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vapidの意味・覚え方・発音

vapid

【形】 無味乾燥な、退屈な

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vapidの意味・説明

vapidという単語は「無味乾燥な」や「活気のない」を意味します。この言葉は、特に味や興味が欠けているものに対して使われることが多いです。たとえば、食べ物が味気ない時や、会話が退屈である時に「vapid」という単語を用いることができます。

語源的には、vapidはラテン語の「vapidus」に由来し、「蒸発した」という意味があります。このことから、何かが失われている、あるいは乏しい状態を示唆しています。この単語は、日常会話や文学作品で使われ、感覚や興味を引かない状況を表現するための便利な言葉です。

vapidは、特に批判的な文脈で使われることが多いです。たとえば、人々が何かの魅力や新鮮さを感じられない時、または表現や創造性が欠如している時に語られます。従って、文化や芸術の評価、商品やサービスの質についての意見を表す際にも見かけることがあります。

vapidの基本例文

The movie was vapid and predictable.
映画は退屈で予測可能でした。
The book was criticized for its vapid writing style.
その本は平凡な書き方で批判されました。
The speaker's vapid speech was not well-received by the audience.
スピーカーの平凡なスピーチは観客に受け入れられませんでした。

vapidの意味と概念

形容詞

1. 味気ない

この意味では、食べ物や飲み物が風味や香りを欠いている状態を指します。たとえば、塩や香辛料が入っていない料理は、風味が乏しく、つまらないと感じられることがあります。この表現は、見た目や味覚において魅力を感じないものに使われることが多いです。
The soup was so vapid that I had to add extra spices to make it edible.
そのスープは味気なさすぎて、食べられるようにするために香辛料を追加しなければなりませんでした。

2. 活気がない

この意味では、活動や表現が活気や魅力に欠ける状態を示します。たとえば、退屈なプレゼンテーションや、感情を表現しない人物が「vapid」と表現されることがあります。この場合、他者に対する興味や刺激が不足している状況に関連づけられます。
The meeting was vapid, with no one contributing any interesting ideas.
その会議は活気がなく、誰も興味深いアイデアを出さなかった。

3. 意義がない

この意味では、内容が深みを欠き、重要性がないことを示します。このような状況では、議論やコンテンツが退屈で無意味に感じられ、聴衆や読み手の関心を引かないことが多いです。例えば、成功や成就について語る際に、薄っぺらな意見が「vapid」とみなされることがあります。
His remarks were vapid and failed to add anything to the discussion.
彼の発言は意義がなく、議論に何も付加することができませんでした。

vapidの覚え方:語源

vapidの語源は、ラテン語の「vapidus」に由来します。この「vapidus」は「蒸発する」「蒸気のような」という意味を持ち、さらに「vapere」という動詞から派生しています。これらのラテン語は、物質が蒸発し、味や香りが失われてしまう様子を表現しています。そのため、「vapid」は元々「風味のない」や「無味乾燥な」という意味が強調されるようになりました。英語に取り入れられたのは17世紀頃で、主に飲食物が味気ないことを指す形で用いられていました。その後、より広い意味で、「無気力な」「退屈な」といった感情や状態を表す際にも使われるようになりました。このように、vapidは過去の文化や言語の変遷を反映した言葉であり、意味の幅が広がっています。

vapidの類語・関連語

  • insipidという単語は、味が薄いまたは面白くないという意味で、特に食べ物や飲み物に使われます。「そのスープはinsipidで、全く風味がない。」と言った場合、風味がまったく感じられない状態を示します。
  • blandという単語は、刺激が少なくて平凡な特性を指します。料理や性格に使われることが多く、「彼のプレゼンテーションはblandで、全く印象に残らなかった」とは興味深さがないことを意味します。
  • dullという単語は、興味を引かない、または退屈な状態を示します。例えば「その映画はdullで、眠くなるほどつまらなかった」というように、全体的な没入感が欠けていることを示します。
  • flatという単語は、音や感情に表現がない状態で使います。「その演奏はflatで、感情がこもっていなかった」という具合に、何かが生き生きとしていないことを示します。
  • uninspiredという単語は、創造性や刺激がない状態を表します。例えば、「そのアートはuninspiredで、全く魅力を感じなかった」と使うと、創造性の欠如を表現することになります。


vapidの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : insipid

insipid」は、味や興味がなく、平凡で面白みのない状態を指します。この単語は通常、食べ物や飲み物が無味である場合や、会話や作品が刺激的でない場合に使われます。言い換えれば、insipidは「味気ない」「退屈な」という意味を持つ形容詞です。
vapid」も「味気ない」という意味を持っていますが、主に知的刺激が欠如していることや、活気がない状態を強調します。たとえば、vapidは、思考や議論が平坦で無意味な場合に使われることが多く、感情的な深みや魅力が不足していることを示します。一方で、insipidは、もっと直感的に「つまらない」や「無味」といった感覚に関連づけられます。そのため、vapidはより知的で感情的なコンテキストで使われやすい一方、insipidはより物理的または日常的な事象に関連して使われることが多いです。
The soup was so insipid that I couldn't finish it.
そのスープはあまりにも味気なくて、私はそれを最後まで飲み干せませんでした。
The soup was so vapid that I couldn't finish it.
そのスープはあまりにも味気なくて、私はそれを最後まで飲み干せませんでした。
この場合、insipidvapidはどちらも「味気ない」という意味ですが、文脈によっては微妙なニュアンスが異なります。一般的に、料理の味について話すときにはどちらの単語も使えますが、vapidは「無気力」や「刺激がない」という感覚を強調するため、食事や飲み物に対しては少し堅苦しい印象を与えることがあります。

類語・関連語 2 : bland

bland」は、味や香りが薄い、または退屈で刺激のない様子を表す形容詞です。料理や飲み物に使われることが多く、特に何の特徴もない、無難な味を示す際に使われます。また、話し方や文章が面白くない場合にも使われ、一般的に「魅力のない」というニュアンスを持つ言葉です。
vapid」は、知的な刺激や魅力が欠けている状態を表します。「bland」と同様に無味乾燥な様子を示すことができますが、より精神的な面での無関心や刺激の不足に焦点を当てています。たとえば、vapidは、興味深い意見や新しいアイデアがない場合に使われ、一方でblandは、特に食べ物の味や個人の表現が平凡であることに関連します。このように、両者は「退屈さ」を表しますが、前者は感覚的な刺激の欠如、後者は魅力の欠如に重きを置いています。
The soup was so bland that I had to add a lot of spices to make it edible.
そのスープはあまりにも無味乾燥だったので、食べられるようにたくさんのスパイスを加えなければなりませんでした。
The soup was so vapid that I had to add a lot of spices to make it edible.
そのスープはあまりにも退屈だったので、食べられるようにたくさんのスパイスを加えなければなりませんでした。
この文脈では、blandvapid の両方が使えますが、bland は特に味に関連し、vapid は食べ物の味だけでなく、面白みのない体験全般に対して使われることが多いです。
The presentation was rather bland, lacking any engaging visuals or exciting content.
そのプレゼンテーションはかなり退屈で、魅力的なビジュアルや興味深い内容が欠けていました。

類語・関連語 3 : dull

dull」は、色や音、知的な刺激がない、または興味を引かない状態を示す言葉です。何かが「dull」である場合、退屈で、刺激がなく、魅力的でないことを意味します。たとえば、味が薄い料理や、退屈な講義、または暗い色合いのことを表現するのに使われます。
vapid」は、主に知的または感情的な面での刺激の欠如を指します。「dull」と似ていますが、特に味わいや楽しさが不足している時に使われることが多いです。たとえば、無味乾燥な会話や、感情のない表現に対して使います。ネイティブスピーカーは、「dull」は一般的な退屈さを指すのに対し、「vapid」は特に生活や経験の味気なさを強調する際に使うという微妙な違いを理解しています。
The lecture was so dull that many students fell asleep.
その講義はとても退屈で、多くの学生が寝てしまった。
The lecture was so vapid that many students fell asleep.
その講義はとても味気なく、多くの学生が寝てしまった。
この文脈では、「dull」と「vapid」は置き換え可能です。ただし、「dull」は一般的な退屈さを示し、一方で「vapid」は特に内容の無さや刺激の欠如を強調する点が異なります。

類語・関連語 4 : flat

単語flatは、主に「平らな」や「平坦な」という意味で使われますが、比喩的に「刺激がない」や「面白くない」といった意味でも使用されます。このような使い方では、何かが魅力や感情を欠いている様子を表現します。
一方、vapidは「味気ない」や「無味乾燥な」という意味を持ち、特に知的や精神的な刺激が欠如していることに焦点を当てています。flatは物理的な特徴や一般的な感覚の欠如を示すことが多いのに対し、vapidは思考や感情の浅さ、無関心さを強調します。例えば、flatな会話は単調であることを意味し、vapidな会話は、特に知的な内容がなく、つまらない印象を与えることを指します。
The movie was rather flat, lacking excitement and depth.
その映画はかなり平坦で、興奮や深みが欠けていた。
The movie was rather vapid, lacking excitement and depth.
その映画はかなり味気なく、興奮や深みが欠けていた。
この文脈では、flatvapidは同じように使えるため、内容の深みや面白さが欠けていることを強調しています。

類語・関連語 5 : uninspired

単語uninspiredは、創造性や熱意が欠けていることを示します。何かがuninspiredである場合、それは一般的に、新鮮さや独自性がなく、無難で退屈な印象を与えます。この単語は、特に芸術や文学において、作品が独創性に欠ける様子を表すときによく使われます。
単語vapiduninspiredは、どちらも「退屈」や「魅力がない」ことを示す言葉ですが、ニュアンスに違いがあります。vapidは、特に「味気ない」「生気がない」といった感覚を強調する傾向があります。たとえば、vapidな飲み物は、味が薄くて楽しめないことを示します。一方でuninspiredは、創造性や新鮮さの欠如に焦点を当て、特にアートやアイデアに対して使われます。したがって、vapidは物理的な感覚(味や香り)に関連しやすく、uninspiredは思想や表現の領域での無気力さを示すことが多いです。
The artist's latest work felt rather uninspired, lacking the creativity of his previous pieces.
そのアーティストの最新作は、以前の作品の創造性に欠けていて、かなりuninspiredだと感じた。
The artist's latest work felt rather vapid, lacking the creativity of his previous pieces.
そのアーティストの最新作は、以前の作品の創造性に欠けていて、かなりvapidだと感じた。
この例文では、uninspiredvapidが同じ文脈で使われており、どちらも創造性の欠如を表していますが、uninspiredは主に創作物のアイデアやデザインに対して、vapidは感覚的な薄さを強調することができます。


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vapidの会話例

vapidの日常会話例

「vapid」は日常会話ではあまり使われない単語ですが、一般的には「味気ない」や「退屈な」といった意味を持ちます。人や物事が面白くない、または無味乾燥であることを示す際に使用されます。この単語は、会話の中で何かが魅力的でないと感じたときに使われることがあります。以下に代表的な意味を示します。

  1. 味気ない、無味乾燥な
  2. 退屈な、興味を引かない

意味1: 味気ない、無味乾燥な

この会話では、Aが最近訪れたレストランの料理について話しています。Aはその料理が無味であると感じ、vapidという単語を使ってその味を表現しています。BはAの意見に同意し、別のレストランを勧めています。

【Example 1】
A: The food at that restaurant was so vapid! I expected more flavor.
A: あのレストランの料理は本当に味気なかった!もっと風味があると思っていたのに。
B: I heard their dishes are generally bland. Let's try a different place next time.
B: 彼らの料理は全体的に味気ないと聞いたよ。次は別の場所を試そう。

【Example 2】

A: I found that movie quite vapid. The plot was predictable.
A: あの映画はかなり退屈だった。ストーリーが予測可能だったよ。
B: I agree. It felt like there was no depth to the characters.
B: 同意するよ。キャラクターに深みがなかったように感じた。

【Example 3】

A: Her conversation was so vapid; I couldn't stay interested.
A: 彼女の会話は味気なくて、興味を持ち続けることができなかった。
B: Sometimes people just don't have anything interesting to say.
B: 時々、人はただ面白いことを言うことができないんだよね。

vapidのビジネス会話例

「vapid」は、通常、魅力や興味が欠如している状態を指す形容詞であり、ビジネスにおいては特にプロダクトやプレゼンテーションが退屈で無味乾燥であることを示す際に用いられることがあります。主に、商品やサービスが消費者の関心を引かない場合などに使われる表現です。ビジネスの現場では、アイデアや戦略が他と比較して印象に残らない場合にもこの言葉が使われることがあります。

  1. 魅力がない、退屈な

意味1: 魅力がない、退屈な

この会話では、ビジネスプレゼンテーションがどれほど退屈であったかを表現しています。「vapid」は、そのプレゼンが聴衆にとって全く興味を引かないものであったことを示しています。

【Example 1】
A: I found the presentation on market trends quite vapid.
その市場動向に関するプレゼンテーションはとても退屈だったと思った。
B: Really? I thought it had some interesting insights.
本当に?私はいくつかの興味深い洞察があったと思ったよ。

【Example 2】

A: The new product launch was rather vapid, don't you think?
新商品の発表はかなり魅力がなかったと思わない?
B: I agree, it lacked any real excitement.
私もそう思う。実際の興奮が欠けていたね。

【Example 3】

A: I was disappointed by the report; it was so vapid that I couldn't focus.
その報告書には失望した。あまりに退屈で集中できなかったよ。
B: Maybe we should suggest a more engaging format next time.
次回はもっと魅力的なフォーマットを提案した方がいいかもね。

英英和

  • lacking taste or flavor or tang; "a bland diet"; "insipid hospital food"; "flavorless supermarket tomatoes"; "vapid beer"; "vapid tea"味、風味、ピリッとする味のない薄い