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cobaltの意味・覚え方・発音

cobalt

【名】 コバルト

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cobaltの意味・説明

cobaltという単語は「コバルト」や「青色金属」を意味します。コバルトは化学元素であり、記号はCoで原子番号は27です。金属の一種であり、主に銀白色で強い光沢を持っています。この金属は多くの合金や化合物を作るために使用され、高い耐熱性や耐磨耗性を特長としています。たとえば, コバルトはバッテリー、特にリチウムイオンバッテリーにおいて重要な材料です。

この金属の色は特徴的で、美しい青色の化合物を作ることから、染料や顔料としても利用されます。コバルトの青色は歴史的に非常に人気があり、多くの絵画や陶器に使われてきました。このように、コバルトは科学、工業、芸術の分野で広く重視されています。

さらに、コバルトは生物においても重要な役割を果たします。特定の微量元素として、動物の体内でビタミンB12の構成成分として利用されます。このため、コバルトは栄養学的にも注目されており、特に動物の健康に関わる分野での研究が進められています。以上のように、cobaltという単語は、化学的な性質から生物学的な重要性まで、幅広い意味を持っています。

cobaltの基本例文

Cobalt is used in the production of alloys.
コバルトは合金の製造に使用されます。
Cobalt poisoning can cause respiratory problems.
コバルト中毒は呼吸器の問題を引き起こす可能性があります。
The blue color of the sky is due to the presence of cobalt.
空の青い色は、コバルトの存在によるものです。

cobaltの意味と概念

名詞

1. 金属元素

コバルトは、銀白色で硬く、強い磁性を持つ金属元素です。主に工業用に利用され、電池の材料や耐食性の合金にも使われています。また、少量ながら植物や動物の栄養にも不可欠な微量元素です。
Cobalt is used as a crucial component in rechargeable batteries.
コバルトは充電式バッテリーの重要な成分として利用されています。

2. 微量元素

コバルトは、植物や動物にとって必要な微量元素の一つです。特にビタミンB12の合成に関与し、体の正常な機能を維持するために欠かせない存在です。適切な摂取がなければ、貧血や神経障害の原因となることもあります。
Cobalt is essential for the production of vitamin B12 in the body.
コバルトは体内でビタミンB12を合成するために不可欠です。

cobaltの覚え方:語源

cobaltの語源は、ドイツ語の「Kobalt」または「Kobold」に由来しています。「Kobold」は、鉱山に住むとされる小人や精霊の名前で、鉱夫たちにとっては悪運をもたらす存在と見なされていました。彼らは、貴重な金属を求めて掘り進む際に、この精霊によって惑わされることがあると信じられていたため、鉱石から有用な金属を取り出すのが困難でした。

実際にcobaltを含む鉱石は、当初は他の金属と結びついており、鉱夫たちが労力をかけて掘ったにもかかわらず、利益を得ることができないことが多かったのです。このような背景から、「Kobalt」という言葉は、危険や不運を象徴するものとして使われるようになり、最終的にはcobaltとして英語に取り入れられました。この語源には、鉱山作業の厳しさや、自然に対する人々の恐れと不安が反映されています。

cobaltの類語・関連語

  • blueという単語は、色の一つで青を指します。コバルトブルーと呼ばれる鮮やかな青色があります。例えば、'The sky is blue.'(空は青い。)のように使います。
  • azureという単語は、青空を連想させる色で、少し明るさが加わった青です。しばしば晴れた日の空の色を表現する際に使います。例えば、'The azure sea sparkled.'(澄んだ青い海がきらめいた。)と言えます。
  • navyという単語は、濃い青色の一種で、特に海軍の制服の色を指します。主にフォーマルな文脈で使われることが多いです。例えば、'She wore a navy dress.'(彼女はネイビーのドレスを着ていた。)のように使います。
  • tealという単語は、青と緑が混ざった色で、落ち着いた印象を与えます。デザインやファッションでよく使われます。例えば、'The walls are painted in teal.'(壁はティール色に塗られている。)のように言います。
  • cyanという単語は、青緑色で、明るくはっきりした色合いです。デジタルデザインや印刷でよく見られる色です。例えば、'The logo is designed in cyan.'(そのロゴはシアン色でデザインされている。)と表現します。


cobaltの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : blue

blue」は、青色を指す一般的な言葉で、空や海の色、感情の表現など、さまざまな文脈で使われます。この単語は、色の名前としてだけでなく、比喩的な表現(例:blue mood)でも頻繁に使用されます。特に、親しみやすさと柔軟性を持つ言葉であり、日常会話から文学作品まで幅広く使用されるため、多くのシチュエーションでの利用が可能です。
一方で「cobalt」は、特定の青色を指す言葉で、特にコバルトという金属の色に由来します。この色は、深く鮮やかな青色であり、工業やアートの分野で特に重要視されています。ネイティブスピーカーは、「blue」を使うことで、一般的な青色を指すのに対し、「cobalt」はその青色の一種であり、特定のニュアンスを持つことを理解しています。たとえば、絵画やデザインの分野では、色の正確なトーンを指定するために「cobalt」がより好まれます。言い換えれば、「cobalt」はより専門的で具体的な文脈で使われ、「blue」はより広範囲に使われる言葉と言えます。
The sky was a beautiful blue today.
今日は空が美しいでした。
The sky was a beautiful cobalt today.
今日は空が美しいコバルト色でした。
この文脈では、bluecobalt はお互いに置換可能です。どちらの単語も空の色を表していますが、cobalt はより具体的で、鮮やかさを強調しています。

類語・関連語 2 : azure

azure」は明るい青色を指し、特に晴れた空の色を表現する際によく使われます。この単語は、豊かな青のニュアンスを持ち、他の青色の単語よりも軽やかで洗練された印象を与えます。例えば、絵画やデザインにおいては、azureは特に鮮やかな青を表現するのに適しています。
一方、cobaltは特定の金属から得られる深い青色を指します。これはより濃厚で重厚感のある色合いで、工業的な文脈や色素、絵具などに使われることが多いです。ネイティブスピーカーは、azureを使うときは空や水の明るい色を連想し、cobaltを使うときはより強い色調や金属的な特性を意識します。このため、両者は異なる文脈で使われ、置き換えができる場面は限られています。
The sky was a brilliant azure blue.
空は鮮やかなアジュールの青だった。
The artist chose a deep cobalt blue for the ocean.
そのアーティストは海のために深いコバルトの青を選んだ。
この文脈では、azurecobaltは色の明るさや濃さによって使い分けられています。空の色を表現する際には一般的にazureが適し、深みのある色調を求める場合はcobaltが使われるため、自然に使い分けられています。

類語・関連語 3 : navy

単語navyは、濃紺色を指し、特に海軍の制服に使われる色で知られています。色合いとしては深い青みを帯びた色で、落ち着いた印象を与えることから、ファッションやデザインでも人気があります。
一方、単語cobaltは、コバルトという金属から得られる鮮やかな青色を指します。色としては、より明るく鮮やかな印象を持ち、絵画や陶磁器などでしばしば使用されます。ネイティブスピーカーは、navyは主に服やインテリアなどの落ち着いた場面で使用されるのに対し、cobaltはより明るく活発な印象を与える色として、アートや装飾品に好まれる傾向があります。
The walls of the room were painted in a deep navy color, creating a calming atmosphere.
その部屋の壁は、深いネイビーの色で塗られており、落ち着いた雰囲気を作り出していました。
The walls of the room were painted in a vibrant cobalt color, adding a lively touch to the space.
その部屋の壁は、鮮やかなコバルトの色で塗られており、空間に活気あるタッチを加えていました。
この2つの例文では、navycobaltがそれぞれ異なる印象を与えています。前者は落ち着いた雰囲気を醸し出し、後者は明るく元気な印象を与えていますので、文脈に応じて使い分けることが重要です。

類語・関連語 4 : teal

teal」は、青みがかった緑色を指す言葉で、特に青色と緑色が混ざった鮮やかな色合いを表現します。一般的には、ビジュアルデザインやファッションなど、色彩に関連する文脈でよく使用されます。
cobalt」は、鮮やかな青色を指し、特に金属コバルトから得られる色合いを意味します。どちらも青系の色ですが、tealは緑色の要素が強く、cobaltは純粋な青色に近いです。ネイティブスピーカーは、色のニュアンスや用途に応じてこれらの単語を使い分けます。例えば、インテリアデザインでは、tealが柔らかい印象を与えることが多く、cobaltはより強い存在感を持ちます。
The living room was painted in a beautiful shade of teal.
リビングルームは美しい色合いのティールに塗られていました。
The living room was painted in a beautiful shade of cobalt.
リビングルームは美しい色合いのコバルトに塗られていました。
この文の場合、tealcobaltは異なる印象を与えますが、どちらも自然な使い方です。tealは柔らかく落ち着いた印象を、cobaltは鮮やかで大胆な印象を与えるため、文脈によって選択されます。

類語・関連語 5 : cyan

単語cyanは、青緑色を指す言葉で、特に絵画やデザインにおいてよく使われます。色のスペクトルの中で、青と緑の中間に位置する色合いです。印刷業界では、色の4原色の一つとしても知られています。一般的には、明るく鮮やかなトーンで、視覚的なインパクトが強い色です。
対してcobaltは、主に金属の名として知られていますが、色としても使用されることがあります。特にcobaltブルーと呼ばれる鮮やかな青色が有名です。cyanが青緑色であるのに対し、cobaltはより青に寄った色合いです。ネイティブスピーカーは、色の微妙な違いを意識して使い分けます。cyanは特にデザインや印刷に関連する場合に使われることが多く、cobaltは美術や工芸、特に陶器や絵画などの分野で価値を持つことが多いです。
The artist decided to use cyan for the background of the painting to create a vibrant atmosphere.
そのアーティストは、絵画の背景にシアンを使うことに決めて、活気のある雰囲気を作り出しました。
The artist decided to use cobalt for the background of the painting to create a vibrant atmosphere.
そのアーティストは、絵画の背景にコバルトを使うことに決めて、活気のある雰囲気を作り出しました。
この文脈では、cyancobaltは色の選択として使われており、両方の単語が自然に置き換え可能です。しかし、色の印象は異なるため、具体的な作品や意図によって、選ばれる色が変わることがあります。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

cobaltのいろいろな使用例

名詞

1. 金属元素としての意味

硬くて強い金属

cobaltは、銀白色で硬い金属であり、強い磁性を持っているため、様々な用途に利用されています。特に、合金や電池の材料として重要です。
Cobalt is a hard, silver-white metal and is used in various applications, especially in alloys and batteries.
cobaltは硬く銀白色の金属で、合金や電池の用途で重要です。
  • cobalt alloy - コバルト合金
  • cobalt battery - コバルト電池
  • cobalt production - コバルト生産
  • cobalt mining - コバルト採鉱
  • cobalt blue - コバルトブルー
  • cobalt supply - コバルト供給
  • cobalt coating - コバルトコーティング
  • cobalt production cost - コバルト生産コスト
  • cobalt metal - コバルト金属
  • cobalt processing - コバルト加工

栄養素

cobaltは植物や動物にとって微量元素であり、特にビタミンB12の重要な成分です。栄養素としての役割も見逃せません。
Cobalt is a trace element for plants and animals and is a vital component of vitamin B12.
cobaltは植物や動物の栄養素として欠かせない要素です。
  • cobalt in nutrition - 栄養におけるコバルト
  • cobalt deficiency - コバルト欠乏
  • cobalt supplements - コバルトサプリメント
  • cobalt sources - コバルトの供給源
  • cobalt for health - 健康のためのコバルト
  • cobalt requirement - コバルト必要量
  • cobalt role - コバルトの役割
  • cobalt absorption - コバルト吸収
  • cobalt metabolism - コバルト代謝
  • cobalt and vitamins - コバルトとビタミン

2. 化学、工業的な用途

工業材料

cobaltは、さまざまな工業製品に使用される重要な材料です。特に高温や腐食に強いため、電子機器や切削工具などに重宝されています。
Cobalt is an essential material used in various industrial products, especially valued for its resistance to high temperatures and corrosion.
cobaltは高温や腐食に強いため、工業用素材として重要です。
  • cobalt tools - コバルト工具
  • cobalt alloy steel - コバルト合金鋼
  • cobalt catalysts - コバルト触媒
  • cobalt pigments - コバルト顔料
  • cobalt-based materials - コバルト系材料
  • cobalt for electronics - 電子機器用コバルト
  • cobalt-resistant materials - コバルト耐性材料
  • cobalt in batteries - バッテリーにおけるコバルト
  • cobalt for aerospace - 航空宇宙用コバルト
  • cobalt in energy storage - エネルギー貯蔵のコバルト

環境影響

cobaltの採取や使用には環境への影響も伴います。持続可能な方法での利用が求められています。
The extraction and use of cobalt come with environmental impacts. Sustainable practices for its use are required.
cobaltの採取には環境への配慮が必要です。
  • cobalt environmental impact - コバルトの環境影響
  • sustainable cobalt mining - 持続可能なコバルト採鉱
  • cobalt recycling - コバルトリサイクル
  • cobalt regulations - コバルトの規制
  • responsible cobalt sourcing - 責任あるコバルト調達
  • cobalt supply chain - コバルト供給チェーン
  • eco-friendly cobalt - 環境に優しいコバルト
  • cobalt mining practices - コバルト採鉱の実践
  • cobalt emissions - コバルト排出
  • cobalt and sustainability - コバルトと持続可能性

英英和

  • a hard ferromagnetic silver-white bivalent or trivalent metallic element; a trace element in plant and animal nutrition硬質で強磁性の銀白色の2価または3価の金属元素コバルト