サイトマップ 
 
 

diffidentの意味・覚え方・発音

diffident

【形】 自信のない、気後れしている

この単語はもう覚えましたか?
YES
NO
学習記録を保存するにはログインしてください

diffidentの意味・説明

diffidentという単語は「内気な」や「自信のない」という意味を持っています。この言葉は、自己表現に対して控えめであり、自らを強調することにためらいを感じる様子を表します。一般的に、他人との交流や自己主張において、自己評価が低い状態を示すことが多いです。

この単語は、主に人の性格や態度を表現する際に使われます。diffidentな人は、例えば誰かに意見を求められたときに自分の考えを言うのをためらうことがあるかもしれません。彼らは自分の意見に自信を持てないため、他人の意見に対して受動的であることが多いです。このような心理状態は、自信を持てない場面や状況によく現れます。

また、diffidentは、他者との関係において控えめさや遠慮を持った態度にも関連しています。たとえば、初対面の人と話すときや重要な場面で意見を求められたときに、遠慮や慎みを感じることが多いです。このように、diffidentは自己表現や対人関係の文脈でしばしば用いられ、特に自信の欠如や内気さを表す際に適切な単語となります。

diffidentの基本例文

He was diffident in social situations, often feeling out of place and uncomfortable.
彼は社交的な場面では自信がなく、しばしば場違いで不快に感じた。
She was diffident about her singing at first, but then realized she had a beautiful voice.
彼女は最初は自分の歌に自信がなかったが、後に自分の美しい声に気づいた。
The diffident student was hesitant to answer questions in class, fearing ridicule from her peers.
自信のない生徒は、同級生に嘲笑されることを恐れて授業中に質問に答えるのをためらった。

diffidentの意味と概念

形容詞

1. 自信がない

「diffident」は、自分に自信が持てない様子を表します。この単語を使用する際は、特に自己評価が低い人の性格や行動に使われることが多いです。人前での発言をためらうことや、自分の意見を主張できない状態など、当人の気持ちが色濃く表れます。
She felt diffident when asked to speak in front of the class.
彼女はクラスの前で話すように言われると自信を持てなかった。

2. 控えめな

この意味では、「控えめ」な性質を持つことを示します。特に、自分の能力や成功を強調せず、周囲に対して遠慮する態度を持った人に用いられます。こうした控えめさは、美徳とされる場合も多いです。
His diffident nature made him a very humble person.
彼の控えめな性格は、とても謙虚な人にさせた。

3. 自然な遠慮

この意味では、他者に対する過剰な配慮や遠慮が見られる場合に使われます。そうした態度は、時には他者に不便をかけることもありますが、相手を思いやる気持ちが強いことの表れとも受け取れます。
His diffident behavior sometimes made him miss opportunities.
彼の自然な遠慮のために、時にはチャンスを逃してしまうことがあった。

diffidentの覚え方:語源

diffidentの語源は、ラテン語の「diffidere」に由来します。この言葉は「dif-」と「fidere」という二つの部分から成り立っています。「dif-」は「離れる」や「分かれる」という意味を持ち、「fidere」は「信じる」を意味します。これらを組み合わせることで、「diffidere」は「信じるのを離れる」や「自信がない」というニュアンスを含むようになりました。

英語に取り入れられた際、diffidentは「控えめな」や「内気な」という意味を持つ形容詞として使用されるようになりました。このため、diffidentは自分に自信が持てず、他人の注目や評価に対して気を使う様子を表現する言葉となっています。そのため、他者との関わりにおいて慎重であることを示す際に用いられることが多いです。

語源 fid
信頼
More
語源 ent
〜な性質の
More

diffidentの類語・関連語

  • shyという単語は、人前に出るのが苦手で、引っ込み思案な様子を表します。自信がないため、他の人と話すことをためらう状態です。例えば、「She is shy about speaking in class.(彼女は授業で話すのが恥ずかしい)」のように使います。
  • timidという単語は、内気さや怖がりの性質を強調し、特に新しい状況に対して恐れや不安を持つ状態を指します。例えば、「The timid child hid behind his mother.(その内気な子供は母の後ろに隠れた)」のように使います。
  • reservedという単語は、自分の感情や考えを表に出さず、控えめな態度を持つことを示します。人と関わる際にあまり自分を出さない様子です。例えば、「She is reserved and doesn't share her thoughts easily.(彼女は控えめで、自分の思いを簡単には話さない)」のように使います。
  • introvertedという単語は、他人と過ごすことよりも、一人でいることを好む性格を示します。内向的な人は社交的な場面を避けることがあります。例えば、「He is introverted and enjoys reading alone.(彼は内向的で、一人で読書するのが好きです)」のように使います。
  • bashfulという単語は、特に他人の視線や注意を意識して恥ずかしく思う様子を強調します。日本語の「恥ずかしがり屋」に似たニュアンスです。例えば、「The bashful boy blushed when praised.(その恥ずかしがり屋の男の子は褒められて顔を赤らめた)」のように使います。


diffidentの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : shy

単語shyは、他人との接触や注目を避けることが多い性格を表します。通常、内向的であり、恥ずかしがり屋であることを指し、社交的な場面で自分を表現するのが苦手な状態を示します。例えば、新しい環境や人々の前で緊張したり、話し始めるのが難しいと感じる人が当てはまります。
一方で、単語diffidentは、自己評価が低いことや自信のなさを強調するニュアンスがあります。shyが単に社交的な場面での不安や緊張を表すのに対し、diffidentは自分の意見や能力を表現することに対する躊躇やためらいを含んでいます。たとえば、shyな人は友達の前では話せるが、大勢の前では無口になることが多いのに対し、diffidentな人は、たとえ信頼できる友人の前でも自分の意見を言うのをためらうことがあります。このように、両者は似たような状況で使われることがあるものの、diffidentはより深い自己不信や自信の欠如を示唆する言葉です。
She felt shy when she was asked to speak in front of the class.
彼女はクラスの前で話すように求められたとき、恥ずかしがり屋に感じました。
She felt diffident when she was asked to speak in front of the class.
彼女はクラスの前で話すように求められたとき、自信がなく感じました。
この文脈では、shydiffidentは置換可能ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。shyは、緊張や恥ずかしさを強調しているのに対し、diffidentは、自己評価の低さや自己表現へのためらいを強調しています。どちらも人前での自信のなさを示しますが、その理由や感情の深さは異なります。

類語・関連語 2 : timid

timid」は、自信がなく、臆病である様子を表す形容詞です。この単語は、他人の目を気にして行動に躊躇する様子や、新しいことに挑戦することができない状態を指します。特に、社交的な場面や新しい環境での不安感を強調する際に使われることが多いです。
diffident」と「timid」は、どちらも自信のなさを表す言葉ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。「diffident」は、自己評価が低く、他人に対して控えめで遠慮がちであることを強調します。つまり、他人の評価を気にするあまり自分を抑える姿勢です。一方で、「timid」は、より直接的に恐れや不安からくる行動の躊躇を示します。たとえば、timidは新しい友達を作ることを恐れる子供を描写する際に使われることが多い一方、diffidentは自分の意見を表明する際にためらう大人に適しています。このように、timidは恐怖心を、diffidentは自己評価の低さを強調する傾向があります。
He was too timid to ask the teacher for help.
彼は先生に助けを求めるのがあまりにも臆病だった。
He was too diffident to ask the teacher for help.
彼は先生に助けを求めるのがあまりにも控えめだった。
この文脈では、timiddiffidentは互換性がありますが、それぞれが伝える印象は異なります。timidは恐れからの行動の躊躇を強調するのに対し、diffidentは自己評価の低さからくる控えめさを示します。

類語・関連語 3 : reserved

reserved」は、控えめで、内向的な性格を持つことを示します。自分の感情や考えをあまり表に出さず、他人とのコミュニケーションにおいても慎重な態度を取ることが特徴です。この単語は、特に社交的な場面であまり積極的に話さない人を指す際に使われることが多いです。
diffident」と「reserved」の違いは微妙ですが重要です。「diffident」は、自己に対する自信の欠如から来る控えめさを示すのに対し、「reserved」は性格としての内向性や、社交的な場面での控えめさを強調します。つまり、「diffident」は人前で自分を表現することに不安を感じることが多く、自己評価が低い場合に使われることが多いです。一方、「reserved」は、内向的であったり、社交的な場面での自制心を持つことを指しますが、必ずしも自己評価が低いわけではありません。ネイティブスピーカーは、相手の性格や文脈に応じてこれらの単語を使い分けることができます。
She is a reserved person who prefers to listen rather than speak in group discussions.
彼女はグループディスカッションで話すよりも聞くことを好む、控えめな人です。
She is a diffident person who prefers to listen rather than speak in group discussions.
彼女はグループディスカッションで話すよりも聞くことを好む、自信のない人です。
この文脈では、「reserved」と「diffident」の両方が自然に使われますが、それぞれの意味合いは異なります。「reserved」は単に内向的な性格を指し、「diffident」はより自己評価の低い不安な性格を示します。

類語・関連語 4 : introverted

introverted」は、内向的であり、他人との交流よりも自分の内面に重きを置く性格を指します。社交的な場面での緊張感を感じることが多く、個人の活動や一人の時間を好む傾向があります。内向的な人は、友人と過ごすよりも、一人で読書や趣味に没頭することを楽しむことが多いです。
diffident」は、自己に対する自信の欠如から来る内気さや控えめさを表します。つまり、diffidentな人は、自分の意見を主張することや他人と対話することに対してためらいを感じることが多いのです。一方で、introvertedな人は、社交が苦手であっても、自分の意見を持っていることが多いです。ネイティブは、diffidentを使うとき、特に自信のなさや不安を強調したい時に選ぶことが多く、逆にintrovertedは、社交の快適さや好みを表現するために使われます。
She is quite introverted and prefers to spend her weekends reading alone at home.
彼女はかなり内向的で、週末は一人で家で読書をすることを好みます。
He feels diffident when he has to speak in front of a large audience.
彼は大勢の前で話さなければならない時、自信がないと感じます。
この例文では、introverteddiffidentは異なるニュアンスで使われています。introvertedは自分の時間を大切にする性格を表し、diffidentは他人との交流に対する不安を示しています。したがって、置換はできません。

類語・関連語 5 : bashful

単語bashfulは、恥ずかしがり屋で内気な様子を表現します。特に他人の注目を浴びることに対して不安や恐れを感じる際に使われることが多いです。子供が新しい環境で恥ずかしがっている様子や、初対面の人に対して緊張している状態を表すのに適しています。
単語diffidentも内気さを表しますが、より自信のなさや自己評価の低さに焦点を当てています。bashfulは、主に他者の視線を気にすることから来る恥ずかしさを示すのに対し、diffidentは自分の能力や価値に対する疑念からくる控えめさを強調します。たとえば、bashfulな人は新しい友達の前でシャイになることが多いですが、diffidentな人は自分の意見を言うのが難しい場合が多いです。英語ネイティブはこの二つの言葉を使い分け、状況に応じた微妙なニュアンスを理解しています。
The bashful girl hesitated to speak in front of the class.
その恥ずかしがり屋の女の子は、クラスの前で話すのをためらった。
The diffident girl hesitated to speak in front of the class.
その自信のない女の子は、クラスの前で話すのをためらった。
この文脈では、bashfuldiffidentが互換性があります。どちらも「ためらう」という行動が共通しており、恥ずかしさや自信のなさが影響している状況を表しています。
The bashful child hid behind his mother when meeting new people.
その恥ずかしがり屋の子供は、新しい人たちに会うときに母親の後ろに隠れた。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

diffidentのいろいろな使用例

形容詞

1. 謙虚さを示す

自信の欠如を表す

この分類では、自己評価が低く、他人に対して控えめな態度を示す場合の使用に焦点を当てます。diffidentという単語は、自己信頼が欠けている状況を暗示します。
She was diffident when presenting her ideas in front of the team.
彼女はチームの前で自分のアイデアを発表するとき、diffidentでした。
  • diffident in public speaking - 公の場での自信がない
  • diffident about opinions - 意見に対して自信がない
  • feel diffident when introduced - 紹介されたときに気後れする
  • remain diffident in conversations - 会話中も控えめでいる
  • appear diffident during interviews - インタビュー中に控えめに見える
  • act diffidently in groups - グループ内で控えめに行動する
  • sound diffident when asked - 質問されたときに気後れして言う

他者への配慮

この分類では、他者の目を気にし、遠慮がちな態度を持つことに関連する使用法を示します。diffidentな行動は、他人に対する配慮に見える場合があります。
His diffident demeanor made others feel comfortable around him.
彼のdiffidentな振る舞いは、他の人を安心させました。
  • diffident in expressing feelings - 感情を表現する際の遠慮
  • remain diffident towards strangers - 知らない人に対して控えめでいる
  • show diffident respect - 遠慮を示す尊敬
  • keep a diffident tone - 控えめな口調を保つ
  • exhibit diffident behavior - 遠慮がちな行動を示す
  • maintain a diffident stance - 控えめな立場を維持する
  • avoid attention due to being diffident - diffidentのために関心を避ける

2. 自信の欠如を暗示する

社交的な場面での緊張

この分類では、社交的な場面での自信の欠如や緊張感を表現する方法に焦点を当てます。社交的な状況でのdiffidentさは、特に初対面の人と接する際に顕著です。
He felt diffident at the social gathering, unsure of how to interact.
彼は社交的な集まりでdiffidentに感じ、どのように交流すればよいかわからなかった。
  • feel diffident at parties - パーティーで気後れする
  • act diffident around new people - 新しい人々の前で控えめに振る舞う
  • be diffident in group settings - グループでの環境で控えめになる
  • express diffident body language - 控えめなボディランゲージを表す
  • seem diffident in new environments - 新しい環境で気後れしているように見える
  • remain diffident during discussions - 議論中も控えめでいる
  • adopt a diffident style - 控えめなスタイルを採用する

職場での自信の不足

この分類では、職場におけるdiffidentさ、特に意見を述べることに対する不安を述べます。この状況下では、自己主張が苦手なことが強調されます。
Her diffident nature made it hard for her to voice her ideas in meetings.
彼女のdiffidentな性格は、会議で自分のアイデアを声に出すことを難しくした。
  • be diffident in team meetings - チームミーティングで控えめでいる
  • appear diffident during presentations - プレゼンテーション中に控えめに見える
  • struggle with being diffident at work - 仕事で控えめでいるのに苦労する
  • experience diffident moments in discussions - ディスカッションで控えめな瞬間を経験する
  • find it hard to be diffident - 控えめでいるのが難しいと感じる
  • let diffident feelings affect performance - 控えめな感情がパフォーマンスに影響する
  • deal with difident colleagues - diffidentな同僚と接する

英英和

  • lacking self-confidence; "stood in the doorway diffident and abashed"; "problems that call for bold not timid responses"; "a very unsure young man"自信がないさま臆病
    例:stood in the doorway diffident and abashed 戸口に遠慮がちに赤面して立っていた
  • showing modest reserve; "she was diffident when offering a comment on the professor's lecture"控えめな蓄えを示すさま控え目
    例:She was diffident when offering a comment on the professor's lecture. 教授の講演にコメントを言うとき、彼女は遠慮がちだった。