peritonsillar abscessの意味・説明
peritonsillar abscessという単語は「扁桃周囲膿瘍」を意味します。これは、扁桃腺の周囲に膿がたまった状態を指します。扁桃腺は喉の奥にあるリンパ組織で、感染症に対する防御機能を持っていますが、時に細菌感染が起こることがあります。この感染症が進行すると、扁桃腺の周りに膿が形成され、痛みや腫れを引き起こします。
この状態は、主に喉の感染から発生し、特に扁桃炎を起こした後に見られることが多いです。症状としては、激しい喉の痛み、嚥下時の不快感、高熱、及び口を開けづらくなることなどがあります。特に、膿瘍が大きくなると、気道を圧迫することもあるため、迅速な治療が必要です。
peritonsillar abscessの治療には、通常、膿を排出するための切開や drainage が行われます。また、感染を抑えるために抗生物質が処方されることがあります。このような医学的処置は、主に医療機関で行われ、患者の症状に応じた適切な対処が求められます。
peritonsillar abscessの基本例文
Surgery may be necessary to drain the peritonsillar abscess.
手術が必要な場合もあるかもしれません、扁桃腺周囲膿瘍を排出するために。
The doctor explained the symptoms of a peritonsillar abscess to the patient.
医師は患者に扁桃腺周囲膿瘍の症状を説明しました。
He was diagnosed with a peritonsillar abscess and needed immediate treatment.
彼は扁桃腺周囲膿瘍と診断され、直ちに治療が必要でした。
peritonsillar abscessの覚え方:語源
peritonsillar abscessの語源は、ラテン語に由来しています。まず、「peri-」は「周囲」や「周辺」を意味する接頭辞で、ギリシャ語の「περί(peri)」から来ています。次に、「tonsilla」は「扁桃」を指すラテン語で、扁桃腺のことを指します。最後に「abscess」は、ラテン語の「abscessus」に由来し、「外に出ること」や「腐敗して穴が開くこと」を意味します。この語は、感染や炎症によって生じる膿のたまった空間を指します。
したがって、peritonsillar abscessという用語は、「扁桃の周囲にできた膿のたまった病変」を表しています。医学用語として、症状や病態を正確に示すために構成されています。この語源を理解することで、関連する医学的概念がより明確になります。