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prussic acidの意味・覚え方・発音

prussic acid

有毒な液体

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/ˈprʌsɪk ˈæsɪd/

prussic acidの意味・説明

prussic acidという単語は「青酸」や「シアン酸」といった意味を持つ化合物を指します。この化合物は、化学式がHCNであり、色や香りがない有毒な液体です。青酸は自然界では主にアプリコットや杏子の種子、チェリー、そしてリンゴの種に微量含まれています。それゆえ、一部の果実に見られる成分としての性質も持っていますが、高濃度では非常に危険です。

prussic acidはその毒性から、さまざまな工業プロセスや化学反応の中で扱われることがあります。たとえば、青酸は農薬や化学合成の中間体として利用されることがあります。ただし、その安全な取り扱いや廃棄が極めて重要であり、扱う際には厳格な安全基準が求められます。また、この化合物は呼吸器系への影響が強く、誤って吸入した場合には急速に中毒症状を引き起こすことがあります。

このように、prussic acidは工業的に重要な役割を果たしながらも、その危険性により注意が必要な物質です。化学実験や工業環境において、prussic acidに関する知識は、その安全な取扱いや環境への配慮のためにも欠かせません。

prussic acidの基本例文

Be careful when handling prussic acid in the laboratory.
実験室でプルシック酸を取り扱う際は注意してください。
The poison was identified as prussic acid, a highly toxic substance.
その毒物は、高度に有毒な物質であるプルシック酸と特定されました。
The detectives found a vial containing prussic acid at the crime scene.
刑事たちは犯罪現場でプルシック酸を含むビアルを見つけました。

prussic acidの覚え方:語源

プルシック酸の語源は、ドイツ語の「Blausäure」に由来しています。この言葉は「青い酸」という意味で、青色の色合いを持つ化合物から名付けられました。プルシック酸は、1886年にフリードリッヒ・オスカー・ギーゼルによって発見されました。この酸は、また「いわゆる鉱山の毒」として知られ、特に金属鉱石の処理に使用されます。また、この酸は「シアン酸」とも呼ばれますが、シアンはギリシャ語の「kyanos」に由来し、「青」という意味を持ちます。これは、青色の色素を形成する化合物との関連からきています。

プルシック酸は多くの化学反応において重要であり、その用途は工業や医療分野でも広がっています。このように、プルシック酸という名称はその特性や利用法を反映したものと言えます。

prussic acidの類語・関連語

  • hydrocyanic acid
    hydrocyanic acidという単語は、シアン化水素を指し、prussic acidの化学名です。主に化学や毒物に関する文脈で使われ、より正式な響きがあります。例:Hydrocyanic acid is highly toxic.(シアン化水素は非常に毒性が強いです)
  • cyanideという単語は、シアン化物を表し、prussic acidの塩やイオンを指します。一般的には危険な物質を意味し、主に毒性を強調します。例:Cyanide is used in mining.(シアン化物は採鉱に使用されます)


prussic acidの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : hydrocyanic acid

hydrocyanic acid」は、化学式がHCNである無色の毒性のある液体で、主に工業的に利用されることが多いです。この物質は、シアン化物の一種であり、強力な毒性を持つため、取り扱いには注意が必要です。
prussic acid」は、実際には「hydrocyanic acid」の古い名称であり、化学的な性質は同じですが、使用される文脈によってニュアンスが異なります。現代の化学では「hydrocyanic acid」という名称が一般的ですが、特定の文学や歴史的な文献では「prussic acid」が使われることがあります。ネイティブスピーカーは、通常「hydrocyanic acid」という用語を好み、特に科学や医療の場面ではこの言葉がより正確であるとされます。一方で、「prussic acid」は、特に歴史的な文脈や文学作品において見られることが多く、現在ではあまり使われないため、聞き慣れない人もいるでしょう。このように、同じ物質を指していても、言葉の選び方によって、文脈や時代背景が反映される点が興味深いです。
The factory uses hydrocyanic acid in its production process.
その工場は生産工程で青酸を使用しています。
The factory uses prussic acid in its production process.
その工場は生産工程でプルシック酸を使用しています。
この文脈では、hydrocyanic acidprussic acidは完全に置換可能です。どちらの用語も同じ化学物質を指し、文意に影響を与えません。ただし、現代の科学的な文脈では「hydrocyanic acid」が好まれるため、一般的にはこちらの使用が推奨されます。

類語・関連語 2 : cyanide

cyanide」は、化学物質であるシアン化物を指し、特にシアン化水素(HCN)の形で有名です。これは非常に毒性が高く、少量でも生命に危険を及ぼすことがあります。一般的には、工業用途や農薬、また一部の果物の種に自然に存在することがあります。
prussic acid」は「cyanide」の一形態で、特にシアン化水素が水溶液の形で存在する場合を指します。日本語では「青酸」とも呼ばれます。ネイティブスピーカーにとって、「cyanide」は一般的に使用される広範な用語であり、様々な文脈で見られますが、「prussic acid」は化学的な文脈で特に使われることが多いです。たとえば、化学の教科書や専門的な文献では「prussic acid」が使われ、一般的な会話では「cyanide」が好まれる傾向があります。また、「cyanide」はその毒性が強調されることが多く、危険な物質としてのイメージが強いですが、「prussic acid」はより専門的な議論や研究の中で用いられるため、文脈によりニュアンスが異なります。
Many industrial processes use cyanide to extract precious metals from ores.
多くの工業プロセスでは、貴金属を鉱石から抽出するために青酸が使用されます。
The extraction of gold often involves the use of prussic acid in the process.
金の抽出には、プロセスの中で青酸が使用されることがよくあります。
この例文では、両方の単語が置換可能であり、文脈によって「cyanide」と「prussic acid」が自然に使われています。ただし、「cyanide」は一般的な用語として広く使われ、「prussic acid」は特定の化学的な文脈での使用に限定されることが多いです。


prussic acidの覚え方:関連語

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