サイトマップ 
 
 

wrathの意味・覚え方・発音

wrath

【名】 激怒

この単語はもう覚えましたか?
YES
NO
学習記録を保存するにはログインしてください

wrathの意味・説明

wrathという単語は「怒り」や「激怒」を意味します。これは非常に強い感情を表す言葉で、特に他人や状況に対する強い不快感や恨みを伴うことが多いです。wrathは、単なる怒り以上に、猛烈な憤りや復讐心を含むことがあります。このため、使う際には注意が必要です。

この単語は文学や宗教的な文脈でよく見られます。例えば、聖書では神の「wrath」が登場し、人々の罪に対する罰や警告として描かれています。日常会話でも、特に強い感情を表現したい時に使われることがあります。日常的な「怒り」に比べ、wrathはより dramatical(劇的)で、深刻な状況に使われることが一般的です。

また、wrathは複数の関連する表現と結びつくことがあります。「wrathful」という形容詞は、怒りを抱いた状態を表し、また「wrath of someone」というフレーズは、特定の人物の激怒がどのようなものであるかを示します。このように、wrathは単なる感情を超えた意味を持ち、さまざまな文脈で利用されます。

wrathの基本例文

She distanced herself from his wrath.
彼女は彼の怒りから距離をとった。
His wrath was unleashed on the employee.
彼の怒りはその従業員に解き放たれた。
The gods' wrath brought natural disasters.
神々の怒りが自然災害をもたらした。

wrathの意味と概念

名詞

1. 激しい怒り

「wrath」は非常に強い怒りを示す言葉で、特に規模が大きく、抑制できない感情を指します。時には神話や宗教における神の怒りと関連づけられることがあり、劇的で恐ろしい結果を伴うこともあります。このような怒りは、人間関係や社会的な出来事においても観察されます。
The king's wrath was feared by all his subjects.
王の激しい怒りは、すべての臣下に恐れられていた。

2. 正当または想定された間違いによって引き起こされる敵意

この意味では、「wrath」は他者に対する敵意や恨みを指します。特に不公平や不当な扱いを受けたと感じたときに生じる感情で、復讐心や抵抗感を伴うことがあります。このような感情は、社会的な問題や公正さに関連してしばしば表現されます。
His wrath was directed at those who unjustly accused him.
彼の怒りは、彼を不当に非難した人たちに向けられていた。

wrathの覚え方:語源

wrathの語源は、古英語の「wræth」および古ノルド語の「reiði」に由来しています。これらの言葉は、怒りや激しい感情を表すもので、特に強い怒りや報復の感情を指していました。古英語の「wræth」は、さらにその前身となるゲルマン語の「wrathaz」とも関連しています。この語根は、他のゲルマン語派の言語にも見られ、たとえばドイツ語の「Zorn」(怒り)や、オランダ語の「woede」(激怒)などがあります。 また、wrathは、ラテン語の「ira」や古フランス語の「ire」にも影響を受けており、これらも怒りを意味する言葉です。言語の発展に伴って、wrathは英語に取り入れられ、主に文学作品や宗教的な文脈で使われることが多くなりました。近代英語では、深い感情や復讐心を持った怒りを表す際に使われることが一般的です。このように、wrathはその起源を通じて、人間の基本的な感情の一つを表現する重要な語彙となっています。

語源 ver
語源 wer
回る、 返る
More

wrathの類語と使い分け

  • angerという単語は、感情的な憤りを表し、比較的短期的なものです。例えば、「I felt anger at his words.」は「彼の言葉に怒りを覚えた」となります。具体的な状況や行動を伴うことが多いです。
  • furyという単語は、非常に激しい怒りを意味します。激怒の状態で、制御が難しいことが多いです。例えば、「Her fury was terrifying.」は「彼女の激怒は恐ろしかった」と訳せます。この単語は強い感情を強調します。
  • rageという単語は、怒りが極度に高まった状態を指します。感情が爆発する様子です。例えば、「He was in a rage after the incident.」は「その出来事の後、彼は怒りの状態だった」となり、持続性があります。
  • indignationという単語は、不正や injustices に対する道徳的な怒りを指します。例えば、「She expressed her indignation at the unfair treatment.」は「彼女は不公平な扱いに対する憤りを表明した」と訳せます。正義感から来る怒りです。
  • annoyanceという単語は、小さいが積み重なるような不快感を示します。大きな怒りではなく、日常的なイライラを指します。例えば、「His constant noise caused me annoyance.」は「彼の絶え間ない音が私をイライラさせた」と訳されます。


wrathの覚え方:Amazon

The Wrath of Khan
Steinbeck's the Grapes of Wrath

wrathのいろいろな使用例

名詞

1. 強い怒り(叙情的な規模)

怒りの感情

この感情は非常に強力で、しばしば他の人に対して激しい行動や反応を引き起こすことがあります。wrathは、特定の不正や間違いに対する感情であり、めったに沈静化しないこともあります。
His wrath was evident as he confronted his accusers.
彼の怒りは、自分を責める者たちに直面したときに明らかだった。
  • wrath of the angry man - 怒っている男の怒り
  • face the wrath - 怒りに直面する
  • wrath of nature - 自然の怒り
  • unleash one's wrath - 自分の怒りを解放する
  • wrath of the gods - 神々の怒り
  • felt his wrath - 彼の怒りを感じた
  • incur her wrath - 彼女の怒りを招く
  • wrath against injustice - 不正に対する怒り
  • summon his wrath - 彼の怒りを呼び起こす
  • wrath of the mob - 移民の怒り

2. 戦闘的な性格(正当または想像上の間違いから引き起こされる)

争いを引き起こす怒り

この種類のwrathは、誤解された不当な行為や状況から生じ、しばしば社会や集団において衝突を引き起こす要因となります。
The wrath of the crowd was palpable after the unjust treatment.
不当な扱いの後、群衆の怒りは明白だった。
  • wrath of the people - 人々の怒り
  • provoke their wrath - 彼らの怒りを挑発する
  • wrath of the oppressed - 抑圧された者たちの怒り
  • witness their wrath - 彼らの怒りを目撃する
  • wrath fueled by injustice - 不正によって燃料を与えられた怒り
  • long-lasting wrath - 長引く怒り
  • express their wrath - 彼らの怒りを表現する
  • risk incurring their wrath - 彼らの怒りを招くリスク
  • challenge the wrath - 怒りに挑戦する
  • quell the wrath - 怒りを鎮める

3. 比喩的に表現される怒り(致命的な罪として)

致命的な罪の一部としての怒り

wrathは、致命的な罪の一つとして古典文学や神話にしばしば登場します。このような文脈では、個人の行動の重大さやその結果について考えさせられることがあります。
In literature, wrath is often depicted as one of the seven deadly sins.
文学では、怒りはしばしば七つの致命的な罪の一つとして描かれる。
  • wrath as a deadly sin - 致命的な罪としての怒り
  • consequences of wrath - 怒りの結果
  • wrath in mythology - 神話における怒り
  • wrath personified - 擬人化された怒り
  • wrath in religious texts - 宗教文書における怒り
  • historical wrath - 歴史的な怒り
  • impact of wrath - 怒りの影響
  • moral lessons of wrath - 怒りの道徳的教訓
  • wrath and revenge - 怒りと復讐
  • explore the theme of wrath - 怒りのテーマを探る

英英和

  • intense anger (usually on an epic scale)激怒(通常、非常なスケールで)激怒
  • belligerence aroused by a real or supposed wrong (personified as one of the deadly sins)真のまたは想像上の不正行為によって引き起こされる好戦性(七つの大罪の1つとして体現される)鬱憤