サイトマップ 
 
 

dearthの意味・覚え方・発音

dearth

【名】 不足

この単語はもう覚えましたか?
YES
NO
学習記録を保存するにはログインしてください

dearthの意味・説明

dearthという単語は「不足」や「欠乏」を意味します。この単語は、特に必要なものや望ましいものが極端に少ない状況を表す際に使われます。たとえば、資源や情報の不足といった文脈で使用されることが多いです。

この語は、主に経済や社会問題に関連する文脈で使われます。たとえば、食料のdearthは、飢饉や供給不足の状況を指します。また、知識やスキルのdearthは、人々が成長や発展の機会を逃す原因となることがあります。このように、dearthは何かが欠乏していることを強調するために利用されます。

dearthはしばしばネガティブな意味合いを持ち、問題を指摘する際に使われます。そのため、使う際には文脈に注意が必要です。たとえば、医療や教育、経済におけるdearthは、深刻な影響を及ぼすことがあります。この単語の理解は、社会や経済の状態についての分析に役立ちます。

dearthの基本例文

There is a dearth of resources.
資源が不足している。
The drought caused a dearth of crops.
干ばつが作物の不足を引き起こした。
There is a dearth of information about the subject.
その話題に関する情報が不足しています。

dearthの意味と概念

名詞

1. 不足

'dearth' は「不足」という意味があり、特にあるもの、例えば食料や資源、ごく重要なものが足りない状態を指します。この語は、数量が望ましいレベルに達していないことを強調する際に使われることが多いです。特定の状況での深刻な欠如を示すため、ビジネスや経済に関する話題でよく使われます。
There is a dearth of clean drinking water in many developing countries.
多くの開発途上国では清潔な飲料水が不足している。

2. 欠乏

'dearth' は「欠乏」としても使われ、特定の資源やサービスが非常に限られていることを指します。これは、医療、教育、職業機会などの分野でも当てはまり、社会的な問題や課題を示す際に非常に重要な表現です。特に政策や研究の文脈で使用されることが多いです。
The dearth of job opportunities has led to increased unemployment rates.
雇用機会の欠乏が失業率の増加を招いている。

dearthの覚え方:語源

dearthの語源は、古英語の「deore」に由来しています。この「deore」は「高価な」や「貴重な」という意味を持っており、古いゲルマン語にも関連しています。さらに遡ると、印欧祖語の「doru-」に辿り着くことができ、こちらは「珍しい」や「希少な」という意味を持っていたとされています。

dearthは一般的に「不足」や「欠乏」を指す言葉として用いられ、特に食料や資源が足りない状態を表現する際に使われます。この語の歴史的背景には、貴重なものが少ないために高価になるという考え方が影響を与えています。したがって、dearthは単なる不足を示すだけでなく、その不足が持つ物価や価値との関係をも含意しています。このように、語源を知ることで、言葉の意味の深さや使い方についての理解が深まります。

dearthの類語・関連語

  • scarcityという単語は、資源や物が限られている状態を表します。dearthよりも具体的に不足しているものに焦点を当てています。例えば、"water scarcity"(水不足)は特定の資源の不足を示します。
  • lackという単語は、必要なものが全く存在しない状態を示します。dearthは不足を示すが、lackは存在しないことに重点を置きます。例えば、"lack of evidence"(証拠の欠如)は証拠が全く無いことを強調します。
  • insufficiencyという単語は、必要な量が足りないことを指します。dearthは不足のニュアンスですが、insufficiencyは量が不足していることを強調しています。例えば、"insufficiency of funds"(資金の不足)は資金が足りないことを示します。
  • deficiencyという単語は、必要なものや成分が欠けている状態を示します。dearthは全体の不足を示し、deficiencyは特定の要素の欠如に焦点を当てています。例えば、"nutritional deficiency"(栄養不足)は特定の栄養素が足りていないことを表します。
  • paucityという単語は、数や量が非常に少ないことを示します。dearthは一般的な不足ですが、paucityは少なさに特に注目しており、ニュアンスが微妙に異なります。例えば、"paucity of data"(データの乏しさ)はデータが非常に少ないことを強調します。


dearthの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : scarcity

「scarcity」は、物や資源が不足している状態を指します。この言葉は、特に必要なものが十分に存在しない場合に使われ、経済学などの分野でよく見られます。たとえば、食糧の不足や水の不足といった状況で使われることが多く、日常会話でも広く使われます。
一方で、dearthも不足や欠乏を表す言葉ですが、ニュアンスに若干の違いがあります。dearthは、特定の物や資源が極端に欠けている状態を強調する場合に使われることが多いです。特に、重要なものや価値のあるものが不足しているときに使われることが多く、「scarcity」よりも強い印象を与えます。例えば、ある地域で特定の医療サービスがない場合、そこにはそのサービスのdearthがあると言えます。このように、両者は似た意味を持ちながらも、使用される文脈や強調される側面に違いがあります。
There is a scarcity of fresh water in many parts of the world.
世界の多くの地域で新鮮な水が不足しています。
There is a dearth of fresh water in many parts of the world.
世界の多くの地域で新鮮な水が極端に不足しています。
この文脈では、scarcitydearthは置換可能ですが、それぞれの語が持つニュアンスの違いに注意が必要です。scarcityは一般的な不足を示し、dearthはより深刻な欠乏を強調します。

類語・関連語 2 : lack

単語lackは「欠如」や「不足」を意味し、何かが必要な量や程度に満たない状態を表します。一般的に日常会話や文章で頻繁に使われる単語で、具体的な物や経験に対して使われることが多いです。例えば、資源やスキル、時間に対する不足を指し、人々の感情や状況を表現する際にも用いられます。
一方、単語dearthも「不足」を意味しますが、より文学的でフォーマルな響きを持ちます。特に、大きな欠乏や深刻な不足を強調する際に使われることが多いです。例えば、食糧や資源の深刻な不足を表す際に適しています。ネイティブスピーカーは、lackを日常的な会話で使う一方、dearthは報告書や文学的な文脈で使う傾向があります。つまり、lackはよりカジュアルで、dearthは特に深刻な不足を強調する際に選ばれることが多いです。
There is a lack of clean water in many developing countries.
多くの発展途上国では清潔な水が不足しています。
There is a dearth of clean water in many developing countries.
多くの発展途上国では清潔な水が深刻に不足しています。
この文脈では、lackdearthは相互に置き換え可能ですが、dearthを使うことで不足の深刻さが強調されています。

類語・関連語 3 : insufficiency

insufficiency」は、必要な量や質が不足している状態を指します。特に、物質的なものに限らず、情報やリソース、人材などが足りないといった幅広い状況に使われます。この言葉は、あるものが十分でないというニュアンスを強調し、その結果として何かがうまく機能しないことを示唆することが多いです。
dearth」と「insufficiency」は、どちらも「不足」を意味しますが、ニュアンスには違いがあります。「dearth」は、特にある特定のものが著しく不足している状態を指し、しばしば深刻な影響を伴います。例えば、食料の不足や資源の欠乏など、特定の問題に直面している状況を示します。一方で「insufficiency」は、一般的な不足を表し、必要な基準に満たない状態を広く指し示します。したがって、ネイティブスピーカーは、深刻な不足を強調したい場合には「dearth」を使い、より一般的な不足を指す時には「insufficiency」を選ぶ傾向があります。
There was an insufficiency of food during the famine.
飢饉の間、食料の不足があった。
There was a dearth of food during the famine.
飢饉の間、食料の不足があった。
この文脈では、「insufficiency」と「dearth」は置換可能です。両方の単語が食料の不足を表しており、深刻さや影響を強調する点で似ています。

類語・関連語 4 : deficiency

単語deficiencyは、何かが不足している状態や欠乏を意味します。特に、必要なものが不足していることを強調する際に使われ、健康や資源、知識などの文脈でよく見られます。例えば、栄養素の不足や情報の欠如など、具体的なものに対して用いることが多いです。
一方で、単語dearthも「不足」や「欠如」を指しますが、より抽象的で、一般的には量や種類が非常に少ないことを示します。例えば、ある特定の資源や供給の不足を語る際に使われることが多いです。ネイティブスピーカーは、具体的なものが不足している場合にはdeficiencyを、より広範囲で抽象的な不足についてはdearthを使用する傾向があります。したがって、両者は似たような意味を持ちながらも、使われる文脈やニュアンスには明確な違いがあります。
The patient was diagnosed with a vitamin D deficiency.
その患者はビタミンDの不足と診断されました。
The region is facing a serious dearth of medical supplies.
その地域は医療用品の不足に直面しています。
この例からもわかるように、deficiencyは具体的な不足を指すのに対し、dearthはより広範囲な不足を示しています。したがって、文脈によって使い分ける必要があります。
A lack of funding led to a serious deficiency in educational resources.
資金の不足が教育資源の深刻な欠乏を引き起こしました。

類語・関連語 5 : paucity

paucity」は「不足」や「欠乏」を意味し、特に量や数が少ない状態を示します。この単語は抽象的な概念やデータ、リソースに使われることが多く、何かが十分に存在しないことを強調する際に用いられます。
dearth」と「paucity」は似た意味を持つため混同されがちですが、微妙なニュアンスの違いがあります。「dearth」は特に深刻な不足を強調する言葉であり、時には物理的な存在の欠如を示すことが多いです。一方、「paucity」はより一般的で、量や数が少ない状態を示しますが、必ずしもその不足が極端なものであるとは限りません。また、「paucity」はしばしば統計やデータに関連する文脈で使用されることが多く、よりフォーマルな響きを持つため、研究や報告書などで頻繁に見られます。
There is a paucity of evidence to support this theory.
この理論を支持する証拠は不足している。
There is a dearth of evidence to support this theory.
この理論を支持する証拠は極端に不足している。
この文脈では、「paucity」と「dearth」は互換性がありますが、「paucity」は一般的な不足を示し、「dearth」はより深刻な不足を示すことに注意が必要です。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

dearthのいろいろな使用例

名詞

1. 不足、不十分

物の量に関する不足

dearthは、特定の物やリソースの不足を特指する際に使用されます。この場合、数や量が通常期待される水準を下回っている状態を示します。
The dearth of fresh water in the region has caused serious health issues.
この地域の淡水の不足は深刻な健康問題を引き起こしています。
  • dearth of resources - リソースの不足
  • dearth of information - 情報の不足
  • dearth of services - サービスの不足
  • dearth of expertise - 専門知識の不足
  • dearth of opportunities - 機会の不足
  • dearth of candidates - 候補者の不足
  • dearth of supplies - 供給の不足
  • dearth of knowledge - 知識の不足
  • dearth of evidence - 証拠の不足
  • dearth of assistance - 支援の不足

存在に関する不足

このカテゴリでは、何かが存在しない、または非常に限られている状態を指します。これは主に抽象的な概念に多く使用されます。
The dearth of creativity in the project has led to uninspired results.
このプロジェクトにおける創造性の不足は、平凡な結果を招いています。
  • dearth of variety - 多様性の不足
  • dearth of talent - タレントの不足
  • dearth of innovation - イノベーションの不足
  • dearth of diversity - 多様性の不足
  • dearth of passion - 情熱の不足
  • dearth of vision - ビジョンの不足
  • dearth of motivation - モチベーションの不足
  • dearth of leadership - リーダーシップの不足
  • dearth of support - 支援の不足
  • dearth of skills - スキルの不足

2. 知識、情報に関する不足

知識の不足

知識や情報に関連する場合、dearthは特定の知識が不十分である状態を示します。この状態は、教育や理解の欠如から生じることがあります。
The dearth of historical knowledge among students is concerning.
学生の間での歴史的知識の不足は懸念されています。
  • dearth of education - 教育の不足
  • dearth of research - 研究の不足
  • dearth of data - データの不足
  • dearth of literacy - 読み書き能力の不足
  • dearth of studies - 研究の不足
  • dearth of training - 訓練の不足
  • dearth of awareness - 認識の不足
  • dearth of evidence - 証拠の不足
  • dearth of understanding - 理解の不足
  • dearth of insight - 洞察の不足

情報の不足

特定の状況や問題に対する情報が不足している状態を指します。この不足は意思決定や問題解決に障害をもたらすことがあります。
The dearth of reliable information hampered the decision-making process.
信頼できる情報の不足が意思決定プロセスを妨げました。
  • dearth of communication - コミュニケーションの不足
  • dearth of guidance - 指導の不足
  • dearth of feedback - フィードバックの不足
  • dearth of resources - 資源の不足
  • dearth of reports - 報告の不足
  • dearth of clarity - 明確さの不足
  • dearth of support - 支援の不足
  • dearth of collaboration - 協力の不足
  • dearth of articles - 記事の不足
  • dearth of reference - 参考の不足

英英和

  • an acute insufficiency深刻な不足闕乏
  • an insufficient quantity or number不十分な量や数欠乏