サイトマップ 
 
 

semblanceの意味・覚え方・発音

semblance

【名】 類似

この単語はもう覚えましたか?
YES
NO
学習記録を保存するにはログインしてください

semblanceの覚え方ヒント

semblanceの意味・説明

semblanceという単語は「外観」や「類似」を意味します。これは何かが他のものに似ている、または外見的な特徴を持っている状態を表します。外面的な表情や印象に関するニュアンスが強く、必ずしも本質や実態を伴わないことが多いため、「見せかけ」や「似姿」と訳されることもあります。

この単語は、特に物事の表面的な側面や印象を論じる際に使われることが多いです。たとえば、ある人の行動が一見善良に見えても、その実態は違う場合に「semblance of goodness」というフレーズが用いられることがあります。このように、表面だけの意味や印象を強調するシーンで非常に有用な単語です。

また、似ているけれども異なるものを比較する際にも使用されます。特に文学的な表現や批評において、象徴や比喩を用いて深いテーマを探る場合にも見られます。このように、semblanceという単語は、見た目や表現についてのさまざまな暗示を含むため、使い方によって豊かな意味を持つことが特徴です。

semblanceの基本例文

She bears a faint semblance to her mother.
彼女は母親に微かな似姿を持っています。
There is no semblance of truth in his story.
彼の話には真実の形跡がまったくありません。
The two buildings have a striking semblance to each other.
2つの建物は驚くほどよく似ています。

semblanceの意味と概念

名詞

1. 外見

この意味では「semblance」は、実際の中身とは異なる外面的な印象や形を指します。特に、意図的に誤解を招くような外見を持つもの、または実際の状況を隠すための表面的な姿を表すことが多いです。人や物ごとの見せ方に関して使われます。
The politician projected a semblance of honesty during the debate.
その政治家は討論中に誠実さの外見を装った。

2. 偽りの印象

この意味では、「semblance」は、誤った認識や錯覚によって生じる印象を指します。これは、状況が実際とは大きく異なる場合に、表面的な要素によって人々が持つ誤解を意味します。これは特に感情や思考に関連して使われることが多いです。
His calm demeanor was just a semblance to hide his inner turmoil.
彼の冷静な態度は、内面的な混乱を隠すための偽りの印象に過ぎなかった。

3. 似姿

この意味では、物や人の描写を含む「semblance」は、外観や姿を指すこともあります。主にビジュアルやアートの文脈で使われ、特定の人物や物の映像的表現を指します。比較的具体的で視覚的な要素が強くなります。
The artist captured a beautiful semblance of the mountain in his painting.
その画家は絵画の中で山の美しい似姿を捉えた。

semblanceの覚え方:語源

semblanceの語源は、ラテン語の「similitudinem(類似、似ていること)」に由来しています。このラテン語は「similis(似ている)」という形容詞から派生したもので、そこからフランス語の「semblance」が派生し、最終的に英語の「semblance」となりました。この単語は主に「外見」や「様子」を表し、何かが他のものに似ている状態を指します。また、英語においては、表面的な側面や姿を示すために用いられることが多く、相手や物の本質ではなく、見た目や印象に注目したいときに使われることが一般的です。したがって、外見や印象に関連する場面でこの語を見かけることがよくあります。

語源 simil
語源 sem
同じ
More

semblanceの類語と使い分け

  • appearanceという単語は、見た目や外観を指します。semblanceと似ていますが、より物理的な形や印象を強調する場合に使われます。例えば、「Her appearance was striking.(彼女の見た目は印象的だった)」のように使います。
  • similarityという単語は、似ていることや類似性を指します。semblanceが外見的に似ている状態を示すのに対し、similarityはより抽象的な概念として使います。例えば、「There is a similarity between the two paintings.(その2つの絵には類似点がある)」と表現します。
  • formという単語は、形や型を指し、外見的な側面を強調します。semblanceが特に似ている状況や雰囲気を表すのに対して、formはより具体的な構造や形式を示します。例文として「The form of the statue was impressive.(その彫像の形は印象的だった)」があります。


semblanceのいろいろな使用例

名詞

1. 外見や形式が意図的に誤解を招く場合(例:表面上の、虚実に隠された状態)

外見の誤解

この分類では、'semblance' は実際の状態とは異なるただの外観や表面的な形を示す場合に使われます。悪意のある隠蔽や誤解を先導する役割を果たすことが多く、特に情緒的な状況や対人関係において使われることが一般的です。
The show created a false semblance of happiness among the participants.
そのショーは参加者の間に虚偽の幸福感の外見を作り出しました。
  • false semblance - 虚偽の外見
  • semblance of truth - 真実の外見
  • eerie semblance - 不気味な外見
  • semblance of order - 秩序の外見
  • fleeting semblance - 一時的な外見
  • deceptive semblance - 騙す外見
  • semblance of normalcy - 正常性の外見

主観的な印象

この分類では、'semblance' が個人の心の中で形成される錯覚や誤った印象を指す場合に焦点を当てています。個々の認識によって形作られるイメージは、実際の事実とは全く異なることがあります。
Her smile gave a semblance of confidence, but she was quite nervous inside.
彼女の笑顔は自信に満ちた外見を与えたが、内心は非常に緊張していた。
  • semblance of confidence - 自信の外見
  • semblance of strength - 強さの外見
  • false semblance of peace - 平和の虚偽の外見
  • semblance of hope - 希望の外見
  • semblance of success - 成功の外見
  • semblance of friendship - 友情の外見

2. 精神的な表現の誤りを指す場合(例:誤った思考のイメージ)

メンタルイメージ

この分類では、'semblance' が心の中で創出される誤ったメンタルイメージや投影を指しています。実際の対象や状況に対する理解とは異なり、個人の内面的な解釈に依存します。
His memory of the event was a mere semblance of reality, distorted by time.
彼のイベントの記憶は、時間によって歪められた現実の単なる外見に過ぎなかった。
  • semblance of reality - 現実の外見
  • semblance of memory - 記憶の外見
  • semblance of understanding - 理解の外見
  • semblance of clarity - 明瞭性の外見
  • semblance of hope - 希望の外見
  • semblance of recognition - 認識の外見

グラフィックイメージ

この分類では、'semblance' が視覚的なグラフィックイメージや人物の形の表現を指します。多くの場合、アートワークやデザインなどの文脈で登場します。
The painting presented a vivid semblance of the landscape.
その絵画は風景の鮮やかな外観を示した。
  • artistic semblance - 芸術的な外見
  • semblance of a character - キャラクターの外観
  • semblance of a scene - シーンの外観
  • digital semblance - デジタルの外観
  • realistic semblance - 現実主義的な外観

その他

こちらのセクションでは、特別なカテゴリには含まれないが、'semblance' に関連する記述や重要な状況を挙げておきます。

  • semblance of authority - 権威の外見
  • semblance of dignity - 威厳の外見
  • semblance of legitimacy - 正当性の外見
これらのフレーズは、'semblance' の概念がさまざまな文脈で使われることを示しています。表象や表面的な印象に関する重要なポイントとして理解できます。

英英和

  • an outward or token appearance or form that is deliberately misleading; "he hoped his claims would have a semblance of authenticity"; "he tried to give his falsehood the gloss of moral sanction"; "the situation soon took on a different color"故意にまぎらわしい、表面的であるか形だけの外見または形風情
    例:He hoped his claims would have a semblance of authenticity. 彼のクレームは本物への類似性があることを彼は希望した。
  • an erroneous mental representation誤った心的表象錯覚
  • picture consisting of a graphic image of a person or thing人や物の画像イメージ画像