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spuriousの意味・覚え方・発音

spurious

【形】 有りもしない

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/ˈspjʊəriəs/

spuriousの意味・説明

spuriousという単語は「偽の」や「偽物の」を意味します。この言葉は、何かが本物ではない、または信頼できない場合に使用されます。例えば、spuriousな主張や情報は、真実とは異なり、しばしば誤解を招く可能性があります。物事がその名に値しないがために起こる問題を指していると言えます。

この単語は学術的な文脈や法的な場合でもよく見られ、特に証拠やデータが本物でないことを強調する際に使われます。そのため、spuriousという言葉を聞くときは、何かが信頼できない、または誤っているというニュアンスを意識することが重要です。また、scienceやresearchの分野では、spurious correlation(偽相関)という表現も見られます。これは、二つの事象間に見かけ上の関係があるが、実際には因果関係がないことを意味します。

このように、spuriousは、表面的には成り立っているように見えるが、実際には誤りや虚偽の存在を伝える場合に頻繁に使用されます。信頼性が求められる場面では、この単語が指し示す内容に特に注意が必要です。

spuriousの基本例文

The book is full of spurious claims.
その本は根拠のない主張でいっぱいだ。
The rumor that he eats people is spurious.
彼が人を食べるという噂は根拠のないものだ。
The argument is based on spurious reasoning.
その議論は根拠のない理屈に基づいている。

spuriousの意味と概念

形容詞

1. 偽の

この意味では「spurious」は、見かけ上は信じられそうだが実際には間違っていることを示します。この場合、信頼性がない情報やデータに対して使われることが多く、特に詐欺や偽情報の文脈で目にします。
The report contained spurious claims that were not backed by any evidence.
その報告書には、証拠に裏付けられていない偽の主張が含まれていた。

2. 偽造の

この意味では、「spurious」は本物ではない、または本物のように見せかけた偽物を指します。特にアートや文書などで本物を装った偽造品に対して使われることがあります。
The auction was canceled because several spurious paintings were discovered.
いくつかの偽造絵画が発見されたため、オークションはキャンセルされた。

3. 私生児の

これは「spurious」が生まれてきた背景に関する意味です。特に婚外子を指す場合に使われます。この用語は一般的に時代によって差別的なニュアンスを持つことがあるので、注意が必要です。
He was raised as a spurious child without the presence of his biological father.
彼は実の父親がいないまま私生児として育てられた。

spuriousの覚え方:語源

spuriousの語源は、ラテン語の「spurius」に由来しています。この言葉は「偽の、偽物の」という意味を持っており、当初は「非嫡出の子」という意味でした。つまり、法的に認められた親から生まれていない子供を指していたのです。中世ラテン語を経て、古フランス語の「spurieux」に派生し、最終的に英語に取り入れられました。

spuriousは、一般的に「本物ではない」「偽りの」といった意味で使われるようになり、特定のものに対する信頼性や正当性を疑うニュアンスを含むことが多いです。このように語源は誤りや偽りと繋がりがあり、言葉の歴史とともに意味が派生していったことがわかります。

語源 ous
~でいっぱいの、 豊富な
More

spuriousの類語・関連語

  • falseという単語は、何かが本物でないという意味で使われます。spuriousと同様に、事実でないことを指しますが、falseはより一般的に使われるため、広い文脈で使われる傾向があります。例: false information(虚偽の情報)
  • forgedという単語は、何かが偽物であるという意味で使われ、特に文書や署名などを真似る場合に使われることが多いです。spuriousに近いですが、forgedは特に偽造のニュアンスが強いです。例: forged documents(偽造された文書)
  • bogusという単語は、詐欺的な、またはインチキであるという意味で使われます。spuriousよりもカジュアルで口語的な場面で使用されることが多いです。例: bogus claim(偽りの主張)
  • fakeという単語は、本物ではないものを指し、spuriousと同じように使われることがありますが、より一般的で日常的な表現です。例えば、fake news(偽ニュース)というフレーズがよく使われます。例: fake products(偽の製品)
  • illegitimateという単語は、合法でない、不正なという意味を持ちます。spuriousと類似していますが、特に法的な文脈で使用されることが多く、規則に反するニュアンスがあります。例: illegitimate child(非合法の子)


spuriousの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : false

単語falseは、「間違った」「虚偽の」といった意味を持ち、主に事実や情報の誤りを示すために使われます。何かが真実でない場合に使用され、信頼性がないことを強調します。例えば、偽の情報や偽造された文書などを指す際に適しています。この単語は、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われます。
一方で、単語spuriousは「偽物の」や「出所が不明な」といった意味があり、特にその真偽が疑わしい場合に使われます。例えば、出所が不明な情報や本物でないものに使われ、単に「真実ではない」という以上に、より深い疑念や誤解を含むニュアンスがあります。ネイティブスピーカーは、falseを単純な間違いや誤情報に対して使う一方で、spuriousは信頼性が低く、特定の意図や背景があることを示唆する際に使い分けます。このため、文脈によって適切な単語を選ぶことが重要です。
The information provided was false, leading to confusion among the participants.
提供された情報は虚偽であり、参加者の間に混乱を引き起こしました。
The information provided was spurious, leading to confusion among the participants.
提供された情報は偽物であり、参加者の間に混乱を引き起こしました。
この文脈では、falsespuriousも適切に使うことができ、どちらの単語も「真実ではない」という意味を持っています。ただし、falseは単に誤りを指すのに対し、spuriousはさらに疑わしい背景や意図を含むニュアンスがあるため、文脈によって選択が異なることに注意が必要です。

類語・関連語 2 : forged

forged」は、何かが意図的に偽造されることを意味します。特に文書や署名、芸術作品などの偽造に関連して使われることが多いです。これは、元のものと同一の価値や信頼性を持つかのように見せかける行為を指します。また、他者を騙す目的で作られたものであり、悪意がある点が特徴です。
spurious」と「forged」は似たような意味を持ちますが、ニュアンスには違いがあります。「spurious」は、何かが偽りである、または本物でないという意味合いが強く、特に情報や主張に関して使われます。例えば、偽の情報や信頼できないデータを指す場合に使われます。一方で、「forged」は、特に物理的なもの、例えば文書やアート作品の偽造に使われることが多いです。したがって、「spurious」はより広範な概念であるのに対し、「forged」は具体的な偽造行為に焦点を当てています。ネイティブスピーカーは、この違いを意識しながら使い分けます。
The document was discovered to be forged, leading to an investigation.
その文書が偽造されたものであることが判明し、調査が始まった。
The report was found to be spurious, raising doubts about its validity.
その報告書が偽りであることが判明し、その信頼性に疑問が生じた。
この二つの例文では、「forged」と「spurious」は異なる文脈で使われており、同じように置き換えることはできません。「forged」は物理的な偽造に関わるのに対し、「spurious」は情報やデータの信頼性に関するものです。

類語・関連語 3 : bogus

bogus」とは、偽の、または本物でないことを意味します。特に、詐欺や不正な目的で作られたものに対して使われることが多いです。この単語は、信頼できない情報や、価値がない商品などにも関連しています。言い換えれば、「bogus」は「嘘偽りのある」といったニュアンスを持っています。
spurious」と「bogus」は、どちらも「偽の」という意味を持ちますが、ニュアンスには違いがあります。「spurious」は、特に何かが本物でないが、それに似た特徴を持っている場合に使われることが多いです。たとえば、ある商品が「spurious」である場合、それは本物に見えるが、実際には価値がないものを指します。一方で、「bogus」は、より直接的に詐欺や虚偽を示唆する言葉であり、特に意図的に偽造されたものや、信頼できない情報に対して使われることが多いです。ネイティブスピーカーは、状況によってこれらの言葉を使い分けるため、文脈を理解することが重要です。
The report turned out to be bogus, filled with false data.
その報告書は偽のもので、虚偽のデータが満載だった。
The report turned out to be spurious, filled with false data.
その報告書は偽のもので、虚偽のデータが満載だった。
この場合、両方の単語が使えることが分かります。「bogus」は詐欺的な要素を強調し、「spurious」は真実に似ているが本物でないことを示しています。

類語・関連語 4 : fake

単語fakeは「偽物」や「虚偽の」といった意味を持ちます。主に物や情報が本物でないことを指し、日常会話やメディアでよく使われます。例えば、偽のブランド品や偽情報など、信頼できないものを示す際に用いられます。そのため、一般的には「見かけは本物だが、実際はそうではないもの」というニュアンスが強いです。
単語spuriousは「偽の」や「出所が不明な」といった意味を持ちますが、特に「本物でないが、何らかの理由で本物のように見える」ものを指すことが多いです。例えば、あるデータが信頼できない情報源から来ている場合、そのデータはspuriousであると言えます。また、spuriousは多くの場合、何らかの意図や目的があって偽情報が作られたことを示唆します。これに対して、fakeはより広範で、物理的なものから情報まで、さまざまなジャンルで使われます。ネイティブスピーカーは、spuriousを使う際に、特に誤解を招くような情報や信号を強調する場合が多いです。
The document was found to be a fake.
その文書は偽物であることが判明した。
The document was found to be spurious.
その文書は偽であることが判明した。
この文脈では、両方の単語が使えますが、fakeは日常的な会話でより一般的に使用され、物理的な偽物に対して用いられることが多いのに対し、spuriousは特に信頼できない情報やデータに対して使われることが多いです。
He was caught selling fake watches.
彼は偽の腕時計を販売して捕まった。

類語・関連語 5 : illegitimate

単語illegitimateは「不正な」や「非合法な」という意味を持ち、合法性や正当性が欠けていることを示します。特に、法律や社会的規範に従っていない場合に使用されることが多いです。また、感情的なコンテキストでも使われることがあり、例えば「不当な理由で行動する」といった意味合いでも使われることがあります。
一方、単語spuriousは「偽の」や「本物でない」という意味を持ち、何かが真正でない、または信頼できないことを示します。具体的には、情報や証拠が嘘であったり、誤解を招くような場合に使われることが多いです。ネイティブスピーカーはこの二つの単語を使い分ける際、illegitimateは主に法的または倫理的な文脈で使い、spuriousは物事の真偽や信頼性に関する文脈で用いることが多いと感じています。このように、ニュアンスの違いを理解することで、より適切に使い分けることができます。
The court ruled that the child was illegitimate and could not inherit the family fortune.
裁判所は、その子供が不正な子供であり、家族の財産を相続することができないと判決を下しました。
The evidence presented was spurious and could not be trusted.
提出された証拠は偽のものであり、信頼することはできなかった。
この文脈では、illegitimateは法律的な文脈での不正さを示し、spuriousは証拠の信頼性に関する内容を示しています。したがって、置換はできませんが、それぞれの単語が持つ特定の意味を理解することが重要です。
The child was declared illegitimate as the marriage was never legally recognized.
その子供は、結婚が法的に認められていなかったため、不正な子供と宣言されました。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

spuriousのいろいろな使用例

形容詞

1. 偽、偽造された(plausible but false)

疑わしい情報

この分類では、spurious が示すように、見た目には信ぴょう性があるが、実際には誤解を招くような情報について説明します。
This is a spurious claim that lacks evidence.
これは証拠がない偽の主張です。
  • spurious argument - 偽の論拠
  • spurious findings - 偽の発見
  • spurious reasoning - 偽の推論
  • spurious claims - 偽の主張
  • spurious results - 偽の結果
  • spurious data - 偽のデータ
  • spurious motives - 偽の動機
  • spurious connections - 偽のつながり
  • spurious evidence - 偽の証拠
  • spurious reports - 偽の報告

偽の製品

この分類では、販売されているが、本物ではない製品について述べます。
Many spurious products are sold online.
多くの偽の製品がオンラインで販売されています。
  • spurious merchandise - 偽の商品の
  • spurious brands - 偽のブランド
  • spurious items - 偽のアイテム
  • spurious labels - 偽のラベル
  • spurious goods - 偽の品物
  • spurious services - 偽のサービス
  • spurious offers - 偽のオファー
  • spurious advertisements - 偽の広告
  • spurious promotions - 偽のプロモーション
  • spurious tickets - 偽のチケット

2. 意図的に欺く(intended to deceive)

意図的な詐欺

ここでは、意図的に他人を欺くために作られた spurious の使用について説明します。
The spurious nature of the operation was revealed.
その操作の偽の性質が明らかになりました。
  • spurious intent - 偽の意図
  • spurious transactions - 偽の取引
  • spurious partnerships - 偽のパートナーシップ
  • spurious statements - 偽の声明
  • spurious communications - 偽のコミュニケーション
  • spurious relationships - 偽の関係
  • spurious connections - 意図的に隠されたつながり
  • spurious assurances - 偽の保証
  • spurious promises - 偽の約束
  • spurious declarations - 偽の宣言

合法的に見える虚偽

この分類では、合法的に見えるが実際には虚偽の情報について考察します。
They presented spurious evidence in court.
彼らは裁判で偽の証拠を提示しました。
  • spurious credentials - 偽の資格
  • spurious licenses - 偽のライセンス
  • spurious certifications - 偽の証明書
  • spurious claims of success - 偽の成功主張
  • spurious assertions - 偽の主張
  • spurious validations - 偽の確認
  • spurious endorsements - 偽の推薦
  • spurious testimonials - 偽の証言
  • spurious achievements - 偽の業績
  • spurious evaluations - 偽の評価

英英和

  • born out of wedlock; "the dominions of both rulers passed away to their spurious or doubtful offspring"- E.A.Freeman未婚の母から生まれた有りもしない
    例:The dominions of both rulers passed away to their spurious or doubtful offspring- E.A.Freeman. 両支配者の統治は、偽、または疑わしい成果によって終わりを告げた。