directional microphoneの意味・説明
directional microphoneという単語は「指向性マイクロフォン」や「方向性マイクロフォン」を意味します。このマイクロフォンは、特定の方向からの音を選んで収音する特性を持っています。一般的なマイクロフォンが周囲の音を均等に拾うのに対し、指向性マイクロフォンは特定の音源からの音を重点的に拾うため、雑音を抑えることができます。
指向性マイクロフォンは、主に音声や楽器の録音、会議、放送などの場面で利用されます。例えば、インタビューの際に話者の声をクリアに録音したい場合、他の雑音を減らすために指向性マイクロフォンが用いられます。こうしたマイクロフォンは、特定の音源からの音を強調し、周囲の環境音を排除するため、音質の向上が期待できます。
指向性マイクロフォンには、さまざまなタイプがあります。例えば、カーディオイドマイクは前方の音に敏感で、後方の音を減衰させる特性があります。これによって、特定の音源からの音をより明瞭に捉えることが可能です。また、超指向性マイクは、非常に狭い範囲の音を捉えることができ、遠くの音源にも対応するため、特に静かな環境での利用に適しています。これらの特性によって、適切なシチュエーションや目的に応じた選択が求められます。
directional microphoneの基本例文
I use a directional microphone for recording podcasts.
ポッドキャストの録音に指向性マイクを使用しています。
The directional microphone picked up clear audio from the speaker.
指向性マイクはスピーカーからクリアな音声を拾いました。
Make sure to adjust the settings on the directional microphone for better sound quality.
より良い音質のために指向性マイクの設定を調整してください。
directional microphoneの覚え方:語源
directional microphoneの語源は、英語の「directional」と「microphone」という2つの単語から成り立っています。「directional」は「方向の」という意味を持ち、ラテン語の「directio」(方向を定めること)に由来します。これに接頭辞「di-」(二つの、分かれた)と、接尾辞「-tion」(行為や状態を表す)を加えることで、特定の方向に焦点を合わせるというニュアンスが生まれます。
一方、「microphone」は、「micro-」(小さい)と「phone」(音)から成り立っており、音を小さなものとして捉え、増幅する装置を指します。もともとは1860年代にフランスの発明家が使用した言葉で、「小さな音を拾う装置」という意味合いを持ちます。
したがって、directional microphoneは「特定の方向からの音を拾う小さな音の装置」という意味を持ち、 sound techや音声録音の分野で非常に重要な役割を果たしています。