glaze overの意味・説明
glaze overという単語は「ぼんやりする」や「無関心になる」を意味します。この表現は、特に会話や提示された情報に対して注意を失ったり、興味を失ったりする様子を指します。例えば、何か重要な話を聞いているときに、相手の言葉が頭に入ってこず、意識が別のところに向いてしまう状況を表現するのに使われます。
このフレーズのニュアンスは、単に注意を欠くことに留まらず、その対象に対して無関心や退屈さを感じる様子も含まれています。学習や議論の場面で、話が難しかったり、興味をそそられなかったりすると、聴衆の顔が急に「glaze over」することがあります。これは、特に情報が多すぎて把握できない時や、内容に魅力を感じない時に見られる反応です。
glaze overという表現は、日常会話やビジネスの場面でよく使われることがあり、特に相手の関心や注意力の変化を示すときに役立ちます。不関心や意識が別のところに向いている様子は、時に相手に対して失礼に感じられることもあるため、この言葉を使うことで状況を的確に表現できることがあります。また、この表現は、会話の流れや感情をつかむ手助けにもなります。
glaze overの基本例文
Her eyes started to glaze over as the lecture went on.
講義が続くうちに、彼女の目がうっとりとした表情になった。
I could see his mind begin to glaze over during the long meeting.
長い会議中、彼の頭がうっとりとしてきたのが分かった。
As the boring conversation dragged on, his expression glaze over.
退屈な会話が続くうちに、彼の表情がうっとりしていった。
glaze overの覚え方:語源
glaze overの語源は、英語の名詞「glaze」(光沢やツヤを与えるもの)から来ています。「glaze」は、古フランス語の「glas」(光沢や光)に由来し、さらにそれはラテン語の「glacies」(氷または冷たさ)に由来しています。この言葉は、何かを薄く覆ったり、輝かせることを意味します。
「glaze over」は、物理的に光沢が出たり、覆われることを指す場合もありますが、比喩的には「注意が散漫になる」「興味が薄れる」という意味でも使われます。例えば、ある話題について話しているときに、聞き手の目が光を失ったり、ぼんやりとした様子になることを指す際に使われます。こうした使い方は、何かが薄く覆われて見えなくなる様子から派生していると考えられます。