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designateの意味・覚え方・発音

designate

【動】 示す、指摘する

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/ˈdɛzɪɡ.nət/

designateの意味・説明

designateという単語は「指定する」や「任命する」を意味します。この単語は主に、特定の人物や物事を特定の役割や目的に割り当てるときに使います。たとえば、特定の職務に人を選ぶ場合や、特定の名称をある物に与えるときなどです。

designateは多義的で、異なる文脈でさまざまなニュアンスを持ちます。例えば、誰かが特定の地位に「任命される」とき、その人物を指してdesignateを使います。また、特定の場所や物に名前やマークを付けるときにも用いられます。一般的には、「件名」や「目印」としての意味が強調されます。

この語はフォーマルな場面でよく使われますが、カジュアルな場面でも聞かれることがあります。「designate」は他の名詞や動詞と組み合わせて使うことができるため、さまざまな表現を作る柔軟性があります。特に法律やビジネスの文脈で、その用語は頻繁に見られます。

designateの基本例文

The yellow star on the map designates the capital city.
地図上の黄色い星印が首都を示しています。
Please designate your preferred seat number when you make the reservation.
予約の際は希望する座席番号を指定してください。

designateの意味と概念

動詞

1. 指定する

この意味では、特定の人や物に名前や役職を与えることを指します。例えば、ある役職に誰かを指名する場合などです。指定は、公式な場面や組織でよく使われる言葉で、責任や役割が明確にされる意味合いを持ちます。
The committee decided to designate Sarah as the team leader for the project.
委員会は、プロジェクトのチームリーダーにサラを指定することに決めました。

2. 指示する

この意味は、特定の場所や方向などを示すことを指します。この用途は、特に案内や位置を明確にする際に用いられます。特定の地点や対象物を指示することで、何かを理解しやすくする役割があります。
The map designates the location of the historic building.
地図は、その歴史的な建物の場所を指示しています。

3. 事前に決める

この場合、何かをあらかじめ決定することを指します。特に計画や方針を決める際に重要な意味を持つ言葉で、未来の行動に対しての指針を与える役割があります。
The organization designated next year's conference to be held in Tokyo.
その組織は、来年の会議を東京で行うことを事前に決定しました。

形容詞

1. 指名されたが未就任

この意味では、「designate」は正式に選ばれたが、まだその役職に就いていない人を指します。この用法は、特定のポジションに対する事前の選任や、次期リーダー候補を示す際に使われます。例えば、次期大統領候補や次のマネージャーといった文脈でも見ることができます。
The designate president will take office next month.
次期大統領は来月就任する予定です。

designateの覚え方:語源

designateの語源は、ラテン語の「designare」に由来しています。この言葉は「de-(離れて)」と「signare(示す、印をつける)」という2つの部分から構成されています。「designare」は元々、「特定のものを示す」という意味を持っていました。中世ラテン語を経て、古フランス語の「designier」に取り入れられ、最終的に英語の「designate」となりました。

この単語は、特定の人や物、役割を明確に指定することを指すようになりました。つまり、「designate」は、何かを特定して認識させたり、指名したりする行為を表現する言葉です。現代英語では、ある職務や役割に任命する際に頻繁に使用され、法的文脈や公式な場面でも見られる言葉となっています。

語源 de
下に、 完全に
More
語源 sign
語源 sig
印、 しるす
More
語源 ate
語源 ati
~にする、 ~になる
More

designateの類語・関連語

  • appointという単語は、特定の役割や職務に正式に指名することを意味します。"He was appointed as manager."(彼はマネージャーに指名された)のように使います。
  • nominateという単語は、提案することを意味します。主に賞や職位の候補を選ぶ際に使われます。"She was nominated for an award."(彼女は賞にノミネートされた)のように用います。
  • assignという単語は、特定の仕事や任務を決めて与えることを意味します。"They assigned him to the project."(彼はそのプロジェクトに割り当てられた)のように使います。
  • labelという単語は、物事に名前やタグを付けることを意味します。具体的な項目を示すために使います。"Please label the jars clearly."(瓶に明確にラベルを付けてください)のように使います。


designateの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : appoint

単語appointは、特定の役職や任務に人を選ぶことを意味します。一般的に、公式または正式な文脈で使われ、特定の職務を持つ人を指定する際に用いられます。たとえば、組織のリーダーや委員会のメンバーを選ぶ際に使われることが多いです。
単語designateも「指定する」という意味を持ちますが、ニュアンスが少し異なります。designateは、何かを特定の目的のために指定することを強調し、必ずしもその人がその役職に就いているわけではなく、将来的にそうなることを示す場合もあります。一方で、appointは、実際にその役職に就くことを前提としています。このため、appointはより正式な任命を意味し、designateは単にその人が選ばれたことを示す場合が多いです。ネイティブスピーカーは、この微妙な違いを理解して使い分けています。
The board decided to appoint her as the new manager.
取締役会は彼女を新しいマネージャーに任命することを決定しました。
The board decided to designate her as the new manager.
取締役会は彼女を新しいマネージャーに指定することを決定しました。
この文脈では、appointdesignateは互換性がありますが、appointは正式な任命を強調し、実際にその役職に就くことを意味します。一方で、designateは選ばれたことを示すだけで、必ずしもその役職に就くことを意味しない場合があります。

類語・関連語 2 : nominate

nominate」は「指名する」「推薦する」という意味を持ち、特に何かの役割や職務に対して人を選ぶときに使われます。選考や投票のプロセスにおいて、候補者を挙げる際によく使用される単語です。例えば、アワードや選挙の際に誰かを推薦する場合に使われます。
designate」は「指定する」という意味を持ち、特定の役割や任務を与えることを表します。一般に、公式な文脈や状況で使われることが多いです。例えば、特定の場所や時間、役職などを明確に示す際に使用されます。両者の違いは、nominateは選ばれる側の人物を指すのに対し、designateはその人物に役割を与える行為を強調します。
The committee will nominate a new member during the meeting.
委員会は会議中に新しいメンバーを指名します。
The committee will designate a new member during the meeting.
委員会は会議中に新しいメンバーを指定します。
この文脈では、「nominate」と「designate」は互換性がありますが、微妙なニュアンスの違いがあります。「nominate」は、特定の人を選ぶ行為に焦点を当てており、選考プロセスの一部として使われることが多いです。それに対して、「designate」は、その人が選ばれた後に、その役割を正式に与える行為を強調します。
She was chosen to nominate the candidates for the award.
彼女は賞の候補者を推薦するために選ばれました。

類語・関連語 3 : assign

単語assignは、特定の役割やタスクを誰かに与えることを意味します。これは、仕事や責任を割り当てる場合に使われ、一般的には任務や役割を決めてその人に与えるニュアンスがあります。例えば、プロジェクトのメンバーに役割をassignする場合が該当します。
単語designateassignは、どちらも「与える」や「指定する」という意味がありますが、使われる文脈に違いがあります。designateは、特定の人や物に対して公式に名前や役割を与えることを強調する言葉です。例えば、特定の役職や役割を「指定する」時に使われます。一方で、assignは、実際にタスクや仕事を誰かに与える際に使われることが多く、より日常的な場面で使われることが多いです。また、designateは公式な場面や書類上での表現として頻繁に使用されるのに対し、assignは日常的な会話や実務的なタスクにおいて使われる傾向があります。
The manager will assign roles to the team members for the project.
マネージャーはプロジェクトのためにチームメンバーに役割をassignします。
The manager will designate roles for the team members for the project.
マネージャーはプロジェクトのためにチームメンバーに役割をdesignateします。
この例文では、assigndesignateは置換可能ですが、ニュアンスが異なります。assignはタスクを実際に割り当てることに重点が置かれていますが、designateは役割を公式に指定することを強調しています。

類語・関連語 4 : label

label」は、物や情報に名前や識別を与えるための言葉やシールを指します。特に、何かを分類したり識別するために使われることが多いです。例えば、商品に貼るシールや、データの項目名などが「label」の一例です。
designate」と「label」の主な違いは、使われる文脈とニュアンスにあります。「designate」は、特定の目的や役割のために正式に選ばれることを意味し、通常は人や場所に関するものに用いられます。一方、「label」は、物や情報を識別するための名前やタグを意味し、より具体的な物理的存在やデータ項目に関わることが多いです。また、「designate」は、しばしば公式なプロセスや決定を伴い、よりフォーマルな印象があります。対して、「label」は、日常的に使われる言葉で、よりカジュアルな場面でも使うことができます。ネイティブスピーカーは、これらの違いを意識しながら、文脈に応じて使い分けています。
The teacher will label the students according to their skill levels.
教師は、生徒をスキルレベルに応じて「ラベル」付けるでしょう。
The teacher will designate the students according to their skill levels.
教師は、生徒をスキルレベルに応じて「指定」するでしょう。
この例文では、「label」と「designate」は置き換え可能ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。「label」は、スキルレベルを示すタグやシールのような意味合いが強く、「designate」は、正式にそのグループに選ばれるという意味合いが強調されています。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

designateのいろいろな使用例

動詞

1. 指名・任命する

役職・地位への任命

designate という単語は、人を特定の役職や地位に任命する、指名する際に使用されます。正式な手続きや決定を伴う場合が多く、特に組織や制度における公式な任命を表現する際に用いられます。
The board has designated Sarah as the new CEO of the company.
取締役会はサラを新しい会社のCEOに任命した。
  • designate a successor - 後継者を指名する
  • designate a representative - 代表者を指名する
  • designate a spokesperson - 広報担当者を指名する
  • designate as chairman - 議長として指名する
  • designate an heir - 相続人を指名する

2. 指定・特定する

場所や用途の指定

designate という単語は、特定の場所や用途を指定する、定める際に使用されます。法的な文脈や公式な計画において、特定の目的のために場所や区域を割り当てる場合によく使われます。
The city council has designated this area as a historical district.
市議会はこの地域を歴史地区に指定した。
  • designate a parking area - 駐車場を指定する
  • designate as protected land - 保護地域として指定する
  • designate smoking zones - 喫煙区域を指定する
  • designate meeting spaces - 会議スペースを指定する
  • designate wildlife sanctuary - 野生動物保護区を指定する

3. 名付ける・命名する

名称や呼称の付与

designate という単語は、物事に対して正式な名称や呼び方を与える際に使用されます。特に公式な文脈で、特定の名称や分類を定める場合に用いられます。
Scientists designated this new species as Homo floresiensis.
科学者たちはこの新種をホモ・フロレシエンシスと命名した。
  • designate by name - 名称で指定する
  • designate as official - 公式として指定する
  • designate a category - 分類を指定する
  • designate a term - 用語を指定する
  • designate a title - 称号を指定する

形容詞

1. 指名されたが、まだ就任していない

指名された後任者・候補者

designate という単語は、正式に選ばれたり指名されたりしているものの、まだ正式に職務や役職に就いていない人や物事を表現する際に使用されます。特に、次期職務者や後任者を示す場合によく使われます。
The president-designate will assume office next month after the current president retires.
次期大統領は、現職の大統領が退任した後、来月就任する予定です。
  • president-designate - 次期大統領
  • chairman-designate - 次期会長
  • director-designate - 次期取締役
  • ambassador-designate - 次期大使
  • successor-designate - 指名された後継者
  • CEO-designate - 次期最高経営責任者
  • dean-designate - 次期学部長
  • professor-designate - 次期教授
  • leader-designate - 次期指導者
  • minister-designate - 次期大臣
  • governor-designate - 次期知事
  • manager-designate - 次期管理者
  • principal-designate - 次期校長
  • bishop-designate - 次期司教
  • heir-designate - 指名された相続人

英英和

  • assign a name or title to名前かタイトルを割り当てる命名
  • design or destine; "She was intended to become the director"設計するか、予定する意図
  • give an assignment to (a person) to a post, or assign a task to (a person)(人)を職に配置する、あるいは(人)に仕事を割り当てる配賦
  • decree or designate beforehand; "She was destined to become a great pianist"あらかじめ命じるか、指定する運命付ける
  • indicate a place, direction, person, or thing; either spatially or figuratively; "I showed the customer the glove section"; "He pointed to the empty parking space"; "he indicated his opponents"場所、方向、人、または物事を指す見せる

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