サイトマップ 
 
 

nowhereの意味・覚え方・発音

nowhere

【副】 どこにも〜ない

この単語はもう覚えましたか?
YES
NO
学習記録を保存するにはログインしてください

nowhereの意味・説明

nowhereという単語は「どこにもない」や「どこにも行かない」を意味します。これは場所を指し示す言葉で、特に何かが存在しない、あるいは誰もいないことを表現するのに用いられます。この単語は「no」と「where」が組み合わさったもので、文字通り「どこにも(ない)」という意味を持ちます。

この単語は、日常会話や文学的な表現の中でよく使われます。例えば、特定の場所が示されず、何もない状況を説明する際に利用されます。また、感情的な文脈でも使用されることがあり、孤独感や絶望感を表すためにも使われます。これにより、聞き手に強い印象を与えることができます。

例として、何もかもが無意味に思える状況を指す際に「I found myself nowhere in life.(人生のどこにも自分がいなかった)」のように使うと、表現が深まります。このように、nowhereは物理的な場所を超えて、精神的な状態も示す言葉として幅広く用いられています。

nowhereの基本例文

I feel like I am going nowhere with this project.
このプロジェクトでは進展がないような気がします。
I looked everywhere for my keys but they're nowhere to be found.
鍵をどこでも探しましたが見つかりません。
He got lost and had no idea how to get back home since he was nowhere near familiar surroundings.
彼は迷子になり、なじみのある場所から遠く離れていたので、どうやって家に戻ればいいかわかりませんでした。

nowhereの意味と概念

名詞

1. 無名の場所

この意味の「nowhere」は、具体的な場所が特定できない、あるいは重要性がない場所を指します。無名の場所というニュアンスがあり、物理的な存在だけでなく、感情や状況においても使われることがあります。人々が集まるわけでもなく、目立たない存在であり、自分の気持ちや行動が特に意味を持たないと感じるときによく使われます。
He felt like he was going nowhere in life.
彼は人生で何も達成できていないように感じていた。

2. 重要でない場所

この意味では、「nowhere」は、他の場所と比べて重要性がない、または無視しても良い場所を指します。特に会話や物語の中で、特定の場所を指し示さずに、無意味さを強調したいときに使われることが多いです。この意味は、物語の舞台として使われたり、気持ちの空虚さを表現する際に役立ちます。
They drove to nowhere special for their vacation.
彼らは特に魅力のない場所へ休暇に出かけた。

副詞

1. どこにもない

この意味では、「どこにもない」とは、物理的な場所が存在しないことを示します。例えば、ランプが玄関にない場合は、「そのランプはどこにもない」と表現します。物事が見当たらないことや、特定の場所に存在しないことを強調する際に使われます。
The keys are nowhere to be found.
鍵はどこにも見つからない。

2. どこにも行かない

この意味では、場所を示すことなく、行動や移動がない状態を示します。たとえば、どの方向にも行きたくないという気持ちを表すときに使われます。「どこにも行かず」に留まることを強調する際に便利です。
I feel like I'm going nowhere in life.
私は人生でどこにも進んでいない気がする。

3. 何もない

この意味では、物事の存在や状態に言及せず、無の状態を意味します。たとえば、何も手に入らないような状況を説明する際に用いられます。努力をしても結果が得られない様子を表すときに使われます。
After searching for hours, I realized I was getting nowhere.
何時間も探した後、私は何も得られていないことに気づいた。

nowhereの覚え方:語源

「nowhereの語源は、古英語の「nān hwǣr」に由来しています。この言葉は「nān」が「どれもない」を意味し、「hwǣr」は「どこ」という意味を持っています。したがって、古英語での「nān hwǣr」は、「どこにもない」という意味になります。時代を経て、これが変化し、現在の「nowhere」となりました。

この語は、中世英語の「nowher」や「nowhere」を経て、近代英語に定着しました。また、「nowhere」は、単に「どこにもない」という意味だけでなく、比喩的にも使われることがあります。たとえば、具体的に何かが存在しない場所を示したり、何かの状況が無意味であることを表現する際にも用いられます。全体として、nowhereは場所や状況を示す言葉として豊かな意味を持っています。」

nowhereの類語・関連語

  • absentという単語は、あるべき場所にいないことを意味します。具体的には、物理的に存在しないというニュアンスがありますが、時には気持ち的な欠如も含まれます。例文:She is absent from the meeting.(彼女は会議に欠席している。)
  • missingという単語は、何かがない状態を指し、特に期待されるものが存在していない時に使います。探し求められているものに使うことが多いです。例文:The book is missing from the shelf.(その本は棚からなくなっている。)
  • unavailableという単語は、利用できない状態を意味します。主に人や物がその時点で利用できないことに重点があります。例文:The product is currently unavailable.(その商品は現在利用できません。)


nowhereの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : absent

absent」は「存在しない」「欠席している」という意味を持つ形容詞で、何かがその場にない状況を表します。この単語は、物理的なものや人がその場にいないことを指すことが多いです。また、精神的な不在や注意が向いていない状態についても使われます。「nowhere」と同様に、どこにもないというニュアンスを持ちますが、具体的に誰かや何かが欠けている状況に焦点を当てる点が特徴です。
nowhere」と「absent」は、いずれも「存在しない」という意味を持ちますが、使い方には微妙な違いがあります。nowhereは特に場所や位置に関連し、「どこにもない」という意味で使われることが多いです。一方、absentは、特に人や物がその場にいない場合に使われます。例えば、学校に来ていない生徒について話すときには「absent」が適切です。さらに、absentは、精神的な不在や注意散漫を表す際にも使われることがあり、文脈によっては「存在しない」という物理的な意味を超えて、内面的な状態を表現することができます。このように、ネイティブスピーカーは文脈に応じてこれらの単語を使い分けています。
The student was absent from class yesterday.
その生徒は昨日授業を欠席しました。
The student was nowhere to be found yesterday.
その生徒は昨日どこにも見つかりませんでした。
この文脈では、absentは明確に学校にいない状態を示しており、nowhereは物理的にどこにもいないというニュアンスを持っています。両方の単語が自然に使われていますが、absentは欠席という具体的な状況に、nowhereはより広い意味での不在を指します。

類語・関連語 2 : missing

単語missingは、何かが欠けている、見つからない、あるべき場所にないという意味を持ちます。この単語は、物理的なものから抽象的な概念に至るまで、さまざまな状況で使われます。例えば、大切な物を探しているときや、情報やデータが不足している場合に使われることが一般的です。
一方、単語nowhereは、場所を指し示す言葉で、「どこにもない」という意味を持ちます。具体的には、ある人や物が存在しない、または見当たらない状況を指します。例えば、「彼はnowhere to be found」(彼はどこにも見当たらない)と言うと、その人が全く見つからないことを表します。missingは、具体的な物や人が「欠けている」というニュアンスが強いのに対し、nowhereは、存在しない場所に焦点を当てています。そのため、これらの単語は似たような状況で使われることがありますが、文脈によって使い分けが必要です。
I noticed that my keys are missing.
私の鍵が見当たらないことに気づきました。
I noticed that my keys are nowhere to be found.
私の鍵がどこにも見当たらないことに気づきました。
この文では、missingnowhereは置換可能です。どちらの表現も、鍵が見つからない状況を示していますが、missingは「欠けている」というニュアンスが強く、nowhereは「存在しない場所」という焦点が強いです。

類語・関連語 3 : unavailable

単語unavailableは「利用できない」や「手に入らない」という意味を持つ形容詞です。特に、物やサービスが手に入らない状況を指す際によく使われます。この語は、何かが現在の状況でアクセスできない、または提供されていないというニュアンスを持っています。
一方で、単語nowhereは「どこにもない」という意味で、特定の場所が存在しないことや、何かが見つからない状態を表します。例えば、何かを探していてそれが全く見つからない場合に使います。ネイティブスピーカーは、両者を使い分ける際、文脈を重視します。unavailableは物理的または時間的な制約に焦点を当てるのに対し、nowhereは存在そのものの欠如に焦点を当てます。そのため、同じ状況を表す場合でも、両者には微妙な違いがあります。
The product is currently unavailable.
その商品は現在手に入らない。
The product is currently nowhere to be found.
その商品は現在どこにも見つからない。
この場合、両方の文は類似した意味を持ちますが、微妙なニュアンスの違いがあります。最初の文では、商品が「利用できない」という状態を強調しており、具体的な理由(在庫切れなど)があることを示唆しています。一方、二つ目の文では、商品が「どこにもない」と表現され、物理的に存在しないことを強調しています。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

nowhereの覚え方:Amazon 洋書情報

※書籍情報はAmazon公開のデータを使用していますが、タイトルや内容が実際の商品と異なる場合があります。最新の情報については、Amazonの商品ページでご確認ください。

【書籍タイトルの和訳例】
「どこにでもない子供」

【書籍の概要】
この小説では、オーストラリアのメルボルンで写真教室を教えるキム・レイミーが、28年前にケンタッキーで失踪した少女サミー・ウェントの調査を行う見知らぬ人に出会うところから始まります。彼はキムがその少女であると信じており、キムは家族の歴史を掘り下げることで真実を求めてサミーの故郷であるマンソンに向かいます。物語は、サミーの失踪の謎と町の秘密が明らかになる過程で、緊張感あふれるクライマックスに向かって進展します。

【「nowhere」の用法やニュアンス】
nowhere」は「どこにもない」という意味を持つ副詞で、物理的な場所だけでなく、感情的な状況や存在の不確実性を示す際にも用いられます。この書籍タイトル「The Nowhere Child」では、失踪したサミーが「どこにでもない」存在として描かれており、彼女の行方不明という状況が暗示されています。サミーの存在が過去に消え、誰も彼女を見つけられないという切実な状況が、このタイトルに込められていると考えられます。また、物語が進むにつれて、失われた記憶や秘密が浮かび上がる中で、「nowhere」は真実を追求する過程やアイデンティティの探求とも関連しています。


【書籍タイトルの和訳例】
「ノーウェアマン:ジョン・レノンの最後の日々」

【書籍の概要】
この不気味な伝記は、ジョン・レノンがダコタで過ごした最後の日々の真実を語ります。ニューヨークのジャーナリスト、ロバート・ローゼンはレノンの専門家であり、彼の個人アシスタントから独占的な情報を得ていました。1981年、彼はレノンのプライベートジャーナルを手に入れ、数ヶ月かけて研究しましたが、書くことを禁じられていました。

【「nowhere」の用法やニュアンス】
nowhere」という単語は、通常「どこでもない」という意味で使われ、物理的な場所を示さない状況を表現します。この書籍タイトル「Nowhere Man」においては、ジョン・レノンの存在やアイデンティティに対する深い孤独感を示唆しています。「Nowhere Man」は、彼が公私にわたって感じていた疎外感や、精神的な迷いを象徴する言葉です。このように、「nowhere」は単なる場所の喪失を超え、存在そのものの不安定さや、社会との断絶を表現するために使われています。


【書籍タイトルの和訳例】
「マハーバーラタの宝石 そこにないものは、どこにも見つからない 第5巻」

【「nowhere」の用法やニュアンス】
nowhere」は「どこにもない」という意味を持ち、特に何か特別な価値や独自性を強調する際に使われます。このタイトルでは、特定の内容や情報が他のどこにも存在しないことを示唆し、読者に興味を引く効果があります。


nowhereのいろいろな使用例

名詞

1. 重要でない場所

小さな町

何も特別なものがなく、小さな町や無名の場所を指す表現です。このカテゴリーでは、具体的な地名の代わりに「nowhere」を使って、幅広く広がっている場所を示すことができます。
I grew up in nowhere, a tiny village far from the busy city.
私はどこにもない、忙しい都市から遠く離れた小さな村で育ちました。
  • nowhere near here - ここにはどこにもない
  • nowhere to go - 行くところがない
  • nowhere special - 特に何もない
  • nowhere to hide - 隠れる場所がない
  • nowhere to run - 逃げる場所がない
  • nowhere but the countryside - 田舎以外どこにもない
  • nowhere like home - 家のような場所はない

無名の出来事

著名でない出来事や、一般に認知されていない場所を指す意味合いです。歴史や文化において影響を持たない出来事を強調する際に「nowhere」が使われます。
That event happened in nowhere, so it didn't get much attention.
その出来事はどこにもなかったので、大して注目を集めませんでした。
  • nowhere to be found - どこにも見当たらない
  • nowhere at all - まったくどこにもない
  • nowhere significant - 重要な場所ではない
  • nowhere they matter - 彼らが関係する場所がない
  • nowhere near famous - 有名とは程遠い
  • nowhere in particular - 特にどこでもない
  • nowhere within reach - 手の届かないところに

2. 孤独感を表す

孤独での状態

子供や大人が、周囲のサポートが無い孤独な状況を示すことがあります。「nowhere」は、見捨てられた気持ちを表す際に強調されます。
He felt like he was nowhere, lost and alone in the crowd.
彼は周囲で迷子になり、孤独を感じていました。
  • nowhere to turn - 方向転換するところがない
  • nowhere to find comfort - 安らぎを見つけるところがない
  • nowhere in sight - 目に見えるところに何もない
  • nowhere to belong - 所属する場所がない
  • nowhere to feel safe - 安全を感じる場所がない
  • nowhere to escape - 逃げ場所がない
  • nowhere to retreat - 後退するところがない

絶望感の表現

非常に絶望した状況や、問題から抜け出せない感情を示すために使用されます。人々が望む結果に辿り着けない時、その感情が強調されることが多いです。
They felt as if they were going nowhere with their plans.
彼らは計画が進まないように感じていました。
  • going nowhere fast - 速いペースで進んでいない
  • feeling like nowhere - どこにもないように感じる
  • nowhere to succeed - 成功する場所がない
  • nowhere to turn back - 戻る場所がない
  • nowhere to change - 変化する場所がない
  • going nowhere in life - 人生でどこにも行かない
  • nowhere close to a solution - 解決策に近づいていない

副詞

1. どこにもない、存在しない

不在の強調

このカテゴリは物理的な場所や状態において「存在しない」ことを強調します。特定の場所を指さず、完全に何もない状態を示します。
She seemed to be nowhere to be found.
彼女はどこにも見つからないようだった。
  • nowhere to be seen - 見えない場所
  • nowhere around - 周囲に何もない
  • nowhere in sight - 視界に何もない
  • nowhere near - 近くにもない
  • nowhere else - 他の場所ではない
  • nowhere at all - まったくどこにもない
  • nowhere for miles - 数マイルもどこにもない
  • nowhere to go - 行く所がない
  • nowhere really - 実際にはどこにも
  • nowhere to hide - 隠れる場所がない

身体的・精神的感覚の欠如

この分類では、人間の感情や精神状態において特定の感情や状態が「消失している」ことを示します。例えば、迷いや混乱を表現します。
I felt like I was nowhere at that moment.
その瞬間、私はどこにもいないように感じた。
  • nowhere to be happy - 幸せになれる場所がない
  • nowhere to feel safe - 安全を感じられる場所がない
  • nowhere to belong - 所属できる場所がない
  • nowhere to find peace - 平和を見つける場所がない
  • nowhere to escape - 脱出できる場所がない
  • nowhere to express - 表現できる場所がない
  • nowhere to turn - 振り返る場所がない
  • nowhere to look - 見る場所がない
  • nowhere to retreat - 後退できる場所がない
  • nowhere to be understood - 理解される場所がない

2. 不確実性・無名性の表現

不明な場所の表現

このカテゴリは、どこか特定でなく、あいまいな場所について述べる方法です。人や物の位置が不確定であることを示します。
He went nowhere in particular.
彼は特にどこにも行かなかった。
  • nowhere specific - 特にどこでもない
  • nowhere in particular - 特に指定の場所がない
  • nowhere notable - 特筆すべき場所がない
  • nowhere interesting - 興味深い場所がない
  • nowhere significant - 重要な場所がない
  • nowhere designated - 指定された場所がない
  • nowhere important - 大切な場所がない
  • nowhere relevant - 関係のある場所がない
  • nowhere special - 特別な場所がない
  • nowhere to signify - 意味する場所がない

喩的表現としての使用

この分類では、物理的ではなく比喩的な意味合いで「どこにもない」と口にすることで、事象や状況を表に出す方法を示します。
Her dreams seemed to lead her nowhere.
彼女の夢はどこにも導いてくれないようだった。
  • lead nowhere - 何も生まない
  • go nowhere - 進展しない
  • result in nowhere - 結果がない
  • end up nowhere - 終わりがどこにもない
  • take you nowhere - どこにも連れて行かない
  • think nowhere - 考えても無駄
  • arrive nowhere - 到達しない
  • leave you nowhere - 残されても何もない
  • promise nowhere - 約束が無い
  • find yourself nowhere - 自分を見失う