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beの意味・覚え方・発音

be

【動】 ~である

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beの意味・説明

beという単語は、英語で「存在する」や「である」という意味を持つ基本的な動詞です。これは「am」、「is」、「are」といった形に変化します。たとえば、"I am a student"(私は学生です)では「am」が使われています。「is」は三人称単数の主語に使われ、"She is happy"(彼女は幸せです)と言います。「are」は複数形や二人称に使われ、"They are friends"(彼らは友達です)という文に見られます。

このように、beは人や物の状態、特徴、存在を示す際に使われ、とても重要な役割を果たします。例えば、"The sky is blue"(空は青いです)や、"We are tired"(私たちは疲れています)など、様々な形で使われます。be動詞は、日常的なコミュニケーションや基本的な文を作るために欠かせない単語です。

beの基本例文

Be quiet, please.
静かにしてください。
She hopes to be rich.
彼女は金持ちになりたいと望んでいる
She will be a doctor someday.
彼女はいつか医者になるでしょう。

beの使い方、かんたんガイド

be動詞とは?

be動詞」は英語の文法において最も基本的で重要な動詞です。文の中で「~である」「~です」「~にいる」などの意味を表し、英語の文の骨格を作る役割を持っています。be動詞には以下のような特徴があります:

  1. 形の変化: 「be」は他の動詞と異なり、主語や時制によって「am」「is」「are」「was」「were」「been」「being」などの形に変化します。これは英語の動詞の中でも特に不規則な変化をするものです。

  2. 2つの役割: be動詞は、主動詞(「~である」という意味を持つ)としても、補助動詞(進行形や受動態を作る)としても使われます。

  3. 否定文・疑問文の作り方: 一般動詞とは異なり、be動詞は否定文では直後に「not」を置き、疑問文では文頭に出すだけで作ることができます。

  4. あらゆる時制で使用: 現在形、過去形、未来形、完了形など、あらゆる時制で使われる基本的な動詞です。

be動詞は英語学習の最初の段階で学ぶ重要な文法要素であり、英会話や英作文の基礎となります。以下の章では、be動詞の様々な使い方や表現について詳しく説明していきます。


1. 動詞「be」の基本的な使い方(~である・~です)

be」は、「~である」「~です」という意味の最も基本的な動詞です。英語の文の中心となる重要な役割を持ちます。主語によって形が変化します。

I am a student.
私は学生です。
She is happy.
彼女は幸せです。
They are at home.
彼らは家にいます。

2. 「be」の現在形(am/is/are)

be」の現在形は主語によって「am」「is」「are」に変化します。

I am busy now.
私は今忙しいです。
He/She/It is ready.
彼/彼女/それは準備ができています。
We/You/They are late.
私たち/あなた/彼らは遅れています。

3. 「be」の過去形(was/were)

be」の過去形は主語によって「was」「were」に変化します。

I/He/She/It was tired yesterday.
私/彼/彼女/それは昨日疲れていました。
We/You/They were at the party last night.
私たち/あなた/彼らは昨夜パーティーにいました。

4. 「be」の否定形(am not/is not/are not)

be」の否定形は、後ろに「not」を付けて作ります。「is not」は「isn't」、「are not」は「aren't」と短縮形でよく使われます。

I am not hungry.
私はお腹が空いていません。
She is not (isn't) interested in sports.
彼女はスポーツに興味がありません。
They are not (aren't) from Japan.
彼らは日本出身ではありません。

5. 「be」の疑問形(Am I?/Is he?/Are they?)

be」の疑問形は、「be」を文の先頭に持ってくることで作ります。

Am I late?
私は遅れていますか?
Is she your sister?
彼女はあなたの姉妹ですか?
Are they coming to the party?
彼らはパーティーに来ますか?

6. 「be」の未来形(will be

be」の未来形は「will be」で表します。すべての主語で同じ形を使います。

I will be 20 years old next month.
私は来月20歳になります。
She will be a doctor someday.
彼女はいつか医者になるでしょう。
We will be there at 7 o'clock.
私たちは7時にそこにいるでしょう。

7. 「be」の現在完了形(have been/has been)

be」の現在完了形は「have been」または「has been」で表します。主語が三人称単数(he/she/it)の場合は「has been」を使います。

I have been sick for three days.
私は3日間病気です。
She has been in London since last year.
彼女は去年からロンドンにいます。
They have been married for 10 years.
彼らは10年間結婚しています。

8. 「be」の進行形を作る役割(be + -ing)

be」は進行形を作る重要な役割も持ちます。「be + 動詞の-ing形」で、動作が進行中であることを表します。

I am studying English.
私は英語を勉強しています。
She is watching TV now.
彼女は今テレビを見ています。
They were playing soccer yesterday.
彼らは昨日サッカーをしていました。

9. 「be」の受動態を作る役割(be + 過去分詞)

be」は受動態を作るためにも使われます。「be + 動詞の過去分詞」で、動作を受ける側に焦点を当てます。

This letter was written by my father.
この手紙は私の父によって書かれました。
English is spoken in many countries.
英語は多くの国で話されています。
The building will be completed next year.
その建物は来年完成される予定です。

10. 「be going to」の形(~するつもり)

be going to」の形で、「~するつもり」という意味になります。未来の予定や意図を表します。

I am going to study abroad next year.
私は来年留学するつもりです。
She is going to buy a new car.
彼女は新しい車を買うつもりです。
They are going to get married in June.
彼らは6月に結婚する予定です。

11. 「be able to」の形(~することができる)

be able to」の形で、「~することができる」という意味になります。能力や可能性を表します。

I am able to speak three languages.
私は3つの言語を話すことができます。
She will be able to drive after she gets her license.
彼女は免許を取った後、運転できるようになるでしょう。
They weren't able to come to the meeting yesterday.
彼らは昨日会議に来ることができませんでした。

12. 「be supposed to」の形(~するはずだ)

be supposed to」の形で、「~するはずだ」「~することになっている」という意味になります。期待や義務を表します。

I am supposed to meet him at 5 o'clock.
私は5時に彼に会うことになっています。
She is supposed to call me when she arrives.
彼女は到着したら私に電話するはずです。
We are not supposed to use phones in class.
私たちは授業中に電話を使ってはいけないことになっています。

13. 「be about to」の形(まさに~しようとしている)

be about to」の形で、「まさに~しようとしている」という意味になります。直後に起こる行動を表します。

I was about to leave when the phone rang.
電話が鳴った時、私はちょうど出かけようとしていました。
The movie is about to start.
映画はまさに始まろうとしています。
They were about to give up when help arrived.
助けが来た時、彼らはちょうどあきらめようとしていました。

14. 「be + 形容詞」の一般的な表現

be」の後には様々な形容詞が来て、状態や感情を表現します。

I am happy to see you.
あなたに会えて嬉しいです。
She is afraid of spiders.
彼女はクモを怖がっています。
They were surprised by the news.
彼らはそのニュースに驚きました。

15. 命令形「be」(~であれ)

be」の命令形は、そのまま「be」を使います。相手に何かになるように命令や勧告をします。

Be quiet, please.
静かにしてください。
Be careful on your way home.
帰り道で気をつけてください。
Don't be late for the meeting.
会議に遅れないでください。

16. 「be」の仮定法(If I were...)

be」は仮定法でも使われ、現実とは異なる仮定を表現します。この場合、一人称・三人称単数でも「were」を使うのが正式です(ただし口語では「was」も使われます)。

If I were you, I would apologize.
もし私があなたの立場なら、謝ります。
I wish I were taller.
もっと背が高ければいいのに。
She acts as if she were the boss.
彼女はまるで自分が上司であるかのように振る舞います。

まとめ

(品詞別の用法)

用法 意味 例文
be(動詞) ~である・~です It is cold.

(現在形)

主語 be動詞の形 例文
I am I am happy.
He/She/It is She is smart.
We/You/They are They are here.

(過去形)

主語 be動詞の形 例文
I/He/She/It was I was busy.
We/You/They were We were tired.

(重要な表現)

用法 意味 例文
be + -ing 進行形 I am working.
be + 過去分詞 受動態 It was made in Japan.
will be 未来形 I will be there.
have/has been 現在完了形 I have been here before.

(慣用表現)

用法 意味 例文
be going to ~するつもり I am going to study.
be able to ~できる She is able to swim.
be supposed to ~するはずだ You are supposed to call.
be about to まさに~しようとしている We are about to leave.
If I were... もし~なら(仮定法) If I were rich...

be」は英語で最も基本的で重要な動詞です。「~である」「~です」という意味の他に、進行形や受動態を作る補助動詞としても使われます。主語や時制によって形が変化し、「am」「is」「are」「was」「were」などの形をとります。「be going to」「be able to」「be supposed to」など、様々な表現の一部としても使われます。「be」の使い方をマスターすることは、英語学習の基礎として非常に重要です。

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