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ignoramusの意味・覚え方・発音

ignoramus

【名】 不束者

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/ɪɡnəˈɹeɪməs/

ignoramusの意味・説明

ignoramusという単語は「無知な人」や「愚か者」を意味します。この言葉は、特に他の人に対して軽蔑的なニュアンスで使われることが多く、何かを知らないことを強調するために用いられます。また、日常会話や文学作品の中で、誰かの無知さを皮肉やジョークとして表現する際にも使われることがあります。

この単語の語源はラテン語の「ignorare」に由来し、「知らない」という意味があります。つまり、ignoramusは単に無知な人を指すのではなく、その無知が何か特定の事柄に関して問題視される場合に特に使われます。したがって、この言葉は誰かが重要な情報を知らない、または無関心であることを示す場合に適しています。

ignoramusは一般に口語的な文脈で用いられ、友人同士の軽いジョークや批判的な評価の中で使われることが多いです。しかし、あまり頻繁に使うと失礼にあたることもあるため、注意が必要です。カジュアルなシチュエーションでは使いやすい表現ですが、正式な場面では避ける方が良いでしょう。

ignoramusの基本例文

He's an ignoramus when it comes to computers.
彼はパソコンに関しては無知だ。
I felt like an ignoramus for not knowing the answer.
答えを知らなくて愚か者のように感じた。
The boss is an ignoramus when it comes to dealing with employees.
その上司は従業員扱いには無知だ。

ignoramusの意味と概念

名詞

1. 無知な人

この言葉は、知識が不足している人や、情報に疎い人を指します。ある特定の分野や一般的な知識が欠けている場合に使われることが多く、少し軽蔑的なニュアンスを持つこともあります。時には、教育の不足や経験の少なさを指摘する場面で用いられることがあります。
He acted like an ignoramus when he argued about climate change without any facts.
彼は気候変動について何の事実も持たずに議論したとき、無知な人のように振る舞った。

2. 道徳的な未熟者

この使い方は、知識だけでなく、常識や社会的な理解も欠けている人を示します。特に社会的な問題や他者に対する配慮が不足している行動を取る人に対して使われることがあります。無知からくる行動で、他人に対する無関心を伴うことがしばしば見られます。
People often call him an ignoramus because he can't empathize with others' struggles.
彼が他人の苦悩に共感できないため、よく無知な人と呼ばれる。

3. 学問への怠惰

この意味では、学ぶことを怠っていることによって知識を得られなかった人を指します。意識的に学ぼうとしない姿勢や、自己啓発を怠ることから、無知を選んでいるような印象を与えます。教育受ける機会があったにもかかわらず、それを生かさなかった場合に使われることがあります。
His choice to remain an ignoramus despite having access to education is disappointing.
教育を受ける機会がありながらも無知なままでいる彼の選択は、残念だ。

ignoramusの覚え方:語源

ignoramusの語源は、ラテン語の「ignoro」に由来しています。このラテン語は「知らない」という意味を持ち、「in-」(否定)と「gno-」(知る)という語根から構成されています。「in-」が否定を示し、「gno」は「知る」に関連する部分です。さらに「-amus」はラテン語の動詞活用の一形態で、主語が第一人称複数形(私たちとして)を示しています。つまり、ignoramusは「私たちは知らない」というニュアンスを含んでいます。そのため、英語においては主に「無知な人」という意味で使われるようになりました。このように、ignoramusは知識が不足していることを示し、他人を軽蔑するニュアンスをも含むことがあります。語源を理解することで、言葉の背景や使い方がより深く理解できるでしょう。

ignoramusの類語・関連語

  • foolという単語は、無知や愚かな行動をする人を指します。ignoramusよりも軽いニュアンスで、友好的に冗談で使われることがよくあります。例えば、「Don't be a fool!」(バカにならないで!)というフレーズが使えます。
  • dunceという単語は、特に学業が劣る人を指します。ignoramusと似ていますが、特に知的な劣等感を強調します。「He felt like a dunce in math class.」(彼は数学の授業でドンくさい気分だった。)という使い方があります。
  • ignorantという単語は、知識がないこと自体を強調します。無知という意味を持ちますが、時には意図的に知識を持たない場合にも使われます。「She was ignorant of the rules.」(彼女はそのルールを知らなかった。)が例です。
  • simpletonという単語は、愚かな人や単純すぎる人を指します。ignoramusよりも、特に単純さや純粋さを持ちつつ知恵が足りない場合に使います。「He played the simpleton in the story.」(彼はその話の中でまぬけ役を演じた。)という使い方があります。
  • naiveという単語は、経験不足による未熟さを強調します。ignoramusが無知というニュアンスに対して、naiveは純粋さや無邪気さを含みます。「She is too naive to understand the situation.」(彼女はその状況を理解するにはあまりにも無邪気すぎる。)という例があります。


ignoramusの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : fool

単語foolは「馬鹿」や「愚か者」を意味し、特に知識や判断力が欠けている人を指す言葉です。この単語は、しばしば軽い侮蔑を含んでおり、ジョークや軽口として使われることもあります。特に、誰かが明らかに愚かな行動をした場合に、その人を指してfoolと言うことが多いです。
一方で、単語ignoramusは「無知な人」を指しますが、特に教育や知識の欠如を強調します。つまり、foolは行動に焦点を当てた表現であるのに対し、ignoramusは知識不足に焦点を当てています。ネイティブは、foolを使う時、相手の行動に対して皮肉を込めていることが多く、より感情的なニュアンスを持つと感じることがあります。逆に、ignoramusは、知識不足を指摘する際に使われ、より冷静なトーンで使われることが一般的です。
He is such a fool for believing that.
彼はそれを信じるなんて、本当に馬鹿だ。
He is such an ignoramus for believing that.
彼はそれを信じるなんて、本当に無知だ。
この文脈では、両方の単語が使えますが、foolは行動に対する感情的な反応を示し、ignoramusは知識の欠如を指摘するより冷静な指摘になります。

類語・関連語 2 : dunce

単語dunceは、主に知識が乏しい人や、勉強が苦手な人を指す言葉です。特に学問や教育において、理解力が低い、または無知であることを示す際に使われます。歴史的には、特に教育機関や学校での使用が多く、しばしば軽蔑的なニュアンスを含んでいます。
一方で、単語ignoramusも無知な人を指しますが、そのニュアンスはやや異なります。ignoramusは、無知であることを強調し、時にはその無知を自覚していない人を指すことが多いです。また、軽蔑的ではあるものの、dunceよりも一般的な無知を示す言葉として使われることが多いです。ネイティブスピーカーはこの2つの単語を使い分ける際に、dunceは特に学校や教育の文脈で使われることが多く、ignoramusは一般的な無知に対して使う傾向があります。このため、文脈によって適切な単語を選ぶことが重要です。
The teacher called him a dunce for not understanding the lesson.
その教師は授業を理解できなかった彼をdunce(無知な人)と呼んだ。
The teacher called him an ignoramus for not understanding the lesson.
その教師は授業を理解できなかった彼をignoramus(無知な人)と呼んだ。
この文脈では、dunceignoramusは互換性があります。どちらの単語も無知さを示し、特定の状況で使われているため、置き換えが可能です。ただし、dunceは特に教育的な場面での軽蔑的な意味合いが強く、ignoramusはより広い文脈で使われることが多い点には注意が必要です。

類語・関連語 3 : ignorant

単語ignorantは「無知な」「知らない」という意味を持ち、ある特定の事柄について知識や情報が欠けている状態を表します。この言葉はネガティブなニュアンスを持つことが多く、特定のトピックに関して無知であることを指摘するときに使われます。
一方で、単語ignoramusは、無知な人を指す名詞であり、皮肉や軽蔑のニュアンスが含まれることが多いです。英語圏では、単に無知であることを示すだけでなく、その無知が故に他者を困惑させたり、問題を引き起こすような人を指すことが一般的です。例えば、ある人が重要な情報を知らずに発言した場合、その人をignoramusと呼ぶことで、その人の無知をもっと強調し、軽蔑の意を示すことがあります。したがって、ignorantは状態を表現するのに対し、ignoramusはその状態を持つ人を指す言葉だと言えます。
Many people are ignorant about the details of climate change.
多くの人々は気候変動の詳細について無知です。
Some might consider him an ignoramus for not understanding climate change.
気候変動を理解していない彼を無知な人だと考える人もいるかもしれません。
この文脈では、両方の単語が使われていますが、ignorantは状態を表し、単にその知識の欠如を示しています。一方、ignoramusはその無知を持つ人を指し、軽蔑的なニュアンスを伴っています。したがって、文の中での使い方によって、より強い感情や評価を伝えることができるのです。

類語・関連語 4 : simpleton

単語simpletonは、通常は知識や理解が乏しい人を指しますが、愚かさを強調することは少ないです。多くの場合、単純で無邪気な性格を持つ人に対して使われ、必ずしも悪意を伴いません。この単語は、無知さを示すだけでなく、時には愛嬌や親しみを感じさせるニュアンスを持つことがあります。
一方でignoramusは、知識がないことを強く非難する意味合いがあり、特に教育を受けていないことや無知を軽蔑的に指摘する際に使われます。ネイティブスピーカーはsimpletonを使用する際、その人が単純であることを許容するニュアンスを含むのに対し、ignoramusには明確な侮蔑が伴うことが多いと感じます。つまり、simpletonは愛嬌をもって使われることもありますが、ignoramusは相手を強く批判する際に使われることが多いのです。
He was such a simpleton, believing everything he heard without questioning.
彼は本当にsimpletonで、聞いたことを疑うことなくすべて信じていました。
He was such an ignoramus, believing everything he heard without questioning.
彼は本当にignoramusで、聞いたことを疑うことなくすべて信じていました。
この文では、simpletonignoramusが同じ文脈で使われていますが、ニュアンスが異なります。simpletonは無邪気さを強調しているのに対し、ignoramusはその人の無知さを批判的に指摘しています。

類語・関連語 5 : naive

単語naiveは、無邪気で経験が少なく、物事を単純に捉える様子を表します。例えば、他人の意図を疑わずに信じたり、複雑な状況を理解するのが難しい場合に使われます。一般的に、naiveはポジティブな意味合いを持ち、子供らしさや純真さを示唆することもあります。
一方で、単語ignoramusは無知な人を指し、その知識の欠如が軽蔑的に表現されることが多いです。つまり、naiveは無邪気さや単純さを強調するのに対し、ignoramusは知識不足を批判的に示すため、ニュアンスが異なります。ネイティブスピーカーは、naiveを使うときは一般的に優しさや愛情を感じさせる場面で用いることが多いですが、ignoramusは相手を侮辱する意図が含まれることが多いです。そのため、使用する場面には注意が必要です。
She was too naive to realize that he was lying to her.
彼女は、彼が嘘をついていることに気づくにはあまりにも無邪気だった。
He seemed like an ignoramus for believing everything he heard.
彼は、聞いたことすべてを信じるとは無知な人のように見えた。
この場合、両方の単語は人の無知さを示していますが、naiveはより優しい表現であり、無邪気さを強調しています。一方で、ignoramusはより否定的な意味合いを持ち、相手を批判的に捉える際に使われます。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

ignoramusの会話例

ignoramusの日常会話例

「ignoramus」は、主に「無知な人」や「愚か者」を指す言葉で、相手を軽蔑するニュアンスを含むことがあります。この単語は日常会話ではあまり一般的に使われませんが、特定の文脈で使われることがあります。無知や無関心を指摘する際に使われることがあります。

  1. 無知な人、愚か者

意味1: 無知な人、愚か者

この会話では、AがBの行動や発言に対して驚き、軽蔑の意を込めて「ignoramus」を使っています。相手が無知であることを指摘することで、Aは自分の優位性を示そうとしています。

【Exapmle 1】
A: I can't believe you thought that was a good idea. You're such an ignoramus!
Bがそれが良いアイデアだと思ったなんて信じられない。あなたは本当に無知な人だね!
B: Come on, I was just trying to be creative!
そんなこと言わないでよ、ただクリエイティブになろうとしていただけなんだから!

【Exapmle 2】

A: Did you really think the Earth is flat? What an ignoramus!
本当に地球が平らだと思っていたの?あなたはなんて愚か者なの!
B: I was just repeating what I heard online!
ネットで聞いたことをそのまま言っただけだよ!

【Exapmle 3】

A: You really believe everything you read? You're such an ignoramus.
本当に読んだことは何でも信じるの?あなたは本当に無知な人だね。
B: I just thought it was interesting!
ただ面白いと思っただけなんだよ!

ignoramusのいろいろな使用例

名詞

1. 無知な人を指す意味

無知を強調する表現

この表現では、無知さや誤解を明確に指摘するために「ignoramus」が使用される場合を示します。
She called him an ignoramus for not knowing the basic facts.
彼女は基本的な事実を知らないことで彼を無知者と呼んだ。
  • ignoramus in politics - 政治における無知者
  • ignorant ignoramus - 無知な無知者
  • foolish ignoramus - 愚かな無知者
  • proud ignoramus - 誇り高い無知者
  • common ignoramus - 一般的な無知者
  • arrogant ignoramus - 傲慢な無知者
  • loud ignoramus - 騒がしい無知者
  • naive ignoramus - 無邪気な無知者
  • arrogant ignoramus - 傲慢な無知者
  • dismissive ignoramus - 侮辱的な無知者

皮肉的な使い方

この表現では、相手を皮肉に示すポイントで「ignoramus」を使用したケースを扱います。
In a debate, he was labeled an ignoramus by his opponents.
討論の中で、彼は対立者たちから無知者とレッテルを貼られた。
  • calling someone an ignoramus - 誰かを無知者と呼ぶ
  • being treated as an ignoramus - 無知者として扱われる
  • labeling as an ignoramus - 無知者としてレッテルを貼る
  • acting like an ignoramus - 無知者のように行動する
  • thinking like an ignoramus - 無知者のように考える
  • pretending to be an ignoramus - 無知者のふりをする
  • judging ignoramus behavior - 無知者の行動を判断する
  • ridiculing an ignoramus - 無知者を嘲笑する
  • dismissing as an ignoramus - 無知者として片付ける
  • expecting an ignoramus to know - 無知者に知っていることを期待する

2. 教育的背景が乏しい人を指す意味

教養の欠如を示す表現

この表現では、教育や文化的な知識が不足していることを強調するために「ignoramus」が使われる状況を示します。
His behavior revealed he was nothing more than an ignoramus when it came to art.
彼の行動は、芸術に関しては単なる無知者であることを明らかにした。
  • an ignoramus about history - 歴史に関する無知者
  • an ignoramus in science - 科学の無知者
  • an ignoramus regarding literature - 文学に関する無知者
  • calling an ignoramus in education - 教育における無知者と呼ぶ
  • recognizing an ignoramus in conversation - 会話の中で無知者を認識する
  • considering someone an ignoramus in music - 誰かを音楽の無知者と見なす
  • appreciate art without being an ignoramus - 無知者でなくても芸術を評価する
  • discussing topics with an ignoramus - 無知者と議論する
  • correcting an ignoramus's misconceptions - 無知者の誤解を訂正する
  • engaging with an ignoramus - 無知者と関わる

知識不足を指摘するケース

この表現は、何らかの知識を持たないことを具体的に指摘する場面での「ignoramus」の使用を示します。
He was treated like an ignoramus because he failed to answer basic questions.
彼は基本的な質問に答えられなかったため、無知者のように扱われた。
  • seen as an ignoramus by peers - 仲間から無知者と見なされる
  • thrust into the role of an ignoramus - 無知者の役割を押し付けられる
  • explaining against an ignoramus - 無知者に反論する
  • feeling like an ignoramus - 無知者のように感じる
  • stuck with an ignoramus opinion - 無知者の意見で困っている
  • losing out to an ignoramus - 無知者に負ける
  • finding an ignoramus in a group - 集団の中で無知者を見つける
  • pointing out an ignoramus's errors - 無知者の誤りを指摘する
  • confronting an ignoramus attitude - 無知者の態度に対峙する
  • explaining concepts to an ignoramus - 無知者に概念を説明する

英英和

  • an ignorant person無学の人不束者