連する文脈で使われ、船が進むのが難しい状況を説明する際に用いられます。
The ship was caught aback by the fierce wind.
その船は激しい風に逆風を受けた。

abackの覚え方:語源

abackの語源は、中英語の「aback」または「on back」に由来しています。この言葉は、古い英語の「a(n)」(〜の上で)と「bæc」(背、後ろ)から構成されています。元々、何かが背後から来ることを示すために用いられており、特に船や航海に関して用いられた表現に起源があります。

この語は、風が船の帆を背後から受けることを指し、ある種の逆風の状況を意味しました。そこから、何かに驚いたり、不意を突かれたりすることに転じた結果、現在の「aback」には、思いがけない事態に遭遇するという意味も生まれました。このように、「aback」はもともと物理的な位置を表す言葉から、感情や反応に関連する表現へと進化してきました。

abackの類語・関連語

  • surprisedという単語は、予期しなかったことに対する反応を表します。「uh, I'm surprised」というように使い、驚きや予想外の結果を強調します。
  • astonishedという単語は、非常に驚いたことを強調します。「I was astonished to see the view」という表現では、その景色に非常に驚いた様子が伝わります。
  • shockedという単語は、強い衝撃や感情的な反応を示します。「I was shocked by the news」は、そのニュースに衝撃を受けたことを表します。
  • dumbfoundedという単語は、驚きすぎて言葉が出ない状態を示します。「I was dumbfounded when I heard the news」は、そのニュースを聞いて言葉を失ったことを意味します。


abackの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : surprised

単語surprisedは「驚いた」という意味で、予期しない出来事や情報によって思いがけず驚く感情を表します。この単語は、感情的な反応を強調するために使われることが多く、何かが予想外であった場合に使われます。特に、喜びや困惑を伴う驚きの感情を指すことが一般的です。
単語abackは、主に「驚かせる」という意味で使われ、特に何か予想外の出来事によって衝撃を受けることを示します。ネイティブスピーカーは、abackを使うとき、通常は少し古風な印象を持たれることがあります。一方で、surprisedは、日常会話でよく使われる言葉で、感情をより明確に表現します。例えば、「私は彼の突然の訪問にsurprisedだった」という表現は非常に自然ですが、「私は彼の突然の訪問にabackだった」と言うと、文法的には正しいものの、やや不自然に聞こえることがあります。このように、両者の使用シーンやニュアンスに微妙な違いがあることを理解することが重要です。
I was surprised when I saw my friend at the party.
パーティーで友達を見たとき、私は驚いた
I was taken aback when I saw my friend at the party.
パーティーで友達を見たとき、私は驚かされた
この場合、どちらの文も自然であり、surprisedabackは文脈によって置き換え可能です。ただし、surprisedは一般的な驚きを表現し、abackは少し古風で、より強い衝撃や戸惑いのニュアンスを含むことがあります。

類語・関連語 2 : astonished

単語astonishedは、「驚いた」や「呆然とした」という意味を持ち、予想外の出来事や情報に対する強い驚きを表現します。この単語は、感情の強さを強調するために使われることが多く、特に驚きが大きい場合に使用されます。
単語abackは、「驚かせる」や「予想外のことで困惑させる」という意味がありますが、特に「背後から」といった方向性を持つことが特徴です。ネイティブは、abackを使うとき、突然の出来事に対する反応を強調することが多いですが、使用される文脈は限られています。一方で、astonishedはより広い範囲で使えるため、感情の表現として一般的です。つまり、abackは物理的な驚きや反応を示すことが多く、astonishedは感情の深さを強調することができるため、使うシチュエーションには違いがあります。
She was astonished to find out that she had won the lottery.
彼女は宝くじに当たったことを知って驚いた
The news took him aback when he heard it.
そのニュースを聞いたとき、彼は驚かされた
この場合、両方の文で「驚く」という感情を表現していますが、前者は強い感情の表現であり、後者は物理的な反応に焦点を当てています。

類語・関連語 3 : shocked

単語shockedは、驚きや衝撃を受けた状態を表します。主に予期しない出来事や情報に対して感じる強い感情を示し、相手に対する影響や反応が重要な要素です。感情的な反応を強調する際に使用されることが多いです。
一方、単語abackは、一般的に「驚かされている」という意味合いを持ちますが、使用する際には注意が必要です。abackは、主に「驚く」という感情が発生した原因に焦点を当てるのに対し、shockedはその驚きによって引き起こされる感情の深さや影響に重みがあります。つまり、abackは状況に対する反応として使われることが多く、shockedはより強い感情や持続的な影響を含むことが多いです。ネイティブスピーカーは、驚きの程度や文脈に応じてこれらの単語を使い分けます。
I was really shocked when I heard the news about the accident.
事故のニュースを聞いたとき、私は本当に驚きました
I was taken aback when I heard the news about the accident.
事故のニュースを聞いたとき、私は驚かされました
この2つの文は同じ状況で使用でき、特に驚きの程度に違いがない場合、互換性があります。しかし、shockedはより強い感情的な反応を示すのに対し、abackは一瞬の驚きや反応を強調するニュアンスがあります。

類語・関連語 4 : dumbfounded

dumbfounded」は、驚きやショックによって言葉を失う状態を表す言葉です。何か信じられないことを目にしたり、非常に意外な情報を聞いたりしたときに使われます。この単語は、何も言えないほど驚いた様子や、思考が停止するほどの衝撃を強調します。
aback」は、主に「驚く」や「意表を突かれる」という意味で使われますが、特に何か予想外のことに直面したときに使われることが多いです。例えば、誰かの発言や行動に驚いて一瞬立ち尽くすような状況を指します。「dumbfounded」は、より強い驚きや混乱を伴う場合に使われることが多いです。言葉を失うほどの衝撃を受けたときは「dumbfounded」が適切であり、単に驚いた場合は「aback」が使われることが多いというニュアンスの違いがあります。
I was dumbfounded by the unexpected news.
私はその予期しないニュースに驚きました。
I was taken aback by the unexpected news.
私はその予期しないニュースに驚きました。
この文脈では、「dumbfounded」と「aback」は置換可能です。どちらの単語も驚きの感情を表していますが、「dumbfounded」はより強い驚きや衝撃を示すのに対し、「aback」は少し控えめな驚きの感情を表現します。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

abackのいろいろな使用例

副詞

1. 驚きや意外性を表す意味

驚きの感情

このグループは、予期しない出来事や情報に対する驚きを表現する場面で用いられます。'aback'は、思いがけない結果や発言に接したときに使われます。
The news took me aback.
そのニュースには驚かされた。
  • took me aback - 私を驚かせた
  • left me aback - 私を呆然とさせた
  • caught him aback - 彼を驚かせた
  • put her aback - 彼女を驚かせた
  • came aback - 驚きとして現れた
  • stood aback - 立ちすくんだ
  • brought me aback - 私を驚かせた
  • hit her aback - 彼女を衝撃で驚かせた
  • surprised him aback - 彼を驚かせた
  • set me aback - 私を驚かせた

突然の発言や行動

このグループでは、予期しない発言や行動に対する反応を示します。'aback'は、何か突発的なことが起こったときの驚きを強調します。
He seemed aback when she proposed the idea.
彼は彼女がそのアイデアを提案したとき、驚いたように見えた。
  • reacted aback - 驚いて反応した
  • responded aback - 驚いて応じた
  • appeared aback - 驚いたように見える
  • got aback - 驚いた
  • felt aback - 驚きを感じた
  • was left aback - 驚いて残された
  • seemed aback - 驚いた様子だった
  • sounded aback - 驚いたように響いた
  • turned aback - 驚いて振り返った
  • stood aback - 驚いて立ち尽くした

2. 逆風の意味

風の影響

この意味では、'aback'は、船の帆が逆風を受ける状態を示します。風の影響を受けて進行が妨げられたり、運行が困難になったりする様子を表します。
The ship was taken aback by the sudden gust of wind.
その船は突然の突風によって風上に取られた。
  • caught aback by wind - 風に取られた
  • taken aback by the storm - 嵐に取られた
  • pushed aback - 押し戻された
  • sailed aback - 逆風で航行した
  • forced aback - 強制的に戻された
  • stopped aback - 進行を妨げられた
  • driven aback - 逆風で進めなかった
  • blown aback - 逆風で吹き戻された
  • maneuvered aback - 戦術的に取られた
  • held aback by wind - 風に引き留められた

このように、'aback'は驚きや意外性、また逆風による影響を表す副詞です。状況に応じた使い方を理解することが重要です。

英英和

  • by surprise; "taken aback by the caustic remarks"不意に裏帆
    例:taken aback by the caustic remarks 辛辣な意見に驚く
  • having the wind against the forward side of the sails; "the ship came up into the wind with all yards aback"帆の前面に対して風を受けること裏帆