systolic pressureの意味・説明
systolic pressureという単語は「収縮期血圧」を意味します。医療や生理学の分野でよく使用される用語で、心臓が収縮して血液を動脈に送り出す際の血圧のことを指します。具体的には、心臓の左心室が血液を全身に送り出すときに、動脈内の圧力が最高に達する瞬間を示します。
この言葉は、血圧を測定する際の重要な指標の一つで、通常はmmHg(ミリメートル水銀柱)で表されます。一般的に、血圧は収縮期血圧と拡張期血圧の2つの値で示されます。収縮期血圧は、心臓が血液を押し出すときの最大圧力を示し、拡張期血圧は心臓が弛緩しているときの最小圧力を指します。健康診断などでよく目にする血圧の数値は、この2つの値の組み合わせです。
収縮期血圧の値は、心血管系の健康状態を評価するのに役立ちます。高すぎる収縮期血圧は、高血圧の兆候かもしれませんし、心臓や動脈に負担をかける要因となることがあります。逆に、収縮期血圧が異常に低い場合も、様々な健康問題を示唆することがあります。このため、収縮期血圧は臨床的な評価や治療計画において重要なデータとなります。
systolic pressureの基本例文
High systolic pressure can indicate hypertension.
高い収縮期血圧は高血圧を示す可能性があります。
Regular exercise can help lower your systolic pressure.
定期的な運動は収縮期血圧を下げるのに役立ちます。
The doctor measured my systolic pressure and it was normal.
医師は私の収縮期血圧を測定しました。それは正常でした。
systolic pressureの覚え方:語源
systolic pressureの語源は、「systole」と「pressure」という二つの単語から成り立っています。「systole」はギリシャ語の「systolē」に由来し、これは「収縮」という意味を持ちます。「sys-」は「一緒に」という意味の接頭辞で、「stole」は「置くこと」や「引き起こすこと」という意味を持つ語に由来します。このことから、「systole」は心臓が血液を押し出す際の収縮を指します。
一方で「pressure」はラテン語の「pressura」に由来し、「押すこと」や「圧力」という意味を持ちます。このように、「systolic pressure」は心臓が収縮する際に血液が動脈にかかる圧力を示す言葉です。この用語は医学や生理学の分野で重要な概念であり、血圧を測定する際に不可欠な要素となっています。