blank chequeの意味・説明
blank chequeという単語は「白紙の小切手」や「自由に使える権限」を意味します。この表現は、特に金融やビジネスの文脈でよく使用されます。白紙の小切手は、署名だけが記入された状態の小切手で、受取人が金額を自由に記入できるため、完全に信頼されていることを示しています。これは、相手に大きな権限を与える状況を象徴しています。
さらに、blank chequeは比喩的にも使われ、誰かに無限の可能性や自由を与えることを指す場合もあります。例えば、あるプロジェクトや取り組みに対して、必要な資金や資源を全て提供することが明言されると、その状況を「blank cheque」を与えると表現することがあります。これは信頼と責任の強調を意味し、相手に期待される行動や結果に直接関連しています。
この表現は、金融だけでなく、政治や業務の文脈でも活用されます。たとえば、政府が特定の事業に無制限の資金を提供することを言ったり、上司が部下に自由にプロジェクトを進めるように指示する際にも用いられます。このように、blank chequeはさまざまな状況での信頼や権限の授与を示す重要なフレーズです。
blank chequeの基本例文
She gave him a blank cheque to use for any emergency expenses.
彼女は、緊急の出費に使うための空白の小切手を彼に渡した。
He signed a blank cheque for his friend, showing his trust in their friendship.
彼は友達に対する信頼を示すために、空白の小切手にサインをした。
The company issued a blank cheque for the project, allowing the team to use any necessary resources.
その会社はプロジェクトのために空白の小切手を発行し、チームが必要なリソースを使用できるようにした。
blank chequeの覚え方：語源
「blank cheque」の語源は、英語で「白紙の小切手」という意味です。この表現は、19世紀の英国の商業活動に由来しています。当時、ビジネスの取引で小切手を使うことが一般的で、小切手には金額を書くための空欄が設けられていました。取引相手が信用できる場合、発行者は小切手の金額の部分を空白にしたまま相手に渡すことがありました。このようにして、相手はその小切手に適切な金額を記入して、自由に使うことができました。
この概念から、何かを無制限に許可すること、または特定の条件なしに権限を与えることを示す表現として「blank cheque」が使われるようになりました。現在では、特に資金や権限の無制限な使用を意味する比喩的な表現として広く使われています。このため、「blank cheque」は信頼の象徴でもあり、権限を与える行為のメタファーとしても機能します。