descantのいろいろな使用例
名詞
1. 主旋律に加えられる装飾的な伴奏
音楽用語としての装飾旋律
descantという単語は、音楽において主旋律の上に加えられる装飾的な伴奏や対旋律を指します。特に中世や宗教音楽において、即興的に演奏される上声部の旋律を表現する際によく使用されます。声楽や器楽において、基本となる旋律に華やかさや豊かさを加える役割を果たします。
The choir performed a beautiful descant over the traditional hymn melody.
聖歌隊は伝統的な賛美歌の旋律の上に美しいデスカントを歌いました。
The soprano added an improvised descant to the final verse.
ソプラノは最後の節に即興のデスカントを加えました。
- melodic descant - 旋律的な装飾音
- improvised descant - 即興の装飾旋律
- choral descant - 合唱のデスカント
- flowing descant - 流れるような装飾旋律
- soprano descant - ソプラノのデスカント
- medieval descant - 中世のデスカント
- ornamental descant - 装飾的なデスカント
- harmonious descant - 調和のとれたデスカント
- sacred descant - 宗教的なデスカント
- vocal descant - 声楽のデスカント
動詞
1. 歌声を変化させて歌う
音域を変えて歌う
descantという単語は、主に音楽の文脈で、主旋律に対して高音部で装飾的な旋律を歌うことを指します。また、ヨーデル風に声を変化させて歌うことも意味します。専門的な音楽用語として使われることが多く、クラシック音楽やコーラスの分野でよく用いられます。
The soprano began to descant beautifully over the main melody.
ソプラノが主旋律の上で美しく装飾的な旋律を歌い始めた。
- descant over melody - 主旋律の上で装飾的に歌う
- descant harmoniously - 調和的に装飾旋律を歌う
- descant sweetly - 甘く装飾的に歌う
- descant like birds - 鳥のように高音で歌う
- descant in soprano - ソプラノで装飾旋律を歌う
2. 長々と話す
特定の話題について詳しく語る
descantという単語は、特定の話題について熱心に、あるいは詳細に長く話すことを意味します。特に、話者が強い関心を持っている主題について話す場合によく使用されます。時には、いささか冗長に話すというニュアンスを含むこともあります。
He would descant for hours on the history of jazz music.
彼はジャズ音楽の歴史について何時間も長々と話すのだった。
- descant on politics - 政治について長々と語る
- descant about art - 芸術について詳しく話す
- descant endlessly - 延々と話し続ける
- descant passionately - 情熱的に語る
- descant at length - 長々と論じる