reserve priceの意味・説明
reserve priceという単語は「最低落札価格」や「保留価格」を意味します。この用語は主にオークションや取引の文脈で使われます。reserve priceは、売り手が商品やサービスを売る際に、最低限受け入れることができる価格を示します。この価格が設定されていると、オークション中に入札者がその価格に達しない限り、売り手は商品を売却しないことができます。
reserve priceの設定は、売り手にとってリスクを軽減します。これは、売り手が希望する価格を下回る入札しかない場合、商品が安値で売られてしまうことを避けるためです。入札者はこの価格を知ることができない場合もありますが、reserve priceがあることで、オークションの競争が活性化する可能性があります。入札者は、他の入札者との競争を考慮しながら、一定の価格以上で入札を行うことが期待されます。
このように、reserve priceは取引の透明性や公正性を保つ役割を果たしています。しかし、reserve priceが設定されていると、オークションの結果が影響を受けることもあります。高すぎるreserve priceは、参加者を遠ざけ、十分な入札が行われない可能性があります。一方で、適切な価格設定がなされれば、オークションは活気づき、売り手にとっても満足のいく結果をもたらすことがあります。
reserve priceの基本例文
The reserve price for the auction was set at $1000.
オークションのための最低価格は1000ドルに設定されました。
The painting sold for three times the reserve price.
その絵画は最低価格の3倍の値段で売れました。
The seller refused to accept any bids below the reserve price.
売り手は最低価格以下の入札を受け入れないと言いました。
reserve priceの覚え方:語源
reserve priceの語源は、英語の「reserve」と「price」という2つの単語から成り立っています。「reserve」は「蓄える」「保留する」という意味を持ち、ラテン語の「reservare」に由来します。この言葉は「再び保持する」という意味で、それが時間の経過とともに「予約する」「保留する」という意味にも発展しました。一方、「price」は「価格」「値段」を意味し、古フランス語の「pris」に由来し、さらにラテン語の「pretium」につながります。このように、reserve priceは「保留価格」と訳し、特にオークションや販売において、売り手が商品に対して設定する最低価格を指します。この価格以下では売却されないという意味合いがあり、商業活動において重要な概念の一つとなっています。