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quandaryの意味・覚え方・発音

quandary

【名】 当惑

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quandaryの意味・説明

quandaryという単語は「困惑」や「難題」を意味します。この単語は、ある状況や問題において何をすべきか決められずにいる状態を表します。quandaryは、自分の選択肢が明確でないときや、選択をすることが難しいと感じる状況でよく使われます。

このような状況は、日常生活の中で直面することがあります。例えば、友人と一緒に食事をする際に、何を注文すべきか決められないときなどです。また、重要な決断を下さなければならない場面でも使われることがあります。quandaryという言葉は、困難な選択や予測できない結果に対する心の葛藤を表現するのに適しています。

特に、ビジネスや学問において複雑な状況に直面した場合、quandaryという言葉が使用されることが多いです。この単語を使うことで、相手に自分の状態や感じているプレッシャーを伝えやすくなります。何かを選ぶことが難しいと感じたとき、quandaryを使うとその気持ちをより明確に表現できます。

quandaryの基本例文

I am in a quandary about which college to choose.
私はどの大学を選ぶか迷っています。
The company was in a quandary about the new regulations.
新しい規制に関して、その会社はあきらかに困惑していました。
She found herself in a difficult quandary with no easy solution.
簡単な解決策のない厄介な問題に直面した。

quandaryの意味と概念

名詞

1. 状況の難しさ

quandaryは、解決が難しい状況や困難な選択を指します。この意味では、何らかの問題に直面しており、その問題を解決するために明確な道筋が見えない状態を表します。このような状況では、選択肢が同じくらい不利な場合が多いです。
She found herself in a quandary about whether to accept a job offer in another city or stay close to her family.
彼女は別の都市での仕事のオファーを受け入れるべきか、家族の近くに留まるべきか悩んでいる状況に陥った。

2. 矛盾した選択の迷い

この意味は、2つ以上の選択肢の中で、どれも好ましくない場合に起こる迷いを示します。このような状況では、選択を下すことが難しく、ストレスを感じることが一般的です。
I was in a quandary about which college to attend, as both had their pros and cons.
どちらの大学も良い点と悪い点があったため、どちらに通うべきか迷っていた。

quandaryの覚え方:語源

quandaryの語源は、ラテン語の「quando」に由来しています。「quando」は「いつ?」という意味を持つ言葉で、何かの状況や選択を考える際に、決断を下すタイミングを迷う様子を表しています。この言葉は、中世ラテン語の「quandarium」に発展し、さらに英語に取り入れられました。「quandarium」は、選択の難しさや迷いを示す意味を持っていました。

英語における「quandary」は、まさにその意味を引き継いでおり、「困惑」や「選択における混乱」を示す言葉として使われています。特に、二つ以上の選択肢の中で、どれを選ぶべきか分からず困っている状況を指します。このように、quandaryは元々の言葉の意味から、選択の難しさや決断の迷いを表す重要な語彙へと発展してきました。

語源 qua
語源 qui
何、 だれ
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quandaryの類語・関連語

  • dilemmaという単語は、選択肢が二つあり、どちらを選ぶべきか非常に困る状況を指します。quandaryはもっと広い意味を持ち、難しい選択を必要とする混乱した状況を表します。たとえば、「I am in a dilemma about which job to take.(どの仕事を選ぶべきか悩んでいる)」のように使います。
  • predicamentという単語は、厳しい状況や困難な立場を表します。quandaryは一般的に選ぶべきことについての混乱を強調するのに対し、predicamentは具体的な困難さを強調します。たとえば、「He found himself in a predicament without any money.(彼はお金がなくて困った状態になった)」のように使います。
  • uncertaintyという単語は、未来や結果に対する不確実さや迷いを示します。quandaryは選択をめぐる特定の混乱を指しますが、uncertaintyはもっと流動的な状況を表します。たとえば、「There is much uncertainty about the outcome.(結果について多くの不確実性がある)」のように使います。
  • confusionという単語は、思考や認識がはっきりしていない混乱した状態を表します。quandaryは特定の決断について迷っている状態を指しますが、confusionは広く混乱そのものを示します。たとえば、「There was a lot of confusion during the meeting.(会議中に多くの混乱があった)」のように使います。
  • stalemateという単語は、進展がない状態や行き詰まった状況を指します。quandaryは選択肢の間で迷う状態ですが、stalemateは対話や交渉が進まないことに焦点を当てています。たとえば、「The negotiations reached a stalemate.(交渉は行き詰まりに達した)」のように使います。


quandaryの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : dilemma

dilemma」は、選択肢が二つ以上あり、それらの選択肢がどれも望ましくない、あるいは困難な状況を指します。この単語は特に道徳的なジレンマや、どちらの選択をしても何らかの問題が生じるような状況でよく使われます。英語圏では、日常会話やビジネスシーンでも幅広く用いられる言葉です。
quandary」と「dilemma」の違いは微妙ですが、ニュアンスにおいて重要です。「quandary」は、自分がどの選択をすべきか分からない状態、つまり迷いや困惑を強調する言葉です。一方、「dilemma」は、選択肢がある中で、どちらを選んでも問題があるという状況を示します。例えば、dilemmaは道徳的課題や複雑な判断を伴う選択を意味することが多いですが、quandaryはどちらかというと選択肢が多すぎて混乱している状態を指すことが多いです。ネイティブは「quandary」を使うとき、しばしばその選択肢が不明瞭であることを強調し、「dilemma」を使うときは、特定の選択肢に対する moral judgment があることを暗示します。
I was faced with a difficult dilemma about whether to accept the job offer or stay in my current position.
私はその仕事のオファーを受けるべきか、現在のポジションに留まるべきかという難しいジレンマに直面していました。
I was faced with a difficult quandary about whether to accept the job offer or stay in my current position.
私はその仕事のオファーを受けるべきか、現在のポジションに留まるべきかという難しい困惑に直面していました。
この例文では、dilemmaquandaryが同じ状況に対して使われていますが、ニュアンスが異なります。dilemmaは選択肢が難しいことを強調しているのに対し、quandaryはその選択肢に対する困惑や迷いを強調しています。

類語・関連語 2 : predicament

predicament」は、困難な状況や苦境を指す言葉です。特に、解決が難しい問題や選択肢が限られている状況で使われます。日常会話やビジネスシーンで、「困った状況」や「難しい問題」として使われることが多く、感情的な負担を伴うこともあります。
quandary」と「predicament」は、どちらも困難な状況を表しますが、ニュアンスには違いがあります。「quandary」は、特に選択肢の中からどれを選べば良いか迷っている状況を強調することが多いです。このため、「quandary」は自分の意思決定に対する不安や迷いを感じる場合に使われます。一方で、「predicament」は、もっと一般的に困難や苦境を指し、必ずしも選択の迷いを含むわけではありません。ネイティブは、状況に応じてこれらの単語を使い分け、特に選択の難しさを示したいときには「quandary」を使用します。
I found myself in a difficult predicament when I had to choose between two job offers.
2つの仕事のオファーの中から選ばなければならないとき、私は困難な状況に直面しました。
I found myself in a difficult quandary when I had to choose between two job offers.
2つの仕事のオファーの中から選ばなければならないとき、私は困難な選択の迷いに直面しました。
この文から分かるように、「predicament」と「quandary」は、どちらも困難な状況を表現することができますが、前者は一般的な困難を、後者は選択に対する迷いを強調しています。

類語・関連語 3 : uncertainty

uncertainty」は、何かがはっきりしない状態や不確実性を指す言葉です。特に、物事の結果や状況について自信が持てない場合に使われます。例えば、未来の出来事や選択肢の結果が不明確な時に感じる、心の中のモヤモヤした気持ちを表現します。
一方で、「quandary」は、選択肢が複数ある中でどれを選ぶべきか迷っている状況を強調する言葉です。つまり、「uncertainty」が一般的な不確実性を示すのに対し、「quandary」は特に決断に困っている状態に焦点を当てています。ネイティブスピーカーは、日常的な迷いや困惑を表現する際に「quandary」を使うことが多く、状況の深刻さや選択の難しさを強調するために使い分けます。たとえば、進学やキャリア選択の際に感じる葛藤が「quandary」に近いですが、全般的な不安や疑念は「uncertainty」で表現されることが多いです。
I am facing a lot of uncertainty about my future career choices.
私は将来のキャリア選択について多くの不確実性を抱えています。
I am in a real quandary about which college to attend.
私はどの大学に進学するかについて本当に困惑しています。
この例文では、「uncertainty」は将来に対する一般的な不安を表し、「quandary」は特定の選択肢に関する迷いを示しています。文脈によって使い分けが必要ですが、両方とも不確かさを表現する言葉です。

類語・関連語 4 : confusion

単語confusionは、混乱や困惑を表す言葉です。何かが明確でないときや、情報が矛盾しているときに感じる状態を指します。例えば、選択肢が多すぎて決められないときや、指示が不明確な場合などに使われます。
一方で、単語quandaryは、特に選択肢がある中でどうすれば良いかわからない状態を表します。quandaryは、選択を迫られるような状況での葛藤や迷いを強調するニュアンスがあります。つまり、confusionが一般的な混乱を指すのに対し、quandaryは特定の決断を下す際の苦悩を強調しているため、使用する場面や感情の深さに違いがあります。ネイティブスピーカーは、状況に応じてこれらの単語を使い分けます。例えば、複雑な問題に直面しているときはquandaryを使うことが多いですが、単に何かがわからなくなったときはconfusionが適しています。
I was in a state of confusion about which route to take for the trip.
旅行のためにどのルートを選ぶべきか、私は混乱していました。
I found myself in a quandary about which route to take for the trip.
旅行のためにどのルートを選ぶべきか、私は困惑していました。
この例文では、両方の単語が使用されており、文脈において置き換え可能です。どちらの文も旅行のルート選択に関する迷いを表現していますが、quandaryは選択を迫られる状況でのより深い葛藤を強調しています。

類語・関連語 5 : stalemate

stalemate」は、物事が進展せず、解決策が見つからない状態、特に交渉や競技においてどちらかが動かない状況を指します。この言葉は、チェスや将棋などのゲームにおける「動けない状況」から派生しています。一般的には問題解決が困難で、進展がない状態を表現する際に使用されます。
quandary」は、選択肢が多すぎたり、どちらかを選ぶのが非常に難しい状況を指します。例えば、進むべき道が不明瞭で、どちらを選ぶべきか迷っている状態が該当します。ネイティブスピーカーは「quandary」を、感情的な葛藤やジレンマを伴う状況で使うことが多いです。一方「stalemate」は、対立や競争が絡む場合によく使われるため、より客観的なニュアンスがあります。つまり、「quandary」は個人的な選択の難しさを強調し、「stalemate」は状況そのものが停滞していることを強調します。
The negotiations reached a stalemate, with neither side willing to compromise.
交渉は「stalemate」に達し、どちらの側も妥協する意志を持っていませんでした。
I found myself in a quandary about which job offer to accept, as both had their advantages.
私はどちらの仕事のオファーを受け入れるべきか「quandary」に陥りました。両方とも利点がありました。
この二つの文は、文脈が異なるため互換性はありませんが、どちらも選択を巡る難しさを表現しています。「stalemate」は交渉の進展がない状況を、対して「quandary」は個人的な選択の難しさを表しています。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

quandaryのいろいろな使用例

名詞

1. 困難な状況での選択(判断の難しさ)

選択の難しさ

quandaryは、特に困難または不快な選択肢から抜け出すのが難しい状況を指します。この状況では、どちらの選択肢も同様に好ましくないため、判断が極めて難しくなります。
I found myself in a quandary when I had to choose between two equally unappealing job offers.
私は二つの同様に魅力のない仕事のオファーの間で選択を迫られ、困惑しました。
  • quandary of options - 選択の困難
  • moral quandary - 道徳的な困惑
  • quandary about what to do - 何をすべきかの困惑
  • financial quandary - 財政的困難
  • ethical quandary - 倫理的な葛藤

不確実性

この分類では、quandaryが持つ不確実性や困惑の意味を掘り下げます。この状態では、解決策や選択肢に対して明確な見通しを持つことが難しいです。
Her quandary about the right decision left her feeling anxious and indecisive.
正しい決定についての彼女の困惑は、不安で優柔不断な気持ちにさせました。
  • quandary about the future - 未来への困惑
  • quandary of choices - 選択肢の困難
  • quandary in a relationship - 関係における困惑
  • social quandary - 社会的困惑
  • quandary over commitment - コミットメントに関する困惑

2. 不快または試練となる状況

試練の状況

quandaryは、ストレスやプレッシャーを伴う試練のような状況でも使われます。人はこのような状況から抜け出すために、さまざまな問題に直面します。
The team was in a quandary when faced with an unexpected setback.
チームは予想外の後退に直面し、困惑しました。
  • quandary of failure - 失敗の困惑
  • quandary during crisis - 危機の際の困惑
  • existential quandary - 存在に関する葛藤
  • personal quandary - 個人的な困惑
  • quandary in decision making - 意思決定における困惑

不快な選択

不快な選択を迫られた状況でも、quandaryは使われます。ここでは、しばしば選択そのものが負の感情を引き起こすことがあります。
He was in a quandary about whether to confront his friend about the lie.
彼は友人に嘘を confront すべきかどうか、困惑しました。
  • quandary of loyalties - 忠誠心の困惑
  • quandary of truth - 真実についての困惑
  • quandary regarding responsibilities - 責任に関する困惑
  • moral quandary in business - ビジネスの中の倫理的な困惑
  • quandary of consequences - 結果に関する困惑

英英和

  • state of uncertainty or perplexity especially as requiring a choice between equally unfavorable options特に、同じように望ましくない選択肢から1つを選ばなければいけない場合の不安定で困難な状態苦境
  • a situation from which extrication is difficult especially an unpleasant or trying one; "finds himself in a most awkward predicament"; "the woeful plight of homeless people"脱出することが難しく、特に不快で辛い状態苦況